6月6日〜8月9日に開催されたB.LEAGUE U18 REGIONAL LEAGUEに参戦したU18川崎ブレイブサンダース。
振り分けられた東地区は、千葉ジェッツや東京サンロッカーズなど強豪がひしめくリーグ。このリーグで2位以内、もしくは3位で上位リーグ出場決定戦を勝ち抜けば、秋から開催される全国リーグ、B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUEへの参加が決まります。
2024年、2025年と、決定戦までは進出するものの、最後の最後で僅差の敗戦となり、ELITE LEAGUEへの参加は果たせていません。悲願となっているELITE LEAGUE進出へ向けたU18川崎ブレイブサンダースの戦いを、観戦した7月20日、8月1日、8月2日を中心にレポートします。
リーグ初戦となった7月11日、川崎の相手はいきなりの強豪、東京サンロッカーズ。
序盤からペースを握られると、2qに大きくスコアを離されてしまいます。4qに盛り返す時間もありましたが、大きく開いた差は埋められず敗戦となりました。
連日の試合となったアルティーリ千葉戦には快勝、越谷アルファーズ戦は序盤は競り合いになったものの、3qで引き離したリードを守って連勝を飾りました。
折り返しとなった7月20日の埼玉ブロンコス戦。スターターは7 戸川颯琉、11 高橋秀成、19 石井大輝、24 竹井陽向、41 ハイレマリヤム・ガブリエルゲッツ。
序盤から川崎のオフェンスが爆発します。2年生ながらキャプテンを務める11 高橋秀成の3ptやファストブレイク、ビッグマン41 ハイレマリヤム・ガブリエルゲッツのペイント内でのスコア、24 竹井陽向のドライブ、更には7 戸川颯琉のドライブからのキックアウトパスを受けた19 石井大輝の3ptなどで28-10といきなり大きなリードを作ります。
2qも勢いは留まらず。28 飯嶋紫悠のウイングからの3ptやガブリエルゲッツのペイント内での粘りからキックアウトパスをクイックヒッターで決めきった戸川の3pt、13 菊野享悟のフローター、21 栗山泰青のエンドラインドライブからのレイアップなどで埼玉を更に引き離し、前半を51-22とします。
後半は再びスターティング5に戻し、引き締め直し。ここでも竹井の3pt、ガブリエルゲッツのゴール下での奮闘、高橋の3ptなどでスコアを引き離していきます。川崎は早々にベンチメンバーを多く投入。42 石川翔梧がミドルドライブからのフローターで得点すると、12 大谷漣がスティールから独走し、ディフェンス2人をかわしてファストブレイクを完成。更には25 清水楓のファストブレイクからのレイアップなども決まります。
最終の4q、川崎は変わらずベンチメンバーが奮闘します。栗山がペイント内で粘ってゴールへねじ込むと、立て続けにミドルドライブから加点。石川のテクニカルなエンドラインドライブ、10 鈴木琉生の3pt、9 日野逸翔のゴール下、20 山﨑晴馬の3ptなども決まり、最終的には100点ゲームでの勝利となりました。
この試合、川崎は全員出場、全員得点を達成。出場時間が20分を超える選手もおらず、うまくタイムシェアもでき、完勝と言える内容で勝利。3勝1敗で後半戦に臨むこととなりました。










この時点で3勝1敗の3位のU18川崎ブレイブサンダース。全勝の千葉ジェッツ、東京サンロッカーズを追いかけます。
8月1日の対戦相手は首位タイの千葉ジェッツ。ここで勝って、ELITE LEAGUEへの進出を手繰り寄せたいところ。
スターターは7 戸川颯琉、11 高橋秀成、19 石井大輝、28 飯嶋紫悠、41 ハイレマリヤム・ガブリエルゲッツ。埼玉戦から1人の変更となりました。
試合序盤は競り合いの展開に。川崎は千葉に先行を許すものの、28 飯嶋紫悠のドライブや7 戸川颯琉の3ptで食らいつくと、早々に2ファウルでベンチへ下がった11 高橋秀成に代わって投入された13 菊野享悟がディフェンスで奮闘。千葉のオフェンスに翻弄されず、いいディフェンスでラインアウトを誘うなど、流れを相手に渡しません。4分、川崎は戸川のブロックショットからのファストブレイクが決まり、更にこれにファウルがあってバスケットカウント。フリースローも決まって11-9と逆転に成功します。しかしそれも束の間。ここから千葉のオフェンスが目を覚まし、3pt、ファストブレイク、クオリティの高いゴール下への侵入などで崩され、終わってみれば17-27と大きく離されてしまいます。
立て直しを図りたい2q、41 ハイレマリヤム・ガブリエルゲッツのパワーを見せたゴール下でなんとか食らいつくと、高橋のミドルドライブからのゴール下で加点。戸川のスティールから高橋の1on1での得点など、スコアを縮めていきます。しかし千葉の取ったタイムアウト後から、再び押し返されます。連続で失点を重ねると、一桁だった点差は一気に14点に。ガブリエルゲッツのゴール下での粘り、高橋のタフショットなどでなんとか食らいつきますが、それでもじわじわと点差を離され、31-44で前半を終えます。
後半、序盤から千葉のエンジンが止まりません。開始4分で10得点を許すと、川崎がタイムアウトを要求。この間、川崎は戸川のジャンプショット、ファストブレイクで高橋から戸川、最後は石井と繋いで決めた4得点のみ。打開を図ります。そこからはお互いに点を取り合う展開となり、49-66で3qを終えます。
最終の4q、川崎はガブリエルゲッツのスティールが連続で成功するなど、守備面でいい雰囲気を出していきます。ガブリエルゲッツのフリースロー、戸川からガブリエルゲッツへのプレゼントパスからの得点などで点差を詰めていきます。しかし千葉もすぐに立て直し、点差が縮まりません。3分、3ptシュートへのファウルを受けた24 竹井陽向がフリースローを3本沈め、直後にファストブレイクからの得点で加点するも、千葉も得点が途切れず、最終的には66-88での敗戦となりました。
食らいつく川崎を何度も振り払った千葉の地力が勝ったという試合でした。





前日の敗戦で3勝2敗となったU18川崎ブレイブサンダース。残り2試合で連勝しなければ、3位以内に入るのが難しくなりました。
この日の初戦はアースフレンズ東京Z。スターターは前日と同じく、7 戸川颯琉、11 高橋秀成、19 石井大輝、28 飯嶋紫悠、41 ハイレマリヤム・ガブリエルゲッツ。
試合は序盤から川崎が主導権を握ります。19 石井大輝のロブパスから41 ハイレマリヤム・ガブリエルゲッツがゴール下で押し込んで先制すると、11 高橋秀成とのコンビネーションから7 戸川颯琉がドライブで加点。高橋の3ptは外れますが、リバウンドを獲得したガブリエルゲッツがセカンドチャンスを決めきります。石井の3pt、28 飯嶋紫悠のスティールからのレイアップなどで、開始4分で15-4と東京Zを突き放します。1q後半からは早くもベンチメンバーが出場。21 栗山泰青と25 清水楓の合わせからの得点、42 石川翔梧のフリースローなどで加点し、終わってみれば31-12の大差を付けた1qとなりました。
2qは東京Zが盛り返します。8分までに連続得点で点差を縮められてしまいます。しかしここからは落ち着きを取り戻した川崎のペース。ガブリエルゲッツがエンドラインドライブで得点すると、高橋が自陣でのディフェンスリバウンドからコースト・トゥ・コーストでレイアップを決めきり、更にこれにファウルがありバスケットカウント。フリースローも決まって3点プレーを完成。6分にはガブリエルゲッツがトップの位置から3ptを決め、縦横無尽の活躍を見せます。
2分には清水の3pt、13 菊野享悟のスティールから12 大谷漣のファストブレイクが決まるなどして、前半を55-33で終えます。
後半も流れは変わらず。川崎はまたもガブリエルゲッツの3ptが決まると、戸川と高橋の合わせで加点、飯嶋のいい守備からスティールなどで攻勢に。この試合でスティールが冴え渡った清水はこのクォーターでもスティールからファストブレイクを成功させます。3qが終わり、スコアは84-41。大きく開きました。
最終クォーター、川崎は攻撃の手を緩めません。10 鈴木琉生の3ptでスコアを伸ばすと、栗山のドライブで加点。石川からコーナーで待ち構える22 上重寛太へのキックアウトパスがスムーズに決まり、3ptを射抜く。更に鈴木のスティールから清水がファストブレイクを決めきって100点を突破。最終局面でも清水と20 山﨑晴馬の合わせから得点するなど、最後まで攻め続け、終わってみれば113-48。この日まず1勝を手にしました。








REGIONAL LEAGUE 東地区最終戦、アルバルク東京戦。この試合に勝てば3位がほぼ確定することになります。
スターターは同じく、7 戸川颯琉、11 高橋秀成、19 石井大輝、28 飯嶋紫悠、41 ハイレマリヤム・ガブリエルゲッツ。
試合序盤、両チームともシュートが決まらずロースコアの展開に。3分の時点で9-10。ここから両チームとも調子を取り戻し、スリリングな展開に。川崎は11 高橋秀成が右ウイングから3ptを決めてリードを奪うと、13 菊野享悟、高橋のフリースローでリードを広げます。しかし東京もフリースローやドライブなどで粘り、このクォーターは21-17となりました。
2q、川崎の集中力が増していきます。まずは高橋のフリースローでリードを広げると、7 戸川颯琉から41 ハイレマリヤム・ガブリエルゲッツへのゴール下での合わせ、戸川のドライブなどで加点します。3分には高橋から28 飯嶋紫悠へのゴール下での合わせで加点し36点。更にガブリエルゲッツがローポストでの1on1を制してスコアを伸ばすと、戸川のドライブ、菊野のスティールからのファストブレイクなどで加点。49-34と、このクォーターで11点差を広げ、前半を終えました。
後半、試合が大きく展開します。
川崎は19 石井大輝のフリースローを皮切りに、高橋のドライブ、飯嶋のディフェンスでのハッスル、戸川のスティールから高橋のファストブレイク、高橋の3ptなど、16点のラン。更に24 竹井陽向の3pt、石井のファストブレイクなどで加点を重ね、終わってみれば72-40と、大きく東京を引き離しました。
最終クォーター、東京も調子を取り戻し、点を取り合う展開に。川崎は21 栗山泰青の3ptでスコアを伸ばすと、25 清水楓から12 大谷漣への絶妙なアシストで加点。終盤にも大谷のドライブで加点するなどして、最終的には93-55と大勝となりました。
U18川崎ブレイブサンダースはREGIONAL LEAGUE 東地区 全日程を終えて、5勝2敗。8月9日に行われた他の試合の結果、3位となりB.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE 出場決定戦へ進むこととなりました(日程は以下の通り)。
2026/08/28(金)18:00 vs バンビシャス奈良U18 ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)
2026/08/29(土)13:00 vs 長崎ヴェルカU18 ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館) (前日の試合に勝てば)
この2試合を勝ち抜けば、悲願のELITE LEAGUE出場となります。直近2年で苦杯をなめてきた決定戦。悔しさを知っているからこそ、今年は勝ち抜けるはず。
すべてを賭けて戦う選手たちの後押しをしていきましょう!







2026/07/11(土)京王アリーナTOKYO
川崎-東京SR
1q 13-23
2q 7-25
3q 16-22
4q 23-19
合計 59-89
2026/07/12(日)京王アリーナTOKYO
川崎-A千葉
1q 24-6
2q 19-11
3q 23-3
4q 26-17
合計 92-37
2026/07/12(日)京王アリーナTOKYO
越谷-川崎
1q 17-18
2q 26-26
3q 13-26
4q 18-15
合計 74-85
2026/07/20(月・祝)駒沢オリンピック公園屋内球技場
埼玉-川崎
1q 10-28
2q 12-23
3q 20-30
4q 15-20
合計 57-101
2026/08/01(土)カルッツかわさき
千葉J-川崎
1q 27-17
2q 17-14
3q 22-18
4q 22-17
合計 88-66
2026/08/02(日)カルッツかわさき
東京Z-川崎
1q 12-31
2q 21-24
3q 8-29
4q 7-29
合計 48-113
2026/08/02(日)カルッツかわさき
川崎-A東京
1q 21-17
2q 28-17
3q 23-6
4q 21-15
合計 93-55
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