10月29日は、Anker フロンタウン生田へ。
埼玉県杉戸町を拠点に活動するFC LAVIDAと大阪府堺市のRIP ACE SCが中心となって、U-14年代の大会、LIGA CAMUFULAR(カモフラ)が新設され、川崎フロンターレU-15生田も出場することに。FC LAVIDA、RIP ACE SC、刈谷ジュニアユース、清水エスパルスジュニアユース、ガンバ大阪ジュニアユースの5クラブと対戦することになりました。この日はフロンターレ生田にとって、LIGA CAMUFLARの初戦。清水エスパルスジュニアユースと対戦しました。
【川崎フロンターレU-15生田(2年) LIGA CAMOFLAR vs 清水エスパルス】
10月29日(日) 午後0時半キックオフ Anker フロンタウン生田 Nebula Field 晴れ 35分ハーフ
フロンターレ生田の先発は、GK45荒井隆成、最終ラインは右から26小田浩資、27笹倉拓真、25坂井暉絃、28田中瑛登、ボランチは37武内勇人、32加藤昊、右MF35渡部真己、左MF43木村風斗、前線にはキャプテンの42全天海、44西川航雅。
清水の先発は、GK41山田竜之介、最終ラインは右から33髙田拓海、38品竹友哉、39杉山巧真、36久保山蓮命、ボランチは27栗田紅之亮、28佐野丈梓、右MF36山崎瑛晴、左MF河波飛和、前線には40杉山拓海、30宇山蒼介。
好天に恵まれたAnker フロンタウン生田は、気温も上がり、Tシャツ1枚でも過ごせるような快適な陽気に。フロンターレ生田も、清水も、多くの両チームの選手の家族らが集まり、見守る中、キックオフのときを迎えました。
立ち上がり、ゴールに迫るのは清水。ラインを高め、うまく裏を突くパスからチャンスを創出。2分には、左サイド、背後を取った河波が高い位置へ。そのパスに、エリア左、抜け出した宇山がシュート。ニアをとらえますが、荒井が好セーブ。
さらに3分には、正面、再びうまく間でおさめた宇山が枠をとらえたシュート。しかし、ここでも荒井が素晴らしい反応を見せ、阻んでいきます。
なかなか前に出られないフロンターレ生田に対し、高い位置、うまく間でつなげ、ゴールに迫ってくる清水。
4分には、中盤に寄った山崎から右へ展開すると、髙田が高い位置からクロス。世間度ボールを拾い、左サイドから持ち込むと、エリア左、抜け出した河波がシュート。しかし、ここでも荒井がセーブ。
左コーナーキックとなり、清水は河波の右足からボールがエリア内へ入りますが、坂井がシュートはブロック。こぼれ球を拾った山崎が、エリア正面でシュートを打ちますが、力が入ったのか、枠はとらえられず。
なかなか前に出られなかったフロンターレ生田も、清水がつないでいこうとするところ、前から連動してプレス。田中がカットし、全や木村も加わり、左サイドから持ち込んでいきますが、清水の守りが阻んでいきます。
清水は、下がり目に宇山も下り、最終ラインの品竹や杉山巧真とかかわって、ボールを動かし、右サイド、髙田のサイドチェンジを、左サイド、高い位置で河波がおさめ、中盤の佐野へ。佐野の縦パスを、エリア外正面、うまく間で宇山がおさめますが、フロンターレ生田はコンパクトに、粘り強く対応していきます。
11分には、左サイドでのスローインの流れから河波がエリア正面へ。しかし、笹倉が粘り強く寄せていき、シュートは打たせず。
さらに清水が、宇山がおさめ、中盤の栗田がうまく間で受け、佐野もかかわって中央で動かす時間をつくりますが、フロンターレ生田も、加藤昊がうまく体を入れ、ボールをものにするなど、対抗。
全も中盤に下り、武内や加藤昊、坂井や笹倉、小田浩資がかかわってボールをつないでいき、次第に相手エリア前でもプレーする時間をつくれるようになっていきます。
15分には、田中から斜めに中盤の加藤昊にボールが入り、その縦パスに木村が左サイドからエリア正面へ。木村からエリア外正面、受けた全がミドルシュートを打ちますが、右に。
さらに加藤昊がエリア外正面でカット。正面左、全から木村とつながり、最後はエリア外正面で武内がミドルシュート。しかし上に。
直後には、木村がエリア外正面やや左でボールを奪い取り、エリア正面へ持ち込み、シュート。しかし、山田がセーブ。
得点とはなりませんでしたが、高い位置からボールを奪い、チャンスをフロンターレ生田がつくっていきます。
一方の清水も、17分には中盤でボールを奪うと、そのパスに河波がエリア左へ。河波のシュートは枠をとらえますが、荒井がセーブ。
さらに清水が右サイド、髙田、山崎を起点にボールを動かす時間をつくりますが、フロンターレ生田は木村が戻り、厳しくプレス。田中との連係からマイボールに。
エリア前にボールを入れてくる場面では、笹倉が出足よくカット。中央では加藤昊がうまく、体を入れ、ボールをものにするなどしていきます。
22分には、再び清水、杉山拓海がエリア外正面、うまく間で受け、そのパスに、宇山が右サイド、高い位置へ。鋭い切り返しから宇山はゴール前に折り返しますが、荒井がセーブ。
フロンターレ生田は全が下がり目でセカンドボールを回収。最終ラインの坂井が速いパス、笹倉はフィードを狙い、攻撃に転じようとしていきます。
23分には、全、木村、加藤昊がかかわって、左サイドでボールを回すと、縦パスを正面でおさめた西川ワンタッチではたいて、そのパスに木村がエリア左へ。しかし、ここは清水の守りに遭い、、シュートまではいけず。
一方の清水も、中盤の佐野がうまく間で受け、左へ展開。河波が受け、久保山がオーバーラップ。しかし、小田浩資がカバー。
さらに下がり目で受けた杉山拓海のパスに、河波が左サイドから正面へ抜け出そうとしますが、笹倉がカバーしていきます。
守備でいいプレーが続いていたフロンターレ生田。しかし、27分にアクシデント。坂井が負傷し、代わって36沓野楓が入り、ボランチに。渡部が左SB、田中がCBに入ります。
すると28分には清水、左サイドから崩していくと、最後は宇山のパスにエリア左へ抜け出した杉山拓海がシュート。これは再三好守を見せていた荒井も対応しきれず、0-1。
先制点は清水に入ります。
追いかける展開となったフロンターレ生田は、直後には左サイド、開いた田中が斜めに速いパス。これを下がり目でおさめた西川がスルーパスを出すと、正面やや左、木村が抜け出し、折り返し。
清水がクリアし、左コーナーキックに。
武内が右足でボールを入れると、笹倉がヘディングシュート。しかし、清水はブロック。クリアボールを拾ったフロンターレ生田は、エリア外正面、小田浩資がパス交換からエリア正面へ。
シュートは枠をとらえますが、山田がセーブ。
フロンターレ生田は、さらに右サイド、高い位置へ沓野が飛び出す動きを見せるなど、相手陣内でプレーする時間をつくり、中盤、うまく間で加藤昊や武内がカット。そこから攻撃へつなげていきます。
33分には、田中が頭で対応したボールを、正面で西川がおさめ、リターンを受けた武内はスルーパス。エリア正面へ全が抜け出しますが、山田のブロックに遭い、左コーナーキックに。
武内が右足でボールを入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレ生田は、沓野のスルーパスに、木村がエリア左へ。
しかし、清水の守りに遭い、シュートまではいけず。
清水はここで杉山拓海に代わり34竹内陽太郎。
34分には、フロンターレ生田、全が下がり目で前を向いて、スルーパス。木村がエリア正面左へ抜け出し、クロス。しかし、山田がセーブ。
前半は0-1。清水がリードして、タイムアップとなります。
フロンターレ生田は、後半GKが荒井から21植木琉斗に。
後半は開始とともに、清水が最終ラインの杉山巧真や品竹に佐野がかかわり、ピッチの左右を使う展開に。左サイド、うまく受けた河波や右サイド、山崎も中央に顔を出しながら、フロンターレ生田のエリア前に迫る時間をつくっていきます。
それでも、フロンターレ生田はコンパクトに。マイボールにすると、うまく下がり目に下りた西川が受けるなどし、最終ラインの笹倉のフィードを、武内が右サイドで競り、西川が高い位置へ飛び出そうとするなど、長いボールも交えるなどしていきます。
清水の攻めに対しては、田中が浮き球をしっかり競り、加藤昊がセカンドボールをものにするなど、次第にボールを持てるように。
渡部や木村、全が左サイドで動かし、木村が高い位置をうかがうなどしていきます。
しかし、ゴール前に迫る時間をつくるのは清水。左サイドから河波がうまく間を縫うように持ち出し、そのパスに宇山がエリア前に。ここは笹倉が対応し、シュートにはつながらせないものの、さらに中央、うまく間で竹内が受けるなど、清水がボールを持つ時間が続いていきます。
それでも、フロンターレ生田は右サイドを小田浩資がカバー。コーナーキックになっても、セカンドボールを拾い、山崎が入れてきたクロスに対して、加藤昊が全につながるようなかたちで対応。
守備から攻撃へしっかりつながるようなかたちをつくっていきます。
11分には、清水、中央へうまく持ち出した山崎のスルーパスに、竹内がエリア正面へ抜け出し、シュートは枠をとらえますが、植木がセーブ。
さらに清水が右サイドのスローインの流れから、高田がエリア外右、高い位置へ抜け出し、折り返そうとしていきますが、加藤昊が1対1の強さを見せ、ボールを奪い取る好プレー。
選手それぞれが粘り強く対応していきます。
下がり目に西川も下り、ボールを回していく清水に対して対応していくフロンターレ生田。マイボールにすると、笹倉と田中の間に加藤昊が顔を出し、沓野も加わり、ボールを動かし、浮き球のパスに西川を走らせますが、なかなかいい形で入れることができず。
一方の清水は、17分には、竹内が下がり目、間で受け、右へ展開すると、受けた山崎が正面へ。ミドルシュートを打ちますが、左に。
さらに18分には、左サイドで河波がカット。中盤の杉山や栗田が動かし、中央に顔を出した山崎につながると、山崎の縦パスを竹内がおさめ、竹内からエリア右、抜け出した河波へつながり、河波はシュート。
しかし、植木がセーブ。
フロンターレ生田も21分には、沓野の縦パスを起点に、木村が正面へ科をを出し、ボールを回していくと、加藤昊の縦パスを正面でおさめた木村はスルーパス。
エリア内へ西川が飛び出しますが、清水の守りに遭い、シュートは打てず。
さらにフロンターレ生田が、加藤昊の縦パスに、木村が左サイド、高い位置へ抜け出し、折り返したり、武内が右サイドから斜めの仕掛けを見せたりするなど、エリア近くでプレーする時間をつくり、25分には、エリア正面で全、西川が粘り、最後はエリア外正面やや右で武内がシュート。しかし、枠はとらえられず。
得点とはなりませんでしたが、フロンターレ生田も人数をかけた迫力のある攻めを見せていきます。
一方の清水も、26分には、中盤でボールを回し、右へ展開。髙田がクロスを入れると、セカンドボールを拾った山崎がエリア外正面へ。シュートは枠をとらえますが、植木がセーブ。
さらに27分には、エリア右、うまく抜け出した竹内がシュートを打ちますが、これは上に。
清水はさらに左サイドから隼ボールを入れていきますが、田中がうまくしぼって対応。最後のところでフロンターレ生田もいい対応を続けていきます。
しかし、29分、清水は山崎の縦パスを起点に、正面やや右から崩すと、最後はエリア正面、抜け出した宇山がシュート。これがきまり、0-2。
突き放したのは清水。さらに30分には、エリア正面、うまく間で受けた栗田がミドルシュート。これはバーを叩き、決まらなかったものの、清水がさらにチャンスをつくっていきます。
30分にはさらに清水、右サイドからの折り返しに、エリア正面、抜け出した佐野が枠をとらえたシュート。しかし、植木がセーブ。
フロンターレ生田も、31分には右サイドでスローインを得ると、それを受けた沓野からエリア外正面、西川に縦パスが入り、西川のパスに、全がエリア内へ飛び出しますが、清水の守りに遭い、左コーナーキックに。
左コーナーキック、武内が右足で入れたボールは清水がクリア。今度は右コーナーキックとなり、田中が左足でボールを入れると、これをしのいだ清水はカウンターに。
竹内から宇山、宇山から左サイド、河波とつながり、河波がクロスを入れると、遠いサイド、品竹が飛び込みますが、さわることはできず。
しかし、切り替えの良い攻めから清水がフロンターレ生田のゴールをおびやかす場面をつくっていきます。
清水はさらに中盤の栗田から左サイド、久保山に展開。久保山から河波とつながり、河波から中盤へボールがつながり、栗田から右へ展開。
右サイドからのパスに、宇山がエリア外正面へ。しかし、シュートは笹倉が体を張り、ブロック。いい守りを見せていきます。
しかし、36分、清水は竹内がおさめ、中央で受けた山崎のパスに、佐野がエリア内へ。フロンターレ生田はこれを阻もうとするも、防ぎきれず。
GKの植木もかわし、佐野が押し込んで、0-3。
試合はタイムアップとなり、0-3。勝利したのは清水となりました。
得点:杉山拓海、宇山蒼介、佐野丈梓(清水)
黒星発進となったフロンターレ生田。しかし、局面局面を見れば、再三守備で好プレーが出るなど、いい部分もあった試合だった、と思います。
メトロポリタンリーグなどとはまた違った、普段は対戦することのないチームとの試合を通して、どう成長していくのか。とても楽しみにしています。
フロンターレ生田の先発:45荒井隆成 26小田浩資 27笹倉拓真 25坂井暉絃 28田中瑛登 32加藤昊 27武内勇人 43木村風斗 35渡部真己 42全天海(c) 44西川航雅
交代:坂井→36沓野楓 荒井→21植木琉斗
清水の先発:41山田竜之介 33髙田拓海 38品竹友哉 39杉山巧真 36久保山蓮命 37栗田紅之亮 28佐野丈梓 36山崎瑛晴 25河波飛和 40杉山拓海 30宇山蒼介
交代:杉山拓海→竹内陽太郎
(文中敬称略)
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