GK濱﨑知康 シュート数:2
【川崎フロンターレU-18 プレミアリーグEAST第16節 vs 市立船橋高校】
10月25日(水)14時キックオフ 高円宮記念JFA夢フィールド 千葉県フットボールセンター 晴れ 156人
10月25日、川崎フロンターレU-18は延期となっていたプレミアリーグEAST 第16節 市立船橋高校との試合に臨みました。
試合前の時点でのプレミアリーグEASTの暫定順位は次の通りです。
1位:青森山田高校 勝点44 得失点差+26(試合数19)
2位:尚志高校 勝点43 得失点差+27(試合数19)
3位:川崎フロンターレU-18 勝点40 得失点差+39(試合数18)
フロンターレの残りのリーグ戦はこの日を含め4試合。
優勝するため、もう負けるわけにはいきません。
10月22日(日)の横浜F・マリノスユース戦から中2日での試合となったフロンターレ。
スターティングイレブンは横浜F・マリノスユース戦と変わらず以下のメンバーでした。
GKキャプテンの1濱﨑知康、最終ラインは右から2江原叡志、6由井航太、5土屋櫂大、4元木湊大、ボランチは25矢越幹都、10尾川丈、右MF22加治佐海、左MF11岡野一恭平、前線には14岡田泰輝、9岡崎寅太郎。
控えはGK16菊池悠斗、DF17柴田翔太郎、30林駿佑、MF7志村海里、32関德晴、FW13髙橋宗杜、18八田秀斗。
一方の市立船橋高校のスターティングイレブンは以下のメンバーでした。
GK1ギマラエスニコラス、DF3内川遼、5五耒凌空、22西大和、33井上千陽、MF7太田隼剛 (Cap.)、9秦悠月、11佐々木裕涼、21森駿人、FW29伊丹俊元、36木島慶亮。
控えはGK25庄司光輝、DF2佐藤凛音、4宮川瑛光、MF6白土典汰、8足立陽、FW10郡司璃来、15久保原心優。
前回の市立船橋高校との試合は5月7日に保土ケ谷で行われたプレミアリーグEAST第5節で、フロンターレが41分志村海里のゴールで先制し、47分に市立船橋に追いつかれるも87分に香取武のゴールで再び勝ち越し。しかし終了間際の後半アディショナルタイムに同点に追いつかれるという悔しい引き分けでした。
この日は平日の昼間のキックオフにも関わらず選手家族やサポーターが応援に駆けつけた千葉県フットボールセンター。
声出し応援が可能な会場には市立船橋高校の応援メンバーも集まり盛り上がりを見せます。
10月下旬ながら会場の気温は26℃と暑さを感じる中、アップをするフロンターレの選手たちの様子を御覧ください。
いよいよ試合開始です。
前半はフロンターレがボールを持って攻める場面が多く市立船橋高校のゴールに迫ります。
前半27分
4元木湊大→11岡野一恭平からのパスに25矢越幹都のシュートが決まりフロンターレが先制します。
前半36分
2江原叡志から10尾川丈へのパス、尾川からの浮き球に9岡崎寅太郎が頭で合わせフロンターレが2点目のゴールを決めます。
フロンターレは守備も好調で市立船橋高校のシュートを0本に抑え、前半を2-0で終えます。
ハーフタイムに練習する控えの選手たちの様子を御覧ください。
前半を2-0とリードして終えたフロンターレ。後半戦キックオフを迎えます。
市立船橋高校はハーフタイムで29伊丹俊元に代え、10郡司璃来が入りました。
郡司は8月に行われたSBSカップ国際ユースサッカーでU-18日本代表に選ばれた選手です。
この大会においてフロンターレからは尾川、トップチームの大関友翔、さらに、神田奏真(静岡学園高校、2024年フロンターレ加入内定)もU-18日本代表に選ばれていました。
59分
フリーキックを得た市立船橋高校は7太田隼剛のキックから郡司が決め1点を返します。
60分
フロンターレは14岡田泰輝に代わり、13髙橋宗杜が入ります。
76分
フロンターレはプレー中に負傷した5土屋櫂大に代わり、30林駿佑が入ります。
79分
市立船橋高校は4宮川瑛光からのスルーパスに郡司が合わせシュート。これが決まりフロンターレは市立船橋高校に2-2と追いつかれます。
さらに82分
市立船橋高校は、2佐藤凛音のスローインから再び郡司がシュート。
これが決まり2-3と市立船橋高校に逆転を許してしまいます。
フロンターレは83分、3人の選手交代を行い巻き返しを狙います。
市立船橋高校の守備に阻まれ、ゴールが遠いフロンターレ。
同点、逆転を狙った攻めの時間が続きます。
由井航太選手
後半45分の終了間際にコーナーキックを得たフロンターレ。
キッカーは17柴田翔太郎。
得点は2-3の1点ビハインド。
負けられないフロンターレ。
濱﨑は失点のリスクを覚悟で相手ゴール前にやってきます。
柴田翔太郎選手
後半戦も4分のアディショナルタイムを残すのみとなり、最後まで諦めないフロンターレは攻め続けます。
再度コーナーキックを得たフロンターレ。
再び濱﨑が相手ゴール前にやってきます。
これもゴールとならず、市立船橋にクリアされます。
ここで試合終了のホイッスル。
最終結果は2-3。
フロンターレは悔しい敗戦となりました。
この結果、19試合が終了し勝点は40で変わらず。
1位青森山田高校(勝点44)、2位尚志高校(勝点43)との差を詰めることはできませんでした。
この日の公式記録には、濱﨑に後半シュート2の記録がついています。
ゴールキーパーが相手ゴール前に来て攻撃に参加するのは一発勝負の試合でしか私は見たことがありません。
リーグ戦でこのような場面が見られたのは、キーパーがゴールを離れ失点が増える可能性があったとしても得点し、勝点を積み上げたいという濱﨑選手の思いが強かったからと想像しました。
プレミアリーグEASTは残り3試合。
最後まで優勝の可能性を信じて1つ1つの試合を戦ってほしいと思います。
次の試合は第20節 11月18日(土) FC東京U-18とのアウェイゲームに臨みます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
前半2-0 後半0-3 計2-3
得点:矢越幹都、岡崎寅太郎(フロンターレ)、郡司璃来3(市立船橋)
フロンターレの先発:1濱﨑知康 2江原叡志 6由井航太 5土屋櫂大 4元木湊大 25矢越幹都 10尾川丈 22加治佐海 11岡野一恭平 14岡田泰輝 9岡崎寅太郎
交代:岡田→13髙橋宗杜 土屋→30林駿佑 元木→17柴田翔太郎 加治佐→7志村海里 岡崎→18八田秀斗
控え:16菊池悠斗 32関德晴
市立船橋の先発:1ギマラエスニコラス、3内川遼、5五耒凌空、22西大和、33井上千陽、7太田隼剛、9秦悠月、11佐々木裕涼、21森駿人、29伊丹俊元、36木島慶亮
交代:井上→4宮川瑛光 木島→2佐藤凛音 伊丹→10郡司璃来 佐々木→8足立陽 秦→6白土典汰
控え:25庄司光輝 15久保原心優
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