8月19日は、フクダ電子フィールドへ。
Jクラブや、国内のクラブチーム、スペインや中国、台湾、ミャンマーなどの40 チームが参加するU-12年代の大会「U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2025」が開幕。
川崎フロンターレU-12もグループリーグに臨みました。
ワールドチャレンジは8グループに分かれ、5チームが対戦するグループリーグを初日と2日目に行い、各グループの1位と2位が決勝トーナメントに進出することができます。
フロンターレは、台湾の選抜チームである架橋台湾選抜、SAKAE FC/SLA、柏レイソルU-12、女子選手の選抜チームであるJSWCなでしこ選抜と同じグループBに入り、初日の19日は架橋台湾選抜、SAKAE FC/SLAと対戦しました。
【川崎フロンターレU-12 U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2025 グループリーグ第1節 vs 架橋台湾選抜】
8月19日(火) 午前8時半キックオフ フクダ電子フィールドCピッチ 晴れ 15分ハーフ
初戦の相手は架橋台湾選抜。
フロンターレの先発は、GK1チケ立野オケチュク、最終ラインは右から26成瀬文哉、3山村兜馬、6岡西春樹、中盤はキャプテンの5下地勇人、その前に10新堀葵、13戸部心暖、右に15芳賀廣人、左に4山本暖大、前線には2大野隆ノ介、9久保田創大。
成瀬、芳賀と2人の5年生が入りました。
架橋台湾選抜の先発は、GK12阮冠喆、最終ラインは右から4曽祖胤、3呉哲宇、2許富翔、11黄翊睿、ボランチは14葉宣揚、10施震、右MF6楊牧晟、左MF9施辰緯、前線には18蔣沅延、キャプテンの17馮敏傑。
青空の広がったフクダ電子フィールドは、暑さのなかにも、時折吹き抜ける海風が涼しさも運んでくる気候。
フロンターレも架橋台湾選抜も、多くの選手の家族らが見守る中、キックオフの時を迎えました。
立ち上がりは、架橋台湾選抜、右サイド、高い位置で馮敏傑がキープ。高い位置でボールを動かしていくと、正面で楊牧晟がミドルシュート。
しかし、チケがセーブ。
すると2分には、フロンターレ。チケが前線へボールを送ると抜け出したのは大野。うまくDFの前に抜け出しシュートを打つとこれが決まり、1-0。
先制点はフロンターレへ入ります。
一方の架橋台湾選抜は、中盤の施震が左サイドを突くパス。抜け出した施辰緯はエリア左へ持ち込みますが、成瀬が体を張り阻んでいきます。
フロンターレも戸部がうまく間で受け、左サイド、山本へ。山本のパスに久保田がエリア正面へ。ここは架橋台湾選抜がブロック。
さらに4分には、山本の縦パスに、久保田が正面へ。
架橋台湾選抜が体を張り阻んだところ、セカンドボールを拾った山本のパスに、正面でシュートを打ったのは久保田。これが決まり、2-0。
フロンターレが突き放します。
架橋台湾選抜は、後ろから組み立てを図りますが、フロンターレは久保田や大野が前からプレス。
しかし、それをかいくぐって、架橋台湾選抜は、フロンターレの陣内でプレーする時間をつくり、6分には、施震のパスに馮敏傑がエリア右へ。
しかし、チケがカバー。シュートは打たせずにしのいでいきます。
さらに7分には、施震のパスに楊牧晟が右サイド、高い位置へ。楊牧晟は右クロス。しかし、エリア内で成瀬が対応。
さらに間にボールをつけてくる架橋台湾選抜。しかし、フロンターレは新堀がカット。そこから左サイド、山本へ。
架橋台湾選抜の対応に遭い、左サイドでのスローインを得ると、戸部、新堀、岡西、山本が左サイドでかかわってボールを動かし、岡西のパスに山本がエリア左へ。
架橋台湾選抜の対応に遭い、決定機にはつながりませんでしたが、うまく連係しながら、チャンスをつくろうとしていきます。
7分には、架橋台湾選抜、中央、施震から左サイドに展開。施辰緯が折り返すと、エリア内、フリーで飛び出した蔣沅延が押し込みますが、これはオフサイド。
しかし、架橋台湾選抜もゴールをおびやかす場面をつくっていきます。
飲水タイムを挟んで、左サイドからボールをつないでいき、フロンターレのエリア近くでプレーする時間をつくってくる架橋台湾選抜。
しかし、フロンターレは折り返しに対して、岡西が対応。
さらにスローインの流れから楊牧晟が正面へ持ち込んでいきますが、成瀬がブロック。
10分には、左サイドから枠をとらえたシュート。しかし、チケがセーブ。
フロンターレが守備で体を張り、しっかり対応していく時間が続いていきます。
下地が前に持ち出し、大野や戸部がうまく動かしながらキープ。再び架橋台湾選抜の陣内でプレーする時間をつくっていくフロンターレ。
12分には、芳賀が新堀とのパス交換から右サイド、高い位置へ。芳賀の折り返しに、新堀がエリア正面右でシュート。しかし、上に。
一方の架橋台湾選抜は、中央、施震がスルーパス。17馮敏傑が抜け出しそうになりますが、山村がカバー。
山村からチケにつなげると、チケから右サイドに展開。中央間で受けた戸部は、うまく間を持ち上がり、左サイドに展開。
抜け出した山本に対しては、架橋台湾選抜の対応があり、シュートにはつながりませんでしたが、チャンスをつくっていきます。
一方の架橋台湾選抜も、13分には、GKの阮冠喆から右サイドに展開。おさめた馮敏傑が折り返すと正面右で蔣沅延がシュート。しかし、チケがセーブ。
フロンターレは、直後には下地から左サイド、山本へ。山本は正面へフィード。久保田、大野が動き出していきますが、架橋台湾選抜はブロック。
14分には、山本のパスに久保田がエリア左へ。架橋台湾選抜はここでも体を張りブロック。
しかし、久保田が粘り強くプレスバック。高い位置で自分たちのボールにしていきます。
14分には、新堀の浮き球のパスに戸部がエリア内へ。架橋台湾選抜の粘り強い対応に遭うも、セカンドボールを拾ったフロンターレは、人数をかけ、エリア前でボールを動かしていき、新堀がミドルシュート。ブロックに遭うも、さらに山本がエリア外正面でシュート。ここも架橋台湾選抜がブロック。
しかし、セカンドボールをさらに拾い、エリア左抜け出したのは久保田。シュートを打つとこれが決まり、3-0。
フロンターレが突き放します。
前半は3-0でタイムアップ。
後半フロンターレは、久保田に代わり7佐藤雄吾が前線、山本に代わり11桑原大河が左MFに。
立ち上がりには、フロンターレ、大野から受けた桑原がエリア左へ持ち込み、桑原から受けた佐藤は左サイド、高い位置から正面左へ。
佐藤から桑原、桑原から左サイドに顔を出した戸部につながると、戸部のパスに正面へ抜け出したのは新堀。寄せてきた相手を巧みにかわし、少し前に持ち込みシュートを打つとこれが決まり、4-0。フロンターレが追加点をものにします。
さらにフロンターレは、縦パスを間で受けた新堀が前に持ち出しながら、キープ。右サイドに展開すると芳賀がクロス。しかし、阮冠喆がセーブ。
3分には、架橋台湾選抜、施辰緯のスルーパスに馮敏傑が抜け出しそうになりますが、山村が体を入れ、最後はチケがセーブ。
直後にはフロンターレ、下地から左サイド、桑原へ。桑原はエリア左へ持ち込みますが、折り返しは架橋台湾選抜がブロック。
フロンターレはここで成瀬に代わり5年生の20藤木乃以。大野に代わり8浅井玲央。
7分には、フロンターレ、高い位置で佐藤がおさめ、浅井から左サイド、桑原へ。桑原を追い越した岡西がエリア外左へ持ち込み、折り返すと芳賀が正面へ迫りますが、架橋台湾選抜はブロック。
さらに8分にはフロンターレ、下地のパスに左サイド、抜け出した桑原はクロス。これにエリア内へ飛び出してヘディングシュートを打ったのは戸部。
ゴールへ決まり、5-0。フロンターレが見事な連係から突き放します。
飲水タイムをはさんで、フロンターレは芳賀に代わり再び4山本暖大が入り右MFに。
フロンターレは、下地、戸部、岡西が左サイドでかかわり、岡西のパスに抜け出した桑原はエリア左への仕掛け。架橋台湾選抜も粘り強くこれに対応。
決定機にはつながりませんでしたが、さらにゴールを目指していきます。
架橋台湾選抜も、左サイドでボールを動かす時間をつくりますが、戸部がカット。
12分には、フロンターレ、右サイド、ボールをカットした山本がエリア外正面右へ持ち込むと架橋台湾選抜はファール。フロンターレのフリーキックに。キッカーは岡西。左足で直接狙ったシュートは枠をとらえますが、阮冠喆が素晴らしい反応を見せ、阻んでいきます。
左コーナーキックを得たフロンターレ。キッカーは新堀。右足で入れるもシュートにはつながらず。
しかし、高い位置で山村がカット。エリア内で細かくつなげていくとエリア右で浅井がシュート。しかし、架橋台湾選抜はブロック。
こぼれ球に新堀が迫りますが、阮冠喆がセーブ。
藤木のパスを間で新堀が受け、戸部につながり、戸部のパスに桑原が左サイドを仕掛け、セカンドボールを拾った岡西がクロスを入れるなど、さらにフロンターレはゴールを目指していきす。
14分には、中央で戸部がターンから剝がし、右サイドに展開。山本が高い位置へ持ち込もうとしていきますが、架橋台湾選抜はカット。
架橋台湾選抜も、左サイド、抜け出した馮敏傑が折り返すと、正面へ葉宣揚が迫りますが、岡西がブロック。最後はチケがセーブ。
試合はタイムアップとなり、5-0。
フロンターレは初戦を白星で飾りました。
前半3-0 後半2-0 計5-0
得点：大野隆ノ介 久保田創大2 新堀葵 戸部心暖
フロンターレの先発：1チケ立野オケチュク 26成瀬文哉 3山村兜馬 6岡西春樹 5下地勇人(ｃ) 10新堀葵 13戸部心暖 15芳賀廣人 4山本暖大 2大野隆ノ介 9久保田創大交代：久保田→7佐藤雄吾 山本→11桑原大河 成瀬→20藤木乃以 大野→8浅井玲央 芳賀→山本
控え：16本野良一
(文中敬称略)
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