4月19日北見方サッカー場で行われた斎藤旗争奪第47回川崎市春季少年サッカー大会の予選。
中野島FCWとの試合を0-0で引き分けた川崎フロンターレU-12の6年生たちは、予選の最終戦、宮崎サンキッズ戦に臨みました。
【川崎フロンターレU-12(6年) 齋藤旗争奪第47回川崎市春季少年サッカー大会予選 vs 宮崎サンキッズ】
4月19日(土) 午前11時44分キックオフ 北見方サッカー場B 15分ハーフ 8人制 晴れ
2勝1分け、勝ち点7、得点24、失点0、得失点差+24。同じく2勝1分け、勝ち点7、得点21、失点0、得失点差+21の中野島FCWを得失点差で上回り、予選のブロック1で首位に立つフロンターレ。
先発は、GK16本野良一、最終ラインは9久保田創大、キャプテンの5下地勇人、中央に13戸部心暖、6岡西春樹、右に15芳賀廣人、左に10新堀葵、前線には2大野隆ノ介。
今季新たにフロンターレに加わった本野、5年生の芳賀が入る陣容に。
正午近くになり、ますます気温が上がり、汗ばむような陽気の北見方サッカー場。多くの選手の家族らが見守る中、試合は始まりました。
立ち上がり、フロンターレは下地のパスを、左サイドで受けた新堀は中央へ持ち込む動き。サンキッズがカットしても、久保田が奪い返し、中央で新堀、戸部がかかわって、最終ラインに戻すと持ち上がった久保田のパスに芳賀が右サイドの高い位置へ。サンキッズの対応に遭いチャンスとはなりませんでしたが、より多くのゴールが必要となる中、前に出る姿勢を見せていきます。
サンキッズが浮き球を入れてくるところ、下地が跳ね返し、セカンドボールを新堀が拾い、最終ラインに戻し、久保田や下地がかかわってつないでいくフロンターレ。
3分には久保田が右サイドを突くパス。大野が抜け出しますが、オフサイド。
さらにフロンターレは、GKの本野もかかわって後ろからつないで、下地の縦パスをうまく中央に岡西が顔を出して受けてキープ。
サンキッズの陣内でプレーする時間をつくっていきます。
すると4分には、うまく中央間で受けた戸部が左サイド、スペースを突くパス。抜け出した大野が折り返すと、正面へうまく入り込んでシュートを打ったのは芳賀。
ゴールへ決まり、1-0。フロンターレが見事な連係から先制点をものにします。



追加点を求めるフロンターレは、戸部がすぐさまボールを拾い上げ、センターサークルへ。
フロンターレはさらに久保田のパスを戸部がうまく間で受け、下地に戻し、下地のパスを中央で受けた岡西は左サイド、背後を突くパス。
エリア左へ抜け出した新堀は折り返すことはできませんでしたが、うまくつながりながら、チャンスをつくろうとしていきます。
6分には、岡西が中央でカット。戸部から右サイドに展開すると抜け出した岡西は右クロス。正面でおさめた新堀がシュート。しかし、右に。
サンキッズも、右サイド、22が仕掛けていきますが、新堀がカバー。新堀から岡西につなげ、再びフロンターレがサンキッズの陣内でプレーする時間をつくっていきます。
7分には、久保田が前に持ち上がり、ミドルシュート。

こぼれ球をエリア正面で大野がキープ。
それに対してサンキッズはコンパクトに粘り強い守り。後ろに戻したフロンターレは下地の縦パスに、戸部が高い位置へ抜け出しますが、サンキッズも粘り強く体を入れ、最後は戸部のファールに。
8分にはさらにフロンターレ、本野から下地、下地から久保田、久保田から中央、戸部・岡西とつながり、岡西のスルーパスに新堀がエリア左へ。
しかし、おさめることはできず。
9分にはさらにフロンターレ、サンキッズが左サイドに展開してきたところ、久保田が対応。中央で戸部、新堀とつながり、新堀から右サイドに展開。
大野につながり、正面へ送ると飛び出したのは岡西。シュートを打つとこれが決まり、2-0。フロンターレが突き放します。

フロンターレはさらに下地の縦パスを中央で受けた岡西から左サイド、新堀に展開。岡西はエリア内へ飛び出す動き。
GKの本野も右サイドに正確なボールを入れるなどして、サンキッズの陣内でプレーする時間をつくり、11分には久保田が持ち上がり、右サイド、芳賀につなげると芳賀はエリア外右で折り返し。サンキッズが阻んだところ、セカンドボールを拾ったフロンターレは岡西から新堀、新堀から下地とエリア前でつながり、下地のパスに芳賀がエリア右へ。シュートは右にそれ、ゴールとはなりませんでしたが、チャンスをつくっていきます。
11分には、高い位置で岡西がキープ。新堀のパスに久保田がエリア正面右へ進入。シュートはポストを叩き、最後にはGK1がセーブ。
フロンターレは12分、岡西に代わり11桑原大河。桑原が左、新堀が中央へ。
すると、13分にはフロンターレ、エリア正面左へ新堀が持ち込み、折り返すとエリア正面うまく飛び出した大野がシュート。
3-0。フロンターレがさらに突き放します。

久保田が前に顔を出し、新堀や下地が多く触れながら、さらにゴールを狙っていくフロンターレ。
桑原が背後を狙う動き。戸部も中央間で受けるなどしてサンキッズの陣内でプレーする時間をつくっていきます。
14分には、エリア右へ進入した久保田が枠をとらえたシュート。しかし、サンキッズのGK16が足で止める好セーブ。
15分には、下地から新堀、新堀から左サイド、桑原へ。
桑原がエリア左へ仕掛けていき、サンキッズが阻んだところ、こぼれ球をエリア外正面で下地が拾い、ミドルシュート。しかし、これは左。
前半は3-0でタイムアップとなります。

後半フロンターレは、GK16本野良一、最終ラインは3山村兜馬、キャプテンの5下地勇人、中央に10新堀葵、右に4山本暖大、左に11桑原大河、前線には7佐藤雄吾、8浅井玲央。
立ち上がりには、フロンターレ、右サイド、山本が仕掛けていき、そこから左サイドに展開すると、桑原がエリア外左へ。桑原は角度のないところからクロス性のミドルシュート。しかし、右に。
サンキッズも、中央で6や4がかかわってフロンターレのエリア前に迫っていきますが、フロンターレはコンパクトに、新堀がボールをものに。
そこから攻撃に転じ、桑原が高い位置へ持ち運び、最後は新堀がミドルシュート。GK1のセーブに遭ったところ、さらに下地が詰めますが、GK1の対応に遭い、惜しくもゴールとはならず。
しかし、守備から攻撃へ切り替えの速さを出して、チャンスをつくっていきます。
浅井が下がり目でおさめ、受けた新堀のパスに桑原が左サイド、高い位置をうかがうなどしていくフロンターレ。
3分には、最終ラインの山村のパスを佐藤がうまく間で受け、前に持ち出し、そのパスに浅井がエリア左へ。12のカバーに遭い、最後はGK1がセーブ。

5分には、下がり目で新堀から佐藤と縦につながり、最終ラインの下地に戻すと下地から山村とつながり、前に持ち出した山村のパスに、佐藤がエリア外正面へ。
佐藤がミドルシュートを打つと、ゴールネットが揺れ、4-0。フロンターレがさらに突き放します。

山本、佐藤、浅井がかかわって、佐藤が高い位置へドリブルで仕掛けるなど、前に出ていくフロンターレ。
奪われても、奪い返し、桑原が左サイド、高い位置へ持ち込むなどしていきます。
すると7分にはフロンターレ、中央で佐藤が受け、そのパスに新堀がエリア左へ。角度のないところから新堀がシュートを打つとボールはゴールの中へ。5-0。


さらにゴールを求めるフロンターレは、奪われても、すぐさま山村が奪い返し、そのパスに山本が高い位置へ。サンキッズも最終ラインの2が粘り強く対応していきますが、9分にはフロンターレ、佐藤がドリブルでエリア正面右へ持ち込み、そのパスに新堀がエリア外正面でミドルシュート。
これが決まり、6-0。フロンターレが突き放します。


サンキッズも、フロンターレが左サイドから持ち込んできたところ、ボールを奪い、右サイド高い位置へ展開していきますが、下地が厳しく寄せて、フロンターレのスローインにしていきます。
桑原や下地、新堀がかかわり、新堀のパスに桑原が高い位置へ持ち込もうとしていくフロンターレ。
11分には、佐藤から新堀と中央へつながり、新堀の浮き球のパスに、浅井がエリア内へ。しかし、GK1が対応していきます。
フロンターレは、桑原に代わり13戸部心暖が再び入り、中央へ。新堀が前線、佐藤が左に。
12分には、フロンターレ、戸部から右サイド、新堀へ。新堀のパスに戸部がエリア内へ飛び出しますが、GK1が対応。
直後には山村のフィードに、浅井がエリア内へ動き出していきますが、GK1が飛び出して阻む好守。
セカンドボールを拾ったフロンターレは、浅井から右サイドに展開すると山本がエリア外右へ持ち込み、折り返し。しかし、サンキッズはエリア内で集中した守り。
13分には下地が持ち上がり、そのパスに再び山本が仕掛けて、エリア右へ。折り返しに正面で戸部がシュートを打ちますが、これは上。
さらに浅井の縦パスに再び戸部がエリア正面へ。しかし、シュートはサンキッズが体を張りブロック。
右コーナーキックを得たフロンターレはショートコーナーを選択。新堀がエリア正面へ仕掛けて、シュートを打ちますが、これは上に。
試合はタイムアップとなり、6-0。
フロンターレは勝利をおさめました。
前半3-0 後半3-0 計6-0
得点:芳賀廣人 岡西春樹 大野隆ノ介 佐藤雄吾 新堀葵2
フロンターレの先発:16本野良一 9久保田創大 5下地勇人(c) 13戸部心暖 6岡西春樹 15芳賀廣人 10新堀葵 2大野隆ノ介
交代:岡西→11桑原大河 久保田→3山村兜馬 芳賀→4山本暖大 戸部→7佐藤雄吾 大野→8浅井玲央 桑原→戸部
フロンターレは予選を3勝1分け、勝ち点10、得点30、失点0、得失点差+30。
この後の試合を中野島FCWが20-0で勝利し、3勝1分け、勝ち点10、得点41、得失点差+41で首位に。フロンターレは2位で決勝トーナメントに進むことになりました。
川崎市内の素晴らしいチームとの対戦を通して、どう成長していくのか。これからもとても楽しみにしています。
(文中敬称略)








































































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