U18川崎ブレイブサンダース-横浜清風 / エキシビションゲーム


11月12日、トップチームが群馬クレインサンダーズを迎えたB1リーグ第8節 Game2のエキシビジョンゲームとして、U18川崎ブレイブサンダースが神奈川県高校バスケの強豪、横浜清風高校を迎えました。

村岡史哉HC率いる川崎ブレイブサンダースのスターティングファイブは7西田瑛久、10寺田潤平、11佐久間翔三、12畑中駿景、14安彦海音。
対する横浜清風には、川崎ブレイブサンダースU15出身の1佐藤隼高、8齊藤碧生が在籍しています。率いるのはNKKや松下電器などで活躍した三宅学HC。今季よりトップチームACを務める木下博之ACとは松下電器でのチームメイトとして、佐藤賢次HCや北卓也GMとは対戦相手としてしのぎを削った仲です。

試合開始から序盤にペースを握ったのは川崎。
7西田瑛久のミドルジャンパーで最初の得点をあげると、立て続けに11佐久間翔三のベースラインドライブ、12畑中駿景との合わせから抜け出した14安彦海音のミドルドライブなどで6-0とリードを取ります。
清風は5:30、2の3ptやドライブで連続で得点をあげると、更に8齊藤碧生の3ptが決まるなどして12得点のラン。3:20までに試合をひっくり返します。
川崎は1q終盤に途中交代でコートに入った9大津光合が2連続で3ptを沈め、このクォーターを12-12のタイで終えました。

2q、先手を取ったのは清風。35のドライブから得点をあげると、2、31が続き6連続得点。
対して川崎は佐久間がフリースローで得点をあげると、ファストブレイクからバスケットカウントまで決めて対抗。そこから安彦のプルアップジャンパー、畑中のゴール下、4水品皓暉の3ptなどで得点を重ね、2:40までに25-24と一進一退の攻防が続きます。
しかしここからは清風。齊藤のコーナー3ptでリードを取ると、74のレイアップやゴール下で加点します。
川崎も大津のスティールからのファストブレイクで得点をあげますが、このクォーターを15-21、6点差とされ前半終了となりました。

3qは2qとは打って変わってディフェンシブな展開に。
互いにシュートを打たせないDFを強めていく中、清風は74がゴール下へ侵入してのイージーバスケットやフリースロー、リバウンドからのセカンドチャンスを決めるなど奮闘。対して川崎は西田のプルアップジャンパーや佐久間との合わせからの得点、水品のミドルジャンパーなどで対抗します。
終盤には水品のスティールや、ダブルチームからのトランジションでのチャンスメイクなど、ディフェンスからいい攻撃を展開し、このクォーターを11失点に抑えます。

4qの序盤は3qからの流れをそのままに、両チームタイトなディフェンスでチャンスの少ない時間帯が続きます。
その中でも、清風2のプルアップジャンパーやディープスリー、川崎は大津の3ptや西田のフリースローなどで加点し、6:00頃までに39-49とスコアを伸ばしていきます。
しかしここからの中盤以降、清風が勢いを増します。35の連続得点に始まり、74のオールラウンドの活躍や齊藤のスコアなどで加点。川崎も大津や西田、6の3ptなどで対抗しますが、清風の勢いを止められず、終わってみればこのクォーターで16-30と大きく離され、試合終了となりました。

最終的には大差での敗戦となりましたが、川崎ブレイブサンダースU18は活動開始からまだ4年。現在の3年生が2期生にあたることを考えると、神奈川県の強豪 横浜清風を相手に素晴らしい試合をしたと言えます。
この経験を糧に、11月末から12月初めに掛けて開催される B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP に挑んでほしいです。

1q 12-12
2q 15-21
3q 7-11
4q 16-30
合計 50-74

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.

コメントを残す