現在日本の大学では、多くのフロンターレアカデミー出身の選手たちがプレーをしており、川崎そだちでは、毎週試合に出場するなどした選手たちのことをまとめ、記事を載せています。
その一方で、海を渡って、アメリカ合衆国の大学でプレーする選手たちもいます。
過去には、DF木村光佑がウエスタン・イリノイ大学を経て、2007年からコロラド・ラピッズに加入。日本人初のMLSプレーヤーとして多くの試合に出場。MLSのニューヨーク・レッドブルズなどのほか、ポーランドのヴィジェフ・ウッチでもプレー。現在はMLSのナッシュビルSCでアシスタントコーチを務めています。
最近では、フロンターレU-18出身のDF島崎竜が、ヴァージニア・コモンウェルス大でプレー。2020年1月にはMLSのコロンバス・クルーSCにドラフト指名。
コロンバス・クルーではプレーせず、MLSのニューイングランド・レヴォリューションのセカンドチーム、ニューイングランド・レヴォリューションⅡの選手としてで1シーズンプレーしました。
また、フロンターレU-15出身、桐光学園のMF淡路昂宏は、2017年から2018年にかけてモンロー大学、2019年から2021年にかけてはカイザー大学でプレーしています。
現在、フロンターレアカデミー出身の選手では、アメリカの大学でプレーしているのは4選手。
フロンターレU-15→FC町田ゼルビアユースのMF松森創平と、いずれもフロンターレU-18出身のDF徳久湧大、DF徳久翔大、DF戸田将の計4人。
松森は2021-2022年シーズンはアイオワ・ウェスタン大学に所属し、6試合出場で3ゴール2アシストを記録。
2022-2023年シーズンはノルコ大学で、20試合に出場。4ゴール9アシストを記録。
2023-2024年シーズンはザビエル大学に所属し、11月4日現在13試合に出場。2ゴール1アシストを挙げています。
徳久湧大は2022-2023年シーズン、デイトナ州立大学でプレーし、14試合に出場し4アシスト。
2023-2024年シーズンも引き続き、デイトナ州立大学に所属し、10月21日までに13試合に出場し2アシストを記録。
徳久翔大は2022-2023年シーズン、デイトナ州立大学で9試合に出場し、1アシスト。
2023-2024年シーズンはアンジェリーナ大学で、11月14日までに14試合に出場し2ゴール1アシストを記録。
そして、新たに2023-2024年シーズンからアメリカに活動の場を移したのは、戸田将。
アイオワ・ウェスタン大学に所属し、11月5日までに9試合に出場。1アシストを挙げています。
アメリカの地で、サッカーを続けている選手たち。
挑戦の先に、どんな未来が待っているのでしょうか。これからの活躍をとても楽しみにしています。
(文中敬称略)
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