12月25日、与野八王子グラウンドでは、川崎フロンターレU-18はGO FOR WORLD CUP、藤枝東戦に続いて、浦和レッズユースとの試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-18 GO FOR WORLD CUP vs浦和レッズユース】
12月25日(日)午後3時36分キックオフ 与野八王子グラウンド 晴れ 35分ハーフ
フロンターレの先発はGK16早坂勇希、DFは右から14小川真輝、4伊従啓太郎、34高吉正真、22新井秀明、ボランチは13奥山璃空、15池谷祐輔、右MF17大曽根広汰、左MF村田聖樹、トップ下7桝谷岳良、FW28山田新
レッズユースの先発はGK30石井僚、DFは右から26池高暢希、40橋岡大樹、29大桃伶音、15荻原拓也、ボランチは14井澤春輝、16大西翔也、右MF24関根束真、左MF23シマブクカズヨシ、FWは20長倉幹樹、21弓削翼
観客が多く集まったピッチの脇は次第に日陰になり、冬のひんやりした寒さを感じるなか、始まった試合。立ち上がりにはレッズ、左からボールを持ち込み長倉がミドルシュートを打つも左へ。さらにエリア外右でフリーキックを得ると、萩原が左足で狙いますが、上へ。
7分にはフロンターレ、山田が競りかったボールを桝谷が拾い、スルーパスを右へ送ると山田が抜け出すもオフサイド。中盤の奥山がうまくレッズのプレスをかいくぐって、ボールを前へ運び、池谷がかかわって、起点に。村田が中盤まで降りて、新井を高い位置に。右サイドでは伊従に小川、大曽根がうまくパスを回していきます。レッズも球際が激しく、それに対して対抗。シマブクの左からの仕掛けなどからフロンターレのゴールへ迫っていきます。
14分にはレッズ、左から右へ展開すると、関根がエリア外右から左足でミドルシュート(打つも早坂が対応。さらに長倉のいいクロスが右から入りますが、エリア内、誰も触ることはできず。19分にはエリア前でボールを奪った長倉が仕掛けて、ゴールへ迫りますが高吉が脳寄せてシュートには持ち込ませず。レッズは途中でシマブクがFW、関根が左MF、弓削が右MFに。26分には関根が左から仕掛けてシュートを打つも高吉がクリア。しのいでいきます。
フロンターレは27分には小川と大曽根の連係から右から攻勢に。縦パスを入れると山田が右サイドから抜け出して、リターンを受けた大曽根がエリア内へ進入しますがレッズの厳しい守備の前にシュートにはつながらず。さらに村田のスルーパスに大曽根がエリア右へ抜け出し、たたみかけていきます。28分には桝谷がエリア前から出したボールに山田が反応、シュートに持ち込むもブロックに阻まれてコーナーキックに。左から小川が入れたボールに伊従が合わせるとボールはバーをたたいて、惜しくも決まらず。
直後にはレッズユースもフリーキックのこぼれたボールを拾って井澤がエリア右からシュートを打つもフロンターレもブロックで阻んで得点は許さず。これで得たレッズのコーナーキック、右から左足で荻原が入れたボールは直接ゴールネットを揺らしますが、ファールがあり得点は認められず。
32分にはフロンターレ、前へ人数をかけていくと左から仕掛けた村田がエリア正面からシュートを打つも左へ。さらき桝谷のスルーパスに村田が抜け出してエリア内へ進入しますがらクリアされてシュートには至らず。前半は0-0。フロンターレにも多くの決定機がある形でタイムアップとなります。
後半のレッズユースは関根に代わり19甲斐崇史が入って、ボランチは弓削と大西、右MF長倉、左MFシマブク、FWが井澤と甲斐となってのスタート。立ち上がりからレッズは両SBのいずれかが高い位置に上がり、サイドから押し込んでいきます。4分にはエリア外右で得たフリーキック、萩原が直接狙いますが早坂がキャッチ。しかし、、7分右から長倉との連係から抜け出た池高がクロスを上げると井澤がこれに合わせて0-1。先制点はレッズへ。
レッズは途中で入った甲斐が競り合いに強く起点に。フロンターレは9分山田に代わり31上野綜太がFWに。レッズも長倉に代わり32北村龍馬が入って右SB、池高が右MFへ。
攻勢に出るレッズは右から池高が仕掛けてエリア前へ出たボール、井澤がシュートを打つもブロック、さらにこぼれたボールを拾って大西がミドルシュートを打つも上へ。さらに左から、のクロスのこぼれたボールをゴールのすぐ前で拾った甲斐がシュートを打ちますが上へ。
レッズの厳しい守備の前になかなかペースを取り戻せないフロンターレは13分には井澤へのファールでPKを与えると、これを大西に決められ0-2。突き放されてしまいます。
レッズはここでシマブクに代わり34白土大貴が入って右SB、北村が左SB。
18分にはようやくフロンターレも新井が高い位置で仕掛けてクロスを上げるとエリア前でキープした上野がうまくシュート。しかし、レッズのブロックに阻まれ、19分には小川の浮き球に抜け出た池谷がエリア前でシュートを打つもレッズの選手に当たってコーナーキックにさらにコーナーキックのこぼれ球を拾って桝谷からパスを受けた小川が右から仕掛けますがシュートを打つには至らず。
レッズは大西に代わり13樋口颯太が入ってFW、井澤がボランチへ。さらに池高に代わり17立川将吾。カウンターでフロンターレのゴールへ迫りますが大曽根が戻りも速く対応。
24分、フロンターレは大曽根と小川の前からの守備でコーナーキックを得ると小川はショートコーナーを選択。右から大曽根とのパス交換から小川がシュートを打つと、こぼれ球を拾った高吉のエリア正面からのシュートが、レッズの選手に少し当たって軌道が変わり、ゴールネットを揺らします。1-2。
レッズは29分には樋口に代わり28大城蛍が入ってボランチ、井澤がFWに。32分にはフロンターレは左コーナーキック、小川のボールに伊従が飛び込むもレッズの守りも粘り強くブロック。さらに上野が競りかったボールに村田がエリア左へ飛び出しますがオフサイド。奥山や池谷がよくボールを拾い、右のコーナーでボールをキープしようとするレッズに対しては新井や奥山が連係して対応。ロスタイムはもう4分も過ぎたころには左からのスローインの流れから大曽根が左からエリア前へ仕掛けてミドルシュートを打つも上へ。
試合は1-2でタイムアップ。この大会の初日は1勝1敗となりました。
三年生が卒業して2017年へ向けた川崎フロンターレU-18の取り組みはまだ始まったばかり。ここからどんなチームになっていくのか、楽しみです。
フロンターレの先発:16早坂勇希、14小川真輝、4伊従啓太郎、34高吉正真、22新井秀明、13奥山璃空、15池谷祐輔、17大曽根広汰、村田聖樹、7桝谷岳良、FW28山田新
交代:山田→31上野綜太
レッズユースの先発:30石井僚、26池高暢希、40橋岡大樹、29大桃伶音、15荻原拓也、14井澤春輝、16大西翔也、24関根束真、23シマブクカズヨシ、20長倉幹樹、21弓削翼
交代:関根→19甲斐崇史 長倉→32北村龍馬 シマブク→34白土大貴 大西→13樋口颯太 池高→17立川将吾 樋口→28大城蛍
(文中敬称略)
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