10月14日は等々力第一サッカー場へ。
川崎フロンターレU-15等々力の2年生たちが、神奈川県(U-15)サッカーリーグ、FCパルピターレJrユース戦に臨みました。
【川崎フロンターレU-15等々力(2年) 神奈川県U-15サッカーリーグ3部第7節 vs FCパルピターレJrユース】
10月14日(月・祝) 午後2時キックオフ 等々力第一サッカー場 35分ハーフ 晴れ
ここまで3部リーグ(2ND STAGE)のグループEで、5勝1分け、首位に立つフロンターレ等々力。
先発は、GK16松田隼、最終ラインは右から13渡部泰地、4猪又聖生、20野田永輝飛、ボランチは5坂西叶羽、14池田颯太、右MF2オガー悠仁、左MF8笠原宏仁、シャドーにキャプテンの10初音虎次郎、6遠山煌斗、前線には9平野杜和。
好天に恵まれた3連休最終日の等々力第一サッカー場は、まだまだ羽織るものもいらないほどの暑さ。
多くの選手の家族らがネット越しに見守る中、キックオフの時を迎えました。
立ち上がりは、フロンターレ等々力、初音からオガーと右サイドでつながり、オガーのパスに平野がエリア右へ。これはパルピターレのGK19が対応。
一方のパルピターレも右サイドでのスローインの流れから、精度の高いクロス。しかし、松田がセーブ。
さらにラインを高め、前に出てくるパルピターレ。フロンターレは等々力は渡部が前に持ち上がり、斜めに正面へパス。遠山煌斗がダイレクトではたくも、チャンスにはつながらず。それでもうまく間に入れながら、フロンターレ等々力はチャンスをつくろうとしていきます。
パルピターレも左サイドで4や38がかかわってうまくボールを動かしていきますが、フロンターレ等々力はコンパクトにじれずに対応。
すると6分には正面で坂西がカット。浮き球のパスに平野がエリア内へ。これはパルピターレがカバー。
左コーナーキックを得たフロンターレ等々力は、池田がニアに入れると、遠いサイドにこぼれたボール、オガーがシュート。これはサイドネットに。
初音が右サイドから正面へ持ち込み、坂西の縦パスに遠山煌斗が正面へ飛び出すなど、ゴールに迫るフロンターレ等々力。
7分には笠原が左サイドを仕掛けて、左コーナーキックに。
池田が遠いサイドに入れると、坂西が折り返しますが、ラインを割り、シュートにはつながらず。
一方のパルピターレも、2が右サイドの高い位置へ。クロスを入れるなど、フロンターレ等々力のエリア近くで時間をつくり、11分には10が高い位置でルーズボールを拾い、そのパスに2が右サイドの高い位置へ。しかし、猪又がカバー。
さらに右サイドでのスローインの流れから、折り返しますが、フロンターレ等々力はコンパクトに、粘り強く守りしのいでいきます。
渡部がうまく野田につなげ、野田から受けた笠原が仕掛けるなどしていくフロンターレ等々力。
渡部のフィードに笠原が高い位置へ。池田を経由して再び受けた渡部のパスを間で受けた初音が前に持ち込もうとしていきますが、パルピターレも厳しく寄せて、簡単には前には行かせず。
それでもフロンターレ等々力は切り替えよく、自陣に戻り、パルピターレの攻撃に対応していきます。
15分フロンターレ等々力は笠原に代わり1年生の28永田怜大が入り左MFに。
16分にはフロンターレ等々力、渡部のフィードに平野が右サイド、高い位置へ。クロスを入れるとエリア内へオガーが迫りますが、ラインを割っていたとの判定。
直後にはパルピターレ。右サイドで2がカット。折り返していきますが、渡部がエリア内をカバー。
18分には再びフロンターレ等々力、池田が右サイドを突くパス。初音が右サイドから正面右へ持ち込み、そのパスに平野がエリア内へ飛び出しますが、オフサイド。
飲水タイムを挟んで、フロンターレ等々力は遠山煌斗に代わり18小嶋遼介。
21分には左サイド、永田から正面の平野へパスが通り、平野のパスに小嶋がエリア内へ飛び出しますが、パルピターレはクリア。
坂西の左サイドを突くパスに、永田が動き出すなど、うまく間を突いていくフロンターレ等々力。
平野とのパス交換から永田が左サイドの高い位置へ。折り返す場面をつくっていきます。
23分には、パルピターレ、右サイドで32や14がかかわり、14のパスに2がエリア外右へ。2のミドルシュートは枠をとらえますが、松田がセーブ。
松田はすばやくリスタート。左サイド、流れて受けた平野が前に持ち込むも、パルピターレはクリア。
左サイドでのスローインとなり、その流れから平野がエリア外左でシュートを打つも上にそれていきます。
25分には、野田のフィードにオガーがエリア内へ。しかし、GK19がセーブ。
さらにフロンターレ等々力は、野田が持ち上がり、高い位置へ。永田との連係から前に出るなどしていくと29分には野田から左サイド、永田へ。
永田は斜めに速いパスを正面へ送ると、エリア内右、抜け出したオガーがシュート。しかし、上に。
オガーがうまく間で受け、オガーから受けた初音が高い位置へ持ち込んでコーナーキックを得るなどしていくフロンターレ等々力。
セカンドボールをものにすると、最終ラインの渡部へ戻し、GKの松田が初音に正確なボールを入れるなどし、組み立てを図っていきます。
31分には、野田が正面へ持ち込み、最後は池田のパスに小嶋がエリア内へ。しかし、パルピターレの守りが阻んでシュートは打てず。
32分には、オガーが正面へ持ち込み、シュート。こぼれ球を拾った初音が右サイドから折り返しますが、パルピターレの集中した守りがあり、シュートは打てず。
それでもカウンターに持ち込もうとするパルピターレに対しては、猪又がファールを取られながらもカバー。
再びゴールを狙っていくフロンターレ等々力。
34分には、池田、坂西がかかわり、坂西から受けた野田が左サイドから正面へ。パルピターレの守りがあり、最後は野田のファールとはなりましたが、意欲的にゴールを狙っていきます。
パルピターレも、37分には、4から28と左サイドでつながり、28のパスに60がエリア外左へ。しかし、渡部がカバー。
さらに41のパスに14がエリア外右へ。しかし、永田がカバー。
右コーナーキックとなり、2が右足でボールを入れるも、野田がクリア。セカンドボールを拾ったパルピターレは、2が仕掛けていきますが、永田が粘り強く対応。
前半は0-0でタイムアップとなります。
後半立ち上がりにはパルピターレ。4の縦パスをエリア外正面で受けた60が鋭い反転からシュート。これは右に。
直後にはフロンターレ等々力、野田に池田や小嶋が間でボールを受けながら、回していくと、野田のフィードに平野がエリア正面へ。しかし、オフサイド。
2分には再びパルピターレ。60がやや下がり目で受けて、右サイドに展開。14が右サイドからエリア内へ持ち込もうとしていきますが、フロンターレ等々力は体を張りブロック。
右コーナーキックを得たパルピターレは、ショートコーナーから7がニアにクロス。しかし、渡部が対応。セカンドボールを拾ったパルピターレでしたが、シュートには結びつけられず。
3分にはフロンターレ等々力、野田のパスをうまく間で受けた小嶋から左サイド、永田へ。永田から再び小嶋につながり、小嶋からエリア外正面右、池田へ。
池田のミドルシュートは枠をとらえますが、GK19がセーブ。
GK19にCBの7や20、41がかかわって組み立てを図るパルピターレ。フロンターレ等々力は前から連動してプレス。
4分には小嶋がカット。初音のパスに池田がエリア正面へ飛び出しますが、パルピターレの守りも粘り強く対応していきます。
パルピターレも41のスペースを突くパスに2が高い位置へ。しかし。野田がカバー。
左サイド、低い位置に小嶋が顔を出し、永田とかかわり、間で受けた坂西の縦パスを平野がおさめるなど、相手陣内で時間をつくるフロンターレ等々力。
9分には、右サイド、初音が斜めの浮き球のパス。エリア内、小嶋が飛び込むもGK19がセーブ。さらに平野が詰めますが、オフサイド。
10分には、間で初音が受けて、坂西から右サイド、オガーへ。オガーから正面で受けた坂西はエリア右へのパス。
抜け出した渡部が折り返すと、正面で坂西がミドルシュート。これはワンタッチあり、惜しくも決まらず。
フロンターレ等々力のコーナーキックをしのいだパルピターレは、カウンターに転じ、7のパスに14が正面へ。しかし、渡部がカバー。
12分には、パルピターレ、左サイドでフリーキックを得ると、2が遠いサイドに入れたボール、4が飛び込みますが、さわることはできず。
さらに14分には、右サイドでカットしたパルピターレ。4が高い位置へ持ち込むも、野田がカバーしていきます。
コーナーキックやフィードなどからゴールを狙う場面をつくるパルピターレ。しかし、フロンターレ等々力は松田や野田、猪又が対応。
18分には浮き球のパスに、小嶋がエリア左へ。しかし、オフサイド。
飲水タイムをはさんで、パルピターレは、右サイドで41や14、中盤の11や最終ラインの7もかかわってボールを動かしていくと21分には、フィードに2がエリア右へ。
しかし、野田が対応。
フロンターレ等々力は23分小嶋に代わり11林凜太朗。
パルピターレが前に出てきたところ、渡部が初音につながるようにして対応。守備から攻撃へつなげていくフロンターレ等々力。
25分には、右サイドでパルピターレがカットしたところ、野田が奪い返し、正面の平野へ縦パス。
うまく入れ替わった平野はエリア外正面でミドルシュート。GK19が阻みましたが、チャンスをつくっていきます。
26分には平野のキープから永田がエリア左へ。永田はシュートを打つも、パルピターレはブロック。
左コーナーキックを得て、池田がボールを入れるもシュートには結びつかず。それでもセカンドボールをものに。パルピターレの陣内でプレーを続けていきます。
すると29分にはフロンターレ等々力、坂西の浮き球のパスに平野がエリア内へ。これはパルピターレが阻むも、こぼれ球に詰めたのは永田。シュートを打つとこれが決まり1-0。ついに先制したのはフロンターレ等々力。
直後にはパルピターレ、左サイドでのスローインの流れからクロス。しかし、野田が対応。セカンドボールを拾った初音が持ち上がり、そのパスに平野がエリア左へ。
パルピターレの守りも粘り強く、シュートにはいけませんでしたが、守備から攻撃へ結び付けていきます。
パルピターレも右サイドでうまくボールを動かし、クロスを入れていきますが、松田がセーブ。
すると32分にはフロンターレ等々力、野田のフィードをおさめた林がスルーパス。これに正面へ抜け出したのは初音。1対1の場面、落ち着いて見極めてシュートを打つとこれが決まり、2-0。フロンターレ等々力が突き放します。
33分フロンターレ等々力は、平野に代わり8笠原宏仁。
さらにオガーに代わり3木田悠司。
35分には、木田が持ち上がり、縦パス。林から初音、右サイド、渡部とつながり、いったんはパルピターレがカットするも、高い位置で奪い返したフロンターレ等々力。初音のパスに永田がエリア右へ。パルピターレの体を張った守りが阻むも、チャンスをつくっていきます。
パルピターレも最終ラインから中央へ丁寧なつなぎ。しかし、フロンターレ等々力は囲い込んで、ボールをものに。池田のパスに笠原が高い位置へ。
折り返すと、エリア内へ林が飛び出しますが、パルピターレはクリア。試合はタイムアップとなり、2-0。
フロンターレ等々力は勝利しました。
パルピターレもゴールに迫る場面をつくる中、守備でもしっかり対応したフロンターレ等々力。
接戦の中でも、自分たちに流れを引き寄せるたくましさもあるように思います。
これからもチームと、選手それぞれの進化をとても楽しみにしています。
前半0-0 後半2-0 計2-0
得点:永田怜大、平野杜和
フロンターレ等々力の先発:16松田隼 13渡部泰地 4猪又聖生 20野田永輝飛 5坂西叶羽 14池田颯太 2オガー悠仁 8笠原宏仁 10初音虎次郎(c) 6遠山煌斗 9平野杜和
交代:笠原→28永田怜大 遠山煌斗→18小嶋遼介 小嶋→11林凜太朗 平野→笠原 オガー→3木田悠司
(文中敬称略)
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