5月3日Anker フロンタウン生田で行われたプレミアリーグEAST第5節、昌平高校戦を4-3で勝利した川崎フロンターレU-18。
試合後に森勇介監督、ゴールを決めた恩田裕太郎、柏村涼太、藤井漣祐、新堀翔の4選手に話を聞きました。
試合の記事は◇フロンターレU18 – 昌平高校 / プレミアリーグEAST第5節
「自分たちからしっかりメンタルをもって、その上に戦術だったり個人技術を出していけるようなチームを、最初から出せるように。もっともっと鍛えていきたいと思います」
森勇介監督

〇試合を振り返って
本当にいろんな選手が出て、何とか粘り強くやってくれて、試合に勝ってくれたのはありがたかったですけど。それは本当に感謝なんですけど。
試合内容に関しては、全くかなあ、という感じですね。
〇後半は流れが変わって。変わったポイントはどんなところだったんですか?
シンプルに速く動かす。相手のゆったりしたリズムに合わせないということだったと思います。
〇前半先制点を取れて、主導権を握りたかったと思うんですけど、握れなかったのはどういうところが?
本当に今、言った通りで1-0になった瞬間に相手は、もともと中盤のあたりが空くのは分かっていたので。
そこで思ったよりもプレスが来なかったので。
そこで自分がフリーで時間を使いすぎて、早くいい選手に渡せば、もっともっと早く行けたのに。揺さぶりに行って。
相手が困ったのに、持っている選手がいいことをしようと探しすぎているのか、見えていないのかで、徐々に徐々に相手に寄せられて取られるっていう。
絶対に取られない場面でも、それが何回も起こったので。ベンチでも「これはまずいな」っていう話はしていたんですけど。
前半のうちには修正しきれませんでした。
〇ハーフタイムではどんな話を?
ハーフタイムでは、まずは怒りました。
もっともっと自分たちが、まずは戦っていないし。技術のところもそうだし、練習でしていることができていないから。
「あれだけおまえらの時間があるなら簡単に前に向けるし、簡単に横にも前にも進めるよ」って話をして。
そこでハッパをかけて出しました。
〇後半次々にカードを切っていって彼らの働きがすごいなと思ったんですけど。
切らざるをえなかったかなっていう。寧生(廣瀬寧生)も然り、菊池も然り、スタメンは初めてだったので。
この気候ですし。緊張もあって、相手ももちろんサイドにいい選手が多いので。
そこでの疲労感のところで動きが重くなったところで、代えました。
もちろん出る選手は、経験のある選手だから。計算できていたし。そこに関しては心配はなかったです。
〇林選手がいなかった影響はありましたか?
そうですね、本当に林もそうだし、平内もそうだし、ノリ(関德晴)もそうだし。
絶対な選手なので。本当に今いる選手もすごい頑張ってくれているんですけど。
本当に代えの利かない選手です。
よくその3人がいない中で、チャンスと思って一生懸命やってくれていることが、すごくありがたいし、多分今後試合に出たらもっともっと伸びるんじゃないかって思います。
〇1、2年生も積極的に使っている印象があるんですけど。
もう年齢は関係ないので。
良ければジュニアユースの選手も使うし。トレーニングでよかったら、1年生も2年生も結局できるので。できる選手は試合に出します。
〇これから勝っていくためには今いる選手の成長がもっともっと必要なのかなと思うんですけど。
もう自ら成長できる場になっているので。
ありがたいところもあるんですけど、勝たないと成長も来ないと思いますし。
本当に去年の話になっちゃうんですけど、ジュニアユースがクラブユース優勝した時の、あの時のメンバーはあの大会の中でかなり伸びて。
やっぱり公式戦は伸びるなって。ヒリヒリする大会は、試合をやり続けたら、ギリギリのところで勝てたら伸びるっていうところは、僕個人もわかっていたので。
このヒリヒリするなかで、今日だって柏村だっていいプレーをしてくれましたし。
寧生だっていいプレーをしてくれましたし。そういう選手が伸びてくるとチームの力はアップするかなと思います。
〇中1日でレイソル戦になりますけど、中1日でやるからこそ、選手にいい影響が出る部分もあればいいのかなと思うんですけど、どうですか?
ちょっと体的にきつい選手もいて。ここの1試合を取るのはもちろんなんですけど、
そのためだけに大きいけがにつながってしまって、長い目で見たらマイナスになるようなことをしないように。明日コーチ・トレーナーと相談しながら。
明日もゲーム(東京実業との練習試合)がありますので。メンバー選考のところをやっていけたらなって思います。
〇ここまで5試合、納得いっている試合はないと思うんですけど。
ないですね。全然ないです。
〇その中でも無敗で来ている要因はどんなところだと思いますか?
もちろん選手の頑張りだし、メンタルも前よりは強くなってきたかなって、俺に怒られ続けて。
だけど、それからスイッチが入っても遅いので。
自分たちからしっかりメンタルをもって、その上に戦術だったり個人技術だったりっていうところを出していけるようなチームを、最初から出せるように。前半から。
もっともっと鍛えていきたいと思います。
〇4-3になってからも取りに行く姿勢を感じたんですけど、それは監督として指示されていたんですか?
指示はそんなにしていないですけど、選手たちは同点では終われない。ホームだし、こんなにお客さんが来てくれるっていうところもあるので。
常々「この試合に勝ちたい」っていうことは自分は常々言っていたので。
それが選手に伝わってくれたのかなって思います。
〇まだまだ満足していないということですけど、これからどういうところに向けて成長させていきたいですか?
まずは守備のところ。無駄な失点をゼロで抑えたいですし。
攻撃のところも得点だけじゃなくて、サイドで自分で外せる、とか。
中央で受けても、相手2人ぐらいに囲まれても、全部外しちゃうとか。
たとえばグループだったら、ワンタッチワンタッチで置き去りにできるとか、そういうプレーをできるようになって、みんなに見てほしいです。
〇今日はトップチームがACLEで決勝ですけど、U-18の選手からは何か感じたりしますか?
見ているのか見ていないのか、わかんないですけど。
でもその状況のことは昨日の練習で言いましたので。
一番自分たちが目指すべき人たちが、一番いい場所でやっているのは、すごくうらやましいので。
選手もそれを目指して頑張ってくれたかなと思っています。
〇今日もたくさんのサポーターが来ていました。かなり難しい状況でも声援を送ってくれました。いかがでしたか?
もう本当にトップチーム同様、本当にあたたかい声援ですし。
高校生にこれだけ応援してくれるチームはなかなかないと思いますので。
もう本当に頑張って、最後まで走り続けるだけです。
ありがとうございます。
『試合の入りというところで最初のシュートなので、「思い切って振ろう」っていうのは考えていましたし。
それがいいコースにしっかり入ってくれて良かったと思います』
FW9 恩田裕太郎

〇1点目、スーパーゴールでしたけど、振り返ってみていかがでしたか?
試合の入りというところで最初のシュートなので、「思い切って振ろう」っていうのは考えていましたし。
それがいいコースにしっかり入ってくれて良かったと思います。
〇今日昌平高校が相手ということでどんなイメージをもって試合に入りましたか?
やっぱり一人一人ドリブルがうまくて、個が強い選手がそろっているので。
自分たちが1対1で負けないようにとか、体の部分で負けないようにというのは意識してやっていましたけど。
やっぱり勝てないところはあったので。
しっかり最後まで走って勝てたので良かったかなと思います。
〇点を取るために前の選手ではどんな話をしていました?
打つところは全員、共通認識を持ってやっていたので。
それが最初、自分のシュートが入ったので良かったと思います。
〇先制した後は主導権を握ることができない展開になったけど、どう立て直した?
前半のところ、自分たちがふがいない戦いをしてしまったので。
ハーフタイムに森さんが自分たちに活を入れてくれて。それで後半最初から自分たちのプレーができたので。
そのまま逆転できたので、良かったかなと思います。
〇ビハインドからひっくり返すことのできる要因ってなんだと思いますか? リードされてだいぶガクッとするような状況なのかな、と思うんですけど、2-3になったときはどう考えてプレーしていました?
自分たちの代はあまり気にしないタイプなので。
相手が取ったら、それ以上に自分たちが取ろうという考え方なんですけど。
まずは失点しないことが大事だと思うので。そこはいいところなんですけど、失点をなくしていこうと思います。
〇先制点を取って、2-0、3-0で勝ちたいという思いもある?
はい。そうですね。毎試合失点をしてしまっているので。
得点は取れているんですけど、失点してしまっているところがあるので。
失点をなくして、このまま得点を取り続けて。得失点差も意識しながら戦い続けたいと思います。
〇いつでも逆転できるわけではないし、守備のところはやっぱり大事にしないといけない?
自分たちの前線からの守備も大事ですし。
コーナーキックのところでも今日失点してしまったんですけど。
最後の体を張るっていうところが大事だと思うので。
全員で最後まで体を張って。今日も3失点してしまったんですけど、防いでいくことができたらいいなと思います。
〇ACLは見ています? 夜遅いけど。
自分はいつも見ています。
〇どうですか?
やっぱあり一人一人しっかり戦って。すごい名のある選手ばかりですけど。
個では負けてもチーム全員で戦って勝てているので。
自分たちもそういうところを見習って、今日も決勝がありますけど、しっかり見て。あさってにつなげていきたいと思います。
〇その中で高井選手や大関選手といった身近な選手たちがプレーしていることに関して、何か感じるものはありますか?
やっぱり高井君は体も負けないですし。前もロナウド選手とやっていましたけど、勝てたところもあったので。
とてもすごいなって思いますし。
大関君も点を決めたりして。自分たちの、フロンターレのサッカーをしてしっかり勝てているので。
自分たちもそこを見習わないといけないと思いますし。自分たちも目指さなきゃいけない場所だと思います。
〇次の試合に向けての意気込みをお願いします。
あさって試合になるんですけど、自分たちは今日からしっかりケアして、またしっかり戦って絶対に勝ちたいと思うので。
応援よろしくお願いします。
「一日一日、1試合を大切にして。練習の中でチャレンジしたり。
トライ・アンド・エラーを起こしながら、ちょっとずつ成長できているかなっていう思いがあります」
DF13 柏村涼太

〇スーパーゴール、振り返ってみてどうですか?
恩田と目が合ったというか、「ここに来るだろうな」というのはあったので。
チームの中でもサイドバックがクロスに入っていくっていうのは、意識しているところだったので。入って、あとは気持ちで押し込みました。
〇得点は取りたいという気持ちを持っていた?
はい。
〇チャンスがあれば?
はい。
〇先制点を取って、そこからビハインドになった。どういう心境で戦っていた?
一番は失点は少なくしたいところではあるんですけど。
ヴェルディともそうだったんですけど、逆転できるっていう力はあると思うので。
そこは焦らず、みんなで一丸となって戦うっていうところは意識していました。
〇ディフェンス陣としてはリーダーの林君がいないことで何か影響はありました?
そうですね。でも人がいないことによって、チームの力が下がってしまうとこれからこういう連戦の時とか、クラブユースもそうですけど。
みんなで戦っていかないといけないので。
駿佑(林駿佑)のぶんも、ペイ(ペイシェンス海翔)とか、明日翔(藤田明日翔)とかがすごい頑張ってくれたし。
途中から出てきた陽平(山川陽平)だったり。すごい、自分が言うのもあれですけど。
本当に守備とかやってくれたので、自分も安心して前に出ることができました。
〇森監督は1、2年生も積極的に使っていて。競争しているというところも感じますか?
そうですね。今日も初スタメンが多くて。
そういう競争がある中で、去年とはちょっと違った形で、けっこう1年生2年生を出しながら。競争はあります。
〇今年は左サイドバックでプレーすることが多いと思うんですけど、やってみてどうですか?
最初のほうはちょっと慣れないところもあって。特に守備のところだったり攻撃のビルドアップのところもそうなんですけど。
そこは一日一日、1試合を大切にして。
自分でビデオ見返して、研究して、練習の中でチャレンジしたりとか。
トライ・アンド・エラーを起こしながら、ちょっとずつ成長できているかなっていう思いがあります。
〇今日ゴールを取れたのもそういう成果がある?
そうですね。今ちょっとずつ成長している中で、得点・アシストっていうところは意識してやっていたので。
得点決めることができて良かったです。
〇Jリーグとか海外で参考にしているサイドバックっています?
Jリーグだと三浦颯太選手とか、山根選手(山根視来)とか。
フロンターレ時代の山根選手とか、けっこう見ていたりしていました。
〇どんなところを?
攻撃参加のタイミングとかビルドアップのところとか。
いろいろ参考になるところがあります。
〇ACLは見ています?
はい。でもリアルタイムで見るのは、次の日のこととか、大学の練習参加があったので。見れなかったんですけど。
そのあとに見たりしました。
〇高井選手とか大関選手とかが出ていて。どんな気持ちになりました?
アカデミーから上がった選手がああいう舞台で活躍しているっていうのはすごい刺激を受けますし。
自分もそういうふうになりたいっていう気持ちになります。
〇改めて、今年は自分なりにこういった数字を残したいとかありますか?
もちろんアシスト、ゴールというところは意識してやっていますけど。
まずはチームのために走るという。守備のところから入ってっていうところ。そこから攻撃で結果を残せればいいかなって思っています。
〇ここまで5試合、厳しい試合が続いていますけど、前半から主導権を握って、2-0、3-0で勝つためにはどんなことをやっていけばいいと思う?
前半の立ち上がり、自分たちのミスから変にリズムを崩しちゃったり、今日だったらサイドに展開していれば、楽にスピードアップできたりとか。
課題はいろいろあると思うんですけど。そこはチームで振り返りながら、次の試合に生かしていければと思います。
〇フロンターレのサポーターの方にメッセージをいただいてもいいでしょうか?
本当に今日点取った時とか、サポーターの方と一緒に喜び合ったり。
そういう全員。チームだけじゃなくてサポーターの方も全員で、勝てたと思うので。
また次も全員で勝てるように応援よろしくお願いします。
「点だけじゃなくて何かアシストとか、結果を残したいと思っていたので。
ゴールで勝たせることができて良かったです」
MF6 藤井漣祐

〇決勝点を振り返って。
自分のところにこぼれてきたんですけど。
本当にもう今日は決めたいって思っていましたし。
気持ちで押し込みました。
〇途中出場で。どんなイメージでピッチに入りました?
今日スタメンじゃないっていうことがわかったときから、本当にやる気がありましたし。
「チームの雰囲気を変えてやろう」ってずっと思っていたし。
代わるときに失点してしまったので。もう1回ギアを上げようというのを意識して入りました。
〇ゴールを決めた後にサポーターのほうに行ってどんな気持ちでした?
裏話ですけど。水曜のそだちさんのインタビューのときに(川崎そだち、アンザイが4月30日にインタビューをした)、ゴールを結果を残したいと言って、「サポーターのほうに来て、一緒に喜びましょう」ってそだちさんが言ってくれたので。
実行したかったですし、決めた瞬間にそのインタビューを思い出して、思い切って走っていきました。
〇最初記録的にオウンゴールじゃないかっていう話もあったんですけど、藤井君のゴールになってどうでした?
いや、自分がさわったので。
〇去年も点を決めていて。それとはまた価値の違うゴールなのかなと思うんですけど、どうですか?
去年も5節(柏レイソルU-18戦、〇2-0)で今年も5節なので。「今日は決めたい」って本当に思っていましたし。
連戦ですけど、去年レイソルにあそこで決めたので。次の試合も絶対決めたいと思っています。
〇自分のゴールがチームの勝利につながったということに関してはどう思いますか?
今日も途中出場でしたし。点だけじゃなくて何かアシストとか、結果を残したいと思っていたので。
ゴールで勝たせることができて良かったです。
〇今年は右サイドハーフをやることが多いと思うんですけど、どうですか? やってみて。
本当に今年初挑戦だったので。
今は慣れてきましたけど。まだ自分の良さというのを今年はあまり出せていないので。
ボールを受けて、自分はパスが得意なので。ゴールにつながるスルーパスとかラストパスをしっかり出していきたいと思います。
〇森監督もけっこう1、2年生を使ってきて競争も激しいと思うんですけど、危機感とかはどうですか?
本当に1、2年生も能力のある人がいっぱいいますし。
ギラギラしている選手もいるので。
自分たち3年生ももっと上に引っ張るというか。チームの意識を上げるっていうところではみんな、普段から意識しているので。
1、2年生もやりやすい環境かなって思いますし。
3年生ももっと引っ張っていかないといけないと思います。
〇ここまで必ずしも納得していない試合だと思うんだけど、それでも負けなしなのはどういう要因があると思います?
失点してしまうっていうのがやっぱり原因としてあると思うんですけど。
失点してから、スイッチ入るのが遅いんですけど。
失点してからみんな目の色が変わって。
本当に負けたくはないっていう気持ちが出てきますし。
それが一番の原動力だと思います。
〇ACLは見ていますか?
準決勝は見られなかったんですけど、準々決勝は見ていました。
〇どう感じました?
本当に完全アウェイの中で自分たちのサッカーができていて。
前節(準決勝)も若い人たちがいっぱい出ていて。ゼキさん(大関友翔)も出ていたので。
自分たちの先輩が活躍しているので、刺激をもらっています。
〇去年年末に話を聞かせてもらったときは5ゴール5アシストぐらいという話をしていたと思うんですけど、改めてどれぐらい得点に関与したいとかありますか?
同じぐらいです。
〇フロンターレのサポーターの方にメッセージをいただいてもいいでしょうか?
今日自分がゴールを決めて一緒に喜べたので。
良かったですし。まだ連戦が続くので。また応援してもらって、また自分がゴールを決めたときにサポーターのところに飛び込みたいと思います。
「前半から自信を持って。回しの部分だったら本当に自分たちが一番いいと思うので。
自信を持ってやればもっともっといいサッカーができると思う」
MF8 新堀翔

〇ゴールを決めてどうでした?
横パスが来て。最初はトラップをしてシュートを打とうかなと思っていたんですけど。
キーパーが右に寄せているのが見えたので。ワンタッチでシュート打ってみたら入ったので良かったです。
〇今日は相手が昌平ということでどんなイメージをして試合に入りました?
両サイドでドリブルに特長がある選手がいるので。
自分はサイドバックのヘルプっていうのをけっこう意識してやって。けっこう抑えられていたのでよかったと思います。
〇けっこう球際も激しかったと思うんですけど、やってみてどうでした?
自分はけっこうロストが多かったので。
もっともっとそこの部分で違いを見せていかないといけないと思うので。
そこの部分はもっともっと突き詰めてやっていかないといけないと思います。
〇1点目恩田君がゴールを決めた後、なかなか主導権を握ることができなかった。どんな要因がありました?
まわしの部分で自分たちがボールを持ちすぎてパスをして。受ける人の時間を奪っちゃったりしていたので。
そういう部分というのはもっともっと速く判断をして、やっていかないといけないと思います。
〇後半森監督からもいろいろ指示があったと思うんだけど、どう切り替えようと思いました?
まずは戦う部分というのは言われていて。
前半は球際の部分で負けていたところがあったので。
後半はそこの部分で勝とうと思ってやりました。
〇5試合納得のいく試合はないと思うんだけど、それでも負けがないことをどうとらえている?
得点だったり、失点も今日は多かったんですけど。抑えられていたので。
もっともっと得点の部分だったり、失点の部分は少なくもできるし、(得点は)多くすることもできると思うので。
そういうところはもっともっとやっていかないといけないと思います。
〇連戦になりますけど。次に向けて。どういったプレーをしていきたいですか?
今日はボールロストだったりっていうのが多かったので。
次の試合はそこの部分で違いを見せて、アシストだったり得点だったりっていうのをもっともっとつけれるように頑張っていきたいと思います。
〇レイソルというまたスタイルを持ったチームが相手で。そういった相手にフロンターレらしいサッカーをして勝てればまた自信にもなるのかなと思うんですけど、どうですか?
最近は前半から自分たちのサッカーができていないので。
次の試合は前半から自分たちのサッカーができるように。中1日ですけど、みんなで戦って勝てたらいいなと思います。
〇去年の長橋監督はフロンターレらしく、森監督は相手を見て、と言っている印象があって。何が違いとかは感じます?
やるサッカーというのはあんまり変わっていないのかなって思うんですけど。
戦う部分っていうのはけっこう強く言われるので。
そういう部分ではけっこう刺激されるので。いい雰囲気でできているんじゃないかと思います。
〇稲本コーチが今年から入ってきて、何かためになるアドバイスとかありました?
あんまり言われないですけど、試合前とか「行こう!行こう!」と言ってくれるので。
「やろう」ってなります。
〇ACLは見ています?
見ていないです。
〇じゃあ結果だけ。
はい。結果だけ。ハイライトを見たりしています。
〇準決勝は大関選手がゴールを決めましたけど、そういったことに思うところはありますか?
大関君も足元の技術があって。自分もタイプは似ていると思うので。けっこう参考にしていますし。
ああいう舞台で結果を出せるっていうのは、すごいなって思うので。
自分も見習って頑張っていきたいなって思います。
〇これから先制点を取って、追加点を取って圧倒してっていうサッカーをしたいと思うんですけど、そこに向けてどうしていきたいですか?
前半から自信を持って。回しの部分だったら本当に自分たちが一番いいと思うので。
自信を持ってやればもっともっといいサッカーができると思うので。
前半から自分たちのサッカーをして、中1日ですけど、レイソル戦で自分たちのサッカーをして勝てるように頑張りたいと思います。
〇またフロンターレのサポーターの方にメッセージをいただいてもいいでしょうか?
まだまだいい内容ではできていないので。
もっともっといい内容でサッカーをして、勝てるように頑張っていくのでこれからも応援よろしくお願いします。
◇
昌平高校戦から中1日で行われた5月5日、第6節柏レイソルU-18は2-3。初黒星を喫することになったフロンターレ。
そのなかでも終盤には何度もチャンスをつくり、終了間際には何度もゴールに迫り続けました。
まだまだ90分間を通して「良かった」と思えるような試合をできていない一方、追いかける展開になっても、それを自分たちの力でひっくり返してきたことの積み重ねがあったようにも思えました。
これから、練習を積んで、選手たちが、チームがどんな戦いを演じていくのか。
どう課題を解消し、この日勝利の喜びを分かち合ったサポーターにどんな姿を見せていくのか。
とても楽しみにしています。
(文中敬称略)
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