12月22日は、Anker フロンタウン生田へ。
神奈川県のJクラブのユースチームやクラブチームのユースが競うリーグ戦、神奈川県クラブユースリーグが行われ、川崎フロンターレU-18は、SC相模原ユースとの試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-18 神奈川県クラブユースリーグ1部A vs SC相模原ユース】
12月22日(日) 午前10時キックオフ Anker フロンタウン生田 Anker Field 晴れ 40分ハーフ
横浜F・マリノスユースに5-0、Y.S.C.C.ユースに5-0で勝利。ここまで2連勝のフロンターレ。
先発は、GK21岩田幹太郎、最終ラインは右から24柏村涼太、22ペイシェンス海翔、4林駿佑、15関德晴、ボランチは23楠田遥希、キャプテンの26新堀翔、右MF28平塚隼人、左MF25平内一聖、トップ下に20藤井漣祐、前線には17恩田裕太郎。
12月17日にトップチームのコーチへの就任が発表された長橋康弘監督、同じくトップチームのコーチ就任が発表となった佐原秀樹コーチにとっては、U-18でのラストマッチ。
相模原の先発は、GK21竹本陽太、最終ラインは右から13関口航生、25今田万紗人、48杉本淳起、42三竹立直、ボランチは26齋藤遙陽、32望月恭太、右MF28稲本匡志、左MF35池尻結太、前線にはキャプテンの20上田康史、30金城セイジ。
青空が広がり、時折冷たく強い風が吹き抜ける冬のAnker フロンタウン生田。
両チームの選手の家族らはもちろんのこと、今年1年U-18を応援し続けたサポーターたちの姿も。
フロンターレU-12の3、4年生の選手たち、さらに20日から交流のためAnker フロンタウン生田を訪れている八ヶ岳グランデの選手たちがエスコートキッズやボールパーソン、担架要員を務めるなか、キックオフの時を迎えました。
立ち上がりは、フロンターレ、うまく藤井が左サイドに流れ、ボールを引き出すなどして、相模原の陣内へ。
そこから最終ラインに戻し、組み立てていくと2分には林のフィードに、エリア右へ抜け出した恩田がシュート。GK竹本のセーブに遭い、得点とはなりませんでしたが、いいかたちで試合に入っていきます。
楠田や新堀、林、ペイシェンスが多く触れ、右サイドでは柏村や平塚、楠田がかかわってボールを動かすフロンターレ。左サイドでは平内が縦への仕掛け。
また、フィードに恩田が高い位置へ動き出すなど、長いボールも交え、相模原のエリア前で時間をつくっていきます。
新堀がうまく間で受け、そのパスに柏村が右サイドの高い位置へ。クロスを入れるなど攻勢を続けるフロンターレ。
7分には、中央、新堀から右サイドに展開すると抜け出した柏村に対して、相模原はブロック。フロンターレの右コーナーキックに。
キッカーは平塚。左足でインスイングのボールを入れると、頭で合わせたのは恩田。ボールはゴールの中へ。
先制のゴールはフロンターレに入ります。
追いかける展開となった相模原も、フロンターレのエリア前に迫りますが、フロンターレはコンパクトに、球際に厳しく対応。
ボールをものにし、エリア前に浮き球を送ると恩田が高い位置へ、粘り強い動き出し。それによって、フロンターレのスローインにしていくと、9分には、右サイドで柏村がクロス。こぼれ球を拾ったのは藤井。エリア正面右でシュートを打つとこれが決まり、2-0。
フロンターレがさらに突き放します。
相模原もボールを奪ったところから前に出ていこうとしますが、フロンターレは戻りが速く再び自分たちのボールに。
最終ラインのペイシェンスが斜めに速いパスを入れ、間でうまく藤井が受け、右サイドに展開。平塚や柏村、楠田がかかわってボールを動かす時間をつくっていきます。
13分には、平塚からやや下がり目に顔を出した恩田へつながり、恩田から左サイド、関へ。関は高い位置へ持ち込みクロスを入れようとしますが、相模原のブロックに遭い、左コーナーキックに。
キッカーは新堀。右足で入れたボールは直接ゴールに向かっていきますが、わずかに上。しかし、精度の高いキックで、フロンターレがゴールに迫っていきます。
相模原も直後には、池尻がボールを奪い、うまく中央へ持ち込み、そのパスに金城がエリア右へ。しかし、関がカバー。体を粘り強く入れ、シュートは打たせずにしのいでいきます。
14分には、柏村の左サイド、高い位置を突くパスに平内が抜け出し、相模原が阻んだところ、セカンドボールを拾い、右サイド、柏村がクロス。
エリア内で藤井がおさめ、最後はエリア外正面で楠田がミドルシュートを打つも、竹本がセーブ。
左コーナーキックとなり、新堀が入れると、こぼれ球を拾ったフロンターレは、エリア外正面で関がシュートを打つも枠はとらえられず。
しかし、フロンターレがセカンドボールへの反応の良さでも上回り、ゴールへ迫っていきます。
相模原がフロンターレのエリア前に浮き球を入れてきたところ、ペイシェンスがおさめてマイボールに。そこから組み立てを図っていくフロンターレ。
16分にはフロンターレにファールがあり、エリア外左で相模原がフリーキックを得ると、望月が遠いサイドに入れたボール、杉本が高い打点のヘディングシュートを打ちますが、枠はとらえられず。
さらに前に持ち込もうとする相模原に対し、ペイシェンスがボールを奪い、そこから平塚が中央に寄って、ボールをうまく間で受け、前に運ぶなどしていくフロンターレ。
恩田が右サイドに開いて、平塚や藤井と連係。平内が背後を狙う動きを見せるなどしながら、さらにゴールを狙っていきます。
21分には、エリア外正面で相模原にファールがあり、フリーキックを得たフロンターレ。
キッカーは平塚。左足で狙ったシュートはクロスバー。セカンドボールをエリア外正面右で拾った林の裏を突くパスに、恩田がエリア外右へ抜け出し折り返すと、藤井がシュート。ゴールへ決まりますが、これはオフサイド。
楠田や新堀、平塚も中央に寄り、林やペイシェンスも多く触れ、藤井も中央、間で受けるなどしながら、フロンターレはボールを動かしていきます。
相模原も25分には、右サイドでのスローインの流れから金城が高い位置へ持ち込もうとしますが、関がカバー。
26分には、さらに相模原、高い位置で上田、金城が連係し、左サイドに展開すると、三竹がクロス。しかし、岩田が対応。
再びボールをつないでいくのはフロンターレ。恩田や柏村、新堀が右サイドでかかわり、平塚が左サイドにも顔を出すなどしながら、相模原のエリア前で時間を作っていきます。
28分には、相模原、中央で上田がカット。浮き球のパスに、金城がエリア外正面へ抜け出しそうになりますが、ペイシェンスが対応。ペイシェンスから中央へつながり、そこから右サイドに展開。柏村が高い位置をうかがっていきます。
32分には、左サイド、平内がエリア正面へ浮き球のパス。藤井が動き出していきますが、相模原の対応に遭い、左サイドでのスローインに。
その流れからエリア外正面左で楠田が受けると、相模原にファールがあり、フロンターレのフリーキックに。
キッカーは新堀。直接右足で狙いますが、これは左へ、
しかし、直後にはフロンターレ、右サイド、柏村へつながると、柏村は左足でクロス。これに頭で合わせたのは藤井。ゴールへ決まり、3-0。
さらにフロンターレが突き放します。
楠田や新堀、さらには平塚が中央にも顔を出し、セカンドボールをものにしながら、前に出ていくフロンターレ
相模原も、37分には、中央でボールを奪うと、浮き球のパスに金城が高い位置へ動き出していきますが、ペイシェンスと林が粘り強く対応。
しのいだフロンターレはそこから左サイドに展開。平内が高い位置へ持ち込み、クロスを入れると、エリア内へ恩田、平塚が飛び込みますが、惜しくもさわることはできず。
しかし、精度の高いクロスからゴールをおびやかしていきます。
38分には、藤井が間に顔を出して受け、左サイドに展開。関がクロスを入れると、右サイドへ流れたボールを柏村が粘り強く残し、相模原にファールがあり、エリア外右でのフリーキックに。キッカーは平塚。遠いサイドに入れていきますが、これはシュートには結びつかず。
相模原はそこから最後尾からの組み立てを図りますが、フロンターレ、恩田が正面でカット。恩田はゴール右を狙い、シュート。しかし、わずかに枠はとらえられず。
アディショナルタイムに入り、41分には相模原、高い位置で金城が入れ替わり、エリア外正面、上田につながると、上田は右サイドに持ち込もうとしていきますが、関がカバー。前半は3-0でタイムアップとなります。
後半フロンターレは、柏村に代わり31山川陽平、ペイシェンスに代わり29藤田明日翔、楠田に代わり34小川尋斗、恩田に代わり39廣瀬寧生。
最終ラインは右から山川、林、藤田、関。ボランチに小川尋斗、前線に廣瀬が入ります。
立ち上がり、ボールを収めた廣瀬のパスに藤井が左サイド、高い位置へ。これに対しては、相模原、関口が対応。
しかし、直後には、新堀、小川尋斗が中央で動かし、小川尋斗のパスに平内が左サイド、高い位置へ。これに対して、相模原はブロック。
フロンターレの左コーナーキックに。新堀がボールを入れると、ヘディングシュートを打ったのは藤田。ボーグはゴールの中へ。4-0。
フロンターレがさらに突き放します。
林や藤田、間で新堀や小川尋斗が受け、下がり目で受けた廣瀬が右サイドに展開するなどしながら、ボールをつないでいくフロンターレ。
一方の相模原も中央をうまく締め、それに対抗。5分には中央に顔を出した稲本から金城へつながり、金城のパスにエリア外正面で上田がミドルシュート。
これは左にそれましたが、相模原もしっかり自分たちでチャンスをつくっていきます。
再び小川尋斗や新堀が多く触れ、藤田から左サイド、関へつなげるなどしながら、前へ出ていくフロンターレ。
平内が左サイド、高い位置へ抜け出しクロスを入れるなどしていきます。
8分には、右サイド、高い位置へ山川が抜け出し、エリア外右へ。山川が折り返すと、正面にうまく入り込んだ平内がシュート。
相模原が体を張って阻んだところ、こぼれ球を拾った平塚がシュートを打ちますが、竹本がセーブ。
相模原も直後には、関口がカット。中央へつながり、スルーパスに金城がエリア内へ抜け出しそうになりますが、林が対応。
さらに相模原はフロンターレが左サイドに展開してきたところ、カット。そこから上田、金城と高い位置でつながり、フロンターレのエリア前に迫りますが、林が対応していきます。
山川や林、岩田も受けながら、ボールをつないでいくフロンターレ。うまく間で小川尋斗や平塚、新堀が受けながら、さらに前に出ようとしていきます。
12分には、相模原、左コーナーキックを得て、望月がボールを入れると、エリア内でフロンターレにファールがあったとの判定。
相模原がPKを得ます。しかし、金城のシュートは枠をとらえることはできず。
フロンターレはここで藤井に代わり38奥田悠真、平塚に代わり35木下勝正。奥田がトップ下。新堀が左MF、平内が右MF。
相模原は池尻に代わり40稲垣翔希が左MF、金城に代わり39立岡蒼琉。
平塚がうまく中央へ持ち出しその縦パスに廣瀬が高い位置への動き出しを見せ、再び前に出ていくフロンターレ。
16分には、右サイドでのスローインの流れから、平内から廣瀬へつながり、廣瀬がエリア正面へ抜け出しますが、シュートは相模原がブロック。
さらに奥田がうまく間を持ち上がり、正面へ持ち込むと、そのパスに廣瀬がエリア内へ飛び出しそうになりますが、相模原はカット。
それでも、前に持ち込もうとしたところ、フロンターレはボールを回収。林や藤田、山川、時には奥田も中央下がり目で受けるなどしながら、ボールを動かしていきます。、
17分には、相模原、右サイドから稲本がクロス。しかし、岩田がセーブ。すぐさまリスタートしたフロンターレは、小川尋斗、新堀とつながり、右サイド、平内へ。
平内がクロスを入れると、相模原はクリア。
右コーナーキックを得たフロンターレ。新堀がボールを入れると、林がヘディングシュートを打つも左。
相模原も、うまくサイドを突き、そこから前に出ようとしていきますが、フロンターレは小川尋斗が寄せ、簡単には前には行かせず。
再び、山川や平内、木下もかかわって右サイド、高い位置でボールを動かすなど、していきます。
24分には、それでも相模原、立岡がボールをおさめ、そのパスに稲垣が左サイド、高い位置へ。しかし、フロンターレはコンパクトに対応。
さらに間にボールを入れていきますが、小川尋斗や木下がカバー。
24分には相模原、中央で受けた稲本から右サイドに展開すると、関口がクロス。立岡がエリア内へ飛び込みますが、さわることはできず。
しかし、フロンターレのゴールに迫っていきます。
25分にはさらに相模原、フロンターレにファールがあり、エリア外右でフリーキックに。望月はニアに入れていきますが、小川尋斗が対応。
そこから新堀につながり、新堀から平内、平内から、右サイド、開いた廣瀬へ。相模原の戻りも速く、シュートにまではつながりませんでしたが、守備から攻撃へ切り替えていきます。
26分にはフロンターレ、林から間で受けた木下から右サイド、平内へ。平内は斜めに速いパス。正面で廣瀬が受け、相模原の対応に遭ったところ、セカンドボールを拾い、いったん後ろに戻し、新堀から再び、右サイド、平内へ。平内はエリア前に浮き球のパスを入れるも、相模原の対応に遭い、シュートにはつながらず。
相模原はここで望月に代わり36湯田琉斗、杉本に代わり44有働光志郎。湯田がボランチ、最終ラインは右から有働、今田、関口、三竹に。
フロンターレは30分、関に代わり左SBに32長崎亘佑、平内に代わり右MFに36小川翔太。
相模原が左サイド、稲垣が持ち込んできたところを阻み、小川翔太が高い位置へ持ち込むなどしていくフロンターレ。
33分には、中央で廣瀬や奥田がかかわり、右サイドに展開。小川翔太が高い位置へ持ち込み、右コーナーキックに。
キッカーは長崎。左足でニアに入れるも、相模原はブロック。再び右コーナーキックとなり、長崎が入れると、こぼれ球にエリア内、小川尋斗が詰めますが、竹本がセーブ。
長崎のパスを間で新堀が受け、木下、さらには山川も中央に寄り、小川尋斗もかかわり、小川翔太が高い位置へ動き出すなどしていくフロンターレ。
36分には、木下、小川尋斗とつながり、小川尋斗の浮き球のパスに、廣瀬がエリア正面右へ抜け出し、シュート。しかし、サイドネット。
相模原はさらに交代。稲本に代わり43佐藤遼一、三竹に代わり3神元翔。
38分にはフロンターレにファールがあり、エリア外左でフリーキックを得た相模原。
キッカーは稲垣。直接狙ったシュートはニアをとらえ、4-1。相模原が1点を返します。
フロンターレも39分には、左サイド、長崎の斜めのパスに奥田がエリア内へ。竹本をかわすもシュートは打つことはできず。
相模原も、うまく最終ラインでつなげながら、高い位置で時間を作っていきますが、フロンターレは小川翔太が低い位置へ戻りカバー。
アディショナルタイムに入り41分には、中央で木下、奥田とつながり、奥田のパスに廣瀬が高い位置への動き出し。しかし、相模原の守りも集中しており、それを阻んでいきます。
相模原も、42分には、高い位置でカットし、左サイドに展開。そこからのパスに齋藤がエリア右へ。しかし、林が厳しい寄せ。ゴールキックにしていきます。
さらに相模原は、フロンターレにファールがあり、エリア外正面でフリーキックを得ると、稲垣が遠いサイドに入れ、折り返していきますが、フロンターレはそれをしのいで再び新堀や長崎、奥田が右サイドでかかわり、中央に入れていくと、間で受けた木下から左サイド、長崎へ。長崎から新堀とつながり、新堀のパスに木下が高い位置へ飛び出していきますが、相模原は有働が対応。
試合はタイムアップとなり、4-1。
2024年の最後の試合。そして、長橋監督と佐原コーチにとってのU-18でのラストマッチを勝利で締めくくることになりました。
前半3-0 後半1-1 計4-1
得点:恩田裕太郎、藤井漣祐2、藤田明日翔(フロンターレ) 稲垣翔希(相模原)
フロンターレの先発:21岩田幹太郎 24柏村涼太 22ペイシェンス海翔 4林駿佑 15関德晴 23楠田遥希 26新堀翔(c) 28平塚隼人 25平内一聖 20藤井漣祐 17恩田裕太郎
交代:柏村→31山川陽平 ペイシェンス→29藤田明日翔 楠田→34小川尋斗 恩田→39廣瀬寧生 藤井→38奥田悠真 平塚→35木下勝正 関→32長崎亘佑 平内→36小川翔太
控え:19井澤明己
相模原の先発:21竹本陽太 13関口航生 25今田万紗人 48杉本淳起 42三竹立直 26齋藤遙陽 32っ望月恭太 28稲本匡志 35池尻結太 20上田康史(c) 30金城セイジ
交代:池尻→40稲垣翔希 金城→39立岡蒼琉 望月→36湯田琉斗 杉本→44有働光志郎 稲本→43佐藤遼一 三竹→3神元翔
控え:41上野碧海 37赤池陽向
(文中敬称略)
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