フロンターレU12 / ダノンネーションズカップ1日目


3月28日(土) 駒沢補助競技場

ヤマザキナビスコカップがあったものの、フロンターレのトップチームはお休みのこの日は佐原秀樹監督率いるU-12のダノンネーションズカップin Japanへ。8人制、試合時間は20分。U-12世代にとっては優勝すれば世界大会(今年はモロッコ開催)にも出られる大きな意味をもつ大会。フロンターレU-12は板倉滉や三好康児が在籍した08年から11年にかけて4連覇を果たしています。

フロンターレが予選リーグで対戦するのは青森FC U-12、フットボールクラブムサシ、千里ひじりサッカークラブ、サンフレッチェ広島、レジスタFC。
初日は3試合、2日目に2試合を行い、1位のチームのみ8チームによる決勝トーナメントへ進むことができます。桜の花のピンク色が増えていく、いい天気の駒沢公園でした。

【川崎フロンターレU-12 ダノンネーションズカップ予選リーグ第1節vs青森FC U-12】
7-0 得点:甲斐翔大2 石原央脩 五十嵐太陽2 秋葉拡人2
メンバー:GK19長田 FP3田鎖 5甲斐 8小室=cap→11山本 6秋葉→2佐々木14佐川→7南 9石原 10五十嵐→4山田 ※数字は背番号

青黒のユニホームのフロンターレに対し赤いユニホームの青森FC。1分にファウルでエリア外やや右でフリーキックを得るとこれを甲斐が左足で、ゴール左へ決めて先制。さらに石原が5分にゴール右から左へ決めて2-0。9分、10分には五十嵐、秋葉が立て続けにネットを揺らすなどして、追加点。去年の公式戦では予選の初戦では動きが硬くなりがちな姿が印象的だったのですが、幸先の良い試合に。

【川崎フロンターレU-12 ダノンネーションズカップ予選リーグ第2節vsフットボールクラブムサシ】
6-0 得点:甲斐翔大3 田鎖勇作 秋葉拡人 五十嵐太陽
メンバー:GK1青山 FP3田鎖 5甲斐 8小室=cap→7南 6秋葉→11山本 14佐川→4山田 9石原→2佐々木 10五十嵐 ※数字は背番号
第2節も青黒のユニホームのフロンターレ。ムサシは赤いユニホーム。相手GKの好守などもあってなかなかスコアを動かせず。それでもドリブルとパスをほどよく使いながら、ゲームを進めるフロンターレ。10分に相手GKが前へ出ているところを甲斐がミドルシュートを決めて1-0。佐川の左CKに田鎖が合わせて2-0。初戦でもゴールを挙げた甲斐がハットトリックを達成するなどして点を重ねてこの試合と終えます。
点を決めてもただ喜ぶのではなく、自らボールをセンターサークルへ運んで少しでも早く再開させ、さらにゴールを欲するフロンターレの選手たちが印象的な試合でした。

【川崎フロンターレU-12 ダノンネーションズカップ予選リーグ第3節vs千里ひじりSC】
6-0 得点:佐川新太郎 甲斐翔大3 五十嵐太陽2
メンバー:GK19長田 FP3田鎖 5甲斐 6秋葉→4山田 8小室=cap 14佐川→11山本 五十嵐 石原→2佐々木 ※数字は背番号
この試合の先発も同じメンバーで臨んだ青黒のフロンターレ。最終ラインに田鎖、甲斐。その前に小室がいて、右サイドに秋葉、左サイドに佐川。前線に五十嵐と石原、といった感じに並んでキックオフ。5分に右から左へ仕掛けた佐川がエリア外からミドルシュートを決めて先制点を奪うと、直後に石原に代わって佐々木を入れて右サイドに。右サイドの秋葉を最終ライン、ここまで点を重ねている甲斐を前線へ上げてさらに追加点を狙いにいきます。11分にはGKの長田のフィードに甲斐が抜け出しGKとの1対1を決め、コーナーキックのこぼれ球を甲斐が押し込み、16分には右サイドの佐々木がいったん中盤の小室へ返したポールを、右の裏へ走っていた五十嵐へパス。これをダイレクトでエリア右から決めて3-0。

終盤にもゴールを重ねて3試合で計19得点、無失点で初日を終えました。

同じグループで3連勝を飾ったのはこちらも無失点、14得点のレジスタFC。フロンターレは得点の差で首位。2日目の29日はサンフレッチェ広島との試合が9時25分キックオフ。レジスタFCとは11時55分キックオフの試合で対戦し、午後の決勝トーナメントへ進むチームを決めます。

初日のようにはいかないでしょうが、どんな試合をするのか、楽しみに駒沢公園へ参りたいと思います。(文中敬称略)

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