「スタメンを取るだけじゃなくて、やっぱりプレミアでゴールを積み上げたい。個人的には5ゴールを目標に頑張りたいと思ってます」 / 川崎そだちのアカデミー通信・FW14 全天海 インタビュー


 

2025年より、川崎そだちはフロンターレのホームゲーム開催時に配布される「みんなのチラ裏」で「川崎そだちのアカデミー通信」と題したコーナーを担当。フロンターレのアカデミーに関する情報を発信しています。

今回は10月11日、名古屋グランパス戦の配布分、FW14全天海選手のインタビュー詳細版です。

インタビューは7月16日に行いました。

 

全天海選手

 

 

○サポーターに自分のどんなところを見てほしいですか?

見てほしいのは、気持ちのあるプレー。攻撃でも守備でもアグレッシブに戦って。本当にがむしゃらに頑張るっていうところと。

あとはジュニアからこのチームにいるので、足元のテクニックっていうのはサポーターの皆さんに見てほしいなと思ってます。

 

○小学生からフロンターレに入って、だいぶ長いと思うんですけど、入ったきっかけは?

小学2年生の時に自分の中で結構大きなきっかけがあって。マリノスに僕の同期の江川慶亮選手が加入したことがきっかけで。

本当にずっと切磋琢磨してきて、ライバルである存在がマリノスに行ったっていうところで。まだその時は僕、セレクションっていう存在を知らなかったんですけど。

そこからもう「どこでもいいから絶対受かって本当に追いつこう」っていう気持ちを持ってやって。フロンターレのセレクションを受けて受かったっていう感じです。

 

○江川選手は今でもライバルという感じですか?
そうですね。前いたチーム(FCアムゼル)だと、マリノスに沢口栄太選手もいて。沢口栄太選手と江川慶亮選手はもう本当にずっと意識してやっています。

 

○今でも話をしたりとか?

たぶんお互いにライバル意識はあるので。あまり連絡は取らないです。

 

○今シーズンここまで、プレミアリーグでゴールも決めました (第6節横浜FCユース戦で初ゴール) 。振り返ってみてどうですか?

「もっとやれるな」っていうふうに、自分の中で思っていて。正直、悔しい思いは自分の中であって。

もちろんプレミアでゴールも決めて、何試合かスタメンで使ってもらったりもあったんですけど。

そこで結果は出せてないですし、圧倒的な活躍もできてないので。

だから今はベンチっていう立ち位置だと思うので。

正直、うれしい思いもあった半面、悔しい気持ちの方が自分の中ではあるかなっていう思いがあります。

 

○後期に向けての目標は、やっぱりスタメンを取ることですか?

スタメンを取るだけじゃなくて、やっぱりプレミアでゴールを積み上げたいので。個人的には5ゴールを目標に頑張りたいなと思ってます。

 

○後期の11試合で5ゴール?

はい、頑張ります。

 

○今、チームとしては結構苦しい状況が続いていて、自身でもこの夏で何かきっかけがほしいと思うんですけど、どうですか?

はっきり言うと、化けたいです。やっぱり「プロになりたい」っていう思いがあるので。

本当にこの夏、死に物狂いでやらなきゃプロへの道っていうのはないと思うので。練習からの取り組みもそうですし、終わった後の自主練とかも含めて。

体のケアとか、筋力トレーニングもそうですけど、人一倍、誰よりもやっていこうって思ってます。

 

○目標としては、ユースを卒業したら即プロになるぐらいの?

そうですね、やっぱその目標がないとユースでやっている意味ってないと思うので。そこは目標にしつつ頑張りたいなと思ってます。

 

○夏に特に取り組みたいこととかありますか?

夏は本当に得点をいっぱい決めたいです。そのために狩野さん(狩野健太コーチ)にもシュート練習を手伝ってもらっているので。

本当に結果にこだわって、自分的にはやりたいので、ゴールをいっぱい決められるようになりたいです。

 

○さっきも練習の時に、森さん(森勇介監督)からシュートの打ち方について話をされていたと思うんですけど、それについてはどうですか?

本当に森さんからはずっと「キックができないとダメだよ」って教わっていて。

森さんだけじゃないんですけど、いろんなコーチからキックのところを教えてもらっていて。本当に僕はキックができないと今後がないような選手なので、いろんな面でも助けてもらってるって感じです。

 

 

○体格的にも、技術とか、ちょっとしたキックの質とかがすごく大事になってくるという感じですね。

そうですね。もう何でもできるプレーヤーじゃないと、僕みたいなタイプは使ってもらえないので。

海外でも本当に小さい選手いますけど、そういう選手たちっていうのは本当にうまさもあるし戦えるし、高水準でプレーできるので。

自分もキックっていうところには、まずはしっかり目を向けてやっていきたいなと思います。

 

○お手本にしている選手は?

あこがれだったらネイマールとか。あとは今バイエルンにいるレナート・カール選手。レナート・カール選手は小柄でトップ下でやっているんですけど。

本当に自分が見習うべきシーンが多くて。一番僕と違うところは、全てが違うんですけど。キックがレナート選手の武器だと思うので。

本当にそういう選手になりたいと思って今は頑張っています。

 

○サッカー以外で何か趣味とかってあったりしますか?
サッカー以外だと、温泉に行くことが大好きで。学校の友達でサッカーやっている友達がいるんですけど、その子とよくオフの月曜日に行っています。

 

○他のチームで仲がいい選手がいる?

そうですね、結構いるんですけど。仲がいい選手は、小中高が同じ、町田ゼルビアに武眞音って選手がいるんですけど。

小学校からずっとやってきて高校も一緒なので、ずっと仲良くしているって感じです。

あとは、慶應高校に菅原啓太選手(フロンターレU-12出身)がいるんですけど。

彼もジュニアで一緒にやっていて。本当に彼がいなきゃ今、自分はサッカーをやれていなかったので。

僕はフロンターレに入ることが決まって、引っ越してきたんですけど、菅原選手がいろんな友達づくりとかも、本当に慣れない中でいろいろ手伝ってもらったので。本当に感謝しかないです。

 

○サポーターの人に応援されるってどうですか?

ジュニアからこのチームでやっていて思うんですけど。

本当にこんなにサポーターが多く来て、こんな熱い応援を受けるっていうのは本当に貴重な経験ですし。

本当に「このクラブでしか味わえないような、すごい応援をされているな」って自分の中で思っていて。

本当に「その応援に応えたいな」って思ってますし、「自分はもっとゴールでサポーターさんの期待に応えたいな」って思ってます。

 

○改めて後期に向けての目標と、サポーターの方へのメッセージをお願いします。

後期は本当に、チームとしても個人としても夏でしっかりレベルアップして。チームとしてはひとつでも多くの勝ち点を積み上げて、個人としても得点ももちろん大事なんですけどそれ以外のところでももっとレベルを上げて、圧倒的な選手になりたいなと思ってます。

サポーターさんに向けては、いつも応援していただいて本当にありがとうございます。後期はもっと勝ち点を積み上げて、皆さんと“バラバラ”を歌えるようにしたいので。これからも引き続き応援よろしくお願いします。

 

 

 

◇

夏の中断期間を経て、FWなど攻撃的なポジションではなく、ボランチとして多くの試合に出場している全天海選手。

U-12時代から培ってきた技術的な部分だけではなく、チームメートがゴールを決めれば誰よりも喜び、負けている状況であれば、声を絶やさずあきらめない姿勢を示し続ける。チームに活力を与えてくれる選手だと思います。

現在、フロンターレU-18はプレミアリーグEASTでは降格圏の11位。そんな苦しい状況だからこそ、きっと何か大きなものをチームにもたらしてくれるに違いない。そう思います。

プレミアリーグEASTの残りは5試合。どんなプレーを見せ、プロを目指すこれからにどうつなげていくのか。とても楽しみにしています。

 

 

 

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