10月11日Anker フロンタウン生田で行われたプレミアリーグEAST第17節、鹿島アントラーズユース戦を0-4で終えた川崎フロンターレU-18。
試合後に森勇介監督、ゲームキャプテンを務めたMF8小川尋斗に話を聞きました。
試合については◇フロンターレU18 – 鹿島アントラーズユース / プレミアリーグEAST第17節
「今やれることをやってもらって、
選手に、走れるとか、戦ってもらえるように持っていくことをまず優先にして。
その中で対策を立てていきたいなと思います」
森勇介監督

○前半早々に失点してしまって、なかなかフロンターレらしい展開ができなかったと思うんですけど、どう見ていましたか?
個人のところで、簡単にこれだけやられてしまうと苦しいかなって。チームでも相手が狙ってくるのがわかっていて。その対策っていうかその通りのルートに来て。
そこしかないっていうところでも簡単にキープされてしまったり。こうなってくるとちょっと苦しいかなって思います。
○個々の球際の差とかそういうところが、ありましたか?
グループとしてどこにボールを持ってこさせるって決まっていて、その通りに来ているので。
あとはそこで自分たちで取るとか。当然グループになるんですけど、やっぱり個人のところでしっかりやれなかったら、プロになることは無理だし。
そこのところはやってもらわないと厳しいかなって。
そこまでの設定、ルートはもう用意してあって、そういうふうに流れも来る場所もわかっているのに、あんなに簡単に起点をつくられて。
やってもらわないと困ります。
○選手たちにとっても点が取れなかったことは、ショックが大きいかなと思うんですけど。攻撃の方はどうでしたか?
最後のところをやりきれない。なんとなくワンタッチで「近い距離でやっていれば、うまい」みたいなのが出てきちゃったので。
しっかり振り抜くところだったり、やり切る。クロスも相手は苦しい中でもしっかり味方がいるところに上げてこられるし。
うちの選手はそういう、ちょっと寄せられたら、いいボールを上げられないとかが多いので。
それでもやっぱりやっていかなきゃいけないし。狙っていたカウンターのところで、もう一個パスがずれちゃったり、ノッキングしちゃったりがあったので。
そこの精度は上げていかないとな、と思います。
○鹿島はチャンスを確実に決めてきたなっていう印象なんですけど。そこの差はありますか?
後半立ち上がりのところでバタバタってなってピンチがありましたけど。
前半はあの失点以外は「そんなに危ない場面があるかな」っていう感じだったので。
「立ち上がりのところをしっかりやっていこう」って言ったんですけど、ちょっと受け身になるというか、ちょっとミスしたら、もう1回ポジション取ってっていうのが多すぎて。「ミスしたら前に出てつぶしに行く」っていうところは、後半言ったんですけど。なかなうまくゲームをつくれなかったなって思います。
○0-2になってからしばらく耐えていて。1点取れれば変わるかなってところだったと思うんですけど、そこからの展開はどう見ていました?
そんなに劇的には良くならないし。でも後半はうまく左サイドを使えつつあったので、その中で一本先に、「10分以内に1本取りたかったな」っていう中で、一発の個人の力だけでやられてしまったなって。あれがやっぱりうちの弱さかなって思います。
○FC東京、レイソルと上位のチームとの対戦が続きますけど、どう立て直していきますか?
しっかり映像を見て、今やれることをやってもらって、選手に、走れるとか、戦ってもらえるように持っていくことをまず優先にして。
その中で対策を立てていきたいなと思います。
○特にこの1週間で重点的にまた取り組んでいきたいなと思うことは、今日を踏まえてありますか?
守備のところはやって。4失点になったので。
ある程度持っていかせる場所は決まっていたので。さっきも言いましたけど、そこのところで持っていかせたところでやっぱり取りきれなかったっていうのが痛かったし。最後のクロスのマークのところもそうですし。守備のところはもう1回やろうと思いますけど。まだわかりません。
○後期が始まって。選手たちこういうことができるようになってきたなとか、成長したなとか、そういうところはありますか?
この前まではですけど、後半、うちが走り負けることはあんまりなかったので。
今日に関しては、要所要所、相手が出力を出してきた時に後手に回りましたけど。
今日の鹿島さんみたいにもっと走んなきゃいけないんですけど。少し走力のところは頑張ってやっているかなって思います。
○サポーターの方に、一言お願いします。
なかなか勝てなくて歯がゆいですが、選手は一生懸命やってますし。また一生懸命、頑張ってやるだけです。また応援よろしくお願いします。
「自信を持って目の前の相手に勝てば絶対結果は出てくると思うので。
まず一戦、相手どうこうじゃなくて、自分たちに目を向けて勝てればいいかなと思います」
MF8 小川尋斗

○前半、早い時間帯に0-2になって。その時はどんなことを考えてました?
もう「1点取るしかない」っていう気持ちでした。
○なかなかフロンターレのペースに持ち込めなかった。どんなところに要因があったと思います?
セカンドボールとかで相手のほうが一歩速かったりして。
自分たちの保持する時間がすごく短かったから、相手に点がいったのかなっていうのと。
相手のほうがカウンターの時だったり、カウンターを自分たちがする時も、受ける時もですけど。
全員が戻って全員が上がってっていうのを鹿島の方がすごくやっていたので、前半のうちから2点入ったんじゃないかなと思います。
○個人的にはもっとこういうプレーしてればよかったとか、思うところありますか?
もっと自分が受けて、チームにテンポを与えないといけなかったなっていうのは反省ですね。
○選手にとっても、フロンターレはやっぱり点を取るチームだから、点取れなかったのはショックなのかなと思うんですけど、そこはどうですか?
そうですね。点を取れなかったのも悔しいですけど、まずはこの試合に負けたっていうところに対して悔しいです。
○生田(Anker フロンタウン生田)で(プレミアリーグEASTでは)最後の試合ということで、すごい勝ちたい気持ちも強かったと思うんですけどそこはどうですか?
そうですね。生田が最後だったので、「ここで勝ちたい」っていうのはあったんですけど。
しょうがないって言ったらもうダメなんですけど。
まだあとホームゲーム(麻生グラウンド、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで開催)が2節残っているので。山田(青森山田)とレイソルが残っているので。そこは意地でも、死ぬ気で勝たないといけないなって、思います。
○これから上位と対戦が続いていきますけど、そういう相手にも勝つためにはもっとこうフロンターレらしいサッカーとかをやらないと勝つことができないのかなと思うんですけど、そうするためにどうしていきますか?
まずは今日もですけど、もっと1人1人自信を持って、目の前の相手をいなすぐらいのメンタルを持っておかないと。
相手が前から来たら蹴るだけとか。それこそフロンターレらしくない。もっと1人1人が自信を持って、目の前の相手とか奥の相手とかを見ながらプレーすれば、全然回せると思うので。フロンターレらしいサッカーをできると思うので、もっと自信を持ってプレーできるようにしたいです。
○「それだけの練習を自分たちはしてるんだ」っていう自負のようなものはありますか?
練習では自信を持って、相手が分かるので。自信を持ってプレーしているように見えるんですけど。
試合になった途端に、下げるだけとか蹴るだけとかっていう選手もいるので。もっと落ち着いてプレーしてほしいなっていうのは思います。
○練習の中から働きかけていくことも必要なのかなと思うんですけど、個人として発信していくことも必要なのかなと思うんですけど、どう考えていますか?
個々になると思うので。自分でビデオを見るなりして。プレーしてほしいなと思います。
○(10位の)ベガルタは昨日引き分けて(昌平高校と△2-2、フロンターレとの勝ち点差は2)、可能性が全然なくなったわけではないとは思うんですけど、どう受け止めてますか?
ベガルタどうこうとかじゃないと思うので、
まずは目の前の一戦を勝つ。目の前の相手に勝つっていうところをもっとフォーカスしていけば、結果は出てくると思うので。
目の前の相手に勝つっていうところをもっと意識して、やっていきたいと思います。
○次のFC東京ということで、クラシコということでもあるとは思うんですけど。意気込みなどは?
相手も上位(4位)なので。
別に上位だから引くとかないと思うので。それこそ、自信を持って目の前の相手に勝てば絶対結果は出てくると思うので。
まず一戦、相手どうこうじゃなくて、自分たちに目を向けて勝てればいいかなと思います。
○今日は積極的にシュートを打っていたと思うんですけど、もっと他の選手も打てるようになってくると、違うかなっていうところありますよね。
自分もシュートが今日は全然枠に、数本は行ったんですけど。
ビッグチャンスで変なところに行ったりしていたので。自分にもっと目を向けてシュート練習しないといけないですし。
自分的にはもっとシュートの本数っていうのは1試合通して、「もっともっと打っていかないといけないな」っていうのは思うので、
ゴール前に自分自身を置くっていうのも意識して試合をしていきたいなと思います。
○鹿島は確実にそういうところ決めてきていて。その辺の差はあるのかなと思うんですけど、いかがですか?
鹿島もどんどん、シュートを打てるチャンスがあったら、打ってくるっていうスタイルなので。
自分たちもそれぐらい。相手が目の前にいても股下だったり。「ゴールを決められる」と思ったら、シュートを打つっていうのが、そこが足りないかなって思うので、もっともっと振っていっていいかなと思います。
○サポーターの方にメッセージをお願いします。
ここ最近勝ててなくて。前育戦は勝てましたけど、全然勝ち星ってのがついてない中、今日もトップの試合がある中、このユースの試合に応援にきてくださり、本当にありがとうございます。
勝ててないのは本当に自分たちのせいだと思うので。また一からでも、練習から自分たちに目を向けて一戦一戦勝っていけるように頑張るので。
熱い応援お願いします。
◇
ゴールへの執念と数々の体を張った好守も見せ、11試合ぶりの勝利を挙げた第15節、前橋育英戦から一転、2連敗となったフロンターレ。降格圏の11位と厳しい状況が続いています。
それでもプレミアリーグEASTの残り5試合の中で、成長と自信を得るチャンスは残されています。
攻守に戦い抜いて、「自分たちのやってきたことが間違いではなかった」。
そういった確信を得られるような結果をつかみとることができますように。この状況だからこそ、どんなプレーを見せていくのか。
とても楽しみにしています。
(文中敬称略)
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