12月1日、川崎フロンターレが等々力陸上競技場にジュビロ磐田を迎え、J1リーグ最終節に臨むのを前に、等々力第二サッカー場へ。川崎市の五年生年代の選手たちによって競われる新人戦が11月から始まっており、この日は奈良へ遠征中の川崎フロンターレU-12の五年生たちに代わり、川崎フロンターレU-10の選手たちがFC中原との試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-10 川崎ケーブルテレビ杯新人戦サッカー大会中原区予選 vs FC中原】
12月1日(土)午後0時38分キックオフ 等々力第二サッカー場 晴れ 20分ハーフ 11人制
フロンターレの先発は、GKは本来はFPの13岡大翔。最終ラインは右から5瀬尾映介、6メンディーサイモン友、1白倉凜生、3橋本乃翔、ボランチはキャプテンの4日暮大陸、8小川尋斗、右MF11オビオラ クリスティアン チノンソ龍、左MF7尾関悠太、トップ下10奥田悠真、FW9小川翔太。
好天に恵まれ、青空の広がった等々力第二サッカー場。多くの両チームの選手の家族らが見守るなか、試合は始まりました。
キックオフとともに高い位置へオビオラを走らせ、前に出ていくフロンターレ。セカンドボールも拾い、ラインを高め、攻勢に。1分にはメンディーがエリア前に動き出す小川翔太を狙い、浮き球のパスを入れると、FC中原が処理しきれず、ボールはゴールへ向かっていきますが、最後にはクリア。惜しくもゴールとはならず。
フロンターレはさらに尾関とのパス交換から高い位置へ上がった日暮がエリア右のオビオラを狙い、パスを出すもFC中原の選手のカットに遭い、惜しくも通らず。
直後にはFC中原も33の仕掛けからファールを受けフリーキックに。54が左足で入れたボールは、ゴール右をとらえるも岡がすばらしい反応を見せ、得点は許さず。続いてのコーナーキック、こぼれ球を拾ったFC中原は51がシュートを打つも右へ。
しのいだフロンターレは、スローインの流れから奥田が高い位置へ上がるなどしていくも、なかなかシュートにはいけない時間帯が続いていきます。
それでもフロンターレは10や33、13を起点にゴールへ迫るFC中原に対し、橋本がブロックをしたり、日暮がカバーするなどして、攻撃の芽を摘みに。マイボールにすると、オビオラが右サイドから斜めに仕掛けるなど、変化を交えながら機会をうかがいに。日暮が左サイドに抜け出す小川翔太を狙い、スルーパスを出すなどしていきます。
しかし、試合を動かしたのはFC中原。10がパス交換からエリア前に。最後はエリア左から51が放ったシュートがゴール左へ決まり、0-1。先制点はFC中原へ。
さらにしっかりとシュートに結びつける場面をつくりだしていったのはFC中原。ボランチの6も左サイドの高い位置へ抜け出し、折り返しのボールを入れるなど、攻勢に。15分にはスローインの流れからエリア正面で15がシュートを打つも左へ。さらにエリア正面で8がミドルシュート。しかし、岡がセーブ。さらに中央からのパス交換からゴール前に出ていこうとするFC中原。しかし、白倉がよく足を出しボールはカット。
フロンターレも奥田が中央に下り、小川尋斗の浮き球のパスにエリア左へ尾関が抜け出し、折り返すもFC中原の守備に阻まれ、シュートには結びつかず。前半は0-1でタイムアップとなります。
後半フロンターレはGKが白倉、尾関が右MF、岡が左MF、奥田がボランチ、オビオラと小川翔太がFWに。
立ち上がり、攻勢に出たFC中原、スローインからエリア内へ6が入り込むも橋本がカバー。しのいでいくと、メンディー、尾関、オビオラとつなぎ、右へ流れた小川翔太に展開しようとしますが、FC中原の選手がカット。さらにエリア右に抜け出した小川翔太の縦パスにオビオラが抜け出そうとしますが、オフサイド。
4分にはFC中原。エリア外右でフリーキックを得ると、60が直接右足で狙いますが、白倉がセーブ。すばやく白倉がリスタートし、エリア前の小川翔太へ。FC中原の寄せに遭ったところをオビオラが拾い、中央へ仕掛け、エリア右へ。奥田がシュートを打つもブロック。右コーナーキックに。右から尾関が入れると、こぼれ球を拾い、エリア左で奥田がシュートを打つも右へ。厚い攻めで迫っていきます。
小川尋斗が高い位置へ顔を出すなどしていくフロンターレ。6分には小川尋斗がループシュートで狙うも右へ。奥田が浮き球のパスを出し、オビオラを走らせたり、尾関が小川尋斗とのパス交換から高い位置へ上がるなどしていきますが最後のところでシュートまではつなげない場面が続いていきます。
13分にはFC中原。スルーパスに13がエリア正面へ。しかし、白倉が前に出て、シュートは打たせず。
フロンターレは高い位置へ上がった岡が自陣へ戻りマイボールにするなど、切り替えよく守りに。瀬尾が高い位置へ上がるなどしていきます。
ロスタイムに入り、24分にはフロンターレ。小川翔太の縦パスにオビオラとつなぎ、抜け出すもシュートは打てず。試合はタイムアップ。2-0。FC中原が勝利することになりました。
前半0-1 後半0-0 計0-1
フロンターレの先発:13岡大翔。5瀬尾映介、6メンディーサイモン友、1白倉凜生、3橋本乃翔、4日暮大陸(c)、8小川尋斗、11オビオラ クリスティアン チノンソ龍、7尾関悠太、10奥田悠真、9小川翔太
敗戦とはなりましたが、球際に激しくプレーを重ねていったことが印象に残るフロンターレの選手たち。学年が上の選手たちとの試合は、これからにつながるものになると思います。
(文中敬称略)
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この記事の対戦相手はFC中原ですね。東住吉ではなく、、、
この記事の試合の対戦相手はFC中原です。東住吉ではありません。
ご指摘ありがとうございます。内容を修正いたしました。
今後ともよろしくお願いいたします。