4月3日は、等々力補助競技場へ。
川崎市や近郊のクラブチームの中学一年生を対象に、新たに川崎市が創立した大会「第1回川崎市ルーキーフェスティバル」が始まり、川崎フロンターレU-15等々力(1年)と川崎フロンターレU-15生田(1年)も出場しました。
この大会には、フロンターレのほかにFC川崎チャンプジュニアユース、三菱養和SC調布ジュニアユース、横浜FCジュニアユース、FC Kanaloa、横浜F・マリノスジュニアユース、横河武蔵野FC U-15、和光ユナイテッド川崎FC、横浜F・マリノス追浜ジュニアユース、浦和レッズジュニアユースが出場。AからDまで、3チームずつの4グループに分かれ、初日には等々力補助競技場と等々力第一サッカー場で予選リーグを行い、4日に順位決定戦が行われます。
フロンターレ等々力は、横浜F・マリノスジュニアユース、横河武蔵野FC U-15と同じCグループ、フロンターレ生田は、東京ヴェルディジュニアユース、FC KanolaとともにBグループに入りました。
【川崎フロンターレU-15生田(1年) 第1回川崎市ルーキーフェスティバル予選リーグ vs 横浜F・マリノスジュニアユース】
4月3日(月) 等々力補助競技場 晴れ 20分ハーフ
まず試合に臨んだのはフロンターレ生田。
先発は、GK33小坂一、最終ラインは右から35渡部泰地、25猪又聖生、40野田永輝飛、34松島生和、ボランチは28池田颯太、41坂西叶羽、右MF27遠山頼斗、左MF遠山煌斗、前線には30初音虎次郎、29平野杜和。
空には白い雲がかかり、穏やかな晴天の等々力補助競技場。周囲から選手の家族らが見守るなか、試合は始まりました。
立ち上がり、フロンターレ等々力は、最終ラインから池田、池田から初音とつながり、初音のパスに、平野が正面へ。ここはマリノスの守備に遭い、シュートにまではいけなかったものの、いい連係を見せていきます。
フロンターレ等々力は、さらに小坂に猪又、野田がかかわり、後ろからの組み立てを図りに。
しかし、マリノスはそれに対して連動して前から奪いにいき、2分には、エリア前でカット。シュートに持ち込みますが、小坂の好セーブで得点とはさせず。
左コーナーキックとなり、9が右足でボールを入れると、セカンドボールを拾ったマリノスは、2がクロス。
しかし、エリア内で猪又が体を張って阻み、最後は渡部がクリア。しのいでいきます。
5分にはさらにマリノス、右サイド、14が裏を取り、高い位置へ。折り返しに、エリア正面、12がシュートを打ちますが、小坂がセーーブ。
さらにマリノスがうまく間にボールを入れ、3の右クロスから狙いますが、小坂がパンチング。最後のところで好守を見せていきます。
しのいだフロンターレ等々力は、平野が縦パスをおさめ、右に展開。遠山頼斗からオーバーラップした渡部へ。
シュートなどには結びつけられませんでしたが、いい連係を見せ、さらに初音の右裏を突くパスに、遠山頼斗が抜け出す場面をつくるなどしていきます。
9分には、マリノス、左サイドの4から2とつながり、右SBの3へ。3が間を縫うように持ち上がり、中央への縦パス。間でうまく受けた7のミドルシュートは枠をとらえますが、小坂がセーブ。
さらにうまく、14が裏を取り、エリア前に迫っていきますが、松島がクリア。
フロンターレ等々力は、右サイドで遠山頼斗がカット、渡部や池田がかかわり、ボールを動かす時間をつくり、最終ラインへ戻しての組み立てに。
しかし、10分、マリノスはエリア前でボールをカット。正面、うまくフリーで受けた4が決めて、0-1。先制点はマリノスへ。
追いかけるフロンターレ等々力、11分には、野田のフィードに、正面やや左で平野がうまく入れ替わり、右サイドの遠山頼斗へパス。追い越した渡部が右クロスを入れますが、マリノスはクリア。
さらにラインを高め、前へ出ていくフロンターレ等々力。野田が鋭い縦パスを、初音につけて、中央から動かそうとしていきます。
14分には、ふたたびマリノス、左SBの7が高い位置へ。折り返しに、正面で12がシュート。小坂が阻んだところ、詰めた4が押し込みますが、オフサイド。
フロンターレ等々力は、中央でしっかり球際の厳しさを見せ、坂西、遠山煌斗との連係から松島が高い位置へ顔を出すなどしていきます。
18分には、エリア外正面やや右、うまく受けた初音がミドルシュート。しかし、GK1がセーブ。
19分には、中央にしぼった松島がカット。右サイド、初音へ。初音から正面で遠山煌斗が受け、エリア左で受け直した初音はシュート。しかし、わずかに右。
ゴールとはなりませんでしたが、いい連係を見せていきます。
20分には、マリノス、再び14が右サイドの高い位置へ抜け出し、エリア右へ。しかし、小坂がセーブ。
前半は0-1でタイムアップとなります。
後半、フロンターレ等々力はGK33小坂一、最終ラインは右から35渡部泰地、25猪又聖生、40野田永輝飛、39木田悠司、ボランチは42岩﨑海澄、34松島生和、右MF36笠原宏仁、左MF38小嶋遼介、前線には31林凜太朗、29平野杜和。
立ち上がり、右サイドからのマリノスの攻勢を、しのいでいくフロンターレ等々力。さらに正面でマリノスは縦パスを入れていきますが、猪又がカバー。しのいでいきます。
4分には、野田が持ち上がり、スルーパス。林が正面へ抜け出しそうになりますが、オフサイド。
5分には、高い位置で林がカット。右へ展開。前へ持ち出した笠原が浮き球を入れると、ワンタッチあり、左コーナーキックに。
木田が左足でボールを入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレは、笠原から右サイド、高い位置の小嶋へ。小嶋は仕掛けていきますが、マリノスの守りが阻んでいきます。
しっかりマリノスの選手たちに対し、競り合い、また、高い位置から奪いにいき、林がカットするなど、していくフロンターレ等々力。
ラインを高め、最終ラインの猪又から右サイド、高い位置の渡部へつながるなど、うまく間を突きながら、前へ出ていこうとしていきます。
マリノスも、最終ラインの5がカット、すぐさま、14へパスを通すなどし、守備から攻撃への切り替えの速さを見せていきます。
10分には、フロンターレ等々力が後ろからつないでいこうとしたところ、カット。左に展開し、クロスを入れていきますが、フロンターレ等々力はクリア。
11分にはフロンターレ等々力、平野のプレスバックからボールをものにし、右に展開。笠原から渡部とつながり、下がり目で笠原はクロスを入れようとしますが、マリノスは体を張って、阻んでいきます。
フロンターレはここで松島に代わり28池田颯太。平野に代わり26遠山煌斗。
12分には、マリノス、エリア外右のスペースを突くパス、14が飛び出しますが、小坂がエリア外へ出て、カバーする好守。
しかし、直後、エリア内でフロンターレにファールがあり、マリノスはPKを得ます。
これをキッカーの15が決め、0-2。
フロンターレ等々力は、野田や池田、岩﨑がかかわって、遠山煌斗との連係から林がエリア内へ仕掛けるなど、ゴールへ向かう動きを見せていきます。
15分には、右サイドへ開いておさめた林が、左サイドを突くパス。しかし、マリノスはカバー。
マリノスも17分には、8のスルーパスから、15がエリア外正面やや左へ。シュートを打ちますが、右に。
フロンターレ等々力はGKの小坂、猪又、野田が組み立てを図り、林が下がり目に下り、ボールをおさめ、左サイド、小嶋へ展開。そこから中盤の池田や岩﨑が運び、左サイド、高い位置へ遠山煌斗が抜け出す場面をつくりますが、マリノスの守りも堅く、なかなか決定的な場面にはつながらず。
19分には、中央で小嶋がカット、左サイド、流れた遠山煌斗へ展開。遠山煌斗が、エリア内へ速いパスを送ると、小嶋が飛び出しますが、さわることはできず。
さらに小坂のフィードを遠山頼斗が競り、正面へ林が飛び出すも、ここでもマリノスの守りに遭い、シュートは打てず。
試合はタイムアップ。0-2。勝利したのはマリノスとなりました。
前半0-1 後半0-1 計0-2
フロンターレ等々力の先発:33小坂一 35渡部泰地 25猪又聖生 40野田永輝飛 34松島生和 28池田颯太 41坂西叶羽 27遠山頼斗 26遠山煌斗 30初音虎次郎 29平野杜和
交代:初音→31林凜太朗 坂西→39木田悠司 池田→42岩﨑海澄 遠山頼斗→36笠原宏仁 遠山煌斗→38小嶋遼介 松島→28池田颯太 平野→26遠山煌斗
(文中敬称略)
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