9月23日、等々力第一サッカー場では、川崎フロンターレU-15等々力の1年生たちが、神奈川県U-15サッカーリーグ4部の第3戦、CFG-YOKOHAMAジュニアユース戦に臨みました。
【川崎フロンターレU-15等々力(1年) 神奈川県(U-15)サッカーリーグ4部 vs CFG-YOKOHAMAジュニアユース】
9月23日(土)午後4時2分キックオフ 等々力第一サッカー場 35分ハーフ くもり
神奈川県(U-13)リーグと神奈川県(U-15)サッカーリーグ、ふたつのリーグ戦を戦うフロンターレ等々力。
ここまで神奈川県(U-15)サッカーリーグでは2敗。
先発は、GK21松田隼、最終ラインは右から32オガー悠仁、42岩﨑海澄、25猪又聖生、40野田永輝飛、ボランチは30初音虎次郎、41坂西叶羽、右MF36笠原宏仁、左MFキャプテンの29平野杜和、前線には28池田颯太、31林凜太朗。
一方のCFGはここまで2戦2勝という戦績。
雲の隙間からかすかに青空ものぞき始めた等々力第一サッカー場の周囲には多くの両チームの選手の家族らの姿も。
この日の等々力陸上競技場では、川崎フロンターレU-18が、プレミアリーグEAST、昌平高校戦に臨んでおり、ちょうど後半のキックオフを迎えようとするところ。
サポーターたちの声援も聞こえるなか、試合は始まりました。
立ち上がり、後ろから回していこうとするCFG。それに対して、フロンターレ等々力は前からうまく連動してプレス。
1分には、左サイドに展開すると、野田が高い位置へ。野田からやや中へ寄った平野へつながり、そのパスに初音がエリア左へ。
初音の折り返しに、林がエリア内へ動き出しますが、CFGの体を張った守りが阻んでいきます。
一方のCFGも、直後には右サイド、高い位置へ7が抜け出し、クロス。エリア内に入りますが、坂西がカバー。
こぼれ球を拾った6がエリア外正面でシュートを打ちますが、右にそれていきます。
ラインを高め、エリア前にボールを入れてくるCFGに対し、フロンターレ等々力は、オガーが絞って対応。GKの松田につなげ、猪又や岩﨑がかかわりあって、ボールを動かす時間をつくっていきます。
4分には、縦パスを岩﨑がカット。中央の初音につながり、初音は左サイドに展開。平野から高い位置の野田につながり、野田はエリア外左へ。
野田の折り返しに、林が飛び込みますが、GK13がセーブ。得点とはなりませんでしたが、素晴らしい連係からチャンスをつくっていきます。
しかし、CFGはすばやくリスタート。右サイドに展開すると、エリア正面やや右、抜け出した7がシュート。これがゴール左に決まり、0-1。
先制点はCFGに入ります。
追いかける展開となったフロンターレ等々力は、オガーや岩﨑、猪又が動かしていき、左に開いた野田が高い位置へ。
池田や林がうまく受け、右へ展開。笠原につながり、笠原のパスに初音が正面へ。初音は縦に入れようとしますが、CFGもコンパクトな守りで対応。
下がり目で4が受け、右へ展開、今度はCFGの攻勢に。7が高い位置へ抜け出し、クロスを入れていきますが、猪又がカバーしていきます
フロンターレ等々力は、野田が左サイド、高い位置へ開いて受け、平野が中央に寄り、初音とかかわって、ボールを動かしていきますが、CFGもコンパクトにして対応。
うまく間でカットしていきます。
それでも、フロンターレ等々力は、CFGのスルーパスに対し、松田が前に出て対応、集中力を保ったいい守りを見せていきます。
林が左サイドに流れ受け、池田、中盤で坂西がかかわって、前に出ていこうと売るフロンターレ等々力。CFGがカットし、右サイドから持ち込もうとしても、野田がカバー。
さらにGK13が縦に付け、起点をつくろうとするCFG。しかし、猪又がインターセプト。池田に縦に付け、守備から攻撃へつなげようとしていきます。
下がり目で林が受け、平野や中盤の初音、野田、最終ラインの野田や猪又、間に坂西も顔を出すことで、ボールを動かしていくフロンターレ等々力。
CFGが組み立てを図る場面では、林や池田らが前からうまく連動。エリア前にクロスが入る場面では、猪又が対応していきます。
それでも、なかなかシュートまではいけないフロンターレ等々力。それに対し、CFGは14分、中盤の17が右サイドを突くパス。これに抜け出した7がシュートを打ちますが、枠はとらえられず。
さらにフロンターレ等々力は、最終ラインの岩﨑がうまく間に顔を出した初音につけ、池田や林もかかわることで高い位置でプレーをしていきます。
16分には、下がり目で受けた池田のスルーパスに、野田がエリア左へ。しかし、CFGも集中した守りで、これに対応。シュートは打つことはできず。
CFGも下がり目で4が受け、左へ展開。11が左サイドで受け、クロスを入れると、セカンドボールを拾い、最終ラインの9が高い位置へ。縦に付けていきますが、岩﨑が対応。
坂西も中盤でうまくマイボールに。そこから初音から左サイド、平野へ。間で坂西も受け、フロンターレ等々力がボールを動かす時間をつくっていきます。
飲水タイム明け、フロンターレ等々力はオガーに代わり26遠山煌斗。
GK21松田隼、最終ラインは右から36笠原宏仁、42岩﨑海斗、25猪又聖生、40野田永輝飛、ボランチは41坂西叶羽、30初音虎次郎、右MFキャプテンの29平野杜和、左MF26遠山煌斗、前線には28池田颯太、31林凜太朗。
立ち上がりには、CFG、右サイドから攻撃に持ち込むと、エリア外右、7がシュートを打ちますが、松田がセーブ。
さらに22分には、4がエリア外右へ。ミドルシュートを打ち、これがゴール左に決まり、0-2。CFGが突き放します。
岩﨑が少し前に持ち出し、笠原や坂西がかかわり、動かしていくフロンターレ等々力。左に開いて受けた野田のパスに、エリア内へ林が抜け出し、さらに右サイド、平野が折り返す場面をつくりますが、GK13がセーブしていきます。
フロンターレ等々力は、さらに右サイド、笠原が間に付けたパス、坂西につながり、坂西から最終ラインの猪又へ。猪又から高い位置の野田へつながり、野田はクロスを入れていきますが、最後のところでCFGも集中した対応を見せ、セカンドボールは中盤の17が対応していきます。
26分には、フロンターレ等々力にファールがありエリア外左、CFGのフリーキックに。
キッカーは4右足で直接狙いますが、サイドネットを叩きます。
フロンターレ等々力は、さらに岩﨑や猪又、初音や遠山煌斗がかかわり、岩﨑の浮き球のパスに、林がエリア正面への動き出し。
オフサイドとはなりましたが、流れを変えようとしていきます。
30分には岩崎の縦パスを池田がおさめ、左へ展開。坂西につながり、坂西の縦パスに、平野が左サイドから斜めの動き出し。
しかし、オフサイド。
フロンターレ等々力は、さらに中央、下がり目に下りた池田が縦パス。それにエリア内へ、平野が動き出しますが、CFGの守りに遭い、シュートにはつながらず。
さらにCFGがGK13が中央へ縦パス。右に開いて受けた7が正面へ持ち出し、持ち込もう解いていきますが、野田がカバーしていきます。
35分には、右サイドでのスローイン、おさめた林から受けた坂西がエリア正面へ。しかし、CFGの守りが阻んでいきます。
前半は0-2でタイムアップ。
後半フロンターレ等々力は、GK21松田隼、最終ラインは右から36笠原宏仁、42岩﨑海澄、25猪又聖生、40野田永輝飛、ボランチは28池田颯太、41坂西叶羽、右MF26遠山煌斗、左MF30初音虎次郎、前線には32オガー悠仁、キャプテンの29平野杜和。
立ち上がりには、フロンターレ等々力、遠山煌斗の裏を突くパスに、平野がエリア正面やや右へ。うまく前に持ち込みシュート。しかし、GK13がセーブ。
フロンターレ等々力は、左サイド、高い位置に開いて野田が受け、エリア前に坂西が飛び出していきますが、CFGの球際の強さの前に、奪われてしまいます。
一方のCFGも、3分には、右サイド、高い位置にうまく7が抜け出し、シュート。これは松田がセーブ。
さらに中盤で23や17、4がかかわって動かしていきますが、エリア前には行った場面では、松田や猪又らが対応していきます。
5分にはフロンターレ等々力、笠原の縦パスに、オガーが高い位置へ仕掛け、右コーナーキックに。
キッカーは平野、右足でニアに入れると、猪又が右足でシュート。しかし、左に。
さらにフロンターレ等々力は、笠原と遠山煌斗が連係。エリア前でオガーや平野が浮き球を粘り強く競り、起点をつくろうとしていきますが、CFGも中盤や最終ラインの選手たちがしっかり対応。
シュートには持ち込めず。
CFGも7分には、24の縦パスに、7がうまく左サイドから正面やや左に抜け出し、シュート。これは右に。
さらに17が左へ展開。24がエリア外左に持ち込んで、シュート。ポストを叩いたところ、こぼれ球に詰めた17がシュートを打ちますが、フロンターレ等々力の体を張った守りで、左コーナーキックに。
7が右足でボールを入れると、セカンドボールを拾ったCFG。7の縦パスに、9がエリア左へ動き出しますが、これはラインを割り、シュートは打てず。
しのいだフロンターレ等々力は、下がり目で平野が受け、左サイドを突くパス。これに野田が抜け出していきますが、CFGの6がうまく体を入れ、エリア内へは行けず。
さらに野田や初音、中盤で池田や坂西、右サイドの笠原や遠山煌斗とつながり、両サイドと中盤を使い、動かしていきますが、CFGは左サイドで11がカット。中盤の4の縦パスに23がエリア前に。
しかし、松田がカバー。すぐさま初音につなげ、守備から攻撃へのつながりを持たせていきます。
12分にはフロンターレ等々力に交代。
池田に代わり31林凜太朗。初音がボランチ、オガーが右MF、平野が左MF、遠山煌斗、林が前線へ。
フロンターレ等々力は、初音が中盤でうまく持ち出し、坂西や遠山煌斗、オガーも中央に寄って受けるなど、ボールを動かしていきます。
14分には、岩﨑のフィードを正面で平野がおさめ、そのパスに、遠山煌斗がエリア左へ。しかし、さわることはできず。
直後には笠原が右サイドから正面へ持ち込み、縦パスに林がエリア正面やや右へ。CFGの守りが阻んだところ、エリア正面右、詰めた初音がシュート。しかし、上に。
フロンターレ等々力は、猪又、岩﨑、間に坂西が顔を出し、左サイド、野田へ展開。野田の浮き球のパスに、林が正面へ抜け出しますが、オフサイド。
飲水タイムをはさんで、フロンターレ等々力は、GK21松田隼、最終ラインは右から26遠山煌斗、42岩﨑海澄、25猪又聖生、40野田永輝飛、ボランチは30初音虎次郎、41坂西叶羽、右MF32オガー悠仁、左MFキャプテンの29平野杜和、前線には31林凜太朗、36笠原宏仁。
20分にはCFG。正面への縦パスを、7がおさめ、巧みなターンから縦へ仕掛け、エリア前に持ち込み、シュートを打つと、これが決まり、0-3。
さらにCFGが突き放します。
フロンターレ等々力は、直後には右サイド、笠原から中央の初音へ。林に縦に付けた初音は、リターンを受け、エリア内へ向かっていきますが、CFGの守りに遭い、シュートまでは行けず。
さらにフロンターレ等々力は、岩﨑、猪又の間に坂西が下り、初音もかかわってつなぎ、坂西の左サイドを突くパスに、平野が反応。しかし、オフサイド。
24分フロンターレ等々力は、笠原に代わり再び28池田颯太。
27分には、CFGにファールがあり、エリア外正面やや右でフリーキックを得たフロンターレ等々力。
野田は左足で直接狙いますが、GK13がセーブ。
さらにフロンターレ等々力は、初音の裏を突くパスに野田が高い位置へ。野田はエリア外左から折り返そうとしますが、CFGの体を張った守りが阻んでいきます。
坂西から右サイド、遠山煌斗につながり、オガーが高い位置へ仕掛けるなどしていくフロンターレ等々力、
しかし、CFGもうまくボールをカット。
31分には再び、初音から左サイドの野田へ、野田は縦に仕掛け、またも折り返しますが、エリア内でCFGは落ち着いた守り。シュート緒までは行けず。
さらに初音の縦パスをオガーがおさめ、坂西や遠山煌斗、平野や野田らがつながっていくフロンターレ等々力。
しかし、なかなかシュートまでは行けない時間が続いていきます。
一方のCFGも中盤で17がおさめ、左へ流れた7から6とつながり、6はエリア右を突くパス。これに交代で入った2が反応しますが、松田がセーブ。
アディショナルタイムに入り、36分には、CFG、17から左へ展開。左サイドから右サイドへつながり、折り返しに、途中出場の18が正面へ。シュートは枠をとらえますが、松田がセーブ。
さらに下がり目で受けた4が高い位置へ持ち込み、縦パスに17がエリア内へ飛び出していきますが、松田がカバー。
試合はタイムアップとなり、0-3。
勝利したのはCFGとなりました。
この日は得点を奪うことはできなかったフロンターレ等々力。それでも、前半、立ち上がりにはうまく連動しながらプレスをかけ、また、好連係からチャンスもつくるなど、チームとしての連係が深まっている、と思わされる場面も多くあったように思いました。
まだまだ続いていくシーズン。年代が上の選手との対戦も重ねる中、どんなプレーを見せていくのか、とても楽しみにしています。
前半0-2 後半0-1 計0-3
先発:21松田隼 32オガー悠仁 42岩﨑海澄 25猪又聖生 40野田永輝飛 30初音虎次郎 41坂西叶羽 36笠原宏仁 29平野杜和(c) 28池田颯太 31林凜太朗
交代:オガー→26遠山煌斗 林→オガー 池田→林 笠原→池田
(文中敬称略)
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