6月29日は、青森山田高校グラウンドへ。
プレミアリーグEASTは第11節を迎え、川崎フロンターレU-18は青森山田との試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-18 プレミアリーグEAST第11節 vs 青森山田】
6月29日(日) 午前11時キックオフ 青森山田高校グラウンド 晴れ 500人
前節FC東京U-18との“多摩川クラシコ”を2-2。連敗を4で止めたフロンターレは、3勝3分け4敗。
先発は、GK1松澤成音、最終ラインは右から25小川翔太、キャプテンの4林駿佑、3藤田明日翔、13柏村涼太、ボランチは14小川尋斗、5楠田遥希、右MF6藤井漣祐、左MF8新堀翔、トップ下10平塚隼人、前線には11ステンパールカ大翔。
新堀が第8節の鹿島アントラーズユース戦以来の先発。ここまで7ゴールを決めているFW9恩田裕太郎はメンバー外。また、開幕から欠場の続いていたDF2関德晴が今季初めてのメンバー入り。

青森山田は5勝5敗。先発は、GKキャプテンの1松田駿、最終ラインは右から24菱田一清、5大場光翔、4月舘汰壱アブーバクル、3福井史弥、ボランチは20小澤丈、15藤原栄之郎、右MF16杉山大起、左MF14今田匠、前線には13井上愼太、9深瀬幹太。
前橋育英時代にはプリンスリーグ関東でフロンターレと対戦した選手である、ジェフユナイテッド市原・千葉のDF松田陸の弟、松田は、6月23日に来季のファジアーノ岡山加入内定が発表されたばかり。
2024年は、Anker フロンタウン生田で行われた第10節は、矢越幹都・恩田のゴールで2-0。
◇フロンターレU18 – 青森山田 / プレミアリーグEAST第10節
青森山田高校グラウンドで行われた第20節は、キャプテンの土屋櫂大が先制点を決めたフロンターレが八田秀斗の2ゴールで突き放し、3-0。
◇フロンターレU18 – 青森山田 / プレミアリーグEAST第20節
フロンターレの2戦2勝という戦績。
選手の家族らに加え、多くのメンバー外の青森山田の選手たち、さらにはフロンターレのサポーターも集った青森山田高校グラウンドは、時折やや強い風こそ吹くものの、汗ばむような暑さ。多くの人々が見守る熱のこもった雰囲気の中、キックオフの時を迎えました。
立ち上がりは、青森山田、GKの松田がエリア外右を突く正確なキック。これに対し、フロンターレは松澤がエリア外へ。高い位置で青森山田はキープを図りますが、松澤が粘り強く寄せて、柏村へ。
フロンターレも直後には、中央で受けた藤井が右サイド、高い位置へ展開。小川翔太が高い位置へ抜け出していきますが、守備時には5バック気味にして対応する青森山田は、今田が粘り強く寄せていきます。

林や藤田の両CBに、平塚も低い位置に顔を出して、組み立てを図るフロンターレ。藤田が左サイド、高い位置を突くフィード。動き出した柏村はうまくおさめることはできませんでしたが、最終ラインから背後を突くフィードを繰り出し、揺さぶっていきます。
青森山田もそれに対し、5分には、右サイドで杉山がカット。縦に仕掛け、折り返していきますが、林がカバー。
右コーナーキックを得た青森山田は、今田が左サイドで遠いサイドへ入れると、福井が折り返し。しかし、フロンターレは体を張り、ブロック。
さらにラインを高め、青森山田は福井がやや中寄りに顔を出す一方で、今田が左サイド、高い位置へ。両サイドを使いながら、フロンターレの陣内でプレーする時間をつくりますが、フロンターレはコンパクトに、粘り強く対応。
8分には、ボールを奪った平塚が前に持ち上がり、ステンパーに預け、エリア外右へ。最後は青森山田の対応に遭い、シュートまでいけませんでしたが、守備から攻撃へつなげる姿勢を見せていくと、直後には、青森山田のロングスローをしのいで、中央の藤井の縦パスに、平塚がエリア正面へ。
ここでも青森山田の粘り強い守りに遭い、シュートまではいけませんでしたが、青森山田がゴール前に迫るところではしっかり対応し、そこから攻撃へつなげていきます。
9分には、中央、小川尋斗のパスに小川翔太がエリア外右へ抜け出し、クロス。ステンパーが合わせるもこれは上に。


青森山田も直後には、右サイドに展開。杉山がエリア右へ向かって仕掛けていきますが、柏村がブロック。
右コーナーキックを得た青森山田は、今田がニアに入れると、藤原が飛び込みますが、フロンターレはブロック。
セカンドボールを拾ったフロンターレは、平塚が右サイド、高い位置へ。これに対しては、杉山がファール。
藤田や林が多く触れ、林がやや前に持ち出し、受けた小川翔太のフィードに、ステンパーが高い位置へ動き出し、セカンドボールを拾った平塚が高い位置へ持ち込むなどしていくフロンターレ。
楠田や小川尋斗に加え、新堀も中央へ顔を出し、高い位置でボールを動かす時間をつくっていきます。
13分には、左サイドで青森山田、今田がカット。エリア前にダイレクトで浮き球を入れていきますが、藤田がカバー。
14分には、フロンターレ、林がセンターライン付近まで持ち上がり、ロングシュート。これは上にそれ、ゴールとはなりませんでしたが、意表を突いたシュートでフロンターレもゴールに迫っていきます。
15分にはさらにフロンターレ、林のフィードに、ステンパーがエリア正面左へ。しかし、松田が前に出て、カバー。シュートは打てず。


直後には青森山田、高い位置で深瀬がおさめ、右サイドに展開すると、エリア外右、持ち込んだ杉山は折り返し。しかし、ゴールの前を林がカバーする好守。
フロンターレは小川尋斗、平塚、新堀が中央でかかわり、ボールを動かし、19分には、林の縦パスを受けた小川尋斗が中央を持ち上がり、相手を剝がして、前へ。左サイドを突くパスに、動き出した新堀はおさめることはできませんでしたが、これには横で見守っていた青森山田のメンバー外の選手たちも、「うまい!」。技術の高さも見せ、チャンスをつくろうとしていきます。
さらに19分には、うまく間で受けた楠田が浮き球のパス。ステンパーがエリア正面へ。これに対しては月舘が対応。
20分、フロンターレは小川翔太がファールを受けて、負傷。担架でピッチの外へ。
10人となったフロンターレ。それでも、ボールを握り、自分たちで動かしていくと、23分には、平塚から左サイド、新堀へ。
正面へ新堀が持ち込み、そのパスにステンパーが正面へ。最後は青森山田の体を張った守りに阻まれましたが、数的不利を感じさせず、ボールを自分たちで動かし、ゴールの前に迫る時間をつくっていきます。
飲水タイムをはさんで、フロンターレは、小川翔太に代わり2関德晴。今季初出場となった関は、昨季までずっと出場を続けてきた左SBに。柏村は右SBに。
ステンパーが浮き球を競り、藤井がおさめ、高い位置へ持ち込むなど、青森山田の陣内でプレーする時間をつくっていくフロンターレ。
26分には、中央に寄って受けた藤井がいったん新堀に預け、受け直し、左サイドに展開。抜け出した平塚は折り返しますが、飛び出した新堀は合わせることはできず。


さらに林や藤田、下がり目で平塚も受けならボールを動かしていくフロンターレ。それに対して、青森山田も、右サイド、杉山が仕掛ける場面をつくっていきますが、関が粘り強く対応していきます。
青森山田も、中央で小澤、藤原がかかわって、左サイド、下がり目で受けた福井はフィード。高い位置で深瀬がおさめ、キープを図りますが、フロンターレは簡単に前には行かせず。
さらにGKの松田がエリア前に正確なボールを入れていきますが、藤田が対応。
34分には、再び松田がエリアの前に送ると、深瀬がへ抜け出しますが、関がカバー。青森山田が長いボールから打開を図ろうとする中、フロンターレもいい対応を続けていきます。
青森山田は36分、左サイドでスローインを得ると、セカンドボールを拾った藤原がエリア外正面へ。しかし、シュートはうまく打つことはできず。
フロンターレは、林の縦パスを、藤井がうまく間で受け、藤井から受けた新堀は中央へ。林に戻すと、林は左サイド、高い位置へ展開。関へつなげると、関は右サイド、背後を突くフィード。ステンパーが動き出していきますが、青森山田も粘く対応。
さらにフロンターレは中央で平塚、藤井、ステンパーもかかわり、最終ラインの藤井へ戻すと藤井から左サイド、関へ。関のパスに、左サイド、高い位置へ抜け出した小川尋斗に対しては、青森山田の対応があり、左サイドでのスローインに。関がロングスローを入れていきますが、青森山田はエリア内でしっかり競りに行き、最後はフロンターレのファールに。
青森山田も、左サイド、今田が右サイドを突くパス。杉山が抜け出しそうになりますが、フロンターレは関が対応。さらに右サイドで、菱田、杉山がかかわり、高い位置で深瀬がキープを図り、フロンターレのエリア近くでプレーする時間をつくっていきますが、フロンターレは粘り強く、コンパクトに対応を続けていきます。
42分には、右コーナーキックを得た青森山田。しかし、それをしのいだフロンターレはカウンターに。
小川尋斗が持ち上がり、平塚、関と右サイドでつながり、関は右クロス。しかし、青森山田はクリア。


スローインを得たフロンターレは関が入れていきますが、セカンドボールを拾った青森山田は、井上が右サイド、流れて受けてそのパスに深瀬がエリア右へ。
しかし、藤田がカバー。
攻撃に転じたフロンターレは、藤井が中央を持ち上がっていき、エリア外正面へ。しかし、青森山田は体を張り、ブロック。
セカンドボールを拾ったフロンターレは、関が平塚に預け、高い位置で受け直し、折り返し。しかし、青森山田はクリア。
さらにフロンターレは、楠田が左サイド、やや高い位置へ持ち出し、下がり目で受けた平塚のパスに、小川尋斗がエリア外左へ。青森山田のファールがあり、フリーキックに。
新堀が遠いサイドに入れると、楠田が折り返そうとしますが、青森山田のGK松田が対応。
アディショナルタイムは3分。青森山田は、菱田のパスに、杉山が高い位置へ持ち込んでいきますが、藤田がブロック。
右コーナーキックを得た青森山田は、今田がボールを入れると、セカンドボールを拾い、杉山が中央から左サイド、高い位置を突くパス。月舘が抜け出しますが、藤井が対応。
左サイドでスローインを得た青森山田は、ロングスローを入れると、セカンドボールを拾い、菱田が左クロス。しかし、松澤がセーブ。
前半は0-0でタイムアップとなります。
ともに交代はなく始まった、後半。
1分には、フロンターレ、右サイドでボールを奪うと、ステンパーがエリア外右へ。シュートはサイドネット。枠をとらえることはできませんでしたが、早々にチャンスを創出。
青森山田は、菱田の浮き球のパスに、深瀬がエリアの前に。しかし、林が対応。柏村につなげていきます。
2分には、柏村から間で受けた平塚の縦パスにステンパーがエリア正面へ。しかし、青森山田、大場がカバー。

さらにフロンターレは右サイド、背後を取ったステンパーが仕掛けていきますが、青森山田も粘り強く寄せていき、マイボールにすると、高い位置へ展開し、井上へ。
井上は左サイドに展開。しかし、柏村がカバー。
左サイドでのスローインを得た青森山田はその流れからファールを受け、エリア外右でのフリーキックに。
今田は遠いサイドに入れていきますが、松澤がセーブ。
再び林、藤田の両CBに、楠田や小川尋斗、平塚も中央で受けながら、ボールを動かしていくフロンターレ。
7分には、小川尋斗が平塚との連係から中央を持ち上がり、中央に寄った新堀へ預けると、新堀から左サイド、関へ。関はクロスを入れていきますが、松田がセーブ。
直後には、青森山田、右サイド、背後を突くパスに杉山が抜け出しますが、藤田が体を入れ、ゴールキックに。
フロンターレは8分、藤田、林からうまく中央、間で受けた藤井へ。藤井の縦パスに新堀が反応。エリア右へ持ち込んでいきますが、青森山田はブロック。

さらに藤田の浮き球のパスを藤井が中央へ寄っておさめ、そのパスに平塚がエリア外左へ。ここで青森山田はファール。
フロンターレはフリーキックを得ますが、それをしのいだ青森山田は、杉山が右サイド、高い位置へ。しかし、藤田がブロック。
右サイドでのスローインを得た青森山田は、菱田のロングスローからゴールを狙っていきますが、しのいだフロンターレは中央、平塚が持ち上がり、左サイド、関へ。
関は正面へ持ち込んでいき、エリア外正面右、藤井へ。藤井のシュートは枠をとらえますが、松田がセーブ。


さらに林、藤田、楠田や小川尋斗もかかわって組み立てていくフロンターレ。左サイドで新堀・関が連係。青森山田の対応に遭っても、楠田が前には行かせず対応していきます。
13分には新堀から右サイド、柏村へ。柏村の右クロスから、藤井、平塚、ステンパーが正面へ迫りますが、青森山田はブロック。


スローインを得たフロンターレは、ステンパーが右サイドを仕掛け、エリア右へ。角度のないところから折り返すと、左サイドへ流れたボールを、新堀が追っていきますが、青森山田は杉山が低い位置まで戻りカバー。
フロンターレはさらに中央間で平塚が受け、新堀へ。最終ラインに戻し、藤田から関へつなげると関は平塚との連係から高い位置へ。
関から間で受けた小川尋斗につながると、小川尋斗から柏村、柏村からエリア外正面、ステンパーへつながり、ステンパーから左サイド、関へ。
関の左クロスは松田のセーブに遭い、シュートには結びつきませんでしたが、多くの選手がかかわりあいながら、ゴールへ迫っていきます。
青森山田も、17分には、菱田のパスに、杉山が高い位置へ抜け出し、ニアに折り返し。しかし、松澤がセーブ。
さらに菱田のサイドチェンジに、今田が左サイド、高い位置へ持ち込もうとしていきますが、柏村が対応。
柏村から受けた藤井のパスに平塚が持ち込んでいきますが、青森山田は、月舘が粘り強く対応していきます。
フロンターレは、19分平塚に代わり36川村求。ステンパーに代わり17廣瀬寧生。
すると直後にはフロンターレ。藤井のパスを中央に寄って受けた新堀はエリア外正面右へ。青森山田の寄せをかいくぐって少し前に持ち出し、シュートを打つとボールはゴールの中へ。
1-0。新堀の今季5得点目となるゴールで、フロンターレが先制点をものにします。

ゴールを喜び合い、またプレーへ戻っていくフロンターレの選手たち。
21分にはさらにフロンターレ、柏村から右サイド、高い位置の廣瀬につながり、中央、間で受けた川村は小川尋斗に預け、エリア正面へ。
川村が相手をいなして、タメをつくりそのパスに新堀がエリア正面左へ。シュートを打ちますが、惜しくも枠をとらえることはできず。


青森山田も直後には、エリア外左でフリーキックを得ると、GKの松田が遠いサイドに入れたボール、大場が折り返しますが、関が対応。
セカンドボールを拾った青森山田は井上が高い位置へ持ち込んでいきますが、関が対応。右サイドでの青森山田のスローインに。
ここでフロンターレは新堀に代わり15ペイシェンス海翔。
スローイン、青森山田は菱田がロングスロー。しかし、松澤がセーブ。
ところが直後にフロンターレに反則があったとの判定。エリア右、フリーキックを得た青森山田は、間接フリーキックから今田が正面でシュートを打つとオウンゴールを誘い、1-1。青森山田が追いつきます。

“勝ちロコ”で大いに盛り上がる青森山田の応援団を横目に、全員で集まり、声をかけてプレーに戻っていくフロンターレ。
ペイシェンスを前線へ、廣瀬を左MFに入れたフロンターレは、ペイシェンスが競ったボールに、反応した関が左サイド、高い位置へ持ち込んでいきますが、青森山田はこれに対応し杉山が右サイド、高い位置へ。
しかし、それに対して、フロンターレはしっかりカバー。右サイドでスローインを得た青森山田は菱田のロングスローからゴールを狙っていき、29分には右コーナーキックを得ますが、それをしのいだフロンターレは、川村がキープ。藤井につなげ、藤井のパスに廣瀬が右サイド、高い位置へ。エリア右、廣瀬は持ち込んでシュートを打ちますが、惜しくも左に。


すると、31分には青森山田、左サイド、井上が仕掛けて、正面へ折り返すと、藤原を経由して、エリア内、詰めて、シュートを打ったのは杉山。これが決まり、1-2。
勝ち越しのゴールは青森山田へ。
フロンターレは、最終ラインは右から藤田、林、ペイシェンスの3バックに。
位置を入れ替えていくと、35分には、藤田から間で受けた楠田が前に持ち出し、その縦パスに川村がエリア内へ。
しかし、青森山田は今田が体を張り、カバー。最後は松田がセーブ。

青森山田は杉山に代わり10小山田蓮。藤原に代わり11桑原唯斗。
藤田、林、ペイシェンスが多く触れ、楠田が中央間で受け、右サイドに展開。柏村から中央に戻し、小川尋斗、楠田がかかわって前に出ていくフロンターレ。
37分にはペイシェンスからエリア外正面、楠田につながり、楠田は小川尋斗に預け、正面へ持ち込んでいきますが、青森山田はブロック。

一方の青森山田も、直後には深瀬がエリア正面右へ持ち込んでいきますが、関が対応。
青森山田の右コーナーキックに。右コーナーキック、今田が入れると、セカンドボールを拾った青森山田は、今田が右クロス。これに頭で合わせたのは深瀬。
ボールはゴールの中へ。1-3。青森山田が突き放します。
青森山田は今田に代わり26林斗愛。
ワンプレーワンプレーに青森山田の応援の選手たちが声を出せば、フロンターレのサポーターも、「1点ずつ、1点ずつ」。励ましの声をかける中、進んでいく試合。
40分にはフロンターレ、川村がおさめ中央で受けた藤井は左サイドへ展開。関が高い位置へ持ち込むも、青森山田は粘り強く対応。

左コーナーキックを得たフロンターレは、小川尋斗がニアに入れると、藤井が反応。しかし、青森山田はクリア。
右コーナーキック、小川尋斗が入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレは、柏村がフィード。エリア外左、ペイシェンスがシュート。しかし、決定的なものとはならず。

林が前線へ上がり、ボールをおさめ、川村につなげ、高い位置で時間をつくっていくフロンターレ。
44分には、右クロスに藤井がヘディングシュート。しかし、松田がセーブ。
青森山田も直後には、右サイドを突くパス。桑原が抜け出しますが、ペイシェンスが寄せ、折り返しは松澤がセーブ。
さらに小山田の縦パスに、深瀬がエリア外右へ。しかし、楠田がブロック。
青森山田はここで、大場に代わり6島津亮太。福井に代わり2三國ケースマンエブス。
アディショナルタイム、柏村のフィードを廣瀬が競り、高い位置でプレーする時間をつくっていくフロンターレ。
スローインを得ると、関がロングスロー。セカンドボールを拾い、柏村から受けた関がクロスを入れていきますが、青森山田はブロック。
さらに小川尋斗、楠田、藤井と中央でつながり、エリア外正面右、藤井のパスを林がおさめ、受け直した藤井がエリア正面へ。しかし、青森山田はブロック。



50分には、ペイシェンスがフィード。しかし、それを跳ね返した青森山田は、井上が左サイド、高い位置へ。柏村が対応し、左コーナーキックに。
キープを図る青森山田に対し、厳しい寄せからマイボールにしていくフロンターレ。しかし、青森山田は高い位置で奪い、エリア正面右、小山田が抜け出しますが、シュートは右へ。
試合はタイムアップとなり、1-3。勝利したのは青森山田となりました。
前半から自分たちでボールを動かす時間をつくり、青森山田のロングスローに対してもしっかり対応。後半には、見事な新堀のシュートで先制点をものにしたフロンターレ。
そこまでの流れは、前節のFC東京U-18戦に続いて、いいものであったように思います。
同点に追いつかれたところから、流れを持っていかれてしまったのは、今季の前半戦の多くの試合でも見られた課題。
苦しい時間にも、耐えていけるような強さやワンチャンスでしとめるようなしたたかさが、もっともっと必要とされています。
プレミアリーグEASTの前半戦を終え、フロンターレは3勝3分け5敗、勝ち点12、得点19、失点27、得失点差-8、9位。
厳しい結果ではありますが、チームや選手それぞれが成長するためのチャンスは、まだまだあります。
7月22日には、日本クラブユース選手権が開幕します。
連戦が続く“クラ選”は、大きな成長のチャンス。多くの選手が飛躍を遂げて、チームの力になることを願っています。
前半0-0 後半1-3 計1-3
得点:新堀翔(フロンターレ) オウンゴール 杉山大起 深瀬幹太(青森山田)
フロンターレの先発:1松澤成音 25小川翔太 4林駿佑(c) 3藤田明日翔 13柏村涼太 14小川尋斗 5楠田遥希 6藤井漣祐 8新堀翔 10平塚隼人 11ステンパールカ大翔
交代:小川翔太→2関德晴 平塚→36川村求 ステンパー→17廣瀬寧生 新堀→15ペイシェンス海翔
控え:16井澤明己 31小田脩人 38全天海
青森山田の先発:1松田駿(c) 24 菱田一清 5大場光翔 4月舘壱汰アブーバクル 3福井史弥 30小澤丈 15藤原栄之郎 16杉山大起 14今田匠 9深瀬幹太 13井上愼太
交代:藤原→11桑原唯斗 杉山→10小山田蓮 今田→26林斗愛 福井→2三國ケースマンエブス 大場→6島津亮太
控え:12佐竹虹輝 18斉藤雅人
(文中敬称略)








































































































































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