川崎フロンターレU-18が、プレミアリーグEASTを戦ったこの2シーズン、2022年は18試合に出場し1ゴールを記録。2023年も16試合に出場。左SBとして、チームを攻守にわたって支える素晴らしいプレーを見せ続けたのは、DF元木湊大。
フロンターレU-18を卒団後は、中京大に進学。百合丘子どもサッカークラブ、東急SレイエスFC、川崎フロンターレU-18とずっと神奈川県内のチームでプレーしていた元木にとっては、県外のチームに所属しての初めてのシーズンを迎えます。
愛知県内などでは3月6日から全国各地の大学が競い合う「大学サッカースプリングカップ」が開かれており、元木も出場の予定はないものの、中京大に帯同。東海学生サッカーリーグでは常に上位争いを繰り広げているチームを間近にして、新シーズンへ向け、準備を進めています。
3月7日、豊川市サッカー場で行われた中京大 vs 阪南大の前に、話を少し聞きました。
-大学生活はどうですか?
新天地で一人暮らしも始まって。けっこう環境が変わったなかで、それに順応するのに精いっぱい、という感じです。
-チームメートとはどうですか?
1年生もけっこう増えて、という感じで。けっこう仲良くやっている感じです。
-中京大のサッカーのスタイルは、合いそうな感じですか?
フロンターレがけっこう特徴的だったので。それに比べたら、けっこう違うんですけど。
そんなに難しくはないかな、ととらえています。
-やっぱりポジションはサイドバック?
そうです。右サイドバックで挑戦しようかな、と。
-左ではなくて、右?
そうです。
-じゃあ、何か新たな持ち味が出せそうな感じですかね。
そうです。
-大学1年目の目標は何かありますか?
1年生で試合出られるように、と思っています。
-ありがとうございます。また、サポーターにメッセージなどいただけますか?
自分が活躍して、名前がそっちに届くというのが目標ですし、インカレとかも出場したい、というので。
4年後には、またフロンターレ、戻ってこれるように、と思っています。
◇
試合前のあわただしい時間にも足を止め、話を聞かせてくれた元木。
本当に短い時間でしたが、新たな環境で新生活を始めている今や、これからの目標について、語ってくれました。
その言葉どおり、フロンターレU-18時代のサポーター、さらに子どものころから見守っていた多くの人々のもとに、毎週のリーグ戦のたびに、その名前が届くような活躍を、ピッチで見せますように。これからも、大いに応援しています。
(文中敬称略)
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