4月6日は、Anker フロンタウン生田へ。
プレミアリーグEASTは開幕を迎え、川崎フロンターレU-18は東京ヴェルディユースとの試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-18 プレミアリーグEAST第1節 vs 東京ヴェルディユース】
4月6日(日) 午後2時キックオフ Anker フロンタウン生田 Anker Field 雨のち晴れ 340人
長橋康弘・前監督がトップチームのヘッドコーチに就任。森勇介新監督が指導するフロンターレ。
先発は、GK1松澤成音、最終ラインは右から7平内一聖、キャプテンの4林駿佑、15ペイシェンス海翔、13柏村涼太、ボランチは14小川尋斗、5楠田遥希、右MF6藤井漣祐、左MF8新堀翔、トップ下10平塚隼人、前線には9恩田裕太郎。
ペイシェンスは3年目でプレミアリーグ初出場。

2024年プリンスリーグ関東1部で優勝、プレミアリーグプレーオフを勝ち抜き、2011年以来14年ぶりにプレミアリーグEASTに戻ってきたヴェルディ。
先発は、GK12林亮太、最終ラインは18山田将弘、2渡邉春来、3中村宗士朗、ボランチは7舛舘環汰、4今井健人、右WBに22中山太輝、左WBに17草間信、2シャドーにキャプテンの10仲山獅恩、15木下晴天、前線には14寺村智晴。
朝から時折ピッチを湿らしてきた弱い雨は徐々に上がり、次第に青空が顔をのぞかせ始めたAnker フロンタウン生田。
ピッチ脇に設けられた観客席には多くの両チームの選手の家族らが集ったほか、フロンターレもヴェルディも多くのサポーターの姿も。
フロンターレの青、ヴェルディの緑の幕が彩る、それぞれのチームへの想いのこもった雰囲気の中、キックオフの時を迎えました。
立ち上がりはヴェルディ、左サイドでおさめた木下が右サイドを突くパス。中山がエリア右へ抜け出しますが、柏村がカバーしていきます。
さらにヴェルディは、うまく中央を使い、左サイドに展開。草間が下がり目でキープ。フロンターレはそれに対して、藤井や平塚が厳しく寄せて、簡単には前には行かせず。
3分にはフロンターレ、新堀が左サイドから中央へうまく持ち込み、そのままエリア外正面右へ。ここはヴェルディの体を張った守りに遭い、右サイドでのスローインに。

その流れから平塚がエリア外正面へ持ち込んでいくと、ヴェルディはファール。フロンターレのフリーキックに。
キッカーは平塚。左足でエリア内へ入れると、藤井がヘディングシュート。しかし、エリア内でフロンターレはファール。


ヴェルディの浮き球に対して、ペイシェンスが競り、セカンドボールを拾って、組み立てを図るフロンターレ。
それに対して、ヴェルディは球際に厳しさを見せカット。右サイド、背後を突くパスを出していきますが、ペイシェンスが対応していきます。
6分にはヴェルディ、エリア右抜け出した仲山のシュートは枠をとらえますが、松澤がセーブ。
一方のフロンターレも、左サイドで柏村、楠田、ペイシェンスがかかわりボールを回していき、浮き球のパスに恩田が左サイド、高い位置へ。ここでヴェルディはファール。
フリーキックを得たフロンターレは、新堀が遠いサイドに入れると、楠田が折り返しますが、これはオフサイド。
ヴェルディも、うまく下がり目で仲山がボールを奪い、そのパスに木下が右サイド、高い位置へ。しかし、柏村が対応。
6分には、左サイド、背後を突くパスに木下が抜け出しますが、林がうまく体を入れ、マイボールに。
さらにヴェルディはフロンターレの組み立てを狙い、高い位置で木下がカット。右サイドに展開していきますが、ペイシェンスが対応。
ペイシェンスから左サイド、高い位置へ流れた恩田へ。エリア外左へ持ち込んだ恩田に対しては、山田が対応。
これで得た左コーナーキックは決定的なものにはなりませんでしたが、守備から攻撃へつなげる姿勢を見せていきます。
ヴェルディの浮き球に対しては林が対応。セカンドボールを楠田が拾い、小川尋斗や林、ペイシェンスがかかわって組み立てを図るフロンターレ。
12分には林のフィードに、恩田が右サイド、高い位置へ。恩田から受けた平内はエリア右へ持ち込んでいきますが、ヴェルディのブロックに遭い、右コーナーキックに。
平塚が左足で入れると、ペイシェンスがヘディングシュート。しかし、これは左。



13分にはさらにフロンターレ、林が頭で競ったボールを中央で平塚が拾い、新堀につなげると前に持ち出した新堀はスルーパス。
これにエリア正面へ抜け出したのは恩田。シュートを打つとこれが決まり、1-0。
ピッチ脇で見守っていたサポーターのもとへ駆け出していく選手たち。先制点はフロンターレに入ります。


直後にはヴェルディ、舛舘が中央で右サイドを突くパス。仲山が抜け出しますが、対応したペイシェンスに対して、ファール。
フロンターレも、松澤から左サイド、開いた平塚につながり、平塚のパスに恩田が高い位置へ。これに対してはヴェルディ、渡邉の対応があり、シュートまではいけませんでしたが、松澤の正確なキックを起点に、フロンターレもさらにチャンスをつくろうとしていきます。
小川尋斗が中央でキープ、平塚につながり、平塚のパスに恩田が左サイド、高い位置へ。そこから柏村や小川尋斗、平塚もかかわって高い位置でプレーする時間をつくっていくフロンターレ。16分には、林の左サイド、高い位置を突くパスに新堀が反応。高い位置へ持ち込もうとしていきますが、ヴェルディはクリア。
ヴェルディも、うまく右サイド、背後を突くパスに仲山が抜け出し、エリア外右へ持ち込もうとしていきますが、ペイシェンスが厳しく寄せて対応。
18分には、フロンターレ、エリア外正面で小川尋斗がカット、前に持ち出しミドルシュート。しかし、上に。

フロンターレはさらにペイシェンスから左サイド、下がり目で受けた小川尋斗、柏村とつながり、柏村の縦パスに恩田が左サイド、高い位置へ。ここでもヴェルディが対応。
20分には、小川尋斗のパスに恩田がエリア外右へ。しかし、ヴェルディ、渡邉がブロック。

一方のヴェルディも寺村が下がり目に下り、中央でボールを収め、仲山につなげると仲山のパスに草間が左サイド、高い位置へ。中央の舛舘につなげると舛舘のパスに今井が左サイド、高い位置へ。ここは平内が対応。しかし、だんだんとヴェルディがセカンドボールも拾い、フロンターレの陣内でプレーをする時間を増やしていく展開に。
21分には、中央の舛舘から右サイド、中山とつながり、そのパスに仲山がエリア右へ。ここは新堀が自陣のエリア近くに戻って対応。
右コーナーキックとなり、ヴェルディはその流れから渡邉がヘディングシュート。これは上に。
直後には、フロンターレにファールがあり、ヴェルディのエリア外右でのフリーキックに。
キッカーは仲山。右足で直接狙ったシュートはフロンターレがブロック。こぼれ球を自ら拾った仲山はエリア正面右へ持ち込みシュート。これは上に外れましたがチャンスをつくっていきます。
ヴェルディはさらに浮き球のパスに、寺村、木下がエリア前への動き出し。
セカンドボールも拾い、フロンターレの背後を突くパスからエリア近くでプレーする時間をつくっていきます。
26分には、ヴェルディ、最終ライン、中村から左サイドを突くパス。エリア外左へ持ち込んで折り返すと、フロンターレにハンドがあり、ヴェルディはPKを得ます。
キッカーは仲山。シュートは松澤が止めるも、詰めた寺村が押し込み、1-1。ヴェルディが追いつきます。

さらにヴェルディは、フロンターレが中央につけてきたところを厳しい寄せから奪い、右サイドに展開。寺村が高い位置でファールを受け、フリーキックを得るなど、フロンターレの陣内でプレーする時間をつくり、それに対してフロンターレは、恩田も自陣に戻りコンパクトに。スローインの流れから高い位置へ持ち込んできた仲山に対しては、ペイシェンスが粘り強く体を入れ、対応していくなど、しのいでいきます。
しかし、32分にはヴェルディ、中央でボールを奪った舛舘が左サイドを突くパス。これに抜け出した草間がエリア外左へ。カットインからシュートを打つとフロンターレは体を張って阻もうとするも、少し軌道の変わったシュートはゴールへ決まり、1-2。勝ち越しのゴールはヴェルディに入ります。

追いかける展開となったフロンターレは、最終ラインの間に小川尋斗が顔を出し、組み立てを図り、35分にはペイシェンスの右サイドを突くパスに、平内が抜け出し、高い位置へ。しかし、ヴェルディはブロック。
ヴェルディも今井が最終ラインの間に顔を出す一方で、渡邉が前に持ち上がり、ボールをうまく間に入れながら、フロンターレの陣内へ入り込んでいき、38分には、渡邉から中央に顔を出した仲山につながり、仲山から右サイド、高い位置へ抜け出した寺村へ。
寺村が折り返すと、正面で仲山がキープ。フロンターレが人数をかけ、粘り強く守ったところ、最後は木下がシュート。しかし、松澤がセーブ。
直後には間接フリーキックを得たヴェルディ。仲山がシュートを打ちますが、フロンターレはブロック。
その流れから恩田がボールを奪い、左サイドを突くパス。抜け出した新堀は切れ込んでミドルシュート。枠はとらえられませんでしたが、フロンターレも粘り強く守り、そこから攻撃へつなげていきます。

ヴェルディが中央へ持ち込んできたところ小川尋斗がカット。そのパスに恩田が右サイド、高い位置へ。キープを図り、再びヴェルディの陣内でプレーする時間をつくっていくフロンターレ。
40分には、恩田が左サイド、高い位置で粘り強くキープ。スローインを得るとその流れから狭いところでパスをつないでいき、柏村のパスに平塚がエリア左へ。
平塚は折り返しますが、林がセーブ。
右サイド、高い位置でスローインを得たフロンターレは平内と藤井がかかわって高い位置でボールを動かしていきますが、ヴェルディはコンパクトに粘り強く対応。
さらにフロンターレは平塚が右サイド、開いて受け、ドリブルで仕掛けていきますが、渡邉が体を張り、カット。祖攻撃に転じたヴェルディは、舛舘のパスに仲山がエリア外左へ。仲山のシュートはゴール右をとらえますが、柏村がライン上で阻む素晴らしいカバー。
さらにヴェルディが間にパスを差し込んでフロンターレの陣内へ入り込もうとしていきますが、フロンターレは体を張りカット。中央へ寄って受けた藤井は左サイドに展開していきますが、ヴェルディは対応。
恩田が左サイド、高い位置へ流れ、キープ。狭いところにパスを通して、ヴェルディの陣内でプレーする時間をつくりますが、シュートにはつながらず。
前半は1-2でタイムアップとなります。
後半フロンターレは、楠田に代わり31小田脩人が入りボランチに。
プレシーズンから神奈川県クラブユースリーグカップなどで出場を続けていた1年生の小田はこれがプレミアリーグデビュー戦。

立ち上がり、フロンターレはうまく間で受けた小田から左サイドに展開。それに対してヴェルディはカット。山田がうまく左サイド、高い位置に展開し、今井もかかわってボールを回していきますが、フロンターレはそれにじれずに対応。
3分にはフロンターレ、小田のパスを新堀が中央に寄って間でうまく受け、左サイドに展開。柏村が高い位置へ仕掛けるも、ヴェルディは体を張りブロック。
フロンターレの左コーナーキックとなり、新堀が入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレは、左サイド、残っていた新堀へ。
新堀がクロスを入れると、小川尋斗がエリア内で合わせますが、フロンターレにファールがあったとの判定。
しかし、いいかたちでゴールに迫る場面をつくっていきます。
小田や小川尋斗、藤井も中央に顔を出しながら、動かしていくフロンターレ。5分には林のパスを小川尋斗が間で受け、いったん平内に預け、中央で受け直しその縦パスに新堀が高い位置へ。ここはヴェルディが粘り強く対応。
6分には、林が跳ね返したボールを恩田がおさめて、エリア外正面右へ持ち込みシュート。これは右へ。
ヴェルディも中盤の舛舘がうまく間に顔を出し、中山や仲山とかかわってボールを動かしていくと、7分には中山が右クロス。
寺村が合わせますが、これは左に。セカンドボールを拾ったフロンターレは、右サイド、高い位置へボールを送ると恩田がキープ。
恩田から受けた小川尋斗は左サイドを突くパス。ここはヴェルディの対応があり、決定機にはつながりませんでしたが、さらにボールをものにして、ペイシェンスや小田、柏村、林もかかわってボールを動かす時間をつくっていきます。
8分には、中央、うまく間に顔を出して受けた新堀が浮き球のパス。恩田がエリア内へ飛び出しますが、林の対応に遭い、シュートは打てず。
10分には、中央の小川尋斗から右サイド、平内、平塚とつながり、平内は右クロス。エリア内、恩田が飛び出しますが、オフサイド。
直後には中央で受けた平塚から藤井とつながり、藤井は正面を突く縦パス。これに新堀が抜け出しますが、うまくおさめられず。
しかし、いい連係を見せ、フロンターレがゴールに迫っていきます。
小田や新堀、平塚がパスを回し、ヴェルディが縦につけてきたところ、ペイシェンスがカット。左サイドに展開すると柏村が恩田とのパス交換から高い位置をうかがっていくフロンターレ。
ヴェルディも13分には、右サイド、下がり目で仲山が浮き球のパス。木下がエリア内へ飛び出しますが、林がクリア。
こぼれ球を恩田が拾い、右サイドに展開。平塚が高い位置へ持ち込み、再びフロンターレがボールを持つ展開へ。
林が右サイド、開いて持ち上がり、その縦パスに平塚が高い位置へ。ヴェルディの対応に遭っても、セカンドボールを回収。
小田や小川尋斗、ペイシェンスや林、柏村が多く触れながら、フロンターレがボールをつないでいきます。
ヴェルディも17分には、渡邉から右へ流れた木下につながり、木下から中央、間でうまく受けた仲山がエリア外右でミドルシュートを放ちますが、枠外。
GKの松澤が送ったボールを、恩田がおさめ、平塚、平内が右サイドで連係。高い位置でプレーする時間を再びつくっていくフロンターレ。
14分には、平塚から左サイド、やや低い位置で受けた小田がうまくエリア外正面を突くパス。恩田が反応しますが、GK林がエリア外に出てクリア。
ヴェルディも集中したいい守りを見せていきます。
ヴェルディも、浮き球のパスを、寺村が右サイド、高い位置へ流れて受け、エリア右へ持ち込もうとしますが、ペイシェンスや小田がこれに対応。
さらにヴェルディは、渡邉、中村、草間と左サイドへつなげていき、草間のパスを、中央に下がって受けた木下は右サイド、裏を突くパス。
しかし、ペイシェンスがカバー。
攻撃に転じたフロンターレは、柏村が左サイドを持ち上がり、新堀に預けて高い位置へ。中央間で小川尋斗が受け、右サイドに展開すると平内が右クロス。
エリア内、恩田とともに飛び込んだ新堀が合わせますが、これは左に。

直後にはヴェルディ。高い位置でカット。仲山がエリア右でシュート。決定的な場面でしたが、松澤がセーブ。
23分、フロンターレは細かく人数をかけ、パス回し。新堀も右サイドに顔を出し、恩田や小川尋斗、平塚とかかわって動かしていくと、エリア外右へ小川尋斗が抜け出しますが、ヴェルディはブロック。
さらに中央で小田がドリブルで前に持ち込み、パスを受けた平塚はエリア外正面へ持ち込み、ミドルシュート。林に阻まれましたが、ゴールへ向かう意欲的な仕掛けからチャンスをつくっていきます。
ヴェルディも、直後には左サイドを突くパス。しかし、平内がカバー。
右サイドでスローインを得たフロンターレは、藤井が前に持ち出し、そのパスに恩田が高い位置へ。ここはヴェルディが対応。
ヴェルディも25分には、右サイドで寺村がキープ。そこから左サイドに展開すると、草間の浮き球のパスに仲山がエリア左へ。
仲山のシュートは枠をとらえますが、松澤がセーブ。
一方のフロンターレも、恩田が高い位置でカットし、右サイドに展開すると藤井の浮き球のパスに、恩田、平塚がエリア内へ。
しかし、林がセーブ。林はすぐさまリスタート。エリア右、仲山が抜け出しますが、林がカバー。最後は仲山のファールに。
ヴェルディもここぞというところで素晴らしい連係を見せる中、フロンターレは体を張り、守っていきます。
再びフロンターレは、間にパスを差し入れ、小田がうまく前に持ち出す動き。小川尋斗が間でうまく受け、そのパスに平内が右サイド、高い位置へ。ヴェルディも体を張り阻みますが、セカンドボールを拾い、人数をかけ、ゴールの前に迫っていきます。
33分には、恩田が浮き球を競ると、ヴェルディはブロック。左サイド、高い位置へ流れたボールを平塚が体をうまく入れ、ラインを割らせて左コーナーキックに。

キッカーは新堀。ボールを入れると、ペイシェンスが競ったボールがヴェルディの選手に当たり、ゴールの中へ。ついに追いついたフロンターレ。

ここでフロンターレは柏村に代わり22山川陽平が入り左SB、藤井に代わり2年目でプレミアリーグ初出場となる25小川翔太が入り右SB。平内が左MF、新堀は右MFに。
すると33分にはフロンターレ、平内が左サイドでボールをカット。エリア外正面で恩田、新堀とつながり、新堀がシュート。
ヴェルディが阻んだところ、こぼれ球を拾ってシュートを打ったのは恩田。ポストに当たりながらもゴールへ決まり、3-2。
立て続けのゴールでフロンターレが勝ち越し。再びリード。



ヴェルディは木下に代わり30若月蓮。草間に代わり28原田爽潤。
たたみかけるフロンターレ、35分には、中央で小田がカット。左サイド、平塚、山川につなげると山川の斜めに速いパスを、エリア外正面で恩田がおさめそのパスに山川がエリア左へ。これはオフサイドを取られましたが、ゴールへ向かう、いい動きを見せていきます。
ヴェルディも、直後には右サイド、高い位置へ展開すると中山がエリア外右で折り返しますが、エリア内右を新堀がカバー。
フロンターレはさらにペイシェンスから山川とつながり、山川の縦パスを中央に下りて受けた恩田から平塚、新堀とつながり新堀のパスに小川翔太が右サイドからエリア右への仕掛け。ここはヴェルディの対応。
さらにフロンターレは平塚や山川、小川翔太、小田がかかわってボールを動かしていきます。
ヴェルディはさらに交代。寺村に代わり9古賀大雅。今井に代わり21千葉大輔。
38分にはフロンターレ、ヴェルディがエリア左を突いてきたところ、林がカット。
林から恩田につながり、恩田のパスに平内がエリア左へ。ここはヴェルディの守りの対応に遭い、シュートにはつながりませんでしたが、守備から攻撃へ、うまいつながりを見せていきます。

ヴェルディは39分、左コーナーキックを得ると、遠いサイドに入れ、そこから再び右サイドに展開。外舘が右クロスを入れていきますが、新堀がクリア。
スローインの流れから左サイドに展開してきたヴェルディ。フロンターレは体を張りブロック。

左コーナーキックとなりますが、外舘が入れたボールは松澤がセーブ。ヴェルディが精度の高いキックも交え、ゴール前での場面をつくるなか、フロンターレはしのいでいきます。
フロンターレは、43分新堀に代わり17廣瀬寧生が入り、左MFに。2年目の廣瀬はこれがプレミアリーグ初出場。小川翔太が右MF、平内は再び右SBに。
さらに前に出ていくフロンターレは、44分、平塚が中央を持ち上がり、小川尋斗につながると小川尋斗から受け直した平塚は左サイドに展開。
抜け出した山川はエリア正面左でシュートを打ちますが、惜しくも上。

45分にはヴェルディが左サイド、高い位置へ持ち込んできたところを平内がカット。
小川翔太との連係から平内は高い位置へ抜け出しますが、ヴェルディはクリア。
ゴールへ向かう動きを続けていきます。
アディショナルタイムは3分。
フロンターレはうまく間で受けた小田から左サイドに展開。山川から受けた廣瀬は高い位置へ。スローインを得て、左コーナー付近で恩田、廣瀬がキープを図りますが、ヴェルディも粘り強くそれに対応。ゴールキックにしていきます。
47分にはヴェルディ、右サイドに展開すると、中山が右クロス。しかし、小川翔太が対応しシュートは打たせず。
フロンターレは48分恩田に代わり35木村風斗。1年生の木村はプレミアリーグ初出場。
ヴェルディは49分にはヴェルディ、右サイドに展開すると折り返しにエリア内、若月が飛び出しますが、林がカバー。これは若月のファール。
試合はタイムアップとなり、3-2。フロンターレは勝利をおさめました。
先制しながらも、流れをヴェルディがつかみ、逆転される中、後半には見事に立て直して追いつき、そして勝ち越したフロンターレ。
課題はある一方、プレミアリーグでの経験が少ない選手が多くスタメンに名前を連ねる中、自分たちの力で流れを引き戻し、勝利を手にしたことは大きな自信になるはず。これからに必ずつながるものになるはずです。
前半1-2 後半2-0 計3-2
得点:恩田裕太郎2 オウンゴール(フロンターレ) 寺村智晴、草間信(ヴェルディ)
フロンターレの先発:1松澤成音 7平内一聖 4林駿佑(c) 15ペイシェンス海翔 13柏村涼太 5楠田遥希 14小川尋斗 6藤井漣祐 8新堀翔 10平塚隼人 9恩田由太郎
交代:楠田→31小田脩人 藤井→25小川翔太 柏村→22山川陽平 新堀→17廣瀬寧生 恩田→35木村風斗
控え:21岡本栞汰 26木下勝正
ヴェルディの先発:12林亮太 18山田将弘 2渡邉春来 3中村宗士朗 7舛舘環汰 4今井健人 22中山太輝 17草間信 10仲山獅恩(c) 14寺村智晴 15木下晴天
交代:草間→28原田爽潤 木下→30若月蓮 今井→21千葉大輔 寺村→9古賀大雅
控え:1山﨑琉聖 23カマラ シェック セザール 16広瀬怜音
(文中敬称略)














































































































































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