フロンターレU18 – 市立橘高校 / 練習試合


9月16日は、Anker フロンタウン生田へ。
翌日にプレミアリーグEAST第14節、前橋育英戦を控えた川崎フロンターレU-18。

この日は前橋育英戦では帯同しない選手らが市立橘高校との練習試合に臨みました。


【川崎フロンターレU-18 練習試合 vs 市立橘】
9月16日(土)午後3時キックオフ Anker フロンタウン生田 Anker Field 晴れ 45分×2

45分×2本行われた練習試合。

1本目、フロンターレのメンバーは、GK33井澤明己、最終ラインは右から34柏村涼太、35楠田遥希、30林駿佑、42ステンパールカ大翔、ボランチは38平塚隼人、37平内一聖、右MF27知久陽輝、左MF15中原章雅、前線には40小野口天、42恩田裕太郎。

井澤、柏村、楠田、林、ステンパー、平塚、平内、小野口、恩田は1年生。それに2年生の知久、3年生の中原が入る、という構成に。




9月も半ばというのに、湿り気を帯びた厳しい暑さのAnker フロンタウン生田。それでも、かすかに遠くには神社の祭りばやしも聞こえる、秋も近づいているということを感じさせられる雰囲気も。
ネット越しに設けられたテーブル席などから両チームの選手の家族らが見守る中、キックオフの時を迎えました。


立ち上がり、市立橘はGK40にCBの51や43がかかわり、後ろからの組み立てを図り、ボランチの83もうまく間で受け、ボールを動かしていきます。
それでも、フロンターレはコンパクトに、間でうまく平塚がカット。最終ラインでは林が出足の良さを見せ、ボールを奪い取るなど、決定的なチャンスはつくらせず。
次第に、ボールを奪ったところから、うまく間に付け、攻撃のリズムをつくっていきます。

3分には、中盤で平塚がカット。そのパスに、柏村が右サイド、高い位置へ。エリア右へ向かって仕掛け、折り返すも市立橘の守りに遭い、右コーナーキックを得ます。
キッカーは平塚。左足で遠いサイドにボールを入れると、楠田が合わせますが、オフサイド。しかし、精度の高いボールと、高い打点のシュートでゴールをおびやかす場面をつくっていきます。


フロンターレは、さらに小野口がうまく間で受け、左サイドに展開すると、中原が高い位置から折り返しますが、ここでも市立橘の体を張った守り。今度は左コーナーキックに。
キッカーは中原。左足でニアに入れると、ステンパーが競り、ボールは遠いサイドへ。こぼれ球に反応した楠田がシュートを打ちますが、左にそれていきます。

攻勢を強めるフロンターレは、市立橘が最終ラインで動かし、組み立てを図る場面では、前から連動して奪いにいく動きを見せていきます。
すると、6分、市立橘が左サイドに展開したところを、知久が厳しい寄せでボールをカット。エリア正面へパスを送ると、これに反応した恩田がダイレクトでシュート。
これが決まり、1-0。フロンターレが先制します。

市立橘も左サイドでのスローインの流れから、72がエリア正面へうまく持ち込んでいきますが、コンパクトに、前には行かせずに対応。
さらに下がり目で72がおさめ、その縦パスに58が高い位置へ動き出しますが、林がカバー。

市立橘はこの58がうまくスペースで受け、フロンターレのエリア前にさらに迫っていきますが、林がすばやくカバー。シュートは打たせずに対応していきます。


平塚や平内が間に顔を出し、楠田や林も多くボールに触れながら、組み立てを図るフロンターレ。
10分には、平塚のスルーパスに、中原がエリア左へ抜け出し、シュート。これが決まり、2-0。フロンターレが突き放します。


市立橘が縦に付ける場面では、楠田が出足の良さを見せ、そこから自分たちで動かす時間をつくっていくフロンターレ。知久の浮き球を、恩田がうまくおさめ、高い位置で起点をつくっていきます。

市立橘も、GK40が時にはエリア外に出て、組み立てに加わり、エリア外正面でうまく動かす時間をつくり、右サイド、11や39、前線の2がかかわって、高い位置でボールを回していき、エリア前に迫る時間をつくりますが、最後には林がカット。決定的なシュートは打たせず。19分には、2がエリア外右、高い位置でボールをおさめますが、ステンパーや林が対応。

20分には、中盤の4や83が中央で動かし、左へ展開すると、58が斜めにエリア内へ仕掛けていこうとしますが、柏村が足をうまく出し、前にはいかせず。

するとフロンターレは、平塚から右サイド、開いて受けた柏村が斜めに知久につけるなど、再びうまく間に入れられるように。
市立橘も、右サイドに入った11がセカンドボールを拾い、背後を取る動きで、エリア前に迫りますが、平内がカバーしていきます。

すると飲水タイム明け、27分にはフロンターレ、GK40が縦に付けたところを平塚がカット。そのままシュートを打つとこれが決まり、3-0。フロンターレがさらに突き放します。


29分には、中央で平塚がカット。その縦パスに小野口が高い位置へ。小野口はエリア右へ仕掛けていきますが、市立橘も体を張った守りで対抗。

フロンターレは、さらに下がり目に恩田、小野口も顔を出し、ボールをおさめ、林や楠田が開き、中央に中原も寄るなどしながら、ボールを回していきます。

34分には、楠田のサイドチェンジを、右サイド、柏村がおさめ、柏村は中央へ。柏村から受けた平塚は、正面へ浮き球のパス。これに恩田がエリア内へ動き出していきますが、これはシュートにはつながらず。


35分、フロンターレはGKが井澤に代わり2年生の19山本健翔。

うまく間に顔を出し、そこのボールを付け、前に出ていくフロンターレ。36分には、柏村のパスに、知久が右サイド、高い位置へ。知久はエリア正面へ速いパスを供給。
これに反応した小野口がダイレクトでシュートを打ちますが、左位。

直後には、高い位置でボールをものにした恩田がエリア外正面へ。恩田のミドルシュートは、GK40が弾きながらも、止め、左コーナーキックに。

キッカー中原がボールを入れると、ゴール前正面、林が高い打点のヘディングシュート。しかし、枠はとらえられず。


平塚や平内が中央でかかわって、そこから前に出ていくフロンターレ。37分には平塚のスルーパスに、恩田がエリア正面へ抜け出すと、GK40がファール。
フロンターレはPKを得ます。

キッカーは恩田。これを見事に決めて、4-0。

直後にもフロンターレ、右サイド、開いて受けた柏村は、エリア左へ浮き球のパス。これに中原が反応しますが、GK40が阻み、シュートには至らず。
それでも、うまく間を突きながら、フロンターレはゴールに迫っていきます。

フロンターレが、山本、柏村に楠田や林がかかわってボールを回せば、市立橘もGK40にCBの51、43がかかわって、互いにエリア前でボールを動かす姿勢を続けていきます。

そんななか、43分にはフロンターレ、左サイド、ステンパーから中央の平塚とつながり、平塚から知久へ。知久の縦パス居、エリア右へ抜け出したのは恩田。
シュートを打つと、ゴール左に決まり、5-0。恩田はこの日3点目のゴール。プレミアリーグEAST中断明けの2試合でいずれも途中出場するなどしている恩田。その好調さがうかがえるゴールが決まります。

一方の市立橘も、直後には58がエリア外正面へ持ち込むと、そのパスに、2がエリア右へ。シュートを打ちますが、山本がセーブ。

45分には、右サイド、39がクロス。エリア内、飛び込んだ2がヘディングシュートを打ちますが、枠はとらえられず。

しかし、46分、市立橘は4の縦パスに、72がエリア右へ。ここでフロンターレにファールがあり、市立橘がPKを得ます。

キッカーは72。ゴール右を狙ったシュートは、山本が反応。しかし、止めることはできず。5-1。
1本目は5-1でタイムアップとなります。



2本目、フロンターレはGK19山本健翔、最終ラインは右から34柏村涼太、31ペイシェンス海翔、30林駿佑、15中原章雅、ボランチは38平塚隼人、35楠田遥希、右MF27知久陽輝、左MF39新堀翔、前線には41恩田裕太郎、42ステンパールカ大翔。1年生のペイシェンスが右のCBに。


立ち上がり、テンポよくパスを入れ、出し手も前に出ていくことでリズムを、フロンターレはつくりだしていきます。
2分には、浮き球を恩田が競り、ステンパーがエリア正面へ。シュートを打ちますが、GK40の好守が阻み、惜しくもゴールとはならず。

さらに左サイド、新堀から中原、中原から恩田とつながり、恩田はクロス。エリア内へ知久が抜け出しますが、シュートは打つことはできず。

フロンターレは最終ラインの林がボールをカット。預けたところからエリア内へ顔を出すなど、守備から攻撃へつながるようにしてプレー。

下がり目で恩田がパスを受け、柏村が高い位置へ仕掛ける場面をつくるなどしていきます。


しかし、市立橘も、パスを受けたところから左SBの69がうまく高い位置へ仕掛けるなど、次第にフロンターレの陣内へ。それでも、ステンパーが下がり目に下り、知久や柏村とかかわってカバーするなど、対応していきます。

7分にはフロンターレ、中央でボールをものにした平塚が前に持ち出し、スルーパス。エリア正面へ恩田が抜け出しますが、GK40がカバー。

直後には市立橘、中央で4や55が動かし、左サイドの71へ。71の横パスに、4が抜け出し、正面へ。しかし、楠田が体を粘り強く入れ、シュートは打たせず。

8分には、さらに市立橘、正面の4から左へ展開。71が斜めに持ち出し、再び正面の4へ。しかし、ここでも楠田が対応。
さらに左SBの69が高い位置で受け、中央に速いパスを入れていきますが、知久が中へ寄り、すばやい寄せからマイボールにしていきます。

10分には、フロンターレ、林から左サイド、中原へ。中原のリターンを受けた林はフィード。これにエリア外正面やや左、知久が抜け出しますが、オフサイド。
右MFに入った知久が、左サイドにも顔を出すいい動き出しを見せていきます。


12分にはフロンターレに交代。接触プレーで痛めたステンパーが外へ。代わって40小野口天が再びピッチへ。

最終ラインのペイシェンスや林、中原がかかわり、右サイド、受けた柏村が高い位置へ持ち込む動きを見せるなどしていくフロンターレ。
しかし、市立橘の守りも粘り強く、なかなかシュートまでは行けない時間が続いてきます。

15分には、フロンターレに交代。GKが山本から1年生の21松澤成音。

ここから市立橘が、4や55がうまく間で受けることで、フロンターレの仁会でボールを動かし、19分には、51からうまく間で受けた58がエリア右へ。58は切り返してシュートを打ちますが、松澤がセーブ。

さらにフロンターレがボールを付けようとするところ、うまくカットし、そこから市立橘がゴールに迫る時間が続いてきます。

すると22分には市立橘、11がエリア左へ持ち込み、シュートを打つと、松澤の頭上を抜く形で決まり、0-1。
2本目は市立橘が先にゴールをものにします。


追いかけるフロンターレは、松澤や林、ペイシェンスや中原がかかわり、恩田も左サイド、高い位置へ流れて受けることで、市立橘の陣内へ入り込んでいきます。

すると24分には、間で受けた小野口から恩田とつながり、恩田の縦パスに、新堀がエリア正面へ。GK40は前に出て阻もうとしましたが、シュートを打つとこれが決まり、1-1。
フロンターレが追いつきます。

飲水タイムをはさんで、フロンターレは林に代わり37平内一聖。

GK21松澤成音、最終ラインは右から34柏村涼太、31ペイシェンス海翔、35楠田遥希、15中原章雅、ボランチは38平塚隼人、40小野口天、右MF27知久陽輝、左MF37平内一聖、前線には39新堀翔、41恩田裕太郎。

フロンターレは左サイドで平内、中原がつながり、間で新堀や恩田、知久が受けることで市立橘のエリア前に迫りますが、最後のところでなかなかシュートにまでは行けず。
30分には平内が背後を取り、エリア左へ仕掛けていきますが、市立橘の守りに遭い、最後はGK40がセーブ。

33分には下がり目で受けた中原が左サイドを突くパス。これに抜け出した小野口はエリア正面へパス。これに反応した新堀がシュートを打ちますが、上に。

すると直後には市立橘。70が右サイドでボールをキープ。最後はそのパスに、エリア正面へ抜け出した4がシュート。これが決まり、1-2。
再び市立橘がリードします。

さらに市立橘は、パス交換から39がエリア右へ抜け出し、シュート。枠をとらえますが、松澤がセーブ。

直後にはフロンターレ。柏村のフィードを恩田がおさめ、恩田から正面の新堀へ。新堀から右サイド、知久につながり、知久はクロスを入れますが、交代で入ったGK25がセーブ。
36分には、左サイド、中原がクロスを入れると、エリア正面で知久がシュート。しかし、市立橘の体を張った守りが阻んでいきます。

市立橘も中盤の4や前線の2が間で受け、テンポよくボールを動かしていくと、39分には、間で受けた70のパスに、2がエリア右へ。
シュートを打ちますが、松澤がセーブ。

40分にはフロンターレ、平塚がうまく間で受け、前に持ち出し、右へ展開。柏村がエリア右へ持ち込み、切り返しからシュート。しかし、GK25がセーブ。

さらに小野口が間を縫うように、エリア正面へ持ち込みシュート。しかし、GK25がセーブ。さらにこぼれ球を拾った新堀がシュートを打ちますが、市立橘は体を張った守り。

フロンターレは、柏村、知久に間に小野口も顔を出すことで、右サイドでボールを回していき、知久がクロスを入れていきますが、エリア内に入ったボールは市立橘がクリアしていきます。


次第に小野口や中央に知久も顔を出すことで、フロンターレがボールを回す時間をつくっていきます。

すると44分、フロンターレは、浮き球を競った恩田がおさめ、エリア左へ。恩田が折り返すと、正面へ抜け出した平内が冷静に沈めて、2-2。ついにフロンターレが追いつきます。

直後には、市立橘、43から11と右サイドでつながり、11のパスに、39が高い位置へ。しかし、平内がカバー。

さらに2が高い位置で受け、エリア正面へ仕掛けていきますが、楠田、平塚が挟み込むようにして対応。2本目は2-2でタイムアップとなりました。

それぞれがフロンターレらしく、戦う姿勢を見せて、それをゴールにも結びつけたフロンターレ。
苦しい時間帯でももっともっと多くの声をかけ合うことができれば、きっともっともっといいチームになっていく、と感じさせられるものがありました。

これから練習と経験を重ね、より多くの選手がプレミアリーグEASTのピッチに立つことを楽しみにしています。

①5-1
得点:恩田裕太郎3=PK1、中原章雅、平塚隼人

フロンターレのメンバー:33井澤明己 34柏村涼太 35楠田遥希 30林駿佑 42ステンパールカ大翔 38平塚隼人 37平内一聖 27知久陽輝 15中原章雅 40小野口天 41恩田裕太郎
交代:井澤→19山本健翔

②2-2
得点:新堀翔、平内一聖

フロンターレのメンバー:19山本健翔 34柏村涼太 31ペイシェンス海翔 30林駿佑 15中原章雅 38平内一聖 35楠田遥希 27知久陽輝 39新堀翔 42ステンパールカ大翔 41恩田裕太郎
交代:ステンパー→40小野口 山本→21松澤成音 林→37平内一聖

(文中敬称略) 



小野口天選手
小野口天選手
柏村涼太選手
平塚隼人選手

中原章雅選手
恩田裕太郎選手が決め1-0

ステンパールカ大翔選手
恩田裕太郎選手
井澤明己選手
柏村涼太選手
柏村涼太選手
知久陽輝選手
平内一聖選手
中原章雅選手

ゴールを決めて2-0
平塚隼人選手
平塚隼人選手
中原章雅選手
井澤明己選手
井澤明己選手
林駿佑選手
知久陽輝選手
井澤明己選手
井澤明己選手
平内一聖選手
柏村涼太選手
小野口天選手
恩田裕太郎選手
恩田裕太郎選手
林駿佑選手
中原章雅選手

平塚隼人選手
柏村涼太選手
知久陽輝選手
楠田遥希選手
井澤明己選手

林駿佑選手
知久陽輝選手

平塚隼人選手が決めて突き放す
平内一聖選手
柏村涼太選手
平塚隼人選手

平塚隼人選手
知久陽輝選手
ステンパールカ大翔選手
中原章雅選手
中原章雅選手
平塚隼人選手
恩田裕太郎選手
山本健翔選手
小野口天選手

恩田裕太郎選手
林駿佑選手

平内一聖選手
平内一聖選手
恩田裕太郎選手
PKを決める

山本健翔選手
ステンパールカ大翔選手
小野口天選手
平塚隼人選手
恩田裕太郎選手

3点目となるゴールを決める
山本健翔選手
山本健翔選手

ステンパールカ大翔選手
ステンパールカ大翔選手

柏村涼太選手
柏村涼太選手
恩田裕太郎選手

ステンパールカ大翔選手
柏村涼太選手
ペイシェンス海翔選手
山本健翔選手
林駿佑選手
林駿佑選手
ペイシェンス海翔選手
ステンパールカ大翔選手
知久陽輝選手
平塚隼人選手
柏村涼太選手
中原章雅選手

 

柏村涼太選手
平塚隼人選手
柏村涼太選手

知久陽輝選手
ステンパールカ大翔選手
恩田裕太郎選手
楠田遥希選手

中原章雅選手
知久陽輝選手

新堀翔選手
小野口天選手

山本健翔選手
新堀翔選手

林駿佑選手
楠田遥希選手
ペイシェンス海翔選手

柏村涼太選手
中原章雅選手
楠田遥希選手
松澤成音選手

松澤成音選手
松澤成音選手
小野口天選手
恩田裕太郎選手
新堀翔選手が決めて1-1

松澤成音選手
新堀翔選手
知久陽輝選手
恩田裕太郎選手

平内一聖選手

知久陽輝選手

中原章雅選手
小野口天選手
新堀翔選手
恩田裕太郎選手

知久陽輝選手
知久陽輝選手
平塚隼人選手
柏村涼太選手
小野口天選手
小野口天選手
小野口天選手
恩田裕太郎選手、平内一聖選手

中原章雅選手
恩田裕太郎選手
平内一聖選手が決め、2-2

平塚隼人選手

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.

コメントを残す