東京農業大 – 山梨学院大 / 東京都大学サッカーリーグ1部第17節


Jユースカップのうれしい勝利の翌日は東京農業大学世田谷キャンパスのグラウンドへ。東京都大学サッカーリーグも残り2試合。すでに首位の明治学院大の関東大学サッカーリーグ2部昇格を懸けた関東大学サッカー大会への出場が決定。

同グラウンドを拠点とする東京農業大はフロンターレU-18出身の今野順(現在は関東リーグ1部のVONDS市原所属)が在籍した2013年に関東大学サッカーリーグ2部へ戻ってきましたが、翌年降格。今季は1年での復帰を目指して東京都大学サッカーリーグ1部を戦っています。現在は2年生のDF加藤徹、1年生のMF牧寛史、GK深谷星太と3人のフロンターレU-18出身の選手が在籍、勝ち点28で2位につけ、勝ち点26で追いかける3位山梨学院大を下せば、3位以内、関東大学サッカー大会出場が決まるという大切な一戦を迎えました。

【東京都大学サッカーリーグ1部第17節 東京農業大vs山梨学院大】
10月11日(日)午前11時キックオフ 東京農業大世田谷キャンパスグラウンド くもり一時雨

キックオフを前にした東京農業大の選手たち
キックオフを前にした東京農業大の選手たち

東京農業大はずっと先発出場を続けてきた深谷星太が前節からメンバー外に。加藤徹はサブでのスタート。先発はGK31佐々木藍、DFは右から4徳田康朗、27寺門宥斗、3加藤聖哉、5割田大遥、中盤の底に25神沼拓海、その前に6金裕志、17牧寛史、右サイドに10キャプテンの佐々木翼、左サイドに7岡庭裕貴、FW9村山翔

キックオフを前に山梨学院大の選手たちが円陣を組む
キックオフを前に山梨学院大の選手たちが円陣を組む

山梨学院大はGK12山田純平、DFは右から7川口滋、3西山雄介、6キャプテンの金泳夏、33多田倫浩、ボランチは20樋口竜也、15杉本一平、右MF2木原陽祐、左MF11名嘉眞朝季、前線は10井上賢光、24花元洋慶

あいにくの空模様、時折弱い雨の降るなかでのキックオフ。ピッチ脇では東京農業大の選手たちが熱い声援で選手たちを勇気づけます。

立ち上がりは攻めあぐねる東京農業大。10分には山梨学院大が中央から崩して最後は花元がシュートを放つも右へ。さらに川口が送った右クロスに再び花元が合わせますが、今度は左へ。

一方の東京農業大は左からのクロスを村山がキープし、右へはたくとフリーで佐々木翼が受けますが、ボールがうまく足につかなかったのかシュートを打つことはできません。

ボールを回そうとしながらも少しパスがずれてしまいなかなか乗りきれない東京農業大。ピッチ脇で見守る家族の人たちからは「シュートを打とうよ」の声が何度も漏れていきます。31分には牧がキープしたボールからエリア左から岡庭がシュートを放ちますが、山梨学院大の体をはった守備で防がれてしまい、さらに佐々木が右のスペースに出したボールに村山が抜け出しエリア右から折り返しますが、これは岡庭が触れず。

34分にはバックパスがずれたところを山梨学院大の井上が拾いエリア前へ仕掛けたところを後ろから東京農業大の加藤聖哉が倒してしまいます。これは退場かも、と思われたプレーでしたが、主審の掲げたカードはイエロー。

前半終了間際には東京農業大、エリア外右で得たフリーキック、神沼が左足で狙いますがGK山田がパンチング。前半は0-0でタイムアップとなります。

東京農業大の牧寛史選手
東京農業大の牧寛史選手

ともになかなか決定機をつくれず乗りきれない印象となった試合でしたが、後半1分にスコアはいきなり動きます。

エリア前で山梨学院大のパスをさらったのは東京農業大の牧。ドリブルで運び、エリア外やや左で左足を振り抜くと低い弾道のシュートはゴール右へ決まります。1-0。先制は東京農業大。

ゴールを決めた牧寛史選手に村山翔選手が駆け寄る
ゴールを決めた牧寛史選手に村山翔選手が駆け寄る

ゴールに湧く東京農業大の選手たち
ゴールに湧く東京農業大の選手たち

ピッチ脇で声援を送った選手たちと喜びを分かち合った
ピッチ脇で声援を送った選手たちと喜びを分かち合った

動きがよくなった東京農業大は8分にも神沼がミドルで狙いますがこれは枠外。しかし、中盤の神沼、金、牧の距離感が良くなりセカンドボールを拾えるように。牧も球際で強くいき、マイボールにする場面が増えていきます。

14分には山梨学院大の井上に代わって26高橋建也。花元の下で動き回りボールをうまく引き出す役割を担うことに。一方の東京農業大は岡庭に代わり、14石川乾悟。さらに27分には村山に代わり、11榊原彰。

両チーム、なかなか決定機までは持ち込めない時間が続き、31分には牧がたおされたところからエリア前左から神沼がフリーキックで狙いますが、枠外。このまま、進むのかと思われましたが、直後に石川と榊原が連動して山梨学院大の最終ラインへプレスをかけると、最後は榊原がボールを奪いそのままゴールへ流し込んで2-0。東京農業大にとっては大きな、山梨学院大にとっては重い1点。

しかし、山梨学院大も41分には反撃。エリア外左で得たフリーキックを蹴るのは高橋建也。左足を振り抜くと、GK佐々木藍はさわったもののゴール右へ吸い込まれて2-1。

山梨学院大の高橋建也選手
山梨学院大の高橋建也選手

フリーキックからゴールを決めた
フリーキックからゴールを決めた

ボールをよく引き出すだけではなく、セットプレーのキッカーとしても存在感を見せた高橋はさらにコーナーキックやフリーキックで起点になりますが、やや長いロスタイムを東京農業大は守りきり、関東大学サッカー大会への出場権を得ました。

前半0-0 後半2-1 計2-1
得点:牧寛史、榊原彰(東京農業大)高橋建也(山梨学院大)

試合を終えて太鼓を叩いて勝利の儀式?をする東京農業大の榊原彰選手。メンバー外だった深谷星太選手の姿も
試合を終えて太鼓を叩いて勝利の儀式?をする東京農業大の榊原彰選手。メンバー外だった深谷星太選手の姿も

(文中敬称略)

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.

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