フロンターレU15生田(2年) – 横浜市立東高校B / K6リーグ第1節(コーチ・選手インタビュー)


7月6日、Anker フロンタウン生田で行われたK6リーグ第1節、横浜市立東高校B戦を7-0。勝利で新たなリーグ戦のスタートを切った川崎フロンターレU-15生田(2年)。

試合後に狩野健太コーチ、ゴールを決めた徳政岬、中島温の2選手に話を聞きました。

 

試合の記事は◇フロンターレU15生田(2年) – 横浜市立東高校B / K6リーグ第1節

 

 

「『どんどんチャレンジして』って話もして。振り返りながら、次に生かしていけるようにうまくサイクルをつくれるようにしていきたいですね」

狩野健太コーチ

 

狩野健太コーチ



〇試合を振り返ってみて、率直な感想をお願いします。

Kリーグに今年から初めて参戦させてもらっているなかで、今年はこのジュニアユースの強化の場として、設けさせていただいていることがすごくありがたいですし。

高校生の相手方のチームも胸を貸してくれるということで、すごいありがたい。「いい環境だな」って感じました。


〇やってみて、普段やっている相手と比べると「できなかったな」と感じることはありましたか?

相手の大きさだったり、速さだったり強さだったりという部分は、普段と違う感覚はあったと思うので。

そういうのを含めて、試合の中で直接感じられるというのが、選手にとってありがたい環境だなってすごく思いました。


〇前半は少しパスをカットされる場面があって。後半はそのあたりを修正したのかなと感じました。

そうですね。選手たちも慣れたという部分もあると思いますし。40分ハーフというのも初めてですし。

暑い中で、高校生が相手のなかで、いろんな新しい環境の中で。試合の中で順応してくれたというのは感じました。


〇徳政君(徳政岬)はボランチで、攻守に利いていたという印象があります。

そうですね。彼は攻守にわたってできることを。ボランチだったりサイドだったりいろんなところに可能性があると思うので。

楽しみな選手ですね。


〇中島温君も前線で持ち味を出していましたね。

フォワード陣、中島もそうですし。佐藤(佐藤慶)も保坂(保坂俊哉)もそうですし。彼らが入ってできることを、前線でボールを引き出したりという部分が、やっぱりチームの戦術になってくる。彼らとも話をして、コミュニケーションを取りながら、理解もしながら、ちょっとずつ成長してくれているのかなというのは感じています。


〇まだまだ必要だと思うところはどういったところですか?

もちろん、やっぱり細かいところでたくさん。あって当然ですし。そういう部分もどんどんチャレンジしてもらうという。

そこに関しては、「どんどんチャレンジして」って話もして。振り返りながら、次に生かしていけるようにうまくサイクルをつくれるようにしていきたいですね。


〇これからK6リーグ、続いていきますけど、どういったものを得たいですか?

まずは相手の大きさとか、速さとかに対して、自分たちがどういうことができるか。技術だったり、クロスのタイミングだったり。

相手に触られないドリブルのコース取りだったり。そういう部分はすごい大事になってくると、感じてもらいながら成長してもらえたらと思いますね。



〇フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。

高井が海外に行って、アカデミー出身のメンバーがたくさん成長しているなかで。


フロンターレらしい、面白い選手が出てこれるように、日ごろから、練習から励んでいるので。

時間があったら。今日はサポーターが来てくれましたけど。

また、たくさん足を運んでいけたらと思います。



 

「自分の特長がちょっと出せたかなという感じなんですけど。まだまだ精度が低いので。

今後につなげていくことができれば、一番いいと思います」

MF23 徳政岬

 

徳政岬選手

 


〇試合を振り返ってみて、率直な感想をお願いします。

いつもより相手が大きかったり、強かったり。強い相手で、暑いというのもあって。

チームとしても自分としても、いつもよりきつかったんですけど。

声を掛け合ったりとか、技術面とか守備のところで、自分たちがやってきたことをやって勝てたということがうれしいです。


〇自分のプレーについて、評価を教えてもらってもいいですか?

対人守備では勝てたことも多かったんですけど。ポジションのところでもっとチームを支えられたら、良かったかなと思います。


〇ボールを取って、そこから前に運んで起点になっていた部分もあったと思うんですけど、そういうところについてはどうですか?

自分の特長がちょっと出せたかなという感じなんですけど。まだまだ精度が低いので。

今後につなげていくことができれば、一番いいと思います。


〇ポジションとしてやりたいのはボランチ?

ボランチを成長のためにやらせてもらっているというのもあったり。いろいろあるんですけど。

全部楽しくて。全部、自分が必要なことを学べるポジションだと思うので。

特にやりたいとかはないんですけど。与えられたポジションで自分が成長できたらいいかなと思います。

 

〇お手本にしている選手はいたりするんですか?

トップチームだと、最近は河原創選手とか山本悠樹選手とかを見て、首振る回数とか、判断、ポジション、技術面もそうですし。

いろいろ学ばせてもらっています。


〇将来的に「こういう選手になりたい」というものは、何かあります?

守備でも攻撃でもチームに貢献できて、自分がチームを勝たせられる選手になりたいです。

 

〇フロンターレのサポーターの方にメッセージをいただいてもいいでしょうか?

いいプレー、シュートブロックをした時とか、点を決めた時とか、局所局所もそうですけど。

けっこう声援が聞こえて、精神的にもとてもサポートされていますし。

それで自分たちが鼓舞されて、勝てたというのもあるので。

本当に感謝しかないです。

 

 

 

「苦しい時でも点を取って、チームを勝たせるということが

自分の役目だと思っているので。

そこを意識してやりたいなと思っています」

FW35 中島温

 

中島温選手

 

〇試合を振り返ってみて率直な感想などをお願いします。


今日は高校生が相手というのもあって、スピードとかフィジカルは全然上なので。

何で勝てるかっていったら、球際とか守備の強度とかタイミングで勝とうという意識があって。

その中で今日大量得点で勝てて良かったです。


〇自分のプレーについてはどうですか?

最初は背負いすぎて、相手のフィジカルとかに負けていたんですけど。

ちょっと落ちてみたり、裏を取ってみたりして、得点を取れた、というところですね。


〇自分の得意なプレーを教えてもらってもいいですか?

ボール持ってからドリブルで抜いていって、シュートまでつなげるというところです。


〇今日は2点を決めましたけど。1点目はうまく相手を外して、ミドルシュートを決めてというかたちでしたけど、あれは得意なかたちですか?

はい。


〇お手本にしている選手はいるんですか?

お手本は、ラッシュフォードとかは映像を見て、勉強しています。


〇去年はサイドバックもやっていたと思うんですけど、やりたいポジションとしてはフォワード?

はい。


〇どういう選手になりたいですか?

苦しい時でも点を取って、チームを勝たせるということが自分の役目だと思っているので。

そこを意識してやりたいなと思っています。


〇メトロポリタンリーグでも今年は点をけっこう決めていると思うんですけど(18得点)。自分の成長したと思うところはどんなところですか?

去年は最初の年だったというのもあって、仲間となかなか合わない部分もあったんですけど。

2年生になって、だんだんコミュニケーションを取って、ちゃんと味方とかみ合うようになったところです。


〇自分の課題だと思うところはどんなところですか?


フォワードとしての動き出しのところが、コーチからも「課題だよ」と言われているところなので。

そこを意識してやりたいと思います。


〇K6リーグ、続いていきますけど、どういったものを得たいですか?

相手は高校生なので。1個上に上がったときに、同じような状況になるので。その練習というか、いい強度でやれる、ということです。


〇フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。

昔から川崎フロンターレで、等々力のピッチでプレーすることが夢なので。

そこまで行けるように日々努力を怠らないで、頑張りたいと思います。

 

 

多くのゴールを決め、クリーンシートで勝利した中で、さらなる成長も見据えている川崎フロンターレU-15生田(2年)。

次節は、7月13日午後5時10分、Anker フロンタウン生田、Anker Fieldにて、日々輝学園高校神奈川と対戦します。

上の年代の選手たちとの試合の中で、どんなプレーを見せるのか。どんなものを得ていくのか。

とても楽しみにしています。

 

(文中敬称略)

 

 

 

 

 

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