「優勝に貢献できるようなセンターバックになりたい」 / 川崎そだちのアカデミー通信・DF15 ペイシェンス海翔 インタビュー


川崎フロンターレのホームゲーム開催時に Uvanceとどろきスタジアムにて配布されている「みんなのチラ裏」。
2025年シーズンより「川崎そだちのアカデミー通信」と題し、フロンターレアカデミーに関する情報を川崎そだちにて担当しています。

今回は7月5日の鹿島アントラーズ戦配布分、DF15 ペイシェンス海翔 選手のインタビューの詳細版となります。
インタビューは6月4日に実施しました。

◯ ここまでスタメンで出続けていますが、初のプレミアの感触はどうですか?

探り探りな部分もあったんですけど、ここまでは自分の良さも出しつつ、安定感が出せていたと思います。でも、直近の3試合くらい、チーム全体で失点が多いし、もっと締めてやっていかないとって思っています。

◯ 守備陣ですし、失点はこたえますよね…

はい。それに加えて、個人的にはビルドアップに課題があって、まだまだ足りていないなと感じています。怪我人が多い中で、自分たち3年生が引っ張っていかないといけないと思っていて、積極的に声掛けしてやっているところです。

◯ ありがとうございます。では、自分のプレーの特長を教えてください

身長があるわけではないんですけど、フィジカルはあるので、強さを活かして前でぶつかってボールを奪うというのが自分の一番強いところです。ヘディングは単純に競るのではなく、タイミングを見てうまく跳ぶようにしています。それで、はね返すボールのコントロールも意識していて、強みにしていけたらなと思っています。

◯ 今シーズンの目標を教えてください

チームとしてはクラブユース優勝と、プレミア日本一です。個人的には、ここまでの試合はスタメンで出続けているんですけど、怪我人が帰ってきてからもメンバーに食い込んで、最後は優勝に貢献できるようなセンターバックになりたいです。

◯ ここからはパーソナルなところを聞かせてください。小さい頃からサッカーをやっていると思うんですが、憧れの選手なんかはいますか?

ファン・ダイク選手(リヴァプール所属)ですね。元々はあまりプレミアリーグは見なかったんですけど、兄がリヴァプールファンで、一緒に試合を見ているときに、1対1で抜かれない記録を継続しているのを知って、それから彼の技術とかを参考にするようになりました。同じポジションとして、最も憧れている選手です。

◯ サッカー以外の趣味なんかはありますか?

サッカー以外… 基本的にサッカーばっかりなんですけど、関連するところで。フロンターレに入って、筋トレとかを始めたら、筋トレそのものが楽しくなったというのはあります。
サッカーをしていないときでも、筋トレはずっとやってますね(笑)
特に怪我をしてしまっている期間は、怪我をしていない箇所の筋トレをかなりやりました。

◯ 仲の良い選手なんかはどうでしょう

やっぱりチームメイトが仲良しです。U-18に上がってからは、新堀(翔)とか平塚(隼人)とか(ステンパー)ルカ(大翔)は、一緒に食堂でご飯を食べて、同じ方面に帰りながらたくさん喋りますね。私生活とか、それぞれ違うんですけど学校の話とかが多いです。
いまは新堀(翔)の真の姿を暴きたいなと思ってます(笑)

◯ 最後に、サポーターへのメッセージをお願いします

いつも応援ありがとうございます。いまは厳しい状況ですけど、これからプレミアリーグ、クラブユースともに優勝に向かって頑張っていくので、これからも応援よろしくお願いします!

ルーツであるニュージーランド ハカのポーズをとってくれました

プレミアリーグEASTの前半戦を悔しい形で折り返した川崎フロンターレU-18。ここからは日本クラブユース選手権の戦いとなります。昨年はこれまでの最高成績となる準優勝。今年はそれを超えていく思いをどの選手も口にしています。徐々に怪我人も戻り、選手層が厚くなっていく中で、ペイシェンス選手の活躍も欠かせないものとなります。

日本クラブユース選手権は、7月22日(火)18:00 群馬県前橋市の敷島公園 補助陸上競技場にてベガルタ仙台との試合で開幕となります。

これからもペイシェンス海翔選手の活躍にご期待ください!

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