2017年の川崎フロンターレU-18を卒団した選手たちは、今も多くがサッカーに携わっている代。
川崎フロンターレからJ2のいわきFCに期限付き移籍中のGK早坂勇希、J2藤枝MYFCのMF大曽根広汰、JFL、Y.S.C.C.横浜のDF小川真輝、関東サッカーリーグ1部、東京ユナイテッドのDF新井秀明、デンマークのヴェイレBKのMF村田聖樹、リトアニアのFCへゲルマンでプレーするデューク・カルロス、カンボジア1部のアンコール・タイガーで新たなシーズンに臨むMF桝谷岳良、さらには今季から川崎フロンターレU-12を指導する池谷祐輔コーチ。
U-15で同期だった選手を含めれば、オーストラリア、モートンシティ・エクセルシオールのMF髙岸憲伸、JFL、アトレチコ鈴鹿のDF藤田雄士と、多くが、さまざまな場所で、選手、さらには指導者として、今もサッカーに向き合う日常を送っています。
DF伊従啓太郎も、そういった一人。
フロンターレU-18時代には、1年生時にはCBとして多くの試合に先発。
2年生となってからは、FWとしても起用され、途中から流れを変えることのできる貴重な存在だった伊従は、卒団後は東北の強豪、仙台大へ。
2022年より加入したJ3のカマタマーレ讃岐で2年間プレーしたのちは、2024年からJFLのヴィアティン三重に所属。三重県初のJリーグ加入を目指すチームを最終ラインから支えています。



7月20日三重県東員町のLA・PITA東員スタジアムで行われた中京大との練習試合後に、フロンターレのサポーターにメッセージをもらいました。

「気にしてくれている人は気にしてくれたりとかしているので。
新が海外行ったり。みんな頑張っているので。僕もここから頑張れるように頑張ります」
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「もう自分はフロンターレを離れてだいぶたつので」と言いながらも、足を止めて言葉を寄せてくれた伊従啓太郎。

前日にJFL第17節飛鳥FC戦(△0-0)で先発していたこともあり、プレーを見ることはできませんでしたが、暑さの中、待っていたサポーターにサインを書いたり、一緒に写真に納まったりと、多くの人々の期待を受けて応援される、一人のサッカー選手としての姿を見られたことは、とてもうれしいものがありました。
これからも大いに応援しています。
(文中敬称略)
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