12月19日、フクダ電子フィールドで行われた全日本大学サッカー選手権大会強化ラウンド準決勝、京都産業大 vs桐蔭横浜大。桐蔭横浜大は、川崎フロンターレU-18出身、DF信澤孝亮が先発。カバーリングやフィードなどで奮闘。
68分に負傷のため、交代となりましたが、桐蔭横浜大の決勝進出のために力を尽くし、勝利に貢献しました。



試合後に信澤孝亮に、大学3年目の今季やラストイヤーとなる来季について、聞きました。
試合の記事は◇京都産業大 – 桐蔭横浜大 /全日本大学サッカー選手権大会強化ラウンド準決勝

〇今日の試合振り返ってみて、いかがでしたか?
負けたら終わりの試合だったので。チームとしても4年生を最後の決勝まで。
しっかり最後まで。「引退試合にさせてはいけないな」って思っていたので。
チーム一丸となって、戦うことができたと思います。
〇途中で交代になりましたけど、あれはけがで?
ヘディングの着地のときにかかとから着いちゃって。かかとが、足をつけないような感じなので。
多分「明日は厳しいかな」という感じです。
〇今シーズンは振り返ってみて、どうでした?
今シーズンは全然試合に絡めていなかった1年だったので。
アミノバイタルとかはちょくちょく出ていたんですけど。
でも試合に絡めなかったので。インカレで出場機会をもらっているので。
「いいアピールをしよう」って挑んだ大会だったんですけど。けがしちゃったので。
また来シーズンに向けて、いい準備をしていけたらと思います。
〇今シーズンも少しけがをしていた時期があった?
関東リーグ(関東大学サッカーリーグ)の開幕のときと、後期の関東リーグ開幕のタイミング、どっちもけがをしていて。
1カ月半とか2カ月ぐらいのけがで。
その開幕でけがをしちゃったので。いいアピールが全然できなかったので。
なかなかメンバーに入れないっていう状況が続いたんですけど。
10月ぐらいに復帰して。それから徐々にコンディションも上がってきて、っていう感じなので。
これからまた頑張りたいと思います。
〇けがはどこのけがだったんですか?
前期の開幕のときは、ひざの内側靭帯で。後期は足首の靭帯の捻挫みたいな感じでした。
〇なかなか試合に出られなかったなかでも、取り組んできたことはありますか?
3年生になって、プロを現実的に、目指すか目指さないかとか。
就職するか、とか。そういう現実的に考えないといけない時期になってきたので。
サッカーに対する姿勢とかを見直すいい機会になったと思うので。
マイナスにとらえるんじゃなくて、ポジティブにいろんな自分の改善点を見つけることができたので。
いい期間ではあったのかなと思います。
〇来年は最後のシーズンになりますけど、どんなシーズンにしたいですか?
プロを目指しているので。
それに少しでも近づけるように努力していくだけですね。
〇同期の季晋君(五木田季晋、日本大、2027年水戸ホーリーホック加入内定)も決まったりして刺激を受ける部分があると思うんですけど、どうですか?
季晋は「早く決まるだろうな」と思っていたので。
年末も多分会う予定があると思うので。
いろいろ話を聞いて。自分も感化されて頑張りたいなとは思います。
〇来シーズン、個人としてチームとしてどんなシーズンにしたいですか?
自分がプロを目指すっていうのは絶対ある中でも、チームとしても関東リーグ優勝とか。
インカレ日本一とか、目指したいと思います。
〇フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。
何回も言うようですけど。
大学にこんな見に来てくれるサポーターはいないと思うので。
おとといの試合も見に来てくれて、声をかけてくれるサポーターがいて。
本当に恵まれた環境だったというのは感じていますし。
自分たちが頑張る原動力にもなっていると思うので。
これからも応援よろしくお願いします。
◇
けがもあり、なかなか試合に出ることはできなかった3年目のシーズン。
しかし、サッカーに対する姿勢を見つめ直し、いい期間も過ごすことができたという信澤孝亮。今後について「プロを目指す」。そう語ってくれました。
いい準備をして、多くの試合に出場。チームの勝利に貢献し、自らの夢の実現へ向かっていく。そんな2026年になりますように。
これからも応援しています。
(文中敬称略)
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