「同年代でも試合に出ているメンバーがいるので。いい刺激をもらいながら。そこに少しでも追いつく、追い越すようなかたちで頑張っていけたらなと思っています」 / FW増田陽太


 

2024年の川崎フロンターレU-18。

その中で、FWとして終盤に出場。“ストッパー”の役割を担ったのが増田陽太。

U-18を卒団後は、順天堂大に進み、大学1年目は、主にインディペンデンスリーグでプレーするシーズンを送りました。

 

12月19日フクダ電子フィールドで行われた全日本大学サッカー選手権大会強化ラウンド準決勝では、順天堂大が運営を担当。

増田陽太に、話を聞くことができました。

 

 

 

増田陽太選手

 

 

 

〇大学1年目振り返ってみて、どうですか?

やっぱりユースがレベル高かったのがあって。

そこの認識のずれというか。

改めて「ユースがレベルが高かった」というのを感じて。

個人的にはあんまりうまくいった1年にはならなかったんですけど。

フィジカルの部分だったりっていうところは、ちょっと感じていて。

「レベル高い部分もあるな」って感じていました。

 

 

〇Iリーグ(インディペンデンスリーグ)に出ていたイメージがあるんですけど、やってみてどうでしたか?

何度も言っちゃうんですけど、ユースがレベル高かったのもあって。

そんなに難しさというのはないんですけど。

一番大きいのは味方敵関係なく、フロンターレのサッカーの認識のずれだったりを、すり合わせるのに「ちょっと時間がかかった1年だったかな」って感じです。

 

〇ポジションとしは今はどこを?

サイドハーフを、右でやったりとか。たまにサイドバックもやっていて。

ユースのときはフォワードが多かったんですけど。

フォワードの選手が多いということもあって。

あんまりそういうところで試合に出るっていうのは今はなくて、っていう感じでやっています。

 

〇体はだいぶできてきた感じですか?

やっぱり大学に入って、時間ができたぶん、体づくりのところとかも気にしながら、やっていて。

やっぱりフィジカルの部分での差というのをちょっとずつ埋めたいというのがあるので。

頑張ってやっています。

 

〇Iリーグはフロンターレの選手とも?

そうですね。

 

〇柴田君(柴田翔太郎、明治大)ともやっていましたよね。

柴田と、あとは山本健翔(慶應義塾大)も、一緒にはやってはいないんですけど、ちょくちょくかぶったりっていう感じでしたね。

 

〇来年はどんなシーズンにしたいですか?

本当に来年は、順大としては関東3部に落ちちゃったので。

まずはリーグ戦に絡むっていうところで。

結果を残すのと。

やっぱり柴田も、海(加治佐海、桐蔭横浜大)、幹都(矢越幹都、日本大)もそうですけど。武(香取武、東洋大)も。

同年代でも試合に出ているメンバーがいるので。

そういうところにいい刺激をもらいながら。そこに少しでも追いつく、追い越すようなかたちで頑張っていけたらなと思っています。

 

〇順天堂、フロンターレから入るという話も聞きました。

それもうれしいことで。後輩たちも来てくれるので、頑張りたいと思います。

 

〇フロンターレのサポーターにメッセージをお願いします。

普段から応援していただいたので。

大学、自分も頑張るので。応援していただけるとうれしいです。

 

 

増田陽太選手

 

U-18時代と大学サッカーとのずれをすり合わせるのに少し時間がかかった1年目だったと振り返ってくれた増田陽太。

その中でも体づくりに取り組み、フィジカルの差を少しでも埋めるために、頑張っている。

そう語ってくれました。

 

関東大学サッカーリーグで活躍する同期たちや、これから大学サッカーの世界に入ってくる後輩たちからも、刺激を受けながら、どんな2年目のシーズンを送るのか。

とても楽しみにしています。

 

(文中敬称略)

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.

コメントを残す