2月11日、等々力第一サッカー場で行われた神奈川県(U-13)サッカーリーグ2ndステージ1部第7節、瀬谷インターナショナルフットボール戦を1-2。リーグ戦を6勝1敗で終えた川崎フロンターレU-15等々力(新2年)。試合後に西山貴永コーチ、ゴールを決めたDF24大原颯仁に話を聞きました。
試合の記事は
◇フロンターレU15等々力(新2年) – 瀬谷インターナショナルフットボール / 神奈川県U13サッカーリーグ2ndステージ1部第7節
「いろんないいチームがいて、なかなか簡単な試合はなくて。
すごく選手たちが成長させてもらえたリーグ戦だったと思います」西山貴永コーチ

〇振り返ってどんな感想ですか?
単純に神奈川県がレベルが高いというか。
いろんないいチームがいて、今首位でここまで来ましたけど、なかなか簡単な試合はなくて。
すごく選手たちが成長させてもらえたリーグ戦だったと思います。
〇勝ったら昇格という試合で固さはどうでした?
間違いなくありました。顔が普段と違ったりして。
そこをうまく取り除いてあげたら良かったんですけど。
こういう緊張感のあるいい経験ができたということは、間違いなく育成年代の彼らにとってはいい経験だったと思うので。
「何もできなかったな」とか「普段の自分らしくなかったな」というのを、次のところで、昇格かかる試合で自分の力を発揮してくれるきっかけになってくれればと思います。
〇相手の瀬谷もハードに来ている中でどうやろうとしていました?
「冷静にしなさい」っていうのは言ったんですけど。そこに対してちょっと構えちゃったり。
相手の少し土俵に入ってやっちゃったところはあるかなという気がしますね。
〇なかなか思うようにいかない展開の中で西山さん自身はどう変えていこうと思っていました?
自分たちのスタイルであれば、ボールをしっかり長く持って、攻撃をボールを持っている時間をのばしながらやっていきたい中で、少しずつ立ち位置を変えながら、相手につかまらない中で、ボールを前進していければいいなと思っていたんですけど。
いかんせん、こう入ってしまって、そこができなかったというのは反省ですね。
〇選手たちはU-13が終了ということで今後の課題はどんなことですか?
中1ということで、「個人で何かできる選手になろうね」という話と、その中でグループでやっていくことを目標で掲げていましたけど。
より個人でチームを勝たせられる選手に。たくさん増えていってくれたらいいのかなと思います。
やっぱりそれがプロサッカー選手につながっていくことだと思うので。
そこを磨いていってほしいなと思っています。
〇1年生の1年間を振り返って技術と精神面、成長したのはどんなところだと思いますか?
すごく全体的に成長したとは思っています。
技術面も、フロンターレらしい、止める、蹴るのところも。
すごくみんながこだわってやってくれていたし。
たくましく。今日も何とか追いついたけど、やられちゃったんですけど、ああいうなかでも最後まであきらめずにやって、勝ち星を、勝ち点とかを積み上げてこれているので。
そういうところを含めて、みんなが意欲的にとらえて、成長してくれた1年間だったのかなと思っています。
〇この1年西山さんが特に言い続けてきたことはどういったことですか?
いろいろありすぎて、なんですけど。
やっぱり「チームを勝たせられる選手になりなさい」というのは、自分はずっと言ってきて。
それは攻撃でも守備でも、それは自分は、プロサッカー選手になる近道だと思っているので。
結果、数字にこだわることで、それが足りる足りないで、そういう数字で勝たせるということは口酸っぱくずっと言ってきました。
それと、止める、蹴るですかね。
〇西山さん自身はフロンターレに久しぶりに帰ってきたかたちだったと思うんですけど(トップチームの選手としてプレーした2007年以来の復帰、2015年から2024年まで横浜FCの育成年代を指導 ) 1年間振り返ってみて、どうでしたか? 横浜FCとの違いを感じる部分はありましたか?
ある程度、やっぱりフロンターレは攻撃的なチームっていう印象は、外から自分は見ていて。
そういう部分を伸ばしていこうっていう、アカデミーとして、選手を、個人をというのはフロンターレの良さで。
横浜FCとはちょっと違うところなのかな、というのは思っていて、やっています。
〇また新しいシーズンが始まりますけど、今季はまた1年生を受け持つ?
はい。U-13を。
〇どういう働きかけを、新しく入ってくる選手もいると思うんですけど、していきますか?
そんなに今年とは変わらないかな、と。個人のベースを引き上げながら、ジュニア年代とは違うグループでもやる、11人制への移行とか。
そういうのを含めて、やって。入り口として、サッカーというのを理解させてあげたいなと思っています。
〇フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いしてもいいでしょうか?
フロンターレサポーターのみなさん、いつもありがとうございます。
トップも開幕戦、5-3で勝利というところと。
あとはやっぱりフロンターレのエンブレムをしょって、頑張っている中学生の子たちとか。
ユース、ジュニアもいますけど。
頑張って、グラウンドで土日、サッカーしているので。
できれば、ピッチに来て応援してくれたら、選手も頑張るっていう気持ちだったり。
つながると思うので。時間のある時はグラウンドに来ていただけたらと思います。
「次のリーグでは、必ず全勝して1個下の学年に上のリーグをやらせてあげたいです」DF24 大原颯仁

〇試合を振り返って、どんな感想ですか?
瀬谷はコーナーから点を決めることが多くて、跳ね返すのが難しかったんですけど。
自分たちなりにも、戦略を考えて、跳ね返すことができました。
でも、最後は1回跳ね返して、そのあとに決められた感じになってしまって。
こぼれ球を決められてしまいました。
〇かなりハードワークをしてきていて、実際ピッチにいて、どう感じていました?
実際ピッチにいて、1対1の場面では相手も焦っていて。動きを読み取ることができて。
1対1ではかなり対応できたと思います。
〇得点については?
最初はヘディングで決めようと思っていたんですけど。
ボールが低くて、1回触って。そのあとに目の前にボールがこぼれてきて。キーパーがいないところに打って。
そうしたら入りました。
〇なかなか点を取れない中で、ピッチの中やハーフタイムはどんな話をしていました?
瀬谷と同じプレースタイルでやると、高さとかで負けるので。
自分たちのプレーをしながら、サイドから崩したりして、コーナーを取って。
そこで自分でヘディングして。シュートを打って。点を決められたら。
そんな戦略でした。
〇今日は残念でしたけど、これを生かして。中学2年生、どんな1年間にしたいですか?
負けたんですけど、それをプラスにとらえて。
次回の試合でもこれを生かして、次に瀬谷とやるときには、負けたことを生かして、自分でも点を取って、みんなで勝ち取りたいです。
〇1年間どんなところが成長できました?
最初はビルドアップがうまくいかなかったんですけど。
最近はちょっとずつだけど、安定していて。1対1でも一発で飛び込んでしてしまっていて。
相手がすぐ抜けてしまうところがあって。
全然対応できなくて、シュートを打たれて、決められるっていう感じでしたけど。
最近はちゃんと相手を見て、1対1で最後、シュートを打つ瞬間に足を出すということを、西さん(西山貴永コーチ)から教えてもらいました。
〇大原君の持ち味、ストロングなところはどんなところ?
1対1で絶対負けないところです。
〇今一番課題と思っているのはどんなところですか?
ビルドアップは成長したんですけど、まだまだ味方の位置や相手の位置を把握できていないので。
そこを視野広く持って、つないでいけたらなと思います。
〇今日は悔しい結果だったと思うんですけど、いいカバーとかもあって効いている部分があったと思うんですけど、自分のプレーで手ごたえを感じるところはありますか?
前の試合より体が軽くて。動けたんですけど。
瀬谷のフォワードは全員速くて高いタイプだったので。
2枚のセンターバックで、そのフォワードに対応するように頑張りました。
〇またすぐに新しいリーグ戦(神奈川県U-15サッカーリーグ3部)も始まりますけど、それに向けて目標は?
次のリーグでは、必ず全勝して1個下の学年に上のリーグをやらせてあげたいです。
〇フロンターレのアカデミーを応援しているサポーターの方にメッセージをお願いします。
いつもあたたかいご声援ありがとうございます。
これからも精いっぱいプレーをするので、応援よろしくお願いします。
◇
神奈川県内のさまざまなチームと対戦し、個人としてもチームとしても成長を見せた川崎フロンターレU-15等々力の新2年生たち。
U-13年代最後の勝利すれば昇格が決まるという試合では、目指す結果を得ることはできませんでしたが、そうした「勝てば昇格が決まる」という試合を経験したこと自体が、これからに必ずつながるものになるはずです。
2月15日の東急SレイエスFC U-15 2nd戦を皮切りに、神奈川県(U-15)サッカーリーグ3部が始まります。
ひとつ上の年代の選手たちとも対戦する中で、どんな成長を見せていくのか。
とても楽しみにしています。
(文中敬称略)
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