7月8日は等々力陸上競技場へ。かわしん杯ジュニアサッカー大会は準決勝を迎え、川崎フロンターレU-10ははるひ野バディとの試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-10 かわしん杯ジュニアサッカー大会準決勝 vs はるひ野バディ】
7月8日(日)午前10時22分キックオフ 等々力陸上競技場 晴れ 15分ハーフ 8人制
フロンターレは菅FCとの2回戦を勝利したあとは、3回戦で中野島FCBに9-0、準々決勝で川中島SCに8-1で勝利しての勝ち上がり。
中野島FCWが4-0でミキFC-Bを下したのに続いての準決勝の第2試合。
先発はGK1岡大翔、最終ラインは右から5瀬尾映介、6メンディーサイモン友、3橋本乃翔、中盤は8小川尋斗、右に7尾関悠太、左に9小川翔太、前線にはキャプテンの10奥田悠真。
白雲こそ通りすぎるものの、朝から好天に恵まれ、気温が上昇した等々力。メインスタンドには昨年のかわしん杯を制したフロンターレU-12の五年生たちが集い、チャントやコールで声援を送るなか、試合は始まりました。
立ち上がり、前線の9を起点に人をかけて前に出てくるはるひ野に対して、小川尋斗がスライディングでうまくボールをカットするなど、集中した守りを見せていくフロンターレ。しのいでいくと、1分には奥田が左サイドからエリア前に斜めに仕掛け、シュート。GK16に阻まれましたが、ゴールに迫っていきます。
直後には、はるひ野も9がエリア右へ抜け出すもメンディーがうまくボールを奪い取り、シュートは打たせず。さらに左サイドの高い位置で38がボールをカットするも橋本が奪い返す好守。
3分には右サイドでボールをカットした瀬尾が一気にエリア外右へ持ち込み、シュート。GK16がわずかに触り、先制点とはなりませんでしたが、フロンターレはここからはるひ野の陣内でプレーを続けられるように。尾関が右サイドからエリア前に切れ込んだり、瀬尾もボールを預けて、前線に顔を出したりするなどしていきます。
5分にはエリア外右でボールを受けた小川尋斗がシュート。ゴール前のこぼれ球に奥田が詰め、シュート。しかし、上へ。直後には橋本が左サイドを上がっていき、エリア外左に抜け出した奥田がシュートを打つもサイドネットへ。
ボールを失っても高い位置でメンディーがはるひ野の選手に寄せにいくなど、エリア内に近づかせずフロンターレは試合を進めていきます。8分、フロンターレはエリア右へ抜け出した奥田がシュートを放つと、ゴール左に決まり、1-0。
ここで給水タイムとなり、フロンターレはメンディーに代わり13日暮大陸が最終ラインへ。
給水タイム明け、はるひ野がフリーキックでいれたボールを尾関がクリアするのではなく、しっかりトラップでおさめ、中盤の小川につなげ、攻守の切り替えの良さを見せていきます。
はるひ野も11分過ぎには、エリア前に人をかけた分厚い攻めを見せていきますが、11分に、エリア右で9が放ったシュートは、岡がセーブ。
さらに高い位置でプレーを続けるはるひ野。12分には、エリア外左から45がエリア内へ仕掛けていくも、瀬尾がボールはカット。
しのいだフロンターレは、13分はるひ野のエリア前でのボールをカットした奥田がエリア右へ。シュートを打つと、最後はゴール左に詰めた小川尋斗が押し込み、2-0。突き放します。
直後には、パス交換からエリア左へ小川尋斗が進入し、左コーナーキックを得ると、こぼれ球を拾った日暮のシュートが枠をとらえますが、GK16がセーブ。さらに高い位置で奥田がマイボールにし、パスを受けた小川翔太がエリア左へ。シュートを打つもGK16がまたもセーブ。前半はここでタイムアップとなり、2-0でハーフタイムへ。
後半フロンターレは日暮がGKとなり、最終ラインは右から瀬尾、メンディー、橋本、中盤は小川尋斗、右が尾関、左が小川翔太、前線は奥田でのスタート。
立ち上がりから奥田が仕掛け、橋本が枠をとらえたミドルシュートを打つなど、攻勢に。はるひ野も、コーナーキックをしのいだところからカウンターへ持ち込もうとしますが、フロンターレは、橋本や小川尋斗が戻り、それを阻む好守。
2分には、メンディーが前へ持ち上がり、リターンを受けた橋本がエリア外左からミドルシュート。GK16が弾いたところに、奥田が詰めますが、はるひ野はこれをクリアする粘り強い守り。
はるひ野も、38や9にボールを入れ、サイドからの攻めを試みていきますが、橋本や瀬尾が1対1で強さを見せ、エリア内へは近づかせず。そこから小川尋斗を経由して、エリア前の奥田とつないで、エリア右の高い位置に尾関が仕掛けて、折り返すなど、守備から攻撃へつないでいきます。
フロンターレは6分、小川翔太に代わり、岡が1のフィールドプレーヤーのユニホームを着け、ピッチに。給水タイム明けには、GK日暮、最終ラインは右から瀬尾、小川尋斗、橋本、中盤は奥田、右に尾関、左に岡、前線はメンディーに。
9分にはGKの日暮のフィードに、エリア右へメンディーが抜け出すと、メンディーのクロスにゴール左へ岡が反応するも惜しくも触れず。
フロンターレはラインを上げ、尾関が右からクロスを上げるなど、攻めの姿勢を続けていくと、11分には、メンディーがエリア外正面でミドルシュート。GK16が弾いたところに自ら詰めたメンディーが決め、3-0に。さらに13分には、橋本のスルーパスに、うまくエリア前にメンディーが抜け出し、シュート。左へそれましたが、ゴールをさらにおびやかしていきます。
14分には日暮が前線へ送ったボールにまたもメンディーがうまくエリア前に抜け出し、シュートがGK16に阻まれたところを、エリア右でこぼれ球を尾関が拾い、シュートを打つもブロック。
橋本が左サイドから斜めに仕掛けたり、メンディーが縦パスをおさめ、そのパスに奥田が高い位置へ抜け出すなど、最後までゴールを狙い続けて、試合はタイムアップ。3-0。フロンターレは決勝へ駒を進めることになりました。
前半2-0 後半1-0 計3-0
得点:奥田悠真、小川尋斗、メンディーサイモン友
フロンターレの先発:1岡大翔、5瀬尾映介、6メンディーサイモン友、3橋本乃翔、8小川尋斗、7尾関悠太、9小川翔太、10奥田悠真(c)
交代:メンディー→13日暮大陸 岡→メンディー
(文中敬称略)
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