2025年より、川崎そだちは、フロンターレのホームゲーム開催時にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで配布される「みんなのチラ裏」で「川崎そだちのアカデミー通信」と題したコーナーを担当。
フロンターレのアカデミーに関する情報を発信しています。
今回は、10月25日、ファジアーノ岡山戦の配布分。プレミアリーグEASTの後半戦、主に右SBとして先発出場を続けているDF15菊池京選手のインタビュー詳細版です。
インタビューは9月30日に実施しました。

○自分の売りにしているプレーはなんですか?
球際だったり。フィジカル的な面は高校に入ってから向き合ってやってきたので。
球際のところ。あとは空中戦やクロス、コーナーやセットプレーの入り方だったりとか。
守備時のヘディングだったりっていうのは自分の中では武器にしてます。
○ここまでのシーズンを振り返ってみて、いかがですか?
前期は怪我もあったり。あまりいいプレーができなくて。全然試合に絡めなかったんですけど。
夏になって、結構きつい走りとか、チームのみんなでやったりしていて。
そこで少し走れるようになってきたり。少しずつですけど。
自分の守備での強みだったりとか出せるようになってきたりっていうのがあったので、後期は少しずつ試合に絡めてるのかなって思ってます。
○後期はずっとスタメンで出てますね。
そうですね。
○試合に出てみて、どうですか?
スタメンで出ているメンバーの中で、多分プレミアでプレーしてきた時間は短いと思うんですけど。
だから最初は「やれるのかな?」って不安もあったんですけど。
「自分のやれることをとにかくやる」っていうのは意識していて。
球際だったり。ヘディングだったり。守備の面で、1対1とかは、やっぱり「自分は負けちゃいけない」と思うので。そこは負けないようにしていきたいです。
○昌平高校戦(第14節、●1-2)は先発に入っていたのに、変更になって先発から外れました。何があったんですか?
あの時はアップ中に、ぶつかっちゃって。そんなに大した怪我じゃなかったんですけど、その時は力が入らなくて。プレーできなくなりました。
○前橋育英戦(第15節、○1-0)では、何事もなかったようにスタメンに戻ってきて本当に良かったと思いました。
ありがとうございます。いや、ほんとに良かったです。
○和倉(アストロスポーツ和倉ユースサッカー大会)ではキャプテンをやることが多かったと思うんですけど、どうでしたか?
別にたまたまだったんですけど。
特に何の理由もなく。ほんとにたまたま、僕がやってたんですけど。
あんまり僕はしゃべるタイプとかでもないので。やってみて、「やっぱり僕じゃないな」とは思いました。
○これからやることはなさそうですか?
いやもうないと思います。あれが最後だと思います。
○小学校からフロンターレのアカデミーに入って、振り返ってみてどうですか?
小6からなので今年が終わったら7年間なんですけど。
戦う仲間だったりとか相手も「レベルが高いな」とはやっぱり思うし。
その中で、自分が常に何ができるかっていうのは考えていて。
僕はうまいタイプの、技術とかでの選手じゃないので。
そういうところで自分が勝負しても勝てないので。
うまい選手がたくさんいるからこそ、球際だったりとかフィジカルが強い選手も多分必要だとは思うので。
もちろん、うまくなりたいですけど、割り切って。とにかく「守備で貢献したいな」って思ってます。
○フロンターレに7年間いて、特に印象に残った試合は?
出てない試合だと、僕が高校1年生の時にクラブユースの決勝戦で負けちゃった試合(vs ガンバ大阪ユース、●1-2)を僕はスタンドから見てたんですけど。
スタンドでしたけど、先輩とかが優勝できなかったのを見ていて。
出てないですけど、「悔しいな」ってあのときに思ったし。
あとは出ている試合だと直近の前橋育英戦に勝てたことで。
自分は全然前期絡めてなかったんですけど、チームとして勝ててない状況が続いていて。
やっとチームとして勝てた試合だったので。自分がその試合で「何ができたか」って言われたらそんなに特別なことはしていないんですけど。
でもやっぱり勝てた試合に自分が出られてたのは、前期に出られていなかった自分からすると、すごいうれしかったです。
○後半戦は試合にずっと出続けていて、森さん(森勇介監督)からも「期待されてるのかな」って感じるんですけど、特にどういうことを求められているんですか?
やっぱり、森さんに求められているのは守備のところで。
森さんも僕がうまい、技術系の選手じゃないっていうのはわかっているので。
とにかく、やっぱりやってほしいこと、走ることと戦うことっていう当たり前のことを自分がサボっちゃうと、もう自分は試合に出られないと思うので。
もう、とにかくサボらないで。
特別な体力があるわけじゃないですけど、やっぱり、後のことを考えずにもうとにかく走ることと。
球際、空中戦だったりそのひとつの小さな勝負っていうか。小さな際の部分ですけど。そういうところは「自分は負けちゃいけないな」って思うので。
守備の面では、やっぱり絶対に負けたくないし、負けちゃいけない。多分森さんも思ってることだと思います。
○次(第16節)が横浜FC戦ですね。去年のインタビューだと同じ学校に福岡選手(福岡湧大)がいるということでしたよね。何か話をしました?
前、たまたま駅で会って。その時に僕は前期(第6節、△2-2)は出ていなかったので、「出るの?」みたいに聞かれて。
「まだわかんないけど」みたいな話はしてたんですけど。
湧大もトップの方に行ってるので。いるかわからないですけど。
「自分も頑張って横浜FC戦出られるように頑張る」みたいなことは湧大に話しました。
○卒団後の進路はどう考えてますか?
卒団後は、大学に進学します。
○大学に行って、どういう選手になりたいですか?
攻撃でも守備でも、関われる選手になりたいし。右サイドバックだと、サイドハーフに今はドリブラーとか多いので。
そういう選手たちを止めるのは大変ですけど。
止められるようになりたいし。
やっぱり球際とか守備の面でも勝って、攻撃でもクロスを上げたりとか走ったりしてチームに貢献したいです。
○前橋育英戦も、前橋育英は左サイドからけっこう攻めてきて、大変だったんじゃないですか?
10番の選手(立石陽向)が、結構点も取っていて。注意しなきゃいけない選手っていうのはわかっていたので。
自分がどこまでできるかっていうのはわかんなかったんですけど。
やってみてやっぱり速いし、うまいし。すばしっこい感じだったんですけど。
初スタメンで出てくれた瑞樹(荒井瑞樹)に助けてもらったりとか。周りに助けてもらいながら。
裏を取られちゃうシーンも1本あったんですけど、そこ以外はパスがあんまり来てないっていうのもあるかもしれないですけど。
うまく対応できた場面もあったのかなって思います。
○プレミアと、あとはクラブユースもありますね。それに向けて、意気込みは?
プレミアもクラブユースも。どの試合でも自分がやることは変わらないので。
今までベンチや、試合に出られないベンチ外の期間が長かったからこそ。
多分自分と向き合う時間は誰よりもあったし、試合に出られない悔しさだったり、出られる喜びは多分誰よりも僕がわかっていると思うので。
クラブユースでもプレミアでも練習試合でも、1試合に出られるっていう喜びを感じながら。
とにかく、戦うことですね、チームのために。
もう自分じゃなくてやっぱりチームのために戦うことっていうのはこれからもやっていきたいし。
それが多分チームのためになると思うので。とにかく戦いたいです。
○サッカー以外で、趣味などはありますか?
最近だとドラマをよく見てます。
○どんなドラマを?
ドラマは、結構いっぱい見てるんですけど。
最近だとチームでは「VIVANT」が流行っていて。
僕が個人的に好きなのは、「テセウスの船」です。
○どういうドラマなんですか?
サスペンスなんですけど。結構犯人がいる系のドラマが好きです。
○これからのシーズンに向けての、意気込みを改めてお願いします。
やっぱり球際だったり、守備でチームに貢献して。プレミアだったら少しでも順位上げれるようにしたいし。
クラブユースだったら優勝を目指して頑張りたいと思います。
○フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。
今年勝てない時期が続いていた中でも、ずっとあたたかい応援をしてくれてたので。
もう本当に1試合1試合勝って。サポーターに勝利を届けたいし。
いつもそんな中でも笑顔で応援してくれて、ありがとうございます。頑張っていきたいです。

この後に行われた第16節、横浜FCユース戦(●2-3)でも、先発でピッチに立った菊池京選手。
インタビューでも触れた、親交のある横浜FCユースの福岡湧大選手との対戦も実現。さらに2点を追う後半7分には、プレミアリーグ初得点も記録。一時同点に追いついた流れをつくり、求められている守備だけではなく、攻撃でも貢献できる力のあるところを見せました。
プレミアリーグEASTは残り4試合。現在目指している日本クラブユースサッカー選手権大会の関東予選も含め、試合に出られない悔しさ、そして試合に出る喜びを知る菊池京選手が、どんなものをチームにもたらすのか。フロンターレのアカデミーでの最後の日々がどんなものになるのか。とても楽しみにしています。
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