8月9日、4日目を迎えたMCCスポーツ和倉ユースサッカー大会。
履正社高校との準々決勝を2-2、PK3-4で終えた川崎フロンターレU-18は、国士舘高校との練習試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-18 練習試合 vs 国士舘高校】
8月9日(土) 午後1時17分キックオフ 北陸大学フットボールパークB 30分×2 晴れ
30分2本行われた練習試合。
1本目、フロンターレはGK16井澤明己、最終ラインは右から30川西悠太、18猪又聖生、15ペイシェンス海翔、23菊池京、ボランチは29今廣遥碧、27坂井暉絃、右MF34武内勇人、左MF20三上瑛大、トップ下8新堀翔、前線には39西川航雅。
フロンターレU-15等々力の3年猪又がCBに入りました。
多くの両チームの選手の家族らが見守る中、始まった試合。
立ち上がり、後ろからボールをつなごうとする国士舘に対し、前から連動、プレスをかけていくフロンターレ。
1分には、エリア外左でフリーキックを得ると、新堀がニアに入れたボール、ペイシェンスが合わせますが、GK17が対応。
しかし、精度の高いセットプレーからゴールをおびやかしていきます。
さらにフロンターレは、中央で今廣がカット。そのパスに三上が左サイド、高い位置へ。それに対し、国士舘はカット。
そこから右サイドから持ち込んでいくと、エリア外右でシュート。ここは井澤がセーブ。
さらに国士舘は高い位置でボールを奪い、フロンターレの陣内で時間をつくっていきますが、フロンターレは体を張り、ブロック。
国士舘は右コーナーキックを得ますが、井澤がパンチング。こぼれ球を拾った国士舘は、27がエリア外右でシュートを打ちますが、枠をとらえることはできず。
するとフロンターレは、4分左サイドでボールをカットすると、斜めに速いパスに新堀がエリア正面右へ。巧みに抜け出しますが、シュートは上に。
直後には今廣の縦パスに、三上がエリア正面へ。これに対しては国士舘のDFの対応があり、シュートにはつながりませんでしたが、好パスといい動き出しからチャンスをつくっていきます。
フロンターレは、左サイドで菊池や三上、坂井がかかわってボールを動かし、それに対し、国士舘はカット。高い位置へ持ち込もうとしていきますが、坂井・三上が対応。
奪い返したフロンターレは、三上がエリア左へ進入。折り返しはGK17が阻んでシュートにはつながらず。
攻撃に転じた国士舘は右サイドに展開。クロスを入れていきますが、井澤がセーブ。ここでもしっかり対応していきます。
フロンターレは、猪又がうまく間、坂井に入れ、坂井は左サイドに展開。菊池へ。菊池から受け直した猪又は右サイドに展開していきますが、そこを狙い国士舘はカット。
それでも、折り返しに対しては、ペイシェンスがエリア内をカバー。
9分にはさらに国士舘。右サイドから精度の高いクロスを入れていきますが、エリア内で猪又が対応。セカンドボールを拾った国士舘は、10が右クロス。
しかし、ここでも猪又が対応。シュートは打たせずにしのいでいきます。
さらに国士舘は、中央の16が左サイド、高い位置を突くパス。32が抜け出しますが、川西が対応。国士舘がボールを持つ時間をつくるなか、フロンターレは守備でしっかり対応。そこから中央で今廣や坂井がボールを前に持ち出していくと、12分には、今廣のパスに菊池が左サイド、高い位置へ。
菊池は切り返しを交え、クロス。GK17のセーブに阻まれ、シュートには結びつきませんでしたが、キレのある動きからチャンスをつくろうとしていきます。
13分には、国士舘、左サイド、32がいったん高い位置の24へ預け、受け直し、サイドチェンジ。右サイド、15へつなげると15はシザーズを交え、カットインからエリア外右へ。シュートを打ちますが、左にそれていきます。
川西や武内、中央に新堀も顔を出しながらボールを動かしていくフロンターレ。ペイシェンスや猪又も多くボールに触れながら、組み立てを図っていきます。
飲水タイムを挟んで、17分には国士舘。高い位置でカットした10がエリア外正面右へ。シュートを打つとボールはポストに。
事なきを得たフロンターレは、18分、ペイシェンスから左サイドに展開。菊池へ。菊池の左クロスにエリア内、飛び込んだのは西川。
ヘディングシュートが決まり、1-0。フロンターレが先にゴールをものにします。
直後にはさらにフロンターレ、坂井のパスに三上が抜け出し、エリア外左へ。三上の折り返しに、エリア内、武内が飛び込みますが、GK17が対応。
国士舘も19分には、中央、16のパスに15が右サイド、高い位置へ。15は再びシザーズを交えて仕掛け、折り返し。
しかし、エリア内で合わせることはできず。
さらに国士舘は、フロンターレが中央で動かそうとしたところ、16がカット。スルーパスを狙いますが、猪又がエリア内で足を伸ばし、対応。
こぼれ球を拾い、10がエリア内へ飛び出しますが、井澤がセーブ。シュートは打たせずに、対応していきます。
GK17やCBの27、37がかかわって後ろから組み立てを図る国士舘に対し、西川や新堀らが連動して前から奪いに行くフロンターレ。
国士舘はそれを回避。浮き球を入れていきますが、ペイシェンスが対応。
ペイシェンスから左サイド、三上につながり、三上から中央で受けた今廣は、やや下がり目に顔を出した新堀へ縦パス。
武内もやや中央寄りに顔を出して、ボールを動かす時間をつくっていきます。
22分には、猪又から右サイド、川西へうまくつながり、川西がクロスを入れると、三上が遠いサイドへ飛び込みますが、国士舘はブロック。
左コーナーキックを得たフロンターレは、新堀が入れたボールはシュートには結びつかなかったものの、武内や今廣、坂井がかかわってボールを動かす時間をつくっていきます。
23分には、今廣の浮き球のパスを、エリア正面で新堀がおさめ、シュート。しかし、GK17がセーブ。
さらにフロンターレは、右サイド、川西の斜めに速いパスを、中央で新堀がおさめるなど、間にパスを差し入れながら国士舘の陣内へ。
すると25分には、坂井から受けた新堀がエリア外正面へ。新堀のパスに、エリア正面左、抜け出したのは三上。シュートを打つとこれが決まり、2-0。フロンターレが突き放します。
猪又の縦パスに、西川がエリア内へ動き出し、国士舘の対応に遭っても、西川がGK17にプレス。新堀がカットする場面につなげていくフロンターレ。
ボールを持つ時間を増やし、中央、今廣の浮き球のパスに、三上がエリア左への飛び出しを見せるなどしていきます。
28分には、武内の縦パスに、新堀がエリア左へ。国士舘のブロックに遭い、右コーナーキックを得たフロンターレは、新堀が遠いサイドに入れると、今廣が競り、最後は菊池がシュートを打ちますが国士舘はブロック。
セカンドボールを拾ったフロンターレは、右サイド、新堀のパスに、今廣がエリア内へ。シュートはGK17が阻んでゴールとはならず。
30分には、スルーパスに三上がエリア正面左へ。相手を剝がし、シュートを打ちますが、これは右に。
1本目は2-0でタイムアップとなります。
2本目、フロンターレはGK16井澤明己、最終ラインンは右から25小川翔太、18猪又聖生、27坂井暉絃、13柏村涼太、ボランチは29今廣遥碧、32加藤昊、右MF20三上瑛大、左MF17廣瀬寧生、トップ下10平塚隼人、前線には8新堀翔。
1分には、フロンターレ、左サイドへ持ち込んだ加藤のパスに新堀がエリア正面左へ。シュートは右にそれ、ゴールとはなりませんでしたが、チャンスをつくっていきます。
3分には、右サイド、三上のパスに小川翔太がエリア右へ。シュートは国士舘がブロック。
こぼれ球を拾ったフロンターレは、左サイド、廣瀬のパスに柏村が折り返し。エリア内、平塚が決めて、1-0。2本目もフロンターレが先にゴールをものにします。
右サイド、小川翔太が高い位置へ持ち込み、クロスを入れるなどしていくフロンターレ。
平塚が低い位置に下りて、今廣や加藤もかかわってボールをつないでいくと、4分には、中央、平塚のスルーパスに、加藤が正面へ。
シュートを打つもポストに。しかし、こぼれ球に詰めた新堀が押し込み、2-0。フロンターレが突き放します。
6分にはさらに、高い位置からプレスをかけ、正面で新堀がカット。新堀はループシュート。しかし右。
8分には、平塚のパスに、新堀が右サイド、高い位置へ抜け出し、エリア外右へ。新堀は角度のないところからシュート。サイドネットを叩きゴールとはなりませんでしたが、息の合った連係からチャンスをつくっていきます。
一方の国士舘も、中央13のパスに、32が左サイド、高い位置へ持ち込もうとしていきますが、フロンターレはコンパクトに、粘り強く対応。
10分には、フロンターレ、最終ラインで動かし、猪又のパスを、平塚が中央で受け、平塚から今廣へ。今廣は左サイドに展開。廣瀬から柏村につながると、柏村のクロスに、エリア右、三上が飛び込みますが、シュートは上に。
11分には、スルーパスに加藤がエリア正面へ。GK17が体を張り阻んだところ、こぼれ球を拾った廣瀬がエリア内へ。国士舘がブロックし阻んだところ、セカンドボールを拾った三上のパスに、新堀がエリア左へ。新堀はシュート。しかし、わずかに右。
フロンターレは12分、GKが井澤から19岩田幹太郎に。
さらにフロンターレは、今廣のパスを、右サイド、三上が受け、三上のパスに新堀が高い位置へ飛び出すなど、攻勢に。
中央、平塚のパスに三上がエリア右への動き出しを見せるなどしていきます。
13分には、廣瀬のパスを、中央右で受けた平塚がエリア内へ。ドリブルでうまく持ち込んでいきますが、GK17が体を張って阻む好守。
15分には、左サイド、柏村のクロスに、平塚がエリア右へ飛び込みますが、枠外。ゴールとはなりませんでしたが、チャンスをつくっていきます。
飲水タイムを挟んで、フロンターレは、GK19岩田幹太郎、最終ラインは右から25小川翔太、30川西悠太、15ペイシェンス海翔、13柏村涼太、ボランチは34武内勇人、32加藤昊、右MF23菊池京、左MF17廣瀬寧生、トップ下10平塚隼人、前線には39西川航雅。
17分には、フロンターレ、正面左、抜け出した廣瀬がシュート。GK17が阻んで左コーナーキックに。
左コーナーキックのキッカーは武内。右足で入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレは、武内の左クロスに、廣瀬がヘディングシュート。
しかし、上に。
さらにフロンターレは、菊池が右サイド、仕掛けて折り返すなど、攻勢に。国士舘がボールを奪っても、戻りが速くカバー。柏村が体を入れマイボールに。さらに菊池が右サイドでボールをカットするなど、高い位置からボールを奪いに行く姿勢も見せていきます。
すると22分には、フロンターレ、加藤のパスに廣瀬がエリア左へ。シュートはGK17が阻むも、こぼれ球を拾った廣瀬が自ら押し込み、3-0。フロンターレがさらに突き放します。
西川や平塚、武内らが連動してプレス。さらに前からボールを奪いに行くフロンターレ。
24分には、国士舘が右サイドからクロスを入れていきますが、小川翔太が対応。小川翔太から受けた菊池は前に持ち込んでいきますが、国士舘はカット。そこから右サイドに展開すると、エリア正面右、抜け出した25がシュート。これが決まり、3-1。国士舘も1点を返します。
フロンターレは直後には、川西のパスをうまく間で受けた菊池が前に持ち込むなどしていくと、26分には、エリア内で平塚がカット。ループシュートを打つも国士舘はブロック。こぼれ球に西川が詰めますが、国士舘はクリア。
さらにフロンターレは、武内のパスを間で平塚が受け、仕掛けるなど攻勢に。
28分には、国士舘、3の縦パスに55がエリア左へ。しかし、川西が対応。ゴールキックにしていきます。
29分には、フロンターレ、加藤から右サイド、平塚へ。平塚のパスに廣瀬がエリア内へ。1対1の好機でしたが、GK17が粘り強く対応。
さらに廣瀬から平塚とつながり、平塚のパスに加藤がエリア正面左へ。しかし、シュートはGK17がセーブ。
30分には、国士舘、ボールを奪い、左サイド、55へ。55はエリア外正面左でシュート。これは右に。
練習試合はタイムアップ。この日の練習試合が終わりました。
①2-0 得点：西川航雅 三上瑛大
フロンターレのメンバー：16井澤明己 30川西悠太 18猪又聖生 15ペイシェンス海翔 23菊池京 29今廣遥碧 27坂井暉絃 34武内勇人 20三上瑛大 8新堀翔 39西川航雅
②3-1 得点：平塚隼人 新堀翔 廣瀬寧生フロンターレのメンバー：16井澤明己 25小川翔太 18猪又聖生 27坂井暉絃 13柏村涼太 29今廣遥碧 32加藤昊 20三上瑛大 17廣瀬寧生 10平塚隼人 8新堀翔
交代：井澤→19岩田幹太郎 猪又→30川西悠太 坂井→15ペイシェンス海翔 今廣→34武内勇人 三上→23菊池京 新堀→39西川航雅
(文中敬称略)
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