この日の初戦,森中戦は1ポゼッション差での悔しい敗戦となった川崎ブレイブサンダースU15。2試合目は,川崎ブレイブサンダースU15が前日に大差で敗戦した岩崎中をこの日の試合で破っていた希望が丘中との対戦。厳しい戦いになると予測できました。
神奈川県U15リーグ Aグループ
川崎ブレイブサンダースU15 – 希望が丘中
2018/12/16(土)14:15 横浜市立希望が丘中学校
川崎ブレイブサンダースU15のスターターは1 近藤亮太郎,3 中尾優斗,4 吉井界澄,7 渡邊豪聖,23 佐藤琳太朗。
この日の初戦で素晴らしい集中力を見せた後半からの流れを継続し,強い相手にも食らいついていきたいところ。その気持が選手たちに確実に良い影響を与えました。
1Q,試合は出だしからリードチェンジを繰り返すシーソーゲームに。4 吉井がファーストスコアを決めると希望が丘中は10番がすぐに返す。7 渡邉がセカンドチャンスポイントを決めれば希望が丘中5番がペリメーターからのジャンプシュートを決める。どちらも高い集中力の試合序盤となりました。しかし,スコアには現れないところで主導権を握ったのは川崎ブレイブサンダースU15。23 佐藤のリバウンドの意識,全員のタイトなディフェンスが実り,その差が徐々にスコアに現れてきます。
残り3:30のところで吉井が沈めた3Pでリードを奪うと,続けざまに近藤のアシストから渡邉のレイアップ。更に吉井が2本目の3Pを沈め,この時点で10点のリードを奪います。しかし希望が丘も盛り返し,11番,10番,4番が3Pを含むスコアを決め点差を戻します。
いい雰囲気のなかでリードを保ったまま,このクォーターは18-13で終了。
2Q,川崎ブレイブサンダースU15は3 中尾のフローターで幸先よくスコアすると,更に中尾が受けたファウルからのフリースローを確実に2本決めます。対する希望が丘中は6番の3Pで反撃。川崎ブレイブサンダースU15は継続してリバウンドの意識が強く,このクォーターから投入された6 依田弦がリバウンドからセカンドチャンスポイント。ゴール下での強さを見せます。
川崎ブレイブサンダースU15は中尾,渡邉を,希望が丘は5番を中心にスコアを重ねていきこのクォーターは点の取り合いになり,20-18(トータル38-31)で前半を終えます。
どちらもこの日2試合目で少し疲れの見え始めた両チーム,3Q序盤は膠着状態に。それでも希望が丘は4番が気を吐き4点を連取すると,川崎ブレイブサンダースU15は吉井のこの試合3本目の3P,佐藤のペネトレイトからのゴールでスコアを動かします。希望が丘中も負けじと5番のバスケットカウント,11番のシュートが決まり点差は広がりません。
点差を広げるまでには至らないまでも,川崎ブレイブサンダースU15はタイトなディフェンスで相手のスコアを最小限に抑え,このクォーターを13-11(トータル51-42)とリードを保ちます。
最終4Qは2 櫻井,3 中尾,4 吉井,5 吉田健太,6 依田でスタート。
中尾,吉井,依田がテンポよくスコアを決めていけば,希望が丘中も4番,21番がしっかりと決め差をひろげさせません。クォーターの中盤を過ぎたあたりから徐々に川崎ブレイブサンダースU15が走ります。櫻井のドライブ,吉井のセカンドチャンスポイント,吉田のドライブなどを次々と決め,点差をこの試合最大の15とします。
希望が丘中は5番の連続スコア,6番の2連続3Pで追いすがりますが,川崎ブレイブサンダースU15は近藤,櫻井の連続ファストブレイクで試合を決定づけました。
最後は吉井がこの試合21点目となるシュートを決めて試合終了。
待ちに待った,本当に嬉しい嬉しいチームとしての初勝利となりました。観戦に訪れた父兄も感動ひとしお。これからもっともっと勝利を重ね,強くなっていってほしいと思える試合でした。
1q 18-13
2q 20-18
3q 13-11
4q 24-19
75-61
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