専修大 – 横浜国立大 ・ 神奈川大 – 産業能率大 ・桐蔭横浜大 – 横浜市立大 / 神奈川県知事杯


3月15、16日は横浜市の相鉄線、いずみ野駅から徒歩15分ほどのかもめパークへ。まだまだ寒い日が続きますが、大学サッカーも春へ向かって動き出しています。両日行われたのは神奈川県内の大学によって争われる神奈川県知事杯の準々決勝。川崎フロンターレU-18出身の選手たちもそれぞれのチームで新しいシーズンへ向けてそれぞれのプレーを磨いています。

【神奈川県知事杯準々決勝 専修大vs横浜国立大】
3月15日(火)午前10時キックオフ 神奈川県フットボールセンターかもめパーク くもり時々晴れ

準々決勝の最初の試合は専修大vs横浜国立大。専修大は2014年まで関東大学サッカーリーグ1部で3連覇を果たしましたが、昨年はそれが途切れ復活を期すシーズン。今季はフロンターレU-18でもキャプテンをつとめたDF小口大貴が主将になりました。

この日の先発はGKはフロンターレU-18出身の新3年生1玉永大地、DFは右から30丸野了平、4大西拓真、2飯田貴敬、5小口大貴、ボランチが8野田卓宏、6吉村郷史、右に44佐藤遵樹、左に19中山克広、トップ下が7中村駿介、FWが9下田悠哉。

試合は立ち上がりから専修が攻守に切り替えがはやく、主導権を握っていきます。ゴールへ迫り次々にコーナーキックを得ていくと13分に中村駿介の左コーナーキックに下田が合わせこれを横浜国立大の選手がかき出しきれずゴールが認められて1-0。さらに中村を起点にボールを受けた下田がエリア前で前を向きシュート。これはGK26松垣智が弾き出しますがここで得た左コーナーキック、佐藤遵樹が合わせて2-0。その後も攻勢を強める専修、小口も左サイドを佐藤との連係で積極的に上がり、左サイドからチャンスをつくっていきます。

29分に下田がミドルシュートを決めて3-0、さらに中山、佐藤、中村、丸野が加点し前半で7-0。なかなか攻撃に移れなかった横浜国立大も最終ラインから攻撃参加した5小林稜や中央でボールを奪ったところから17大迫祐也がシュートを放ちますがここは玉永がしっかり対応。得点機を摘んでいきます。

後半も一人一人がよく走り中盤では吉村、野田がよくセカンドボールを拾い、専修が立ち上がりから試合をさらに優位に。追加点をあげていくと15分には小口の左クロスに右SB丸野が合わせて10-0。両SBが絡む形で得点を二桁にのせます。その後も途中出場の46深澤知也が裏へ抜け出して2ゴールを奪うなどした専修大が13-0で横浜国立大を下し、準決勝へ駒を進めました。

19日に行われる準決勝では準々決勝の第2試合で東海大に勝利した関東学院大と対戦します。なお、フロンターレU-18出身、東海大の梶田航平、関東学院大の大山多一の2選手は出場しませんでした。

前半7-0 後半6-0 計13-0
得点:下田悠哉3、佐藤遵樹2、中山克広、中村駿介3、丸野了平2、深澤知也2(専修)

試合に臨む専修大の選手たち
試合に臨む専修大の選手たち
玉永大地選手
玉永大地選手

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後ろから声を出して指示を送る
後ろから声を出して指示を送る
小口大貴選手
小口大貴選手
積極的に攻撃参加
積極的に攻撃参加
ゴールも狙った
ゴールも狙った

【神奈川県知事杯準々決勝 神奈川大vs産業能率大】
3月16日(水)午前10時キックオフ 神奈川県フットボールセンターかもめパーク くもり時々晴れ

準々決勝の第3試合は神奈川大vs産業能率大。神奈川大はGK21中村圭吾、DFは右から5南祥巧、4千田海人、2斎藤健太、ボランチは23中山知之、キャプテン16武田将平、右MF18菊地佑太、左MF24日高拓登、FWは20奥田晃也、26吉田漣。フロンターレU-18出身の15河村英侑がベンチスタート。産業能率大はGK1佐藤友助、DFは右から29桜井龍、2鑓水隼、3藤原直哉、キャプテン4遠藤元一、ボランチは8浜下瑛、12柿崎六郎、右MF9越智大和、左MF10植田涼吾、トップ下20岡村吾朗、FW11椿本啓祐

立ち上がりはやや神奈川大が押し込んで始まった試合。しかし、産業能率大もGKとDFの好守でしのぐと椿本や越智らを起点にゴールへ迫り攻守の切り替えのはやい試合となっていきます。

10分には椿本が右へボールをふり、岡村がクロス。しかし、これはシュートに至らず神奈川大がカウンターに。エリア左から日高がシュートを放ちますがこれはGK佐藤が対応。
15分には産業能率大、椿本が左へボールを出すと受けた岡村がエリア左からシュート、これは左へ。

先制したのは神奈川大。17分中盤23中山知之から縦パスが入るとうまく前を向き産業能率大のDFを振り切った24日高拓登がミドルシュートを決めて1-0。

32分には椿本が左へボールを出すと左SB遠藤のクロスが流れたところをファーで桜井がシュートを放つもこれは上へ。なかなかダイナミックな攻撃を見せていきます。

次の1点は神奈川大へ。44分には左サイドを崩していくと20奥田晃也のシュートがオウンゴールをさそい2-0。突き放して前半はタイムアップとなります。

後半も16武田将平が中盤から長短のパスを入れるなどして組み立てていく神奈川大、両SBが機を見て攻め上がりゴールへ迫っていく産業能率大のせめぎあいが続きますが、どちらかといえば縦パスが入ってからよく連動していた神奈川大がペースを握っていきます。24分に途中出場の19野路貴之を起点に18菊地佑太がエリア右から追加点を神奈川大が上げるとさらに26分にも途中出場32定本佳樹が決めて4-0。

ここで河村英侑が交代で左MFへ。直後にも野路が加点し5-0とした神奈川大。

フロンターレU-18のころは途中から左SBなどで出場しドリブルで打開することの多かった河村はこの日は途中から右MFに回り短い時間の中でも縦へ仕掛けるなどして産業能率大のゴールへ迫っていきます。

終盤にはエリア正面で得たフリーキック、6上長次郎が直接ゴール右へ決めるすばらしい形で産業能率大が1点を返しましたが5-1で試合は終了。神奈川大が準決勝へ駒を進めました。

前半2-0 後半3-1 計5-1

得点:日高拓登、オウンゴール、菊地佑太、定本佳樹、野路貴之(神奈川)
   上長次郎(産業能率)

準々決勝の第3試合は神奈川大vs産業能率大
準々決勝の第3試合は神奈川大vs産業能率大
神奈川大が優位に試合を進める
神奈川大が優位に試合を進める
途中出場の河村英侑選手
途中出場の河村英侑選手

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積極的に仕掛けた
積極的に仕掛けた

【神奈川県知事杯準々決勝 桐蔭横浜大vs横浜市立大】
3月16日(水)午後0時11分キックオフ 神奈川県フットボールセンターかもめパーク くもり時々晴れ

準々決勝最後の試合は桐蔭横浜大vs横浜国立大。

桐蔭横浜大はGK1田中雄大、DFは右から佐々木俊輝、18八戸雄太、29小田島怜、2剣聖矢、ボランチが19浅沼大和、26林拓弥、右MF27依田隆希、左MF30佐藤碧、FW10石川大地とキャプテン9今関耕平。フロンターレU-18出身22岡本一輝はベンチスタート。

桐蔭横浜は8分に佐藤碧のインターセプトから最後は石川がシュートを放つもこれはGKに。ここで得たコーナーキック、こぼれだまを拾った浅川がエリア外から狙いますがこれは上へ。押しぎみに試合へ入っていきます。

17分には右へ開いた今関のクロスに中へ入り込んだ依田が合わせますがこれは右に。攻勢を強めると25分左から仕掛けた佐藤のクロスのこぼれ球を林がシュート、これは横浜市立のGK17番が足で止めますが依田が押し込み1-0。先制は桐蔭横浜。

しかし、依田が直後に負傷した桐蔭横浜に対し、横浜市立は31分右へ抜け出した14番がGK田中雄大との1対1を制して同点ゴールを挙げます。1-1。

ここで桐蔭横浜は依田に代わり岡本一輝が右MFに。

次の1点は桐蔭横浜大へ。38分石川のパスに抜け出した今関がエリア前でDFをかわすと放ったシュートがネットを揺らし2-1。

ベンチからの「中から外、中から外」との声に応えるように横浜市立も中盤とサイドのパス交換からゴールへ迫りますが追い付くことはできずに前半はタイムアップとなります。

後半も追加点を狙う桐蔭横浜に対して、小気味のよいサイドからの崩しで決定機もつくった横浜市立。しかし、12分に桐蔭横浜が追加点。岡本の右コーナーキックをファーで八戸が競ると最後は佐藤がこれに詰めてゴールネットを揺らし3-1。

ここで桐蔭横浜は佐藤に代えて15打越大樹が入り最終ラインを八戸、小田島、打越の3バックに。左MF剣が攻守に切り替えのはやさをみせるなどしてサイドから攻勢を強めると14分に今関が左サイドから仕掛けてエリア内へ送ったボール、滑り込みながら岡本がシュートを放つとこれが決まり4-1。

さらに25分にも桐蔭横浜、カウンターから左の石川が出したボールをエリア右に抜け出したのは岡本。シュートはGKに防がれますがこぼれ球を決めて5-1。スピードにのったプレーで右サイドからチャンスを生かしていきます。

その後も交代出場の20浅川隼人らが積極的にゴールを求めた桐蔭横浜、44分にもカウンターから石川が加点し6-1。準決勝へ進出となりました。

準決勝では桐蔭横浜大と神奈川大が対戦することに。ともに新三年生の岡本、河村のピッチ上での対戦もあるかもしれません。

前半2-1 後半4-0 計6-1
得点:依田隆希、今関耕平、佐藤碧、岡本一輝2、石川大地(桐蔭横浜) 14番(横浜市立)

追い付かれた桐蔭横浜大だったが今関耕平選手が勝ち越しゴールを決める
追い付かれた桐蔭横浜大だったが今関耕平選手が勝ち越しゴールを決める
途中出場の岡本一輝選手
途中出場の岡本一輝選手
ゴールを決めてガッツポーズを見せる佐藤碧選手
ゴールを決めてガッツポーズを見せる佐藤碧選手

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倒れながらもゴールを決めた
倒れながらもゴールを決めた

専修大と桐蔭横浜大が1部、神奈川大が2部で臨む関東大学サッカーリーグは4月2日に開幕します。フロンターレで育った選手たちがどんなプレーをするのか、楽しみにしながら、時間の許す限りスタジアムへ足を運びたい、と思います。
(文中敬称略)

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.

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