5月13日、川崎市の小学4年生年代の大会、かわしん杯ジュニアサッカー大会の予選リーグが始まりました。
川崎フロンターレU-12の4年生と3年生は、5月13日に東小倉SCYに3-0、K.S.Cに1-0で勝利し、2連勝で予選リーグを発進。
5月20日、古市場サッカー場では、予選リーグの残り2試合、ミキFC、菅FC戦に臨みました。
【川崎フロンターレU-12(4年生・3年生) かわしん杯予選リーグ vs ミキFC】
5月20日午前11時キックオフ 古市場サッカー場 くもり 15分ハーフ 8人制
ここまで1分け1敗のミキFCとの試合に臨んだフロンターレ。
先発は、GK1成瀬文哉、最終ラインは右から4藤木乃以、5岡西春樹、6戸部心暖、中盤は10新堀葵、右に7佐藤雄吾、左に13田中真祐斗、前線に11久保田創大。
FPの成瀬がGKに入りました。
曇り空に時折雨もぱらつく古市場サッカー場。
ピッチ脇では、多くの選手の家族らが見守る中、試合は始まりました。
立ち上がりはフロンターレ、左サイド、高い位置に田中が抜け、ボールをキープ。左サイド、下がり目で新堀葵が受け、そこから右に展開。高い位置へ佐藤が抜け出し、エリア外右へ。
佐藤はエリア内へ折り返していきますが、ミキFCのGK20がセーブ。
ミキFCも左サイドから攻めに持ち込んでいこうとしますが、藤木が1対1の強さを見せ、藤木から受けた新堀葵が右サイドの高い位置へ。
ミキFCの体を張った守りが阻んで、右コーナーキックとなり、新堀葵が右足でボールを入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレは、エリア右の久保田から高い位置へ残っていた新堀葵へ。
新堀葵がクロスを入れると、田中がヘディングシュート。左へ外れましたが、ゴールに迫っていきます。
直後にはミキFC、自陣の右サイドでカット。そこから右サイドからの攻めに。しかし、岡西がカバー。
さらに右サイド、37から中央の7へ展開し、迫っていきますが、フロンターレは囲い込むように厳しく寄せ、前に行かせず。
4分には、3が左サイドでカット。エリア外正面で時間をつくり、左へ展開。7がエリア外左から折り返しますが、成瀬がセーブします。
直後にはフロンターレ、中央を新堀葵が持ち上がり、スルーパス。エリア正面やや左、田中が抜け出し、シュートを打つとこれが決まりますが、オフサイドとなり、得点は認められず。
ミキFCも左サイドの3の仕掛け、中央で7がうまくキープし、フロンターレの陣内で時間をつくりますが、フロンターレはコンパクトに、焦れずに対応。
6分には、高い位置でミキFCがカット。正面で7がシュートを打ちますが、ライン上で岡西がカバー。好守を見せ、しのいでいきます。
攻めに転じたフロンターレは、佐藤が中央から右サイドをうまく持ち上がり、エリア外正面で受けた岡西がミドルシュート。
これはGK20のセーブで、右コーナーキックに。
新堀葵がボールを入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレは左へ展開。戸部が左サイドから切れ込み、エリア内へ浮き球を入れると、田中が迫りますが、ミキFCはクリア。
フロンターレが新堀葵がうまくボールを運び、右サイドでは佐藤、左サイドでは田中がキープするなどして、相手陣内でプレーする時間が続いていきます。
8分は右サイドから中央へ新堀葵が運び、その縦パスに田中がエリア外正面やや左へ。切れ込んだ田中はシュートを打ちますが、ミキFCはブロック。
9分には、戸部が最終ラインから持ち上がり、縦パスを出すと、久保田がエリア内へ。ミキFCの選手が寄せてきたところ、間を縫うように仕掛けた久保田に対しては、ミキFCが粘り強く守っていきます。
しかし、直後にも、フロンターレ、新堀葵が中央から一気にエリア内左へ。ゴール右へ流し込むようにシュートを打つと、これが決まり、1-0。フロンターレが先制します。
先制したフロンターレは、さらに中央に寄って受けた佐藤がうまくドリブルで運び、10分には右クロス。しかし、ミキFCはエリア内でクリア。
最終ラインの岡西が縦にボールをつけ、藤木も高い位置をうかがうなどしていくフロンターレ。
11分には、エリア外右で藤木がファールを受け、フリーキックに。
キッカーの藤井が遠いサイドに速いボールを入れると、久保田が飛び出しますが、これはオフサイド。それでも、精度の高いボールと、いい飛び出しでゴールに迫る場面をつくっていきます。
13分には、右サイド下がり目の佐藤からエリア外正面にボールが入り、最後はエリア外正面やや右で田中がミドルシュート。これが決まり、2-0。
フロンターレが突き放します。
14分には右サイド、藤木から正面で受けた久保田がうまくターン。そのパスに、正面やや左へ田中が抜け出しますが、オフサイド。
前半は2-0でタイムアップとなります。
後半フロンターレは、戸部に代わり3大野隆ノ介。
立ち上がりには、ミキFCが左コーナーキックを得ますが、フロンターレはこれをしのぎ、GKの成瀬はすばやくリスタート。
前線へボールが入ったところ、粘り強く、寄せた久保田は相手と入れ替わり、エリア正面やや左へ。シュートを打つとこれが決まり、3-0。
フロンターレが突き放します。
ミキFCも高い位置でボールをカットする場面をつくりますが、フロンターレは田中につながるようなかたちで対応し、守備から攻撃へつなげていきます。
中央で新堀葵が受け、左サイドに田中、右サイドに佐藤が開いて、裏を狙う動きを見せていくフロンターレ。新堀葵の裏を突くパスに、田中が動き出したり、右サイドから中央を使った佐藤のパスに、右に流れた久保田が抜け出しそうになるなど、相手陣内でプレーを続けていきます。
5分には、藤木が右サイドから中央へ運んでボールをキープ。そんおパスに、エリア左へ田中が抜け出し、シュートを打ちますが、GK20がセーブ。
直後にはフロンターレ、正面で久保田がボールをカット。エリア正面へ運び、シュートを打つとこれが決まり、4-0。
さらに7分にもフロンターレ、岡西が自陣から中央を運び、正面の新堀葵へ。新堀葵はエリア外正面やや右へ持ち出し、ミドルシュート。ゴールへ決まり、5-0。
フロンターレは新堀葵が下がり目でボールを受け、大野や岡西、藤木がかかわって、ボールをつないでいきます。
8分には、中央で久保田がキープし、ボールは右へ。受けた佐藤はエリア外右へ持ち込み、ミドルシュート。しかし、右に。
そして、9分には左サイド、高い位置でカットしたフロンターレ。ボールはエリア外正面、新堀葵へ。新堀葵がミドルシュートを打つと、これが決まり、6-0。
直後には、右サイドから中央へ佐藤が運び、右に流れた新堀葵へ。新堀葵が右から折り返すと、正面へ久保田が迫りますが、ミキFCはクリア。
ミキFCも右サイド、高い位置でカットし、そこからフロンターレのゴールに迫る場面をつくっていきますが、大野と岡西が厳しく寄せていき、奪い返し、左サイドの田中へつなげ、田中は高い位置へ持ち出し、攻めに転じていきます。
12分には、自陣でボールをカットした岡西が一気に正面へ。岡西はミドルシュートを狙いますが、ミキFCはブロック。
セカンドボールを拾ったフロンターレは、左から田中が折り返し。佐藤が正面でシュートを打ちますが、ミキFCはブロック。
右コーナーキックとなり、新堀葵がボールを入れると、田中がヘディングシュートを打ちますが、右へ。
さらにフロンターレは、高い位置でボールをものにし、新堀葵がループシュートを打ったり、エリア外正面やや右で田中がシュートを打つなどしていきます。
そして、14分フロンターレは、エリア外正面で出足よく大野がカット。前に持ち出した大野がミドルシュートを打つとこれが決まり、7-0。
ミキFCも15分には右サイドから持ち込み、右コーナーキックを得ますが、決定的な場面にはつながらず。
試合はタイムアップとなり、7-0。
フロンターレが勝利しました。
前半2-0 後半5-0 計7-0
得点:新堀葵3、田中真祐斗、オウンゴール、久保田創大、大野隆ノ介
フロンターレの先発:1成瀬文哉 4藤木乃以 5岡西春樹 6戸部心暖 10新堀葵 7佐藤雄吾 13田中真祐斗 11久保田創大
交代:戸部→3大野隆ノ介
(文中敬称略)
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