6月25日、等々力第一サッカー場では、川崎フロンターレU-15等々力の1年生たちが、Vidaスポーツクラブいさまとの練習試合に臨みました。
当日、少し早く試合が始まったため、冒頭の10分ほどは見ることができませんでしたが、書かせていただきます。
【川崎フロンターレU-15等々力(1年) 練習試合 vs Vidaスポーツクラブいさま】
6月25日(日) 午後2時50分キックオフ 等々力第一サッカー場 晴れ 35分×2
神奈川県U-13サッカーリーグを、29-0、27-0、好発進のフロンターレ等々力。
1本目は、GK19山川敦弘、最終ラインは右から15渡部泰地、2オガー悠仁、20野田永輝飛、3笠原宏仁、ボランチは22岩﨑海澄、4坂西叶羽、右MF7遠山頼斗、左MF6遠山煌斗、トップ下10初音虎次郎、前線には18小嶋遼介。
0-0で迎えた前半、8分、先にゴールを決めたのはVidaスポーツクラブいさま。左コーナーキックを得ると、48が押し込み、0-1。フロンターレ等々力は追いかける展開に。
フロンターレ等々力も、縦パスをうまく間で受けた小嶋が縦に持ち出し、右へ展開。エリア右、岩﨑がシュートを打ちますが、GK34がセーブ。
オガーや野田、坂西、岩﨑がかかわって後ろから組み立てを図るフロンターレ等々力。
12分には、浮き球を小嶋が競り、ボールをおさめた笠原は左へ展開。高い位置へ抜け出した遠山煌斗がシュート。これをVidaスポーツクラブが阻んだところ、詰めた笠原がシュートを決め、1-1。
フロンターレ等々力が追いつきます。
13分にはさらにフロンターレ等々力、正面、間で受けた初音から正面やや右、小嶋へ。小嶋のパスに、初音がエリア正面へ。シュートを打ちますが、右に。
フロンターレ等々力は、坂西や岩﨑、初音が中央でかかわって、ラインを高めながら前に出ていきますが、勝ち越しのゴールを挙げたのは、Vidaスポーツクラブ。
右サイドから持ち込むと、折り返しに、エリア正面へうまく入り込んだ42がシュート。これが決まり、1-2。再びフロンターレ等々力が追いかける展開に。
飲水タイムをはさんで、フロンターレ等々力は、オガーに代わり9平野杜和が入り、左MF。遠山煌斗がトップ下、初音がボランチ、岩﨑が右のCBに。
19分にはフロンターレ等々力、岩﨑のフィードに、渡部がエリア右へ抜け出し、折り返すと、小嶋が迫りますが、GK34がセーブ。
さらにフロンターレ等々力は、岩﨑や野田、坂西、下がり目で小嶋もボールを受けながら前に出ていこうとしますが、Vidaスポーツクラブも厳しい寄せを見せ、さらにGK34やCBの55や48、中盤の51がかかわって丁寧な組み立てを図っていきます。
それでも、フロンターレ等々力は、中盤で初音がうまくボールを奪うなどしていき、小嶋のスルーパスに、平野が高い位置へ仕掛けるなどしていきます。
23分にはVidaスポーツクラブ、右サイド、裏を突くパスに、42がエリア右へ。決定的な場面でしたが、シュートは山川が好セーブ。
さらに左サイドから正面へパスが通り、51がシュート。しかし、上に。
26分には、左サイド、40が背後を取り、高い位置から折り返し。しかし、笠原が絞って対応していきます。
岩﨑や渡部、笠原、下がり目に遠山煌斗が下りながら、ボールを動かしていくフロンターレ等々力。遠山頼斗、初音とつながり、初音の左サイドを突くパスに、笠原が抜け出し、高い位置へ仕掛けるなどしていきますが、なかなかシュートには至らない時間が続いていきます。
Vidaスポーツクラブも、、31分には、左サイドでボールをカットすると、42が折り返し。エリア右、39が抜け出し、シュートを打ちますが、フロンターレ等々力はブロック。
右コーナーキックとなり、こぼれ球を正面で拾った42がシュート。しかし、ボールはクロスバー。
セカンドボールをものにしたフロンターレ等々力は、遠山頼斗が縦に持ち上がり、右サイド、駆け上がった笠原へ。笠原からエリア外正面、初音へつながり、初音はミドルシュート。しかし、GK34がセーブ。
33分には、Vidaスポーツクラブ。後ろから組み立てを図り、左へ展開。42が右サイドへ正確なサイドチェンジを通し、39が高い位置から右クロス。これはシュートにはつながらなかったものの、Vidaスポーツクラブも、うまく間に通しながら、フロンターレ等々力のゴール前に迫る時間をつくっていきます。
すると35分には、Vidaスポーツクラブ。正面でのテンポの良いパス交換から、33がエリア正面やや右へ抜け出し、シュートを打つとこれが決まり1-3。1本目は1-3でタイムアップとなります。
2本目、フロンターレ等々力は、GK19山川敦弘、最終ラインは右から15渡部泰地、2オガー悠仁、22岩﨑海澄、20野田永輝飛、ボランチは10初音虎次郎、4坂西叶羽、右MF7遠山頼斗、左MF6遠山煌斗、トップ下17中矢温仁、前線には9平野杜和。
立ち上がりには、Vidaスポーツクラブ、左サイド、背後を取った42がエリア左へ持ち込み、シュート。しかし、山川がセーブ。
フロンターレも直後には、左サイド、高い位置へ野田が抜け出すと、野田の折り返しに、初音がエリア正面へ。初音はシュートを打ちますが、GK34がセーブ。
後ろからボールを動かしていくVidaスポーツクラブに対し、平野や中矢を先頭に前から連動してボールを奪いにいくフロンターレ等々力。
3分には、高い位置でカットし、エリア外正面、平野がシュートを打ちますが、GK34がセーブ。
さらに左サイド、裏を突くパスに、野田が抜け出してクロス。エリア右、おさめた遠山頼斗がシュートを打ちますが、日亜d理に。
6分には、右サイドから攻めに持ち込んだフロンターレ等々力。攻撃参加したオガーがエリア外右で粘ると、Vidaスポーツクラブにファールがあり、フリーキックに。
キッカーは、遠山頼斗。左足で遠いサイドへ合わせるようなボールを入れますが、GK34が阻んでいきます。
左サイドで野田や中矢、遠山煌斗がかかわってボールを動かしていくフロンターレ等々力。ボールを失っても、岩﨑がカバーするなど、いい対応を見せていきます。
しかし、7分、Vidaスポーツクラブは左サイドでボールをカット。ボールはエリア外右、42へつながり、、42は切り返しからシュート。これが決まり、0-1。2本目もVidaスポーツクラブが先に点を取ります。
直後にもVidaスポーツクラブ、30がボールをおさめ、左へ展開。高い位置へ抜け出した53がシュートを打つと、ボールは右サイドへ流れ、拾った42がエリア外右でシュート。
サイドネットを叩きましたが、Vidaスポーツクラブが、高い位置でたたみかけるようにゴールへ迫る場面をつくっていきます。
フロンターレ等々力も、10分には、中央で坂西がカット。平野に縦に付け、平野から正面の中矢へ。中矢がシュートを打つと、GK34がセーブ。
こぼれ球に坂西が詰めますが、GK34が阻んでいきます。
GK34に、中盤の51へつなげていく場面では、初音がうまく寄せ、体を入れ、ボールを奪うなどしていくフロンターレ等々力。
さらに後ろからうまく間につけてくるVidaスポーツクラブに対し、前から連動し、ボールを奪おうとしていきます。
13分には、しかし、Vidaスポーツクラブ、左サイドでテンポよくパス交換。スルーパスに、42が正面へ。42は右サイドへ流れ、エリア正面やや右からシュート。しかし、ボールはポストに。
フロンターレ等々力も、下がり目に下りた坂西や遠山頼斗、中央の初音とつなぎ、初音が間を縫うようにして持ち上がり、左サイド、高い位置の野田へ展開。野田がエリア外左に迫りますが、Vidaスポーツクラブはカット。そこから前に出ようとしたVidaスポーツクラブに対しては、岩﨑がカバーし、しのいでいきます。
15分には、さらにVidaスポーツクラブ、51の縦パスを42がおさめ、いったん右へはたいて、再び受けた42は右へ展開。31が高い位置から折り返すと、正面で51がシュート。しかし、山川がセーブ。
16分にはフロンターレ等々力、右サイド、下がり目で受けた初音は左サイド、裏を突くパス。これに遠山煌斗が抜け出しますが、Vidaスポーツクラブはカバー。最後はGK34がセーブ。
直後には、前から連動し奪いに行ったフロンターレ等々力。エリア内、平野がカット。シュートを打ちますが、枠はとらえられず。
直後には右サイド、遠山頼斗の縦パスを、平野がおさめ、エリア外正面、受けた初音はスルーパス。エリア内、遠山頼斗が抜け出しそうになりますが、Vidaスポーツクラブの守りが阻んでいきます。
Vidaスポーツクラブも直後には、サイドチェンジに、31が右サイド、高い位置へ。31は折り返すも、フロンターレ等々力はエリア内をカバーしていきます。
飲水タイムをはさんで、フロンターレ等々力は、GK19山川敦弘、最終ラインは右から22岩﨑海澄、2オガー悠仁、20野田永輝飛、3笠原宏仁、ボランチは4坂西叶羽、6遠山煌斗、右MF10初音虎次郎、左MF18小嶋遼介、トップ下17中矢温仁、前線には9平野杜和。
19分にはフロンターレ等々力。
前に出てくるVidaスポーツクラブに対して、コンパクトに対応していくフロンターレ等々力。笠原が斜めに仕掛け、失っても中矢がカバー。その縦パスに、平野が高い位置へ動き出しますが、Vidaスポーツクラブの守りが阻んでいきます。
オガー、野田が開き、間に遠山煌斗や坂西が下り、後ろから動かそうとしていくフロンターレ等々力。左サイドで小嶋、平野がパス交換。ゴールに迫る場面をつくっていきますが、シュートには至らず。
25分にはVidaスポーツクラブ、左サイド、高い位置へ63が抜け出し、折り返し。しかし、山川がセーブ。
さらに69から左へ展開。63から中央へつながり、右サイドを突くパスに、31が抜け出し、折り返すと、正面やや右で44がシュート。しかし、枠外。
さらにVidaスポーツクラブが間にボールを差し入れながら、ゴールへ迫る場面が続き、29分には50から37、37から正面の44へつながり、44は左へ展開。
63が切れ込んでシュートを打ちますが、フロンターレ等々力はブロック。
左コーナーキックとなり、42が右足でボールを入れると、右へ流れたボール、拾った63がシュート。しかし、岩﨑がブロックしていきます。
30分、フロンターレ等々力は遠山煌斗に代わり7遠山頼斗。初音に代わり15渡部泰地。
31分にはVidaスポーツクラブ、右サイド、パス交換から31が高い位置へ。31がクロスを入れると、エリア正面、おさめた63がシュート。これが決まり、0-2。
突き放されたフロンターレ等々力も、間で受けた坂西から左サイド、中矢へつなげ、また、スローインからエリア内へ平野が抜け出すなどしていきます。
すると34分、フロンターレ等々力は高い位置でオガーがカット。ボールはエリア正面、平野へ。平野が右足を振り抜くとゴールネットが揺れ、1-2。
フロンターレ等々力が1点を返します。
ゴールの前に迫ってくるVidaスポーツクラブに対し、野田のカバーリングなどでしのいでいくフロンターレ等々力。
しかし、さらなるチャンスをつくることはできず。
2本目はタイムアップ。1-2。この日の練習試合が終わりました。
①1-3
得点:笠原宏仁
フロンターレのメンバー:19山川敦弘 15渡部泰地 2オガー悠仁 20野田永輝飛 3笠原宏仁 22岩﨑海澄 4坂西叶羽 7遠山頼斗 6遠山煌斗 10初音虎次郎 18小嶋遼介
交代:オガー→9平野杜和
②1-2
得点:平野杜和
フロンターレのメンバー:19山川敦弘 15渡部泰地 2オガー悠仁 22岩﨑海澄 20野田永輝飛 10初音虎次郎 4坂西叶羽 7遠山頼斗 6遠山煌斗 17中矢温仁 9平野杜和
交代:渡部→3笠原宏仁 遠山頼斗→18小嶋遼介 初音→渡部
この日は、相手に主導権を握られる時間も長かった中で、攻守に懸命にプレーを積み重ねていったフロンターレ等々力の選手たち。
自分たちでしっかりとつないで、こぼれ球に詰め、ゴールを決めたこと。そして、高い位置でボールを奪い、それをゴールに決めたことも、それぞれフロンターレらしいもので、心に残るものがありました。
こうした経験を積み重ねて、どんなチームになっていくのか。どんな選手になっていくのか、とても楽しみにしています。
(文中敬称略)
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