8月16日は、北海道夕張市、サングリンスポーツヴィレッジ(夕方市平和運動公園)第2球技場へ。
日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会は、グループステージの第2節を迎え、川崎フロンターレU-15生田は、京都サンガF.C. U-15との試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-15生田 日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会グループステージ第2節 vs 京都サンガF.C. U-15】
8月16日(土) 午後3時キックオフ サングリンスポーツヴィレッジ(夕方市平和運動公園)第2球技場 晴れ 35分ハーフ
アビスパ福岡U-15との第1節を1-0で制したフロンターレ生田。
◇フロンターレU15生田 – アビスパ福岡U15 / 日本クラブユース選手権グループステージ第1節
先発は、GK16青木馨、最終ラインは右から2出口翔太、キャプテンの3對馬羽琉、4上野煌士郎、5吉田琉海、ボランチは26戸澤蓮太、6望月楓矢、右MF8渡邉拓眞、左MF7荒井瑞樹、トップ下10中野大虎、前線には9土肥瑠星。
第1節からは、右SBが17濱野礼から出口に。

清水エスパルスジュニアユースとの第1節は2-1、同じく白星発進のサンガ。
先発は、GK1加曽利悠馬、最終ラインは右から4山下巧祐、33中村将也、キャプテンの5金淳優、34中村光希、ボランチは8北川徠夢、10朝倉叶翔、右MF17吉村洸葵、左MF6古田脩真、前線には18杉本凌、11因幡春臣。
指導するのは、フロンターレU-12の監督などを務めた髙﨑康嗣監督。
前日に比べれば、日差しが降りそそぎ、やや厳しい暑さのサングリンスポーツヴィレッジ。
両チームの選手の家族らはもちろんのこと、フロンターレもサンガもサポーターが駆け付け、幕を掲出。それぞれに声を張り上げ、チャントを歌い、選手にコールを送る。
熱のこもったいい雰囲気の中、キックオフの時を迎えました。
立ち上がりは、サンガ。右サイド、高い位置へ杉本、北川、吉村がかかわってボールを回していき、サイドを変え、左サイド、中村光希へ。
しかし、フロンターレ生田は、中野が下がり目に下り、ブロック。
さらにサンガは、金のフィードに、因幡が正面へ動き出していきますが、對馬が対応していきます。
フロンターレ生田は、3分には、吉田がフィードを入れると、セカンドボールを拾い、右サイド、出口のフィードに土肥がエリア内へ。
土肥はヘディングシュートを打ちますが、これは上にそれていきます。


互いに相手を探るように、浮き球を多く入れる中、フロンターレ生田は正面でキープを図ろうとする因幡に対しては、望月が体をうまく厳しく入れて、マイボールに。
5分には、左サイド、吉田のパスに荒井がキレのある動きからエリア左へ。折り返しは、サンガ、中村将也がエリア内で対応。
攻撃に転じたサンガは、右サイド、高い位置へ流れた杉本がエリア右へ持ち込もうとしていきますが、フロンターレ生田は望月がここでも体を粘り強く入れ、杉本のファールに。体を張り、攻撃の芽を摘んでいきます。
攻撃に転じたフロンターレ生田は、再び左サイド、吉田から荒井へ。荒井の折り返しは、サンガがエリア内で阻むも、右サイド、こぼれ球に対して、戸澤が前からプレス。
高い位置でボールをものにする姿勢を見せていきます。
しかし、ここでフロンターレ生田にアクシデント。出口に出血があり、治療のため、外へ。
フロンターレ生田は、10人でプレーすることに。
しかし、それでも、フロンターレ生田は、サンガが中央、朝倉が縦パスを狙う場面では、中野が対応。
フロンターレ生田にファールがあり、サンガがフリーキックを得る場面をつくるもキッカーの朝倉が直接蹴り込むのではなく、北川に渡してフィードを選択する場面では、戸澤が対応し、シュートは打たせず。
さらに最終ライン、金のフィードに、杉本がエリア前に動き出していきますが、對馬が対応。マイボールにしていきます。
戸澤や望月、渡邉も中央へ寄り、ボールを動かす時間をつくるフロンターレ生田。
7分には、上野が左サイド、スペースを突くパス。抜け出した荒井はエリア左へ。ここはサンガ、中村将也が体を張った対応。シュートにこそ行くことはできませんでしたが、好パスからチャンスを演出。

左コーナーキックを得たフロンターレ生田は、渡邉が右足で入れると、セカンドボールを拾い、左サイド、残っていた渡邉がクロス。土肥がエリア内へ飛び込みますが、サンガも体を張り、これを阻んでいきます。
サンガが左サイドから持ち込んでくる場面では、中野がボールをカット。そのまま前に持ち込んでいくフロンターレ生田。
数的不利を感じさせず、前に出る時間をつくっていきます。
すると11分には、望月から左サイド、吉田へ。吉田がクロスを入れると、高い打点のヘディングシュートを打ったのは土肥。
ボールはゴールの中へ。1-0。先制のゴールはフロンターレ生田に入ります。


さらにフロンターレ生田は、戸澤のパスを中央に寄って受けた荒井から左サイド、吉田へ。いったんはサンガの対応に遭うも、奪い返し、戸澤や渡邉もかかわって右サイドで動かす時間をつくっていきます。
14分には、出口に代わり17濱野礼が右SBに。

フィードがつながらなくても、そのまま中野が前に出て、プレス。高い位置でボールをものにする姿勢を見せていくフロンターレ生田。
サンガは、中央から浮き球を前線へ入れていきますが、對馬や上野が対応。中央で、サンガ、北川から間で受けた朝倉が前に持ち込むところでは對馬が前に出てブロック。
セカンドボールを拾い、前に出ようとした戸澤に対しては、サンガの対応があり、攻撃にこそつなげることはできませんでしたが、しっかり体を張って守り、そこから相手陣内へ入り込もうとしていきます。
18分には、サンガ、右サイド、吉村のパスに、山下がエリア外右へ。しかし、上野が体を粘り強く入れ、ゴールキックに。
さらに金から中村光希と左サイドへ展開。古田が高い位置へ持ち込もうとしていきますが、濱野が寄せて、フロンターレ生田のスローインにしていきます。
すると20分には、フロンターレ生田、中央、間を持ち上がった中野から右サイド、渡邉へ。
渡邉がクロスを入れるとニアに飛び込んだ土肥がヘディングシュート。しかし、左に。


さらにフロンターレ生田は、荒井から間で受けた中野が前に持ち出し、左サイドに展開。荒井が高い位置へ仕掛けていきます。
22分には、土肥が浮き球を競り、渡邉から土肥と正面でつながり、土肥のパスに戸澤がエリア外右へ。ミドルシュートは上にそれ、枠をとらえることはできませんでしたが、いい攻撃参加を見せていきます。

23分にはさらにフロンターレ生田、中野から左サイド、荒井へつなげるとそこからエリア外正面左へ持ち込んだ吉田がミドルシュート。

サンガが体を張り、阻んだところ、セカンドボールを拾った荒井が高い位置へ持ち込んでいきますが、サンガは対応。
さらに左サイドから正面右、斜めのパスに戸澤がエリア内への飛び出し。こぼれ球を拾った濱野は右サイドから中央へ持ち込み、最終ライン、上野へ。
上野のフィードは、攻撃にはつながりませんでしたが、長いボールも交えチャンスをつくろうとしていきます。
クーリングブレークを挟んで、浮き球を對馬や上野が競り、セカンドボールをものにした戸澤から右サイド、濱野へ展開。濱野のパスに吉田が左サイド、高い位置へ。両サイドを使いながら、サンガの陣内でプレーする時間をつくっていくフロンターレ生田。
中野のパスに吉田が左サイド、高い位置へ。間で受けた渡邉のパスに土肥がエリア外右へ抜け出すなど、うまく間にパスを差し入れ、サイドに展開しながら、前に出ていきます。
31分には、右サイドで渡邉、戸澤、濱野がかかわって動かしていき、濱野のフィードに、土肥がエリア内へ。しかし、サンガは体を張り、ブロック。
サンガも32分には、北川のパスに、山下が右サイド、高い位置へ。しかし、折り返しは上野が対応。
さらに吉村がエリア右へ持ち込んでいきますが、吉田が足を伸ばし、対応。シュートは打たせずにしのいでいきます。
さらにサンガは、浮き球のパスに、古田が左サイド、高い位置へ。しかし、渡邉が寄せて、フロンターレ生田のスローインにしていきます。
サンガは、さらに中村将也が前に持ち出し、右サイドに展開。しかし、吉田が対応。
さらに下がり目で受けた因幡が縦パス。杉本が高い位置へ動き出していきますが、上野が対応。
さらにサンガは、中央、朝倉から左サイド、中村光希へ。古田もかかわってボールをつなでいこうとしますが、濱野がカット。
アディショナルタイムに入り、36分には、中央、望月が左サイドへ浮き球のパス。抜け出した荒井に対しては、中村将也が体を張り、対応。荒井のファールに。
さらに中野や渡邉、左サイド、吉田もかかわってパスを回していくフロンターレ生田。
40分には、望月が右サイドを突くパス。これに抜け出したのは濱野。エリア右へ持ち込み、左足でシュートを打つとゴールネットが揺れます。
2-0。



ラストワンプレーでフロンターレ生田が突き放し、前半はタイムアップ。2-0でハーフタイムへ。
後半サンガは、古田に代わり9三輪万葉が入り右MF、杉本に代わり14髙本大志が入り左MF。吉村がボランチに。朝倉が前に。
立ち上がりには、サンガ、北川のパスに、右サイド、抜け出した三輪が折り返しますが、上野がブロック。
さらに中村光希のパスに、朝倉がエリア外正面へ。しかし、上野がブロックしていきます。。
フロンターレ生田も、左サイドで荒井が奪って前に持ち込むなど、再びサンガの陣内でプレーする時間をつくり、吉田の斜めに速いパスに、渡邉が右サイド、高い位置への動き出しを見せるなどしていきます。
サンガはさらに中央間で朝倉が受け、左サイドに展開していきますが、渡邉が対応。
6分にはサンガ、中央でボールを奪った吉村の縦パスに、右サイド、三輪がエリア右への動き出し。しかし、青木がカバー。
青木は左サイドに正確なボールを供給。荒井が抜け出しそうになりますが、サンガ、中村将也が対応。正確なキックからチャンスをつくろうとしていきます。

さらにフロンターレ生田は、中央で中野がうまく体を入れ、マイボールに。望月や戸澤、濱野、渡邉もかかわってボールを動かしていきます。
8分には、左サイド、荒井から中央、望月につながると渡邉や中野が関わって動かしていき、最後はエリア外正面で濱野がミドルシュート。
しかし、加曽利がセーブ。
サンガは左サイドに展開。髙本が高い位置へ持ち込もうとしますが、濱野が粘り強く対応していきます。

中央、望月から渡邉へつながり、渡邉から左サイドに展開。いったんはサンガがボールを奪うも、中央で中野が奪い返し、荒井が高い位置へ持ち込んでいくフロンターレ生田。サンガもそれに対し、中村将也が対応。高い位置へ展開していきますが、上野が対応していきます。
10分には、フロンターレ生田、濱野のパスに戸澤が右サイド、高い位置へ。しかし、サンガはカット。しかし、左サイド、高い位置へ持ち込んできたところでは對馬がカバーしていきます。
11分には、フロンターレ生田、荒井のパスに吉田が左サイド、高い位置へ。吉田の折り返しをエリア内で土肥がキープ。最後はエリア外正面で戸澤がミドルシュート。
左にそれましたが、チャンスをつくっていきます。
12分には、サンガ、右サイド、山下、三輪が連係。高い位置へ持ち込んだ山下がうまく剝がし、最後は三輪が折り返し。
しかし、望月がカバー。サンガが右コーナーキックを得ますが、それをしのいだフロンターレ生田は、對馬が前に持ち上がり、中野から戸澤へ。戸澤のミドルシュートは、サンガがブロック。



左コーナーキックを得たフロンターレ生田。渡邉が入れると對馬が飛び込むも、サンガはブロック。セカンドボールを拾い、浮き球をエリア内で上野が競り、最後は正面へ對馬が飛び出しますが、加曽利がセーブ。
加曽利はすばやくリスタート。左サイドに展開していきますが、荒井がカバー。



14分には、右サイド、三輪のパスに因幡がエリア右へ。しかし、上野が体を入れ、ゴールキックに。
フロンターレ生田が守りでいいプレーを続けていきます。
サンガはさらに中村光希が左サイド、高い位置へ持ち込もうとしていきますが、濱野が対応。
17分には、フロンターレ生田は、右サイド、土肥がおさめ、間で受けた中野の縦パスに、渡邉が高い位置へ。
左コーナーキックを得たフロンターレ生田は、渡邉が入れるとニアで對馬が合わせますが、左に。


飲水タイムを挟んで、サンガは右へ開いて受けた三輪が浮き球のパス。因幡や朝倉が高い位置への動き出し。しかし、上野がここでも対応。
すると20分には、フロンターレ生田、渡邉のパスを中央間で受けた望月から中野へつながろ、中野のパスに荒井が左サイド、高い位置へ。
荒井の折り返しを正面で渡邉がおさめ、再び左サイド、荒井につなげると荒井のクロスに、土肥がヘディングシュート。加曽利のセーブに遭い、得点とはなりませんでしたが、多くの選手がかかわってチャンスをつくっていきます。
サンガ、三輪が右サイドから仕掛けてエリア右へ持ち込もうとするところでは、望月が体を入れ、マイボールにしていくフロンターレ生田。
23分は、間で受けた土肥のパスに、荒井が左サイドへ。吉田の折り返しをエリア内、渡邉が受けると、最後は、エリア正面左、中野がシュート。しかし、加曽利がセーブ。

さらに中野から荒井へつながり、その縦パスに吉田がエリア左へ。ここは三輪がカバー。サンガも守備で献身的なプレーを見せていきます。
しかし、前に出ていくのはフロンターレ生田。荒井が左サイド、高い位置へ持ち込んで折り返し。セカンドボールも、少し前に出た上野がものに。
そこから左サイドに展開。浮き球のパスに望月がエリア内への飛び出しを見せるなどしていきます。
すると26分にはフロンターレ生田、左サイドでボールを回していき、荒井が折り返し。ボールは右サイドに流れ、いったんはサンガのボールとなるも濱野が高い位置で奪い返し、エリア右へ。濱野は相手をうまくかわしシュートを打つとこれが決まり、3-0。
高い位置からボールを奪いに行く姿勢が実り、フロンターレ生田が突き放します。

フロンターレ生田はここで渡邉に代わり11川上翔が入り、前線へ。中野が右MFに。
さらにフロンターレ生田は土肥や川上が前からプレス。中野も右サイドで厳しくプレスバック。自分たちのボールにし、間で戸澤や望月、下がり目で川上が受け、川上がエリア左へ仕掛けるなど、サンガの陣内でプレーする時間をつくっていきます。

29分には、間で受けた中野のパスに荒井がエリア左へ。シュートは加曽利がセーブ。
30分フロンターレ生田は、戸澤に代わり14夏目瑛斗がボランチ。濱野に代わり18森本信路が右SB。中野に代わり22吉澤映杜。
フロンターレ生田はさらにスローインを受けた土肥が前に持ち込み、川上が左サイドから正面へドリブルで持ち込むなど、サンガのエリア前に。
32分には、川上が左サイドを仕掛け、正面で土肥がおさめると、そのパスに夏目がエリア内へ。うまく足元につかず、シュートを打つことはできませんでしたが、いい飛び出しを見せていきます。

さらに33分には土肥から川上と正面でつながり、左サイド、荒井へ。荒井のパスに吉田がエリア左へ進入。しかし、サンガは体を張りブロック。
左コーナーキックを得たフロンターレ生田。夏目が右足で入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレ生田は、對馬の浮き球を、吉田が競り、望月がエリア内へ。
しかし、サンガはブロック。
高い位置で望月が足を伸ばし、ボールをものにしたフロンターレ生田は、右サイド、吉澤のパスに前に仕掛けた森本がエリア右へ。
シュートは加曽利のセーブに遭い、ゴールとはなりませんでしたが、選手が入れ替わってもさらに得点を狙う姿勢を続けていきます。

サンガは北川に代わり16吉岡恵志。
フロンターレ生田は、34分青木が送ったボール、土肥が競ると、川上が高い位置への動き出し。ここはおさめることはできませんでしたが、正確なボールを入れ、チャンスをここでもつくろうとしていきます。
アディショナルタイムは4分。
36分には、フロンターレ生田は、中央、望月から右サイドに展開。森本のクロスは加曽利がセーブ。
さらに荒井から吉田につながると、吉田の左クロスに、望月がエリア内へ。ここはサンガの対応に遭い、望月のファールに。
直後には、サンガ。浮き球のパスに、三輪がエリア内へ。しかし、青木が手を伸ばし、ボールをセーブ。

試合はタイムアップとなり、3-0。
最後まで守備でもしっかりプレーを重ねたフロンターレ生田は2連勝。同じグループFの清水エスパルスジュニアユース vs アビスパ福岡U-15は3-0。エスパルスが勝利。エスパルスが1勝1敗、アビスパは2敗。
この結果、2連勝のフロンターレ生田は首位に立ち、ノックアウトステージ進出を懸け、第3節のエスパルス戦に臨むことになりました。
前半2-0 後半1-0 計3-0
得点:土肥瑠星 濱野礼2
フロンターレ生田の先発:16青木馨 2出口翔太 3對馬羽琉(c) 4上野煌士郎 5吉田琉海 26戸澤蓮太 6望月楓矢 8渡邉拓眞 7荒井瑞樹 10中野大虎 9土居瑠星交代:出口→17濱野礼 渡邉→11川上翔 濱野→18森本信路 戸澤→14夏目瑛斗 中野→22吉澤映杜
控え:1小村風人 23徳政岬 13髙越遼平
サンガの先発:1加曽利悠馬 4山下巧祐 33中村将也 5金淳優(c) 34中村光希 8北川徠夢 10朝倉叶翔 17吉村洸葵 6古田脩真 18杉本凌 11因幡春臣交代:古田→9三輪万葉 杉本→14髙本大志 北川→16吉岡恵志
控え:21山﨑新太 2上村知弘 13片岡慎二朗 15横谷彪翔
(文中敬称略)








































































































































































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