全国各地で行われている大学サッカー。リーグ戦は中断に入り、夏の全国大会である総理大臣杯の予選が行われています。
今回は、6月23日から27日にかけての大学サッカーの試合で、試合に出場するなどしたフロンターレアカデミー出身の選手たちについて、つづっていきます。
<<「アミノバイタル®」カップ関東大学サッカートーナメント大会>>
・3回戦
6月23日(金)
関東地区の総理大臣杯の予選、「アミノバイタル®」カップ。3回戦には、産業能率大のFW猪狩祐真、中央大のFW田中幹大、拓殖大のMF浅倉廉、MF田鎖勇作、立教大のFW宮本ディアウ勇守歩、早稲田大のDF森璃太、関東学院大のDF佐々木輝大、日本体育大のGK青山海、MF鈴木大登、慶應義塾大のMF小澤星夜、FW山崎健翔、MF茅野優希、日本大のDF栗田悠巨、FW五木田季晋、MF田中慶汰の15選手が試合に臨みました。
●産業能率大 vs 立正大〇
前半1-1 後半0-1 計1-2
◇産業能率大
FW10 猪狩祐真 (3年) フロンターレU-15→日大藤沢 先発
立正大と対戦した産業能率大。猪狩は先発し、フル出場しました。
試合は、前半、29分に産業能率大が鈴木琉矢のゴールで先制。しかし、立正大は43分川上航立のゴールで同点に。
後半、1-1で迎えた90+3分、立正大は新山大地のゴールで勝ち越し。立正大が逆転で勝利しました。
●作新学院大 vs 中央大〇
前半0-0 後半0-1 計0-1
◇中央大
FW11 田中幹大 (2年) フロンターレU-18 先発
作新学院大と対戦した中央大。田中幹大は先発し、69分まで出場。
試合は、0-0で迎えた後半、89分に星野創輝が決勝ゴールを決め、中央大が勝利しました。
●拓殖大 vs 立教大〇
前半0-1 後半0-0 計0-1
◇拓殖大
MF8 浅倉廉 (4年) フロンターレU-15→静岡学園 先発
MF23 田鎖勇作 (2年) フロンターレU-18 先発
◇立教大
FW17 宮本ディアウ勇守歩 (4年) フロンターレU-18 SUB
拓殖大 vs立教大は、拓殖大は浅倉と田鎖が先発フル出場。立教大は宮本が控えに入りました。
試合は、前半、20分に嵯峨康太がゴールを決め、立教大が先制。これが決勝点となり、立教大が勝利しています。
●山梨学院大 vs 早稲田大〇
前半1-0 後半0-2 計1-2
◇早稲田大
DF2 森璃太 (4年) フロンターレU-18 先発
山梨学院大と対戦した早稲田大。森は、先発しフル出場しました。
試合は、前半、38分金津力輝のゴールで山梨学院大が先制。
しかし、後半早稲田大は、61分に山市秀翔のゴールで追いつくと、90+2分植村洋斗のゴールで勝ち越し。
早稲田大が逆転で勝利しています。
●青山学院大 vs 関東学院大〇
前半0-1 後半0-4 計0-5
◇関東学院大
DF22 佐々木輝大 (2年) フロンターレU-15→鹿島学園 SUB
青山学院大戦に臨んだ関東学院大。リーグ戦でも、メンバー入りを続けている佐々木は、この日も控えに入りました。
試合は、0-5。関東学院大が勝利しています。
〇順天堂大 vs 日本体育大●
前半0-0 後半1-0 計1-0
◇日本体育大
GK12 青山海 (2年) フロンターレU-18 SUB
MF18 鈴木大登 (3年) フロンターレU-18 SUB
順天堂大戦に臨んだ日本体育大。青山と鈴木大登が控えに入りました。
試合は、後半、52分に小林里駆が決め、順天堂大が先制。これが決勝点となり、順天堂大が勝利しています。
●慶應義塾大 vs 日本大〇
前半0-3 後半0-2 計0-5
◇慶應義塾大
MF19 小澤星夜 (4年) フロンターレU-15→慶應義塾高 先発
FW13 山崎健翔 (4年) フロンターレU-15→桐蔭学園 先発
MF23 茅野優希 (3年) フロンターレU-15→慶應義塾高 途中出場
◇日本大
DF4 栗田悠巨 (4年) フロンターレU-18 先発 1アシスト
FW18 五木田季晋 (1年) フロンターレU-18 先発 1ゴール
MF14 田中慶汰 (2年) フロンターレU-18 途中出場 1ゴール
慶應義塾大 vs 日本大では、慶應義塾大は小澤が先発フル出場。山崎は先発し86分まで出場。茅野優希は56分から出場。
日本大は、栗田が先発フル出場。先発した五木田は65分まで出場。田中慶汰は65分から出場しました。
試合は、前半、17分長谷川皓哉のゴールで日本大が先制。18分には西山蓮平のゴールで0-2とすると、38分には栗田のアシストから五木田が決め、0-3。
後半、61分には青木駿人のゴールで0-4とすると、69分には田中慶汰のゴールで0-5。
フロンターレU-18出身の3選手もそれぞれゴールにかかわる活躍を見せ、日本大が勝利しています。
・4回戦
6月25日(日)
4回戦では関東学院大のDF佐々木輝大、中央大のFW田中幹大、立教大のFW宮本ディアウ勇守歩、早稲田大のDF森璃太、日本大のDF栗田悠巨、MF田中慶汰、FW五木田季晋の7選手が試合に
臨みました。
〇筑波大 vs 関東学院大●
前半1-1 後半0-0 延長前半1-0 延長後半0-0 計2-1
◇関東学院大
DF22 佐々木輝大 (2年) フロンターレU-15→鹿島学園 SUB
筑波大戦に臨んだ関東学院大。佐々木は控えに入りました。
試合は、前半、20分瀬良俊太のゴールで筑波大が先制。関東学院大は、34分芦部晃生のゴールで同点。
試合は延長戦に入り、延長前半、100+1分、角昂志郎のゴールで筑波大が勝ち越し。これが決勝点となり、筑波大が勝利しています。
●東洋大 vs 中央大〇
前半0-0 後半0-1 計0-1
◇中央大
FW11 田中幹大 (2年) フロンターレU-18 先発
東洋大戦に臨んだ中央大。田中幹大は先発フル出場。
試合は、後半、64分に砂田匠のゴールで中央大が先制。これが決勝点となり、中央大が勝利しています。
●立教大 vs 法政大〇
前半0-2 後半0-2 計0-4
◇立教大
FW17 宮本ディアウ勇守歩 (4年) フロンターレU-18 先発
法政大戦に臨んだ立教大。宮本は先発し、42分まで出場。
試合は、0-4。法政大が勝利しています。
〇早稲田大 vs 日本大●
前半1-1 後半2-1 計3-2
◇早稲田大
DF2 森璃太 (4年) フロンターレU-18 先発 2アシスト
◇日本大
DF4 栗田悠巨 (4年) フロンターレU-18 先発
MF14 田中慶汰 (2年) フロンターレU-18 先発 1ゴール
FW18 五木田季晋 (1年) フロンターレU-18 先発
早稲田大 vs 日本大では、早稲田大は森が先発。日本大は、栗田、田中慶汰、五木田が先発。森と栗田は同期同士の対戦に。
試合は、前半、8分に田中慶汰の2試合連続となるゴールで日本大が先制。早稲田大は15分森のアシストで奥田陽琉がヘディングシュートを決めて、1-1に。
後半、55分には再び森のアシストから、安齋颯馬のゴールで早稲田大が勝ち越し。62分には本保奏希のゴールで早稲田大が突き放し、3-1。
日本大は、76分丸山喬大のゴールで1点差とするも、3-2でタイムアップ。早稲田大が勝利しました。
2アシストの森は先発フル出場。栗田と1ゴールの田中慶汰は70分まで出場。五木田はフル出場しました。
・5回戦
6月27日(火)
5回戦では、中央大のFW田中幹大、早稲田大のDF森璃太の2選手が出場しました。
〇立正大 vs 中央大●
前半1-1 後半1-1 延長前半0-0 延長後半0-0 計2-2 PK5-4
◇中央大
FW11 田中幹大 (2年) フロンターレU-18 先発
立正大戦に臨んだ中央大。田中幹大は先発し、73分まで出場。
試合は、1-2と中央大がリードして迎えた90分、立正大が吉田陽翔のゴールで追いつき、延長戦では決着せず、PK戦へ。
立正大がPK戦を5-4で制し、準決勝への進出と総理大臣杯出場が決定。
中央大は、筑波大との順位決定戦に回ることになりました。
●法政大 vs 早稲田大〇
前半2-4 後半0-1 計2-5
◇早稲田大
DF2 森璃太 (4年) フロンターレU-18 先発 1アシスト
法政大 vs 早稲田大では、森が先発フル出場。
試合は、2-5。早稲田大が勝利し、総理大臣杯出場権を獲得し、準決勝へ進出。
森は、1アシストを記録。通算3アシストとなり、この大会でのアシストランクでトップに立っています。
<<東海学生サッカートーナメント3回戦>>
6月24日(土)
東海地区の総理大臣杯の予選、東海学生サッカートーナメント3回戦には東海学園大のMF常安澪が出場しました。
〇東海学園大 vs 中部大●
前半1-0 後半3-0 計4-0
◇東海学園大
MF13 常安澪 (4年) フロンターレU-18 先発 1ゴール
中部大戦に臨んだ東海学園大。常安は先発出場。
試合は3-0で東海学園大が勝利。常安は1ゴールを記録しています。
<<関西学生サッカー選手権4回戦>>
6月25日(日)
関西地区の総理大臣杯予選、関西学生サッカートーナメント4回戦では、立命館大のMF戸水利紀、MF秋葉拡人が試合に臨みました。
●関西福祉大 vs 立命館大〇
前半1-1 後半0-1 計1-2
◇立命館大
MF25 戸水利紀 (3年) フロンターレU-18 先発 2アシスト
MF24 秋葉拡人 (2年) フロンターレU-18 SUB
関西福祉大戦に臨んだ立命館大。戸水は先発し、秋葉は控え。
試合は、前半、5分関西福祉大が鄭健司のゴールで先制。しかし、18分立命館大は、中野瑠馬のゴールで追いつくと、後半、74分には小西宏登のゴールで勝ち越し。
立命館大が勝利し、準々決勝進出を決めました。
戸水は、いずれのゴールでもアシストを記録する活躍を見せ、フル出場しています。
<<関東大学サッカーリーグ東京・神奈川2部第12節>>
6月25日(日)
関東大学サッカーリーグ東京・神奈川2部では、日本大文理学部のMF松尾凛久、MF城田優が出場しました。
●日本大生物資源科学部 vs 日本大文理学部〇
前半0-3 後半1-2 計1-5
◇日本大文理学部
MF12 松尾凛久 (1年) フロンターレU-15→日大藤沢 先発 1ゴール
MF4 城田優 (1年) フロンターレU-15→日大藤沢 先発 1ゴール
日本大生物資源科学部と対戦した日本大文理学部。
松尾は先発し、62分まで出場。城田は先発フル出場。
試合は1-5。日本大文理学部が勝利し、松尾と城田はいずれも1ゴールを記録しています。
日本大文理学部は11勝2敗、勝ち点33で首位。
<<関東大学サッカーリーグチャレンジリーグ第6節>>
6月24日(土)、25日(日)
関東大学サッカーリーグ東京・神奈川チャレンジリーグ第6節では、横浜商科大のGK福田開人、創価大のDF鈴木康平が試合に臨みました。
●北里大 vs 横浜商科大〇
前半2-4 後半2-4 計4-8
◇横浜商科大
GK20 福田開人 (1年) フロンターレU-18 SUB
北里大戦に臨んだ横浜商科大。福田が控えに入りました。
試合は、4-8。横浜商科大が勝利しています。
横浜商科大はこれがリーグ戦初勝利で、1勝1分け2敗、勝ち点4で11位。
〇創価大 vs 横浜市立大●
前半1-0 後半2-0 計3-0
◇創価大
DF5 鈴木康平 (3年) フロンターレU-15→創価高 SUB
横浜市立大戦に臨んだ創価大。鈴木康平は控え。
試合は、3-0で創価大が勝利。創価大は3勝1分け、2位。
<<インディペンデンスリーグ関東>>
6月24日(土)、6月25日(日)
関東地区のインディペンデンスリーグには、産業能率大のDF松永竜之介、FW岡崎玄、専修大のMF久保田大吉、慶應義塾大のGK川合我空、FW茅野直希、中央大のMF大瀧螢、東海大のDF浅岡飛夢、東京国際大のMF上野暁が試合に臨みました。
・1部Aブロック
〇産業能率大U-22A vs 専修大U-22B●
前半3-0 後半1-1 計4-1
◇産業能率大
DF5 松永竜之介 (3年) フロンターレU-18 途中出場
FW16 岡崎玄 (3年) フロンターレU-18 SUB
◇専修大
MF79 久保田大吉 (2年) フロンターレU-18 先発
産業能率大U-22A vs 専修大U-22Bでは、松永が85分から出場。岡崎は控え。久保田は前半のみ出場。
試合は4-1。産業能率大が勝利しています。
・1部Bブロック
〇慶應義塾大U-22A vs 専修大U-22A●
前半3-0 後半0-0 計3-0
◇慶應義塾大
GK91 川合我空 (3年) フロンターレU-18 先発
FW34 茅野直希 (1年) フロンターレU-15→茅ケ崎中→慶應義塾高 途中出場
慶應義塾大U-22A vs 専修大U-22Aでは、川合が先発。茅野直希は78分から出場。
試合は、3-0。慶應義塾大が勝利しています。
・1部Cブロック
●上武大U-22A vs 中央大U-22A〇
前半0-2 後半0-4 計0-6
◇中央大
MF31 大瀧螢 (1年) フロンターレU-18 先発 1ゴール
上武大U-22A vs 中央大U-22Aでは、大瀧が先発。
試合は、4分に大瀧がインディペンデンスリーグ初ゴールを決め、中央大が先制。その後もゴールを積み重ねて、0-6。
中央大が勝利しています。
先制点を決めた大瀧は、86分まで出場しました。
・2部Aブロック
●東京国際大U-22D vs 東海大U-22C〇
前半0-1 後半0-7 計0-8
◇東海大
DF 浅岡飛夢 (1年) フロンターレU-18 途中出場 1ゴール
東京国際大U-22D vs 東海大U-22Cでは、浅岡が67分から出場。
試合は、0-8。東海大が勝利。浅岡も、90分にインディペンデンスリーグ初ゴールとなる得点を決め、勝利に貢献しました。
・2部Dブロック
●東京国際大U-22E vs 流通経済大U-22C〇
前半2-1 後半0-5 計2-6
◇東京国際大
MF 上野暁 (4年) フロンターレU-15→横浜創英 先発
東京国際大U-22E vs流通経済大U-22Cでは、上野が先発し56分まで出場。
試合は、2-6。流通経済大が勝利しています。
このほか、6月25日の東京都社会人サッカーリーグ2部、三井住友海上 vs 明治学院スカーレットでは、明治学院スカーレットの選手として、明治学院大の澤田泰大(4年)=フロンターレU-18=が先発出場。
試合は4-0。明治学院スカーレットが勝利しています。
各地で夏の総理大臣杯へ向けた試合が行われた今回は、森がアシストを積み重ね、戸水も2アシストでチームの全得点を演出。常安もゴールを決めました。
また、総理大臣杯出場はかないませんでしたが、日本大の田中慶汰は2ゴール。五木田も1ゴール。栗田もアシストを記録するなどしたことはシーズンのこれからに必ずつながるものになると思います。
そして、インディペンデンスリーグでは大瀧と浅岡が初ゴールを決めたことも、とてもうれしいニュースです。
今週末も多くの選手たちが活躍しますように。それぞれがどんな道を歩んでいくのか、とても楽しみにしています。
(文中敬称略)
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