1月28日のAnker フロンタウン生田。
川崎フロンターレU-15生田の2年生たちに続いて、1年生たちもクラブ与野との練習試合に臨みました。
【川崎フロンターレ1U-15生田(1年) 練習試合 vs クラブ与野】
1月28日(日) 午後2時57分キックオフ Anker フロンタウン生田 Anker Field くもり時々晴れ 30分×2
1本目、フロンターレ生田のメンバーは、GK50小村風人、最終ラインは右から3出口翔太、5渡邉拓眞、17吉田琉海、2濱野礼、ボランチは6望月楓矢、8夏目瑛斗、右MF7森本信路、左MF13川上翔、前線には9土肥瑠星、15髙越遼平。
時折青空こそ顔を出すものの、なかなか気温が上がらない冬らしい天候のAnker フロンタウン生田。それでも、ピッチ脇の観客席にはフロンターレ生田だけではなく、クラブ与野も多くの選手の家族らが集まる中、試合は始まりました。
立ち上がりは、クラブ与野がしっかり後ろからビルドアップ。間にパスを差し入れて、ボールを動かす展開に。
2分には、13がうまく右サイドの裏を取り、クロス。しかし、これには小村が対応していきます。
フロンターレ生田も、渡邉、吉田に間に夏目が下り、組み立てを図り、クラブ与野がボールを回す場面では、森本が出足よくカット。すぐさま、前線へ動き出す髙越につないで、守備から攻撃へ転じようとしていきます。
5分には、クラブ与野、右SBの15が高い位置へ抜け出し、クロス。しかしこれには渡邉が対応。
さらに後ろからボールを動かしていくクラブ与野に対し、髙越や土肥、川上らがしっかり前から連動してプレス。
夏目や望月が、渡邉や吉田とともにボールに触れる機会も増え、奪われてもすぐさま吉田が奪い返すなど、攻守に集中したプレーを続けていきます。
7分には、高い位置でボールをカットしたフロンターレ生田。森本がエリア正面右へ持ち込み、左足でシュート。しかし、これはGK22がセーブ
左コーナーキックとなり、出口が右足でボールを入れるも、シュートには結びつかず。
それでも、カウンターに持ち込もうとするクラブ与野に対し、出口が対応。そこから前線の土肥、土肥からエリア正面へ動き出した川上へつなげようとし、切り替えの速さを見せていきます。
11分には、うまく間で受けた望月の縦パスに、土肥が抜け出し、そのパスに出口がエリア正面右へ。これはクラブ与野の守りが阻んで右コーナーキックに。
キッカーは森本。左足でニアに入れると、吉田がヘディングシュート。しかし、クラブ与野はブロック。
クラブ与野も13分には、右サイドの13が中央へ寄り、左へ展開。39からうまく間に顔を出した24につながり、フロンターレ生田のエリア前で回していきますが、フロンターレ生田はコンパクトに対応。シュートは打たせずにしのいでいきます。
14分には、さらに中盤の35から24、9とつながり、9は左サイド、高い位置へ持ち出そうとしますが、望月が体を入れ、マイボールに。
フロンターレ生田も、小村や吉田、最終ラインに望月も顔を出しながら、ボールを回していき、渡邉のフィードに髙越が高い位置へ動き出すなど、長いボールを交え、攻撃の糸口を探っていきます。
19分には、クラブ与野、中央に寄った13から右サイド、15へ。15がクロスを入れると、こぼれ球をエリア正面左で拾った9がシュート。決定的な場面でしたが、枠はとらえられず。
21分には、中央でうまくボールを動かし、15がエリア正面右へ抜け出しシュート。しかし、小村がセーブ。
左コーナーキックとなり、13が右足でボールを入れると、エリア正面右、こぼれ球を拾った9がシュートを打ちますが、ここでも小村がセーブ。
ここぞというところで、いい守りを見せていきます。
クラブ与野はさらに中央でボールを動かし、右へ展開。15がまたも高い位置へ顔を出しますが、濱野が対応。
23分には、パス交換から8がエリア正面へ。しかし、これには吉田が寄せ、シュートは打たせず。
さらに中央の15から左サイド、36へ。36はクロスを入れていきますが、エリア内へ入ったボールは濱野がカバー。
こぼれ球を拾ったクラブ与野、9がエリア正面左でシュート。しかし、ワンタッチあり、わずかに右。
右コーナーキックとなり、セカンドボールを拾ったクラブ与野は、右サイドに展開していきますが、濱野が対応していきます。
フロンターレ生田も、吉田や渡邉に、夏目が間に顔を出しながら、ボールを回し、28分には、濱野の縦パスに髙越がエリア正面左へ。
しかし、クラブ与野の守りに遭い、シュートは打てず。
フロンターレ生田のコーナーキックをしのいだクラブ与野は、フロンターレ生田のエリア前に迫りますが、フロンターレ生田は、粘り強くコンパクトにして対応。
1本目は0-0でタイムアップとなります。
2本目、フロンターレ生田は、GK51青木馨、最終ラインは右から3出口翔太、17吉田琉海、7森本信路、2濱野礼、ボランチは5渡邉拓眞、6望月楓矢、右MF8夏目瑛斗、左MF13川上翔、前線には9土肥瑠星、15髙越遼平。
立ち上がり、GK1にCBの20や36らがかかわって、最後尾から回していくクラブ与野。それに対し、フロンターレ生田は前から連動してプレス。
すると正面右、夏目がボールをカット。その流れからシュートを打つとこれが決まり、1-0。前線からの守備が実り、フロンターレ生田が先にゴールをものにします。
追いかける展開となったクラブ与野は、3分には左コーナーキックに。13がボールを入れると、遠いサイドで7がシュート。しかし、青木がセーブ。
こぼれ球を拾った7は、再びシュートを打ちますが、またもや青木がセーブ。素晴らしい守りを見せていきます。
6分にもさらにクラブ与野。左サイドから25が正面へ持ち込み、右へ展開。7が折り返すと、正面で13がシュートを打ちますが、青木がセーブ。
右コーナーキックとなり、13がボールを入れると、こぼれ球を拾った8がシュート。しかし、フロンターレ生田は体を張り、ブロック。
再度の右コーナーキック、13がボールを入れると、セカンドボールを拾ったクラブ与野は右に展開。クロスから25がシュートを打ちますが、枠はとらえられず。
するとフロンターレ生田は、小村や森本、間で渡邉や望月が受け、川上が裏を狙う動きを見せ、相手陣内へ。
11分には、渡邉から出口とつながり、出口の縦パスに、夏目がエリア正面右へ。しかし、クラブ与野の守りに遭い、シュートは打てず。
さらに12分には、左サイドを突くパスに土肥が抜け出し、クロス。エリア内、髙越が飛び込みますが、GK1がセーブ。
左コーナーキックとなり、出口がボールを入れると、エリア左、おさめた渡邉がゴール前にクロス。これに飛び込んだのは吉田。2-0。
フロンターレ生田が突き放します。
一方のクラブ与野も、14分には、高い位置でボールをカットすると、19が決めて、2-1に。
さらに15分には、フロンターレ生田の中央でのボール回しを狙い、カット。正面で13がシュートを打ちますが、青木がセーブ。
すると再び、渡邉や濱野、吉田や夏目、出口らがかかわり、ボールを回していくフロンターレ生田。
濱野の縦パスに、川上が高い位置へ動き出すなど、クラブ与野の陣内でのプレーが増えていきます。
22分には、渡邉から森本とつながり、少し持ち上がった森本から受けた望月は、正面、間を突くパス。これに抜け出した土肥のシュートは枠をとらえますが、GK1がセーブ。
直後にもフロンターレ生田。土肥のパスに、うまく正面へ抜け出したのは髙越。シュートを打つとこれが決まり、3-1。好連係からフロンターレ生田が突き放します。
24分にはさらにフロンターレ生田、下がり目でおさめた髙越から右サイド、高い位置へ抜け出した望月へ。
望月がクロスを入れると、川上が迫りますが、GK1がセーブ。
フロンターレ生田は、森本が持ち上がり、右サイド、出口へ。出口のクロスをしのいだクラブ与野は、左サイドに展開していきますが、夏目がすばやくカバー。
守備でもいい対応を続けていきます。
クラブ与野がボールを奪っても、すぐさま吉田がカバーするなどしていくフロンターレ生田。
濱野の背後を狙ったパスに、髙越が高い位置へ動き出し、クラブ与野がエリア前にボールを入れてくる場面では、森本が対応するなどしていきます。
2本目はタイムアップとなり、3-1。
この日の練習試合が終わりました。
フロンターレU-12から上がった選手に、他のクラブで育った選手たちも加わって、1年を過ごしたフロンターレU-15生田の1年生たち。それぞれが技術を磨いて、互いに対する理解も深まって、いいチームになってきているように思えます。
新たなシーズン、メトロポリタンリーグなどでどんな戦いを見せていくのか。とても楽しみにしています。
①0-0
フロンターレ生田のメンバー:50小村風人 3出口翔太 5渡邉拓眞 17吉田琉海 2濱野礼 6望月楓矢 8夏目瑛斗 7森本信路 13川上翔 9土肥瑠星 15髙越遼平
②3-1
得点:夏目瑛斗、吉田琉海、髙越遼平
フロンターレ生田のメンバー:51青木馨 3出口翔太 17吉田琉海 7森本信路 2濱野礼 5渡邉拓眞 6望月楓矢 8夏目瑛斗 13川上翔 9土肥瑠星 15髙越遼平
(文中敬称略)
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