2023年の川崎フロンターレU-18。背番号10を背負い、すべての試合に出場。途中からボランチへポジションを移し、チームの根幹を担ったのがMF尾川丈。
フロンターレU-18を卒団後は、中央大へ進み、開幕に向けて、準備を進めています。


3月28日、中央大多摩キャンパスサッカー場で行われた東京都サッカートーナメント学生系の部1回戦、拓殖大 vs 中央大のあと、少し話を聞きました。

-お疲れ様です。大学、フロンターレとはまた環境が違うと思うんですけど、どうですか? 楽しいですか?
そうですね、今のところ楽しくできている、と思います。
-ここまでインサイドハーフ、いやボランチでプレーしていると思うんですけど、どうですか? 自分のプレーに手ごたえなどは。
そうですね、フロンターレの時とフォーメーションはちょっと違うので。難しさというのは初めはありましたけど。
少しずつ慣れてきて、自分の出せる力は出せているのかなって思います。
-愛知県とかに遠征して、試合に出る機会は多かったと思うんですけど、そういったところで手ごたえを感じる部分はありますか?
高校から大学になって強度のところでは違いがありますけど、そのなかでもできることは多いと感じているので。
もっともっと。まだまだなので。自分の持っているものをもっと出せるように、やっていきたいと思っています。
-1年目、何か目標などはありますか?
そうですね、関東リーグで全試合、スタメンで出るようにして、中大の勝利に貢献できるようにしていきたいっていうふうに思っています。
-何か、例えばまた代表に入りたいとか、そういった想いもあると思うんですけど、それはどうですか?
一応気にしてはいます。代表、また入って、ワールドカップ出れるように、というのは思っています。
-また、プレミアリーグ始まりますけど、個人的に期待している選手っていますか?
矢越選手ですね。矢越幹都。去年一緒にボランチでやっていた選手であるので。すごくやりやすかった選手ですし、すごいいい選手だと思うので。
今年10番ということもあって。すごい期待しています。やってくれると思います。
-またフロンターレのサポーターにメッセージなどいただけますか?
自分の活躍を届けられるように、頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。
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大学サッカースプリングカップ、同志社大戦や阪南大戦では、年上の選手たちに対しても、しっかり体を入れ、守備でもしっかりとプレー。フロンターレU-18でも見せたように、縦パスで攻撃にリズムを与え、時にはエリア前に飛び出して、自らゴールも狙う姿が印象的だった尾川丈。
U-18のころよりも強度が高い大学サッカーでも、きっと大きな活躍をしてくれるに違いない。そう思わされるものがあります。
関東大学サッカーリーグの開幕まで、あと少し。1年目から多くの試合に出場し、U-18のころと同様、中央大の幹となるような活躍をしますように。これからも、応援しています。
(文中敬称略)
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