3月1日、保土ケ谷公園サッカー場にて開催された神奈川県クラブユースリーグカップ決勝、横浜Fマリノスユース戦を1-2で終えた川崎フロンターレU-18。試合後に森勇介監督、ゴールを決めたMF10 木下勝正選手に話を聞きました。
試合の記事は 川崎フロンターレU-18 – 横浜Fマリノスユース / 神奈川県クラブユースリーグカップ決勝

● 森勇介監督
◯ 今日は(プレミアリーグを見据えたような)メンバーを揃えて戦ったと思うのですが、試合を振り返っていかがでしたか
今年はあまり点が取れてないから、そこが不安だったところと、守備はそんな安くはなくなってはきてるんですけど。
変なミスでカウンターをくらったりしてますけど、練習試合も通して去年より失点は減っています。
得点も減っているので、前半のチャンスのところで5点、6点取ってれば試合を決められていた。そこらへんがちょっと難しいですね。もっともっとゴールに向かうっていうか、ゴール決めるっていうところは、回数もそうだし、回数だけじゃなくて、回数と同じぐらい得点を取りたいなと思いました。
◯ 足りていないのはどういったところだと思いますか?
中央からは行けていたので、最後の個人の質のところですかね。
◯ 試合を通して評価できるところは
前半は簡単にサイド行かないで、中央から狙っていって。優先順位的に高い、相手の裏といったゴールに最短で向かうルートだったり、それで相手が怖かったらもう1回その手前使ってサイドに広げてっていうイメージは、だいぶ染み付いてきてるかなという感じは受けています。まだちょっとバタバタするシーンもありましたけど。
◯ ボランチ2人のボール奪取からのゲームコントロールは形ができているなと感じました
本当は前から行きたいんですけど、深追いしてバランスを崩すよりは、構えてっていうところも少しやっているので、そこは良くなってる。目が揃ってきていると思います。
◯ プレミアリーグ開幕まであと1ヶ月ほどです
ひとりひとりがもっと上手くならないと。そしてもっとタフになる。走りきるとか球際、切り替えのところも90分やり抜く。そのベースをもっと上げなければいけない。そのうえで、相手の逆を取ったり、ボールを簡単に取られないとかいったうまさですね。まだ全然足りていない。
◯ 競争も激しいと思いますが、まだまだスタメンは動きそうですね
まだ怪我人もいるし、彼らが戻ってきて誰が出られるのか。今年はU-21リーグも始まるので、選手層をもっていないと苦しい。開幕からスタートダッシュを掛けられるように、いいコンディションにもっていきたいなと思います。
今日の試合もそうですが、いま彼らはめちゃくちゃ疲れた状態でやらせています。全然調整していません。その中でもよくやってくれてるかなとは思います。
◯ 去年と比べて、今年のチームの強みは?
我慢強いです。バラバラにならないところがいいなと思います。
◯ 今日は新1年の對馬(羽琉)選手がフル出場しました
いいと思いました。(U-15生田ではCBだったけど)彼の将来を考えると、サイドバックができないとプロにはなれないと思います。サイズ的にも。守備のところはすでに問題ないので、ビルドアップや最後の崩しといった攻撃のセンスを発揮していけるか、ですね。
◯ 最後に、サポーターに向けてメッセージをお願いします
今日、勝てなかったのは残念ですけど、ここがすべてではないです。
いま自分たちが向き合っている課題をひとつずつ乗り越えて、開幕からスタートダッシュできるようにみんなで練習に取り組んでいますので、最後までみんなが頑張る、走り抜くサッカーをするので、ぜひ応援してください。
今日も応援ありがとうございました。
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● 木下勝正選手
◯ 残念な結果となりました。プレミアリーグ開幕まで1ヶ月ということを踏まえて、振り返ってください
決めきるところっていうのは、今日の試合で1番課題が残ったところです。プレミアでは決めなきゃ勝てないので。そこを突き詰めていかなければいけないなと思っています。
◯ 前半はフロンターレがボールを握って、いいサッカーができていたと思います
強度の高い相手でも、自分たちがボールを支配できるというのは良かったですけど、実際には負けてるので。持ってるだけじゃダメかなと思ってます。
◯ 得点シーンを振り返ってください
(三上)瑛太が背後に抜けてくれて、クロスが上がるときには誰もこぼれ球の位置にいないなと思いました。自分が入っていって、ボールがくるかなと思ったら、(木村)風斗が落としてくれたので、決めるだけでした。
◯ あと1ヶ月、チームとしてどんなことをやっていきますか
練習でも抜けている部分があるっていうのは、さきほど森監督からも話がありました。ひとつひとつ、全員がもっと高めていかなければいけないなと。練習の一歩一歩を大切にしていきたいです。
個人としては、体力、守備のところで足りなさが目立った試合だったと思うので、上げていかなければと思いました。
◯ キャプテンになりました。変わったところなんかはありますか?
もともと自分で引っ張るタイプではなかったんですけど。ユースに入ってからは責任感というのを感じていて、全員を引っ張っていけるよう目を向けてやっています。
新チームは明るくて個性が強いですけど、頑張ってまとめられればなと思っています。
◯ 今年のチームの強みってどんなところだと思いますか?
戦う、という部分ではほんとうに強いです。切り替えの部分はまだまだですけど、もっと上げていけばトップクラスになれるチームだと思っています。
◯ 最後に、サポーターへメッセージをお願いします
遠い中、応援していただきありがとうございます。今回は勝ち切れませんでしたが、僕達はプレミアリーグの優勝を目指して頑張っていくので、これからも応援よろしくお願いします。
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先生するものの、追加点が奪えないうちに逆転負け。最後まで攻勢に出るも、相手のゴールをこじ開けることができなかった川崎フロンターレU-18。
負荷のかかる状況で試合を続けているというプレシーズン、来週にはここ数年参加を続けているJ-VILLAGE CUP U-18への参加が決まっています。
うまくいっている時間帯でいかに得点を取るか。課題解決に向かって残り1ヶ月、レベルアップを目指します。今季もまた楽しい季節が始まりました。
(文中敬称略)
写真はまゆげカワウソさんに撮影いただきました。いつもありがとうございます!
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