3月30日のUvanceとどろきスタジアム by Fujitsu。川崎フロンターレとFC東京の伝統の一戦、多摩川クラシコを前に。川崎フロンターレU-12の5年生たちが、FC東京アドバンススクールとの「多摩川コラシコ」に臨みました。
【川崎フロンターレU-12(5年) 多摩川コラシコ vs FC東京アドバンススクール】
3月30日(土) 午後1時15分キックオフ Uvance とどろきスタジアム by Fujitsu 晴れ 15分ハーフ
フロンターレの先発は、GK19チケ立野オケチュク、最終ラインは右から23山本暖大、26山村兜馬、キャプテンの15下地勇人、28岡西春樹、ボランチは25浅井玲央、20戸部心暖、右MF22桑原大河、左MF17佐藤雄吾、前線には18新堀葵、27久保田創大。
FC東京の先発は、GK1新堀晴希、最終ラインは右から3川崎蒼太郎、37梶山舜翔、4オランゴジョー惠、39私市湊心、ボランチは30香月陽穂、その前に30香月陽穂、キャプテンの7嘉手納知功、右に10宮地慧、左に33稲木豊、前線には14高越啓資。
青空の広がったUvance とどろきスタジアム by Fujitsu。
多くのサポーターが見つめる中、始まった試合は、フロンターレがラインを高め、立ち上がりには、前に。
ピッチの左右を使いながら、裏を狙ったパスを出していくと、3分には、桑原が右サイドから斜めに仕掛け、そのパスに久保田がエリア前に。
ここはFC東京の守りに遭い、シュートは打てず。
それでも、GKのチケ立野もエリア外に出て、中央の浅井に縦パス。浅井の縦パスに、右サイドから正面へ、桑原が動き出すなど、うまく連係しながらフロンターレは前へ。
しかし、FC東京もオランゴが粘り強く体を入れ、前に行かせないなど、好守を見せていきます。
FC東京も、私市のパスに、稲木が背後を取り、左サイドから仕掛けていきますが、浅井が粘り強く体を入れ、前には行かせず。
右サイドに展開したFC東京は、宮地がエリア右へ仕掛けていきますが、フロンターレはコンパクトに、これに対応。
中盤から縦にパスをつけ、下がって新堀がおさめ、そこから前に出ていくフロンターレ。5分には、浮き球のパスに、新堀がエリア左へ。しかし、オランゴがブロック。
左コーナーキックとなり、FC東京はそれをしのぐも、高い位置でボールをものにしていくフロンターレ。
左サイド、佐藤から正面の久保田とつながり、久保田の浮き球のパスに、桑原がエリア右へ抜け出しますが、ここでもFC東京は集中した守りを披露。
すると8分には、FC東京、嘉手納がうまく前に持ち上がり、スルーパス。エリア左に抜け出したのは稲木。シュートを打ちますが、これはチケ立野がセーブ。
するとテンポよくボールを動かしていくのはフロンターレ。左サイドで佐藤、新堀、久保田がかかわり、岡西も高い位置へ。
間に差し込み、うまく前を向きながら、前に出ていきますが、FC東京の守りも集中しており、シュートまでは至らない時間が続いていきます。
それでもフロンターレは中央で浅井がうまく受け、右サイドの山本へ。山本の浮き球のパスに、桑原が動き出し、高い位置でのプレーを続けていきます。
FC東京も中央で厳しく寄せ、ボールを奪っていきますが、下地がすぐさま奪い返し、そこから戸部につなげ、再びボールを間につける時間に。
奪われても、山村がすぐさま寄せ、ボールをものにしていきます。
11分には、中央に下りた新堀から左サイド、佐藤へ。佐藤が仕掛けてクロスを入れると、ニアで久保田がシュート。しかし、FC東京のGK新堀晴希がセーブ。
直後にはFC東京、センターサークル付近でフリーキックを得ると、新堀晴希が前線へ送ったボールのセカンドボールを拾い、平原が中央へ。これに対しては久保田がプレスバック。
さらに高越が、エリア外正面からエリア内へ持ち込もうとしていきますが、下地が体を入れ、さらに山村も寄せていき、シュートは打たせず。
攻撃に転じたフロンターレは、新堀が高い位置へ仕掛けていきますが、これには川崎が対応。
FC東京はそこから、中央の平原のパスに、稲木が左サイドの高い位置へ。しかし、桑原が低い位置をカバー。
前半は0-0でタイムアップとなります。
後半、フロンターレは、浅井が下がり24大野隆ノ介が入り、GKは19チケ立野オケチュク、最終ラインは右から24大野隆ノ介、26山村兜馬、キャプテンの15下地勇人、28岡西春樹、ボランチは23山本暖大、20戸部心暖、右MF22桑原大河、左MF17佐藤雄吾、前世には18新堀葵、27久保田創大。
FC東京はGK1新堀晴希、最終ラインは右から2小暮慶翔、28惠美翔和、32服部幸志、5横江立、ボランチは38海老原光希、18北原礼翔、右MF17本多悠人、左MF15伊藤豪汰、前線には11細見龍之介、キャプテンの9鈴木健人。
立ち上がりには、フロンターレ、左サイド、新堀が抜け出し仕掛けていくも、これに対してはFC東京が対応。
それでもフロンターレは、うまく間を下地が持ち上がる動きを見せ、中盤でFC東京がカットしても、中央に寄った桑原が厳しい寄せ。
さらに佐藤も中央に顔を出し、カバー。さらにFC東京は、細見が左サイドに流れて受け、正面へ持ち込む動きを見せていきますが、新堀が低い位置まで戻り、これに対応していきます。
互いに球際に厳しく、プレーを重ねていく中、6分にはFC東京、左サイドでボールをカット。伊藤がエリア外左に持ち込みますが、シュートは枠外。
フロンターレも、直後には、左サイドに流れた久保田から中央の山本へ。山本は浮き球のパスを出しますが、これには反応しきれず。
それでも、うまく裏を突くパスを交え、前に出ていくフロンターレ。
7分には、下地のスルーパスに、抜け出した桑原がエリア右へ。1対1。決定的な場面でしたが、シュートは新堀晴希がセーブ。
さらに右サイドから中央に大野が持ち込んでいきますが、これに対しては、FC東京がファールとはなりながらも、止めていきます。
一方のFC東京も8分には、ボールをカット。そこからエリア右へ持ち込んだ細見がシュートを打ちますが、チケ立野がセーブ。
すると、直後にはフロンターレ、左サイド、高い位置へ持ち込んだ久保田がエリア左へ。そのパスに、エリア内抜け出したのは佐藤。
シュートを打つとこれが決まり、1-0。フロンターレが先制します。
Gゾーンのサポーターの歌うバスケットケースの中、さらに前に出ていくのはフロンターレ。10分には、新堀がエリア左へ持ち込んでいきますが、ここはFC東京が粘り強く対応。
10分には、左サイド、仕掛けた佐藤が切り返しからクロス。これは右に流れ、スローインに。
高い位置でボールをものにしたフロンターレ。桑原から久保田とうまく間でつながり、そのパスに新堀がエリア正面右へ。しかし、シュートは新堀晴希がセーブ。
前に出てくるFC東京に対しても、しっかりコンパクトにして対応していくフロンターレ。
すると14 分下地、新堀とつながり、新堀の浮き球のパスに、正面へ抜け出したのは佐藤。GKの新堀晴希が前に出ているところを、シュートを打つとこれが決まり、2-0。
フロンターレが突き放します。
フロンターレは下がり目でおさめた桑原のパスを、正面で新堀が受け、久保田が高い位置でキープ。
中盤から戸部が高い位置へ、持ち込もうとするなどし、FC東京の陣内でのプレーを継続。
そして、試合はタイムアップとなり、2-0。
多摩川コラシコを制したのはフロンターレとなりました。
この後に行われた多摩川クラシコでJ1デビュー。U-18の先輩である山田新のゴールをアシストしてみせた山内日向汰や、FC東京アドバンススクールの選手として、フロンターレと対戦した三浦颯太のように、多くの選手たちが出場してきた多摩川コラシコ。
この日等々力のピッチに立ったフロンターレの選手はもちろんのこと、FC東京の選手もゆくゆくは多摩川クラシコに出場する日がやってくる。
そのことを強く願っています。
前半0-0 後半2-0 計2-0
得点:佐藤雄吾2
フロンターレの先発:19チケ立野オケチュク 23山本暖大 26山村兜馬 15下地勇人(c) 28岡西春樹、25浅井玲央、20戸部心暖、22桑原大河、17佐藤雄吾、18新堀葵、27久保田創大
交代:浅井→24大野隆ノ介
控え:1望月心琉 2山口常真 3吉澤優人 4長野優斗 5藤木乃以 6成瀬文哉 7田中真祐斗 8鴨川澄空 9高桑湊人 10ケイサ ニコ 11芳賀廣人 13宮本櫂 14田中理欧人FC東京の先発:1新堀晴希 3川崎蒼太郎 37梶山舜翔 4オランゴジョー惠 39私市湊心 8平原叶大 30香月陽穂 7嘉手納知功(c) 10宮地慧 33稲木豊 14高越啓資
後半のメンバー:1新堀晴希 2小暮慶翔 28惠美翔和 32服部幸志 5横江立 38海老原光希 18北原礼翔 17本多悠人 15伊藤豪汰 11細見龍之介 9鈴木健人(c)
控え:20漆崎颯人 22幸田大翔 23高橋健
(文中敬称略)
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