8月4日はJ-GREEN堺へ。
多くのJリーグのアカデミーやクラブチームが出場する、兵庫県伊丹市の伊丹FCが中心となって主催している大会「伊丹FC祭」が8月2日に始まり、川崎フロンターレU-15生田と川崎フロンターレU-15等々力の2年生たちも8月3日から出場。
生田・等々力のメンバーを混成という形で2チームに分けて、今大会に臨んでいるフロンターレは、8月4日の初戦はガンバ大阪ジュニアユースとの試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-15生田・川崎フロンターレU-15等々力(2年) 伊丹FC祭 vs ガンバ大阪ジュニアユース】
8月4日(日) 午前10時15分キックオフ J-GREEN堺 S12ピッチ 晴れ 30分ハーフ
フロンターレのメンバーは、GK33青木馨、最終ラインは右から27出口翔太、28渡邉拓眞、20野田永輝飛、8笠原宏仁、ボランチは6遠山煌斗、14池田颯太、右MF2オガー悠仁、左MF36川上翔、前線には32土肥瑠星、11林凜太朗。
青木、出口、渡邊、川上、土肥が生田、野田、笠原、遠山煌斗、池田、オガー、林が等々力という構成のメンバーで初戦に臨みました。
厳しい暑さのなか、多くの両チームの選手の家族らが見守る中、始まった試合。
立ち上がりは、ガンバ、右サイドで32や23、28が連係。ボールを回していきますが、フロンターレはコンパクトに焦れずに対応。
すると2分には渡邉が持ち上がり、縦パス。おさめた土肥は左サイドの川上へ。川上を追い越した笠原のクロスはラインを割っていきますが、フロンターレが前に出ていきます。
奪われても高い位置で川上が奪い返し、また中央では池田がマイボールに。ガンバの陣内でボールを動かしていくフロンターレ。
4分には、左サイド、高い位置で川上がキープ。追い越した笠原はクロス。しかし、GK21がセーブ。
一方のガンバも直後には右サイドからの攻めに。高い位置から折り返していきますが、野田がブロック。そこから下がり目でおさめた林が前に持ち出し、どのパスに土肥がエリア正面やや右へ。土肥のシュートは枠はとらえられませんでしたが、守備から攻撃へつなげていきます。
中央に寄った川上、左サイド、笠原、間に池田が顔を出し、遠山煌斗、出口もかかわってボールを回していくフロンターレ。
ガンバも間にパスを差し入れていきますが、林がカット。その縦パスに土肥が正面へ仕掛ける場面をつくっていきます。
ガンバも、8分には、30の縦パスから右サイドからの攻めに。30の折り返しに、エリア内、35が飛び出しますが、青木がカバー。
するとフロンターレは出口が中央へ持ち出す動きを見せ、再びガンバの陣内へ。最終ライン、渡邉のフィードに、林が高い位置へ動き出すなどしていきます。
10分には右サイドでのスローインの流れからオガーがエリア内へ。ガンバが阻んだところ、こぼれ球を拾った林がシュート。しかし、惜しくも左に。
さらに最終ラインの野田、渡邊もかかわり、ボールを動かしていくフロンターレ。11分、出口から中央間で受けた遠山煌斗はエリア右へのパス。
これに抜け出したのは土肥。右足を振りぬくと、ボールはゴールのなかへ。1-0。フロンターレが先制します。
直後には、野田のフィードを土肥がおさめ、そこから右サイド、オガーへ。ガンバはこれをカットしますが、遠山煌斗が戻り、ボールを奪い返し、右サイドに展開。
ガンバが阻んで、フロンターレの右コーナーキックに。
キッカーは出口。右足でボールを入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレは、野田とのパス交換から出口が左サイドの高い位置へ。
出口は折り返しますが、ガンバの守りが阻んでいきます。
ガンバも15分には、34との連係から36が左サイド、高い位置へ抜け出しますが、フロンターレは出口がカバー。
飲水タイムを挟んで、15分にはガンバ、23から左サイド、36へ。36の折り返しからシュートを打ちますが、フロンターレはブロック。
さらに中盤の30から右サイドに展開。間で受けた35が前に持ち込もうとしていきますが、オガーが寄せ、前に行かせず。
すると攻撃に転じたフロンターレ。オガーが遠山煌斗と連係。右サイド、高い位置へ持ち込み折り返しますが、ガンバはブロック。
右サイドでのスローインとなり、オガーから中央の池田、最終ラインの野田へつなげると、高い位置へ笠原が仕掛け、正面へのパス。しかし、ガンバの守りに遭い、シュートは打てず。
22分には、渡邉から出口、受け直した渡邉、間に顔を出した池田につながり、最終ラインの野田へ。野田は笠原に預け、左サイド、高い位置へ。
これは野田がハンドを取られましたが、果敢な攻撃参加を見せていきます。
24分には、渡邊からオガーへつながり、中央の池田へ。池田はいったん野田に預け、間で受け直し、そのパスに笠原が高い位置へ。
笠原から再び受け直した池田から最終ライン、渡邊から野田につながり、野田はフィード。これに動き出した土肥、林はオフサイドを取られるも、長いボールも交え、チャンスをつくろうとしていきます。
ガンバも、25分には、GKの21から最終ラインの27へ。27のフィードに35が高い位置へ抜け出し、左サイド、34との連係から高い位置でボールをおさめた35から中央の31へ、
31から受け直した27が最終ラインからフィードを入れていきますが、渡邉がカバー。
さらに28分にもガンバは最終ラインから左サイド、高い位置を突くフィード。しかし、青木がカバー。
29分にはフロンターレ、右サイド、下がり目で受けた遠山煌斗から渡邉につながると、渡邉の左サイドを突くフィードを笠原がおさめ、その間を突くパスに池田が飛び出していきますが、ガンバの守りが阻んでいきます。
ガンバも30分には、左サイド、36から35とつながり、高い位置へ抜け出した34がクロス。しかし、フロンターレはブロック。
さらにフロンターレにファールがあり、フリーキックを得たガンバ。
両サイドを使い、フロンターレのゴールに迫っていきますが、フロンターレは野田や渡邉が最後のころで対応し、前半は1-0でタイムアップとなります。
後半フロンターレは、GK16松田隼、最終ラインは右から27出口翔太、28渡邉拓眞、20野田永輝飛、3木田悠司、ボランチは34中野大虎、14池田颯太、右MF35冨田嵐丸、左MF2オガー悠仁、前線には11林凜太朗、32土肥瑠星。
出口、渡邉、中野、冨田、土肥が生田、松田、野田、木田、池田、オガー、林が等々力。
立ち上がり、間にパスを差し込み、渡邉や中野、出口、池田もかかわり、左サイドの木田から間で受けた池田が右サイドを突くパスを繰り出すなど、フロンターレはピッチの幅を使いながら、チャンスをうかがっていきます。
ガンバもフロンターレが前につけてきたところ、カット。左サイド、高い位置へ展開していきますが、渡邉がカバー。
3分には中野から左サイド、オガーへ。オガーを追い越した木田がエリア左へ持ち込みますが、シュートはガンバがブロック。
ガンバも直後には、左サイドからの攻めに。しかし、池田がカバーしていきます。
フロンターレは林に代わり36川上翔が再び入り、左MF冨田が前線、オガーが右MFに。
7分には、池田の右サイドを突くパスに土肥が抜け出し、折り返しますが、後半から出場のガンバのGK29がセーブ。
一方のガンバも中央にパスを差し込み、31や30がテンポよくボールを回していこうとしますが、中野・池田の連係からマイボールに。
さらにガンバは11分、最終ラインから中央を使い、そこから左サイドに展開。27のパスに36が高い位置へ抜け出し、折り返しますが、フロンターレは粘り強く守っていきます。
すると13分フロンターレ、出口がうまく中央を使い、右サイドを突くパス。これに冨田が抜け出し、エリア右へ持ち込み、シュート。しかし、GK29が好セーブ。
右コーナーキックとなり、渡邉が右足でボールを入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレは、土肥、渡邉、出口が動かしていき、出口が右サイド、高い位置へ。
しかし、ガンバの守りも粘り強く、体を入れて、これを阻んでいきます。
ガンバも14分には、エリア外右で受けた34が意表を突くミドルシュート。しかし、右に。
さらに高い位置でボールをカットしたガンバ。右サイド、高い位置から折り返しますが、松田がセーブ。
フロンターレはここで池田に代わり8笠原宏仁が再びピッチへ。今度はボランチに入ります。
17分にはフロンターレ、フィードに土肥が右サイド、高い位置へ抜け出し、下がり目の笠原へ預けると、笠原の縦パスに正面へ抜け出した出口がシュート。
しかし、これは上に。
飲水タイムをはさんで、21分にはフロンターレ、オガーから出口、出口から中央の中野につながり、中野から受け直したオガーから最終ラインの野田へ。
野田から木田とつながり、気だから間で受けた笠原から右サイド、出口からオガーへ。オガーはクロスを入れますが、ガンバの守りが阻み、下がり目で35が受け、最終ラインの27に戻したガンバは中央へつけていきますが、フロンターレは笠原がカット。
すると23分にはフロンターレ、中野が中央へ持ち込み、左サイド、川上へ。川上から正面で受けた土肥がシュートを打ちますが、これは右に。
さらに中央で笠原がカット。そのパスに冨田が高い位置へ持ち込もうとしていきますが、ガンバは27がカバー。
するとガンバも、最終ラインに中央の30がかかわってボールを動かしていき、25分には中央に顔を出した36が右サイドを突くパス。
しかし、木田が対応。
フロンターレも中央に川上が顔を出し、セカンドボールは中野が回収。右サイドでは出口、オガーが連係。中野の縦パスを土肥がおさめ、高い位置へオガーが顔を出すなどしていきます。
渡邉のパスを、下がり目に下りた冨田が受け、最終ラインの野田へ戻し、野田は左サイドに展開。木田が高い位置へ持ち込もうとしていきますが、ガンバはコンパクトに、粘り強く対応。
28分には、左サイドでボールをカットしたフロンターレ。川上がエリア左へ抜け出しますが、ガンバの守りが阻んでいきます。
直後にはガンバ、左サイドを突くパスに、36が抜け出しますが、出口がカバー。
31分には、右サイドでボールを奪ったガンバ。エリア右、抜け出した32のシュートは枠をとらえますが、松田が好セーブ。
試合はタイムアップとなり、1-0。
フロンターレが勝利を収めました。
前半1-0 後半0-0 計1-0得点:土肥瑠星
先発:33青木馨 27出口翔太 28渡邉拓眞 20野田永輝飛 8笠原宏仁 6遠山煌斗 14池田颯太 2オガー悠仁 36川上翔 11林凜太朗 32土肥瑠星
後半のメンバー:16松田隼 27出口翔太 28渡邉拓眞 20野田永輝飛 3木田悠司 34中野大虎 14池田颯太 35冨田嵐丸 2オガー悠仁 11林凜太朗 32土肥瑠星
交代:林→36川上翔 池田→8笠原宏仁
(文中敬称略)
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