関東ユース(U-15)サッカーリーグ2部第9節で三菱養和SCジュニアユース巣鴨に敗れ、連勝が5で止まった川崎フロンターレU-15。その後はFC東京U-15むさしに1-4、クマガヤSCに0-4。5勝2分け4敗、得点21、失点22、暫定3位で計22試合行われるリーグ戦の前半を終えることになりました。
5月21日は、三菱養和会調布グラウンドへ。リーグ戦は早くも後半に入り、フロンターレは開幕戦では1-1で引き分けた三菱養和SCジュニアユース調布との試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-15 関東ユース(U-15)サッカーリーグ2部第12節 vs 三菱養和SC調布ジュニアユース】
5月21日(日) 三菱養和会調布グラウンド 晴れ 40分ハーフ
フロンターレの先発はGK1川合我空、DFは右から14柴崎蒼、36田鎖勇作、3神橋良汰、18平田流衣、中盤は34田中慶汰、キャプテン7戸水利紀、8猪狩祐真、右に9戸澤龍人、左に11堀川洸、FW10鈴木大登。
昼間に等々力第一サッカー場で行われた日本クラブユース選手権関東予選で感じた真夏のような暑さはいくぶんか和らぎ、時折風も吹くなか、始まった試合。フロンターレは、立ち上がり、柴崎が右サイドからクロスを上げるも三菱養和調布の選手はこれをクリア。ここで得た右からのコーナーキック、鈴木大登が右足で入れたボール、神橋が合わせますが左へ。7分には戸水から右へ展開すると、柴崎のクロスにエリア内右、戸澤が合わせますが左へ。
フロンターレは鈴木大登が中盤に下りて、戸水や猪狩、田中慶汰らとかかわって組み立てつつ、ゴールをうかがっていきます。8分には戸水の浮き球のパスにエリア左、鈴木大登が抜け出しますがオフサイド。
一方の三菱養和調布も直後にはカウンター、FWの14のパスにエリア右、7が抜け出ますが、ここはブロック。さらに右サイドから9が仕掛けていきますが神橋が対応。
フロンターレは、12分には田中慶汰が神橋、田鎖の前に下り、前を向き、縦へパス。これを戸水が受けてうまく前を向き、エリア左へパスを送るも鈴木大登は惜しくも抜け出すことはできず。さらに神橋や田鎖に田中慶汰らがかかわって後ろからボールを回していきますが、15分、ボールを失ったところからエリア右へ14が抜け出して、仕掛けていくと、14がエリア左へ切れ込んでシュートを放つとこれが決まって、0-1。先制点は三菱養和調布へ。
さらに三菱養和調布は前からの守備でボールを奪い、左から11が仕掛けてきますがここは田中慶汰がカバー。さらに19分にも三菱養和調布が前でボールを奪って14がエリア右からシュートを打つも川合がこれに対応。
攻勢をしのいだフロンターレでしたが、22分次の1点も三菱養和調布へ。14にボールが渡って右から仕掛けていくと、最後はエリア左11が押し込んで、0-2。直後にはフロンターレも神橋の縦パスを受けた猪狩が戸水とのパス交換からエリア前へ。最後はエリア左、堀川が抜け出しますがシュートには結びつけられず。25分には戸水の縦パスを受けた猪狩がエリア外からミドルシュートを打つも左へ。
すると26分、再び三菱養和調布がボールを奪ったところから左へ展開。14がエリア左へ抜け出てシュートを放つとこれも決まって、0-3。
フロンターレはマイボールになると、柴崎、平田が高い位置に。中央でパスを回しつつ攻勢に出ようとしていきますが、34分、再びボールを奪われると、7がエリア外から放ったループシュートが決まり、0-4。
フロンターレは37分には戸水が縦パスを入れると、猪狩がエリア外で受けうまく前を向いてミドルシュート。GK1がこぼしたところに堀川が詰めますが、ゴールネットを揺らすには至らず。さらに猪狩のパスに左へ流れた鈴木大登がエリア内へ仕掛けていきますが、ここはクリア。一方の三菱養和調布も右から9が仕掛けていきますが、平田が戻ってこれに対応。前半は0-4でタイムアップとなります。
後半のフロンターレはラインを高くして前に。4分には戸水がボールをカット、パス交換から戸澤が抜け出してシュートを放ち、クロスバーをたたきながらゴール内へ。しかし、クリアされ、堀川が詰めるも決めることはできず。さらに神橋のフィードにエリア左、平田が抜け出しますがクリア。
一方の三菱養和調布も8分には右からのコーナーキック、こぼれ球を拾い10が鋭い左クロスを入れるも川合がパンチング。さらに左へ展開し14が抜け出すも戸水がねばり強く守備の戻って対応。
14分にはフロンターレ、左へ展開すると平田が左サイドからエリア前へ仕掛けてミドルシュートを打つも左へ。ここで平田に代わって5内海太瑚が左SBに。
攻撃の時間帯が続いたフロンターレでしたが、15分中盤で6がボールを奪い、14へパス。エリアからはやや離れたところでしたが、ミドルシュートを放つと川合の頭上を抜いてゴールネットを揺らし、0-5。14はハットトリック。
フロンターレはここで戸澤に代わって27甲斐翔大が右MFに。内海が高い位置から仕掛けてコーナーキックを得たり、パス交換からエリア前に猪狩が抜け出すなど攻勢に出て行きますが、三菱養和調布も球際に強い守備でこれに対応。ゴールに近づきながらもなかなか決定的なシュートを打つことができず。
三菱養和調布もさらに14を起点に前に出てきますが、田鎖や神橋がうまく連係してこれに対応。26分には甲斐から左へ展開。堀川のパスにエリア左、内海が仕掛けてミドルシュート。枠をとらえますが、GK1は好セーブを見せて決めることはできず。さらに27分には縦パスを受けた甲斐がエリア外左でファールを受けると、鈴木大登が直接フリーキックでゴールを狙いますが、枠をとらえることはできず。28分には田鎖、戸水と縦にテンポよくパスを入れて、最後はエリア正面、甲斐がうまく前を浮いてシュートを打つも左へ。35分には猪狩から右へ展開。柴崎がエリア正面へ抜け出て、最後は戸水がミドルシュートを放つも交代で入ったGK18に阻まれて得点とはならず。
フロンターレはさらに柴崎、内海が高い位置に。39分には田中慶汰に代えて17松森創平を入れ、鈴木大登や戸水が中央からパスを回してゴールをうかがっていきますが、決定的な場面をなかなかつくることはできず。0-5で試合はタイムアップとなりました。
前半0-4 後半0-1 計0-5
フロンターレの先発:1川合我空、14柴崎蒼、36田鎖勇作、3神橋良汰、18平田流衣、34田中慶汰、7戸水利紀(c)、8猪狩祐真、9戸澤龍人、11堀川洸、10鈴木大登
交代:平田→5内海太瑚 戸澤→27甲斐翔大 田中慶汰→17松森創平
フロンターレはこれで5勝2分け5敗、得点21、失点27に。苦しい試合が続いていますが、連勝中のように、ねばり強く攻守に戦える良さを出せれば、きっとまた良い結果が出ると思います。
関東ユース(U-15)サッカーリーグは次節は、6月4日午後1時、等々力第一サッカー場にて東京武蔵野シティFCと対戦します。
(文中敬称略)
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