フロンターレU18 – 東急SレイエスU18 / 神奈川県クラブユースリーグカップ準決勝(監督・選手インタビュー)


2月16日、横浜FC・LEOCトレーニングセンターで行われた神奈川県クラブユースリーグカップ上位リーグ準決勝で、東急Sレイエスに7-1で勝利。決勝進出を決めた川崎フロンターレU-18。

試合後に森勇介監督、キャプテンの林駿佑、関德晴に話を聞きました。

 

試合の記事は◇フロンターレU18 – 東急SレイエスU18 / 神奈川県クラブユースリーグカップ準決勝

 

「攻撃は言わなくても、自分たちで勝手に、思っている以外のことも思いついてくれる。守備のところは、うるさく言いたいと思っています」 森勇介監督

 

森勇介監督

 

〇試合を振り返って。

ちょっとまだまだらしさじゃないところもありますけど、あんまり攻撃のところよりも、守備の前からのところの整理を今はすごくやっていて。

やっぱり守備からというのをすごく大事にしていて。なぜかというと、攻撃する回数も増やしたいし、高い位置で取れば、もう1回簡単だしというのもあるし。

守備安定すれば、負けも減らせるしというところから守備をしっかりやっているんですけど。

まだまだ、ちょっと人によっては、人によると、変わっちゃうなというところもあるし、まだまだ共通理解のところだったり、コンディションだったりあるので。

ここは粘り強くやっていきたいし。

彼ら、攻撃なんかは俺が言わなくても、自分たちで勝手に、俺が思っている以外のことも思いついてくれるので。あんまりは言わないようにしているんですけど。

守備のところは、うるさく言いたいと思っています。

〇どうしても攻撃が目立つチームだと思うんですけど、攻から守への切り替えが生命線だと思うんですけど、そのへんは森さんが強調しているところですか?

まあ、そうですね。もう本当に奪われた瞬間の速い守備のところと、もう一個はボールを握りたいんだったら、カウンター受ける可能性もあるからそれはまず未然に防ぐことと、たとえ食らったとしても、後ろが守り切る力はつけていかないと、ボール握るサッカーなんかはできないよということをうるさく言っているので。

その後ろの能力だったり、個人個人の守備能力を上げていきたいなと思います。

〇林君がボランチやったり、平内君が右サイドバックやったり、「楽しいな」と思いながら見ていたんですけど。

代表とか選抜で人が抜けるっていうところを想定しながら、やっていかないといけないので。

誰が出ても、同じサッカーじゃないけど、違う個性のあるサッカーっていうのを出せるかな、っていう個人のところが。はい。

本当に今年は個人に寄りたいので。その中でチームが良くなっていければなって思います。

〇森さんになってから1カ月。新たに取り組んでいることや新たに落とし込んでいることはありますか?

守備のところの、前からのプレスの整理と。何パターンと。あとは「個人で何かをしちゃおうよ」ということ。

「苦しくても前向いちゃおうよ」とか。ポジショニングが悪くて、はまりそうでもはまらないよという力をつけたいなと思って、今はやらせています。

〇選手たちはポジティブに取り組んでいるイメージですか?

まだやって1カ月だし。

去年と違うことを言われているから、「ん?」と思うこともあるかもしれないけど、徐々に徐々に心開いてくれていて、というか。

「トライしてみよう」という選手が増えてきたので。本当にやれば、化けそうなやつらなので。今おとなしいので。もっともっと魂注入したら、もっと良くなると思います。

〇右サイドのオーバーラップを見せてみたら、いかがですか?

いや、もう走れないです。一番遅いです。小学生にも勝てないです。

〇昨日は(トップ)チームがアカデミーの選手たちが大活躍で勝ちましたけど、(J1開幕戦で高井幸大、山田新、山内日向汰、宮城天がゴールを決め名古屋に4-0で勝利した) ああいうのはやっぱり刺激になっていますか?

昨日はクラブハウスでみんなで見ていたんですけど。スタッフは「おいこれ、みんなアカデミーだな」って。

やっぱり少しでもみんなあの舞台に行かしてあげたいっていうのはあるので。

っていうことは基準上げないと無理なので。今やっている。

ただボール握っているだけじゃなく、守備のところもやらないと意味がない。

いやなことも目を向けないといけないし、そこはうるさく、嫌われてもいいから言っていきたいと思います。

〇フォワードの2人も守備でけっこう頑張っていて、途中から入ってきた廣瀬君もまたやっていたことが印象に残っているんですが。

そこはもう持っていないと、うちにメッシはいないのでね。よく言われるので。

もううちは本当に頑張って。その中で、個を出さないと。守備のところもしっかりやって。

〇今日は菊池君が左サイドハーフをやりましたけど、あれはどういう狙いで?

あれはスタッフがよく見てくれていて。「ああいうところ面白いよ」とか、あったので。

「センスがあるから、ちょっと使ってみてください」ってスタッフから提案があったので。

前からも守備行けるし、アクセントになって面白いし。右からのクロス、左で仕留められそうなので。それはアクセントで面白いかなと思いました。

〇新鮮で。もともとドリブルでけっこう仕掛けられる選手でもあるので合っているのかなと思ったんですけど。

彼なんかは、後ろをやってもドリブルでのぞいたり、自分で運んで外したりっていうところができるから。

それをより生かせるっていったら、前もいいのかなって。ミスしてもOKだし。センターバックでそれをやっちゃうと失点しちゃうので。

メンタリティー的にも攻撃の選手なのかなと思います。

 

〇中学生と高校生の指導、全然違います?

中学生の時はもっと怒りますね。まだまだ未熟なので。

でも、それが抜けたときはすごい力を発揮しますけど。

ユースは大人に近いので。言うところとほとんど言わないところと。やさしくしています。今のところは。

〇次は横浜FCか湘南で。(この後行われた準決勝の第2試合で湘南ベルマーレU-18が横浜FCユースに勝利した) Jリーグのアカデミーとやるのはまた違うのかなと思うんですけど。

今の時期なんかは本当に手探りだし、やりたいところがあるので。結果はあんまり気にしていないですけど。

横浜FCさんだったら、同じプレミアのカテゴリーとやって、指標にはなると思うので。

もちろんベルマーレさんも、県リーグですけど、すごく力がありますので。そのへんは指標にはしていきたいなと思います。

〇またサポーターの方にメッセージをいただいてもいいでしょうか?

本当にアグレッシブで、元気のいいエネルギッシュなサッカーをしたいので。みなさん、応援よろしくお願いします。

 

「谷口選手とか、ジェジエウ選手は、常にカウンターを食らっても2人で止めるような選手だったので。そういうところを目指してやっていければと思います」 

DF4 林駿佑

 

 

林駿佑選手

 

〇ゲームの全体的な印象としてはどうでした?

入りから自分たちのサッカーができて、まずは最初入りに得点できたということが大きかったですけど。

自分のところで1失点してしまったっていう課題はあるんですけど。全体的に締めるところは締めて、得点できることができて、いい試合だったかなと思います。

〇チームが立ち上がってから手探りでやっている部分もあると思う。今日のゲームで一番こういうところをやりたかったことと、それに対して、実際にどうだった、ということは?

まずは守備のところは共通認識として、目を合わせようということを主にやっていて。

最近の練習の時とかでも、入っちゃいけない間とかに、相手に入れられて、ターンされるとか、そういうところもあったし。

カウンターで簡単に点を取られるとかもあったので。まず、今回の試合で修正しながら、それが結果として表われたらいいなというに思ってやっていたので。

その声のところだったり、みんなで合わせるところだったりはできたと思いますけど。まだまだ課題だらけだと思うので。

しっかり修正したいなと思います。

〇ちょっとあそこで競り負けているようじゃというところも?

そうですね。プレミアとかでも背の高い選手とか、身体能力が高くてジャンプ力がある選手というのはいると思うので。

そういう選手に負けてはいけないですし。

ああいうところも身長関係なく、勝てるような選手になりたいので。もっとやっていかないといけないと思います。

 

〇後半はボランチに入るという、けっこう新鮮な感じがしたんですけど。どうでした?

センターバックに比べたら、相手も360度から来て、見るところも増えるので難しいところもあるんですけど。

でも、身長がすごい高いわけじゃないので。サイドバックとかボランチとかそういうポジションも、チャレンジできるようになれば、より自分の選手としての幅も広がりますし。価値も高くなるかなと思うので。そういった複数のポジションをできるのを大事にしていきたいと思います。

〇最近はボランチをちょこちょこやっている?

キャンプ行った時からやらしていただいて。あとはこっちでも練習試合でも何回かやらしてもらっている中で、「自分にどっちが自信があるか」と言えば、センターバックなんですけど。

ボランチも、守備のところはできる感覚というか、そういうところは持っているんですけど、攻撃のところは、まだまだなので。

そういうところは、もっと攻撃で、アシストとか点を取れるような選手になれればと思います。

〇恩田君がためて、林君が左サイドを上がって、けっこういいところにグラウンダーで刺したなっていうところはあったんですけど、詰める選手がいなくて。

自分、攻撃がうまいキャラじゃないので。みんな信じて走ってくれなかったんですけど。

ああやって攻撃参加できるところは見せて、もっともっと攻撃にかかわることができたらなと思います。

〇今シーズンはキャプテンは決まった?

そうですね。

〇どうですか?

去年長橋監督に、副キャプテンをやらしていただいて、そこで得たものというか、そこで自分が成長したこともありますし。

キャプテンになって、「何が変わるか」って言ったらそうではないと思いますけど。

自分の声だったり、練習の時に積極的にみんなとコミュニケーションを取りながらできるようにして、チームをまとめられるキャプテンになれたらと思います。

〇なんとなく今年は自分がやるだろうなというのはあった?

まあ、そうですね。去年副キャプテンをやっていたので。

やらしていただけるならっていうふうには思っていました。

 

〇ここまで2人(2023年は濱﨑知康、2024年は土屋櫂大)違うタイプのキャプテンを見ていたと思うんですけど、参考になるものってあります?

去年のカイト君は、個ももちろんそうですけど、背中で見せるふうなキャプテンだったので。

やっぱり自分も隣にいて、頼もしかったですし。助けられた部分も何回もあるので。

自分は声でもそうですし、背中でも見せて、みんなに頼ってもらえるキャプテンになりたいと思っています。

〇去年までと守備のやり方とか変わった部分とかってあります?

基本的なことは変わらないんですけど、もう1回見直して、まだまだ、1対1の対応とかっていうところで何回も甘い守備があったりとか、修正しないといけないですし。

ゴール前の守備とかも結局、前で抜かれたとしてもゴール前で自分たちが体を張れれば、点は決められないし、負けないっていうところはあるっていうのは、森監督からも言われていて。

フロンターレが2020年に優勝したあたりの谷口選手とか、ジェジエウ選手っていうのは、常にカウンターを食らっても2人で止めるような選手だったので。

そういうところを目指してやっていければと思います

〇今日はペイシェンス君がパートナーでしたけど、彼の良さを生かそうとかそういうことは考えてやっていました?

前に強い選手なので。フィジカルっていう面で、長けた選手であるので。そういうところは自分がカバーしてあげて、前に強くいかせてあげるような声掛けとか、自分がカバーしながら、良さを生かしてあげるようにしましたけど。

一本入りであぶないところがあったので。そういうところはもちろん自分のミスでもありますし。

そのまま、ペイシェンスだけじゃなくて、いろんなセンターバックとコミュニケーションとっていけたらなと思います。

〇Jリーグ選抜では代表に入っている選手も多かったと思うんですけど、それはどうでした? 刺激としては?

刺激にはなりましたし。もちろん、フォワード、ボランチの選手もうまくて。ボールが取れない。「いつもに比べるとボールを取れないな」っていうふうに思ったりもしましたけど。

隣でやっていた大川選手(大川佑梧、鹿島アントラーズユース)はやっぱりパワーもありましたし。

あとセットプレーのヘディングとかも、必ず大川選手が当てて、ヘディングしたりっていうのがあったので。

やっぱりそのパワーとか、キックの部分もすごく精度が高かったので。1個上の代表も入っていますし。

まだまだ自分が足りないところかなと思いますね。

〇国立でゴールを決めたことは気持ちよかったんじゃないかなと思うんだけど。

決めるとは思っていなかったんですけど。

まあ、いいボールが来たので。決めれて良かったです。

〇国立で取るゴールというのは、特別感がある?

そうですね。でも、そのときは真剣にやっていたので。真券というかぼっとしていたので。

そんな考えていなったですけど。みんな応援してくれている方々からLINEとかで、「見たよ」っていうふうに言ってくれて。

みんな、見てくれているんだなって。うれしかったですね。

でも、「その経験っていうのをこの先どう生かしていけるかっていうのが、大事」っていうのをJリーグ選抜の方から。

「ここで点を決めたから」ではなくて、もちろん課題もいっぱいありましたし。そういうところを見つめていければと思います。

〇改めて今シーズン、自分の中でこういうところに到達したいというところと、チームとして到達したいというところを教えてもらえますか?

チームの目標は、クラブユース、去年準優勝でしたし、プレミアもなかなか最後まで上位対決とかに加わっていけなかったので。

もちろんプレミアEAST優勝して、ファイナルも優勝したいですし。クラブユースも取りたいですし。

もちろんJユースとかも、取れるタイトルは全部取れるようにしていきたいなと思いますし。

個人のところでは、もちろんトップ昇格できたら一番いいですけど。

もっともっと成長していかないといけないと思うので、成長して世代を代表できるような、センターバックに、あるいはボランチもサイドバックももっともっとレベル上げていければなと思います。

〇昨日のトップの試合は見ていました?

そのとき練習だったんですけど、アカデミーの選手、アカデミー出身の選手が点を決めて、やっぱりそういうところはすごい刺激にもなりましたし。

キャンプで一緒にやらしてもらっているなかで、ああいった選手たちが活躍しているのを見て。

すごい、あこがれじゃないですけど、自分もそういうところに行きたいという思いが強くなったので。

昨日もすごい試合だったと思いますし。

〇丸山選手がキャンプでは印象に残った選手と言っていましたけど、昨日も丸山選手がけっこうキーになるような活躍をしていましたね。

声のところだったり、みんなを締めるところだったり、もちろん個人。丸山選手自身も強いですし。

抜け目のない選手だと思うので。そういう選手からいろんなところを吸収しながら、自分も成長につなげれればと思います。

〇またサポーターの方にメッセージをいただいてもいいでしょうか?

日ごろから熱い応援をしていただいて、今日も準決勝でしたけど、来ていただいて、すごい応援していただいて、力になりましたし。

これからまたプレミアリーグ、クラブユース、もちろん今回の決勝もありますし。

プレミアリーグ、クラブユースと続いていくので。1年間自分たちが目標を達成できるように、頑張りますし。

ぜひ、面白い。見てて面白いサッカーをできたらと思うので、見ていただいて、応援していただければうれしいです。

 

「今年は『どんどん前に行け』って言われているので。

得点だったり、アシストだったりっていう数字を増やしていきたいです」

DF2 関德晴

 

関德晴選手

 

〇ここまでのチームについてはどうですか?

今年は監督とかスタッフ陣も代わって、去年までとやることがちょっと違うので、大変なところもあるんですけど、チーム全体で前を向いて、楽しくいい雰囲気でできていると思います。

〇去年と具体的にどんなところが変わりました?

簡単に下げないところだったり、ボランチが前を向いたりとかいろいろあります。

〇自分自身の左サイドバックとしての役割は?

去年はどちらかというと、下でつくってというのが多かったんですけど、今年は「どんどん前に行け」って言われているので。

得点だったり、アシストだったりっていう数字を増やしていきたいです。

〇個人として1カ月ぐらい、サッカーをやっているなかで、感じていることってどんなことですか?

去年よりやっぱり高い位置でボールを受けられるので。クロスとかまだまだなんですけど、「点につながりそうだな」っていうのはあるので。

〇どんどんやっていきたい?

どんどんやっていきたいです。

〇去年あれだけ、多分22試合全部出ていると思うんだけど、去年の経験が今の自分にどうつながっている?

それはめちゃくちゃあって。去年から出ているので。今年はチームを引っ張っていかないといけない立場だし。

あとは去年クラブユースとかプレミアの苦しい時間も経験しているので。

そういう時に、いかに自分とか去年出ていたメンバーがチームを鼓舞できるかで、今年の結果って変わってくるんじゃないか、って思っています。

〇よりチームの中心としてやってやろうという自覚が去年よりも出てきている?

めっちゃあります。

〇それは具体的にどんなかたちでチームに還元していきたい?

試合中の声だったり、あとはプレーで「俺は鼓舞ができるぞ」と、見せたいです。

〇プレミアだと、サイドアタッカーはどのチームも強力じゃないですか。1年間右のアタッカーと対戦し続けたことで、自分の中でこう対応することで自分が伸びたとか感じるところってある?

対人の守備だったり、負けちゃいけないポジションなので。けっこう必死で食らいついているんですけど。

ある程度やれているなとは思っています。

〇去年対戦して、強烈だったなっていう選手は?

やっぱりみんなすごいですけど、昌平の10番の山口君(山口豪太)とか、すごかったので。今年も楽しみです。

〇左利きの選手も右だと入ってくるじゃないですか? そういう選手はめんどうくさい?

左利きはやっぱりめんどうくさいです。

〇だいぶ自信ついたでしょう?

はい。負けないです。今年も。

〇トップのキャンプは参加した?

トップのキャンプは後期の最後の1週間参加させてもらいました。

やっぱり全然できないことのほうが多かったんですけど、ある程度自分の中で通じた特徴とかがあったので。

そこは自信をもって、やっていきたいですし。

もっともっと体とかプレースピードとか上げないといけない、という課題も見つかったので。

今年1年間は頑張っていきたいと思います。

〇どういうところがやれたと感じました?

運んだりクロス上げる場面だったら、中に通し切って、アシストとかつなげられたので。

そういうところは自信をもってやっていきたいです。

〇この人すごかったなってトップの人は誰でした?

自分はサイドバックなので三浦選手とか、あとは佐々木選手とかもすごかったです。

〇何がすごかった?

三浦選手はクロスが正確で前に行く推進力とか、自分に似ている部分もあって。

自分より2、3段階ぐらい上の次元にあったので。

そこはちょっと真似していきたいというか、追いつけるように頑張りたいのと、佐々木選手は対人の守備とか強くて。

1回ぶつかったんですけど、吹き飛ばされちゃって。

あとは足元もすごくうまくて。狭いところとか、めちゃくちゃ逃がすんですよ。すごいなって思いました。

〇吹っ飛ばされないぐらいだろうと思って行ったら、吹っ飛ばされた?

「行けるかな?」って思ったら、普通に佐々木選手ボールになっちゃったので。

すごかったです。

〇逆にそういうところを体感すると、自分の目指すべきところの視野も広がった感じ?

まだまだだなって。去年自信ついた部分もあったんですけど。

プロに行くにはまだまだ。2、3段階ぐらい上に行かないと。「通用しないな」って思ったので。

頑張ります。

〇気持ちとしては今年プロになるぐらいになりたいとか、そういったものってあります?

来年もちろんトップに上がりたいですし。来年上がったら「1年目から絡んでやろう」ぐらいの気持ちで頑張りたいです。

〇キャンプでは長橋さんと佐原さんもいたと思うんですけど、どうでした? 変わったりしました?

やさしかったです。

でも、ちょっともうトップのスタッフなので。雰囲気ありました。

〇プレミアでも去年活躍して周りからの見られ方も違うんと思うんだけど、それを踏まえて今年1年間どうしたい?

やっぱり去年から出ていたので、去年以上のことは求められると思うので。

去年全然数字を残せなかったので、数字はこだわっていきたいです。

右の柴田君とか、めっちゃアシストしていたので。

自分はアシストプラスゴールも取りたいと思うのと、やっぱりサイドバックなので、守備は負けたくないですし。

チームの顔になれるぐらい、活躍をしたいと思っています。

〇何ゴール何アシストしますか?

去年シバさんの目標が5G10Aだったので。5G10Aで。

〇背番号は柴田君と同じ2番になりましたけど。柴田君からは何かメッセージありました?

シバ君からのユニホームもらうの、これが3回目ぐらいなんですよ。ジュニアユースのときから。(※この日の試合では昨年のユニホームを使用していた)

めちゃくちゃシバ君のにおいがして。香水とか使うので、しみついているんですよ。

「頑張れよ」って電話してくれました。

〇昨日はトップの試合見て、何か感じるものってありました? ああしてアカデミーにいた選手たちが点を取りましたけど。

強かったですね。昨日はアカデミーの選手が4点を取ったので。自分もそこに食い込んでいけるように、ちょっと目標というか、意識すべきところかなって。

あとは三浦選手が2アシストをしたので。自分もやっぱりアシストとか、何回も言っているんですけど、結果にこだわりたいので。

参考にしながらですけど、変に意識しないで、参考にしながら、自分らしいプレーをしたいと思っています。

〇また、サポーターの方に。今日もいっぱい来てましたけど、サポーターの方にメッセージをお願いします。

去年1年間、アウェイとか遠くに来てくれて、今日も自分たちの力になったので。

今年もどこまでも来てもらって、応援してもらったら自分たちの支えになるので。

自分たちもたくさん“バラバラ”ができるように、全力尽くして戦うので。応援よろしくお願いします。

 

 

 

2025年のチームが始動してから1カ月余り。

守備の部分を大切にしながら、個人個人の力を上げることに注力にしながら、それぞれの個性も生かしながら、森勇介新監督のもと、川崎フロンターレU-18は新たなシーズンへ向けて、準備を進めています。

2月23日の神奈川県クラブユースリーグカップの決勝は、湘南ベルマーレU-18が相手。

また1週間、トレーニングを積んで、どんなプレーを見せていくのか。

とても楽しみにしています。

 

(文中敬称略)

 

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.

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