2月16日は、横浜FC・LEOCトレーニングセンターへ。
川崎フロンターレU-18が、神奈川県クラブユースリーグカップ準決勝、東急SレイエスU-18戦に臨みました。
【川崎フロンターレU-18 神奈川県クラブユースリーグカップ上位トーナメント準決勝 vs 東急SレイエスU-18】
2月16日(日) 午後1時キックオフ 横浜FC・LEOCトレーニングセンター 晴れ 40分ハーフ
これまで行われた神奈川県クラブユース新人戦の形式が改められ、県内のJクラブユースやクラブチームが競う神奈川県クラブユースリーグの上位12チームと下位6チームが、それぞれトーナメントを行うかたちで、初開催となった神奈川県クラブユースリーグカップ。
準々決勝からの登場となったフロンターレは、エスペランサSCに3-1で勝利しての勝ち上がり。
◇フロンターレU18 – エスペランサSC / 神奈川県クラブユースリーグカップ
先発は、GK1松澤成音、最終ラインは右から13柏村涼太、キャプテンの4林駿佑、15ペイシェンス海翔、2関德晴、ボランチは5楠田遥希、6藤井漣祐、右MF10平塚隼人、左MF8新堀翔、前線には18奥田悠真、9恩田裕太郎。

2019年に創設、結成7年目を迎えるレイエスは、SC相模原ユースとの準々決勝を3-2で制しての勝ち上がり。
先発は、GK1伊藤周平、最終ラインは右から2宮澤正虎、キャプテンの4関藤悠天、5徳丸耀太、3村澤隼、ボランチは13石川馨太郎、10伊香賀仁、右MF11陶山瑠偉、左MF12川口慶人、前線には7三浦瑠恩、9池松遥。
青空の広がった横浜FC・LEOCトレーニングセンターは、羽織るものもいらないような暖かい陽気に。ピッチ脇、ネット越しに設けられた観戦者向けのスペースには、両チームの選手の家族らや、フロンターレのサポーターやレイエスのメンバー外の選手たちの姿も。
フロンターレのサポーターらが幕を出し、レイエスの選手たちも見守る、熱のこもった雰囲気の中、キックオフの時を迎えました。
立ち上がりは、ラインを高め、左サイドに展開していくレイエス。伊香賀や下がり目で三浦もかかわり、村澤が高い位置へ持ち込もうとしていきますが、フロンターレはコンパクトに対応。うまく柏村がマイボールに。そこから中央に顔を出した藤井から左サイド、関へ。関からペイシェンスへ戻し、自分たちで組み立てを図っていきます。
2分には、再びレイエス、浮き球を池松が競り、中央で伊香賀がマイボールに。伊香賀から右サイド、陶山へつながり、陶山のパスに三浦がエリア外右へ。
三浦がミドルシュートを打つと、クロスバーを直撃。観客席から見守っていたレイエスの選手らを沸かせる場面をつくっていきます。
ヒヤリとする場面、事なきを得たフロンターレは、林やペイシェンス、楠田や藤井がかかわり、恩田がおさめるなどしながら、ボールを動かしていくと、5分には右サイド、平塚が左サイドを突くパス。これに抜け出した関がクロス。レイエスが跳ね返したところ、中央でこぼれ球を拾ったペイシェンスがミドルシュート。
枠はとらえられませんでしたが、意欲的にゴールを狙っていきます。
右サイド、開いて平塚が受け、最終ライン、林に戻し、ペイシェンスや藤井、楠田が多く触れながら、組み立てを図るフロンターレ。
レイエスは、それに対し、中央で伊香賀がカット。右サイド、宮澤や最終ラインの関藤、徳丸、中央で石川も受けながら、前に出ようとしていきますが、フロンターレはコンパクトに、恩田や奥田もやや下がり目に、コンパクトに、最後には自分たちのボールにし、再びボールを動かしていきます。
7分には、サイドチェンジを、左サイドで関がおさめ、その縦パスに新堀がエリア左へ。ここはレイエスの関藤が粘り強い守り。
レイエスはそこから左サイドに展開。三浦とのパス交換から村澤がエリア左へ持ち込んでいきますが、松澤が対応。シュートは打たせずにしのいでいきます。
すると8分にはフロンターレ、平塚のパスに奥田が右サイド、高い位置へ抜け出し、奥田のパスにエリア右、抜け出したのは恩田。
恩田がシュートを打つとこれが決まり、1-0。先制点はフロンターレに入ります。

9分には、さらに平塚が高い位置で奪いスルーパス。エリア右へ抜け出した恩田はオフサイドを取られましたが、ボールを奪ったところからすぐさまチャンスをつくる姿勢を見せていきます。
10分には、藤井が浮き球のパスを右サイドへ送ると、いったんはレイエスがボールをカットするも、平塚が奪い返し、エリア外正面へ持ち込みミドルシュート。
枠をとらえますが、伊藤がセーブ。
左コーナーキックを得たフロンターレ。キッカーは新堀。ニアに入れると、林が競り、ボールは遠いサイドへ。そこにいたのは楠田。
楠田が押し込んで、2-0。見事な連係を見せて、フロンターレが追加点をものにします。


レイエスも、直後には高い位置で池松がカット。左サイドに展開。川口が高い位置へ抜け出しそうになりますが、柏村が対応。
こぼれ球は藤井がものに。藤井からペイシェンスとつながり、再び間で受けた藤井から右サイド、柏村へ。柏村の浮き球のパスにエリア正面右、抜け出した奥田がシュートを打ちますが、これは右に。フロンターレがゴールへ迫っていきます。
さらにうまく間で受けた平塚がレイエスの選手の間を縫うように、前に持ち込むなどしていくフロンターレ。
13分には、恩田の浮き球のパスに、奥田がエリア正面へ。しかし、伊藤がセーブ。
伊藤はすぐさまリスタート。エリア前に正確なボールを送ると、池松が正面でおさめますが、林が対応。
すると、14分にはフロンターレ。恩田がおさめ、そのパスに奥田がエリア正面右へ。奥田がシュートを打つとゴールネットが揺れ、3-0。
フロンターレが、前線の2人の連係からさらに突き放します。

新堀が中央に寄り、平塚や楠田、藤井とかかわり、中央、藤井のパスに関が高い位置をうかがっていくフロンターレ。
それに対して、レイエスもボールをカットしたところから、陶山が右サイド、高い位置へ持ち込もうとしていきますが、楠田がカバーしていきます。
15分には、新堀の縦パスに奥田がエリア左へ。奥田は左サイドに展開、恩田につながり、恩田は左クロス。遠いサイド、平塚が迫りますが、レイエスのエリア内の守りも集中しており、これに対応。
16分には、高い位置で奥田や恩田が厳しい寄せ。そこからマイボールにしたフロンターレ。恩田がクロスを入れると、エリア右、奥田がおさめ、正面へのパスにうまく入り込んだ藤井がシュート。
しかし、伊藤がセーブ。


さらにフロンターレはレイエスがボールを奪ったところ、中央で楠田が厳しく、粘り強く体を入れて、ボールをものに。
中央に奥田も顔を出し、林の縦パスをうまく間で受けるなどしながら、自分たちでボールをつなぎながら、前に出ていきます。
18分には、柏村から平塚とつながり、平塚のパスに奥田がエリア正面右へ。奥田はシュート。しかし、右に。
レイエスも、フロンターレが右サイドに展開してきたところ、ボールを奪い、そこから中央へ。しかし、新堀がすばやく寄せてボールをものに。
簡単には前には行かせず、再び自分たちのボールにしていきます。
22分には、レイエス、自陣でボールをものにし、三浦が正面へ持ち込み、右サイドに展開。陶山が右クロス。しかし、林がクリア。
セカンドボールを拾ったレイエスはエリア正面へ持ち込んでいきますが、藤井が対応。シュートは打たせずにしのいでいきます。
23分には、林のフィードに、恩田がエリア正面へ抜け出し、右サイドに展開。柏村のクロスのこぼれ球を拾った藤井が正面へ持ち込み、シュート。しかし上に。


さらに中央、藤井の縦パスを恩田が受け、そこから右サイド、平塚、柏村へ。柏村の折り返しは、レイエスがクリア。
フロンターレの右コーナーキックに。
キッカーは平塚。ゴールの前に正確なボールを入れると、こぼれ球を関が押し込み、4-0。
フロンターレがさらに突き放します。

レイエスも、GKの伊藤に徳丸や関藤がかかわり、左サイドに展開。村澤が高い位置へ持ち込む姿勢を見せ、そこから中央につなげると、伊香賀の浮き球のパスに、陶山が正面へ動き出していきますが、松澤が対応。シュートは打たせずにしのいでいきます。
26分にはフロンターレ。関のフィードに、恩田がエリア右へ。しかし、レイエスは体を張り、対応。
右コーナーキックとなり、平塚がニアに入れると、林が合わせますが、レイエスはブロック。
さらにフロンターレは、藤井が右サイドを突くパス。柏村、平塚が右サイドでかかわり、最終ラインに戻して、林やペイシェンス、間で楠田や藤井が受けながら組み立てを図っていきます。
29分にはフロンターレ、平塚から左サイドに展開。これに動き出した関に対しては、レイエスの対応があり、左サイドでのスローインに。
スローイン、関がエリア内右、恩田に入れると、恩田の落としをおさめた奥田がエリア左へ。奥田がシュートを打つとこれが決まり、5-0。
またもいい連係を見せたフロンターレ。ゴールをものにします。




30分には、今度はレイエス、右サイド、やや低い位置から宮澤がクロスを入れると、正面でうまく競り勝ってヘディングシュートを打ったのは池松。
松澤が反応するも、止めることはできず。ボールはゴールの中へ。5-1。レイエスが1点を返します。

レイエスはさらに31分、左サイドに展開すると、斜めに速いパスに陶山がエリア外正面へ。しかし、ペイシェンスが対応。
伊香賀が中央、間でうまく受け、そこから左サイドに展開。徳丸もやや高い位置へ顔を出しながら、ボールをつないでいく時間をつくりますが、高い位置へ抜け出した三浦に対しては、林が対応。レイエスの左コーナーキックとなりますが、フロンターレはそれをしのいでいきます。
関藤や徳丸、間で石川や伊香賀が受けながら、組み立てを図るレイエスに対し、コンパクトに、中央に新堀が寄り、下がり目で奥田が対応するなどしながら、向き合っていくフロンターレ。
34分には、右サイドに展開したレイエス。陶山がエリア右へ持ち込もうとしていきますが、関がブロック。
すると35分にはフロンターレ、関のフィードに恩田がエリア正面へ。GKの伊藤を引きつけると、エリア外正面、飛び出した平塚がミドルシュート。しかし、これは上に。
フロンターレが最終ライン、林やペイシェンスに楠田や藤井、平塚がかかわってボールを動かしていくのに対し、レイエスもフロンターレが右サイドに展開してきたところで村澤がマイボールに。そこから伊香賀や石川が多く触れ、ボールをつなぐ時間をつくっていきますが、フロンターレは簡単に前には行かせずに対応。恩田や奥田も自陣に戻るなどして、再び自分たちのボールにしていきます。
38分には、フロンターレ、関のパスに新堀がエリア左を狙う動き。レイエスの対応に遭い、フロンターレの左サイドでのスローインに。
その流れからセカンドボールを拾い、左サイドで藤井や関、ペイシェンスがかかわってボールを動かそうとしていくフロンターレ。
レイエスはそれに対し、ボールをものにし、右サイドで三浦、宮澤が連係。ボールをものにし、宮澤が高い位置へ持ち込もうとしていきますが、関が対応。
関から新堀へつながり、中央へ持ち込んだ新堀のパスに、柏村が右サイド、高い位置へ。ここはうまくおさめられず、決定的な場面にはつなげられませんでしたが、守備から攻撃へ持ち込もうとしていきます。
前半はタイムアップとなり、5-1。フロンターレがリードしてハーフタイムへ。
後半フロンターレは、右SBが柏村に代わり7平内一聖に。レイエスは、川口に代わり6經堂遥飛が入り、前線。三浦が左MFに。
立ち上がりにはフロンターレ、浮き球のパスに恩田が正面へ。しかし、レイエスはコンパクトに粘り強い守り。
1分にはフロンターレ、右サイド、背後を取った平内がエリア外正面右へ。平内の折り返しに、正面で平塚がシュート。しかし伊藤がセーブ。
右コーナーキックとなり、平塚がボールを入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレは、右サイド、残っていた平塚へ。
平塚がクロスを入れると、エリア内、楠田がヘディングシュート。しかし、左に。
3分には、レイエス、エリア外正面で、厳しい寄せから池松がカット。ミドルシュートを打ちますが、枠はとらえられず。
フロンターレは、右サイドで平内、平塚が連係し、平塚がクロスを入れていきますが、レイエスはGKの伊藤が対応。
さらに左サイドから間で新堀が受け、藤井から平塚へ。平塚が正面へ持ち込んでいきますが、レイエスは粘り強く対応。下がり目で受けた經堂から右サイドに展開。陶山につながり、陶山から中央、石川が間で受けて、右サイド、下がり目の宮澤へ。宮澤は浮き球のパスをエリア外正面へ入れていきますが、ペイシェンスが対応。
6分には、さらにレイエス、関藤のフィードに、三浦が左サイド、高い位置へ抜け出しますが、平内が対応。最後は三浦のファールに。
フロンターレもペイシェンスや林が触れ、林のパスに平内が高い位置への動き出し。レイエスがそこからボールを奪い、石川から右サイド、陶山に展開しても新堀が低い位置まで戻りカバー。うまく間に顔を出した藤井につながり、藤井から左サイド、関へ。関から奥田とつながり、奥田のパスに関が高い位置への動き出しを見せ、守備から攻撃へつなげようとしていきます。
7分にはフロンターレ、林から楠田、楠田から中央に顔を出した平塚とつながり、平塚のスルーパスに恩田がエリア正面へ。
恩田のシュートは伊藤がセーブ。こぼれ球を自ら拾った恩田はさらにシュートを打ちますが、またも伊藤がセーブ。
しかし、好パスからチャンスをつくっていきます。

9分にはさらにフロンターレ、右サイド、平内につながり、平内のパスに恩田がエリア正面へ。決定的な場面でしたが、徳丸の好カバーで惜しくも得点とはならず。
10分には、林から右サイド、平内へ。平内が縦へ持ち込み、平塚にいったん預け、高い位置で受け直した平内は右クロス。これにエリア内、奥田、新堀が飛び込みますが、さわることはできず。しかし、精度の高いクロスからゴールに迫っていきます。
レイエスも、左サイドで經堂や三浦、村澤がかかわってボールを動かし、最終ライン、関藤に戻し、右サイドに展開。陶山につながり、陶山からやや下がり目で受けた宮澤から中央の伊香賀へ。伊香賀の浮き球のパスを正面でおさめた池松から右サイドに展開していきますが、関がカバーしていきます。
すると、12分にはフロンターレ、ペイシェンスの縦パスをうまく間で受けた楠田から左サイド、新堀へ。新堀のパスに高い位置へ抜け出した恩田が折り返すと、エリア内、飛び出した奥田がシュート。これが決まり、6-1。フロンターレが突き放します。


フロンターレはここで藤井、平塚、奥田が下がり、22山川陽平、25小川翔太、17廣瀬寧生。山川が右のCB、小川翔太が右MF、廣瀬が前線へ。林がボランチに。
一時痛めて、ピッチの外に出ていた関藤が戻り、再び11人となったレイエスも、14分には、GKの伊藤から中央、伊香賀に縦パスが通り、左サイドに展開。
しかし、フロンターレはコンパクトに、うまく寄せながら、それに対応。
15分には、伊香賀の浮き球のパスに、池松がエリア左へ。しかし、松澤がカバー。ゴールキックにしていきます。
16分には、さらにレイエス。石川がうまく間で受け、そのパスに池松がエリア右へ。しかし、山川がカバー。最後は松澤がセーブ。
レイエスは、17分三浦に代わり8日根桜深が入り左MF。
レイエスは、19分、最終ラインから中央でうまく受けた石川から右サイド、宮澤へ。宮澤から陶山と高い位置でつながり、陶山から中央の伊香賀へ。
伊香賀のパスに日根が左サイド、高い位置へ上がり、エリア外左へ。日根は折り返しますが、山川が対応しシュートは打たせず。
山川やペイシェンス、間で林が受けながらボールをつないでいくフロンターレに対し、レイエスも中央でボールを奪う場面をつくり、20分には、中央でのボール奪取から再び、日根が左サイド、高い位置へ。しかし、フロンターレは平内に加え、林も寄せていき、チャンスにはつなげさせず。
21分には、さらにレイエス、徳丸が持ち上がり、エリア外右を突くパス。池松が抜け出しますが、松澤がカバー。シュートは打たせずに
しのいでいきます。
さらにボールを動かし、日根が左サイド、高い位置へ顔を出すなど、フロンターレ陣内でプレーする時間をつくるレイエス。しかし、フロンターレは林が自陣の低い位置をカバーするなど、しっかり対応。
22分には、レイエス、中央で伊香賀がボールを奪い、右サイドに展開すると、エリア外右で陶山がミドルシュート。枠をとらえますが、松澤の好セーブで得点とはさせず。
左コーナーキックとなり、キッカーの伊香賀は右足で直接ゴールへ向かってくるボールを入れていきますが、松澤がパンチング。
レイエスの時間帯にも、好守の連続でしのいでいきます。
レイエスは、陶山に代わり16白旗俊輔。石川に代わり19田中陽。
フロンターレは25分新堀に代わり23菊池京。DF登録、CBやSBを務めることの多い菊池が左MFに入ります。
ややレイエスが前に出てくる時間帯が続いた中、26分にはフロンターレ、レイエスのショートコーナーキックをしのぎ、左サイド、菊池へ。
菊池から自陣に戻し、右サイドに展開していくと、平内が高い位置へ抜け出しクロス。左サイドに流れたボールを拾い、菊池が高い位置へ抜け出し折り返すと、エリア内、廣瀬が飛び出しますが、レイエスは徳丸がカバー。最後は伊藤がセーブ。
得点とはなりませんでしたが、再びゴールに迫る場面をつくっていきます。
27分には、サイドチェンジを受けた平内が縦へ仕掛け、クロス。
遠いサイドに流れたボールを拾い、左クロスが入ると、楠田がヘディングシュート。しかし、左に。
さらにフロンターレは、中央にうまく寄って、小川翔太がマイボールに。その縦パスに廣瀬が動き出すなど、再びレイエスの陣内で時間をつくり、中央で楠田がボールをものにし、山川やペイシェンスとかかわって、組み立てを図り、中盤で受けた林が右サイドを突くパス。小川翔太が背後を取り、エリア右へ仕掛ける動きを見せていきます。
31分には、関から中央、間で受けた楠田がうまくボールを動かしながら、キープ。左サイド、菊池につなげると、菊池から関へつながり、いったん中央に預けた関は、高い位置で受け直し、左クロス。エリア内、廣瀬が飛び出しますが、レイエスはクリア。
フロンターレの左サイドでのスローインとなり、関が高い位置へ持ち込みクロス。レイエスの体を張った守りが阻んで左コーナーキックに。
キッカーは平内。右足でボールを入れると、エリア内ペイシェンスが押し込み、7-1。
流れを取り戻したフロンターレ。さらにゴールを決めます。


33分には、さらにフロンターレ、中央を廣瀬が持ち上がり、右サイド、小川翔太へ。小川翔太がエリア右へ持ち込み、クロスを入れると、こぼれ球を拾い、恩田から左サイド、林へ。林はエリア外左からエリア内への地を這うような折り返し。シュートにはつながりませんでしたが、素晴らしい連係を見せていきます。


レイエスは池松に代わり15松尾莉空。
レイエスも、35分には、関藤からうまく間で受けた伊香賀から左サイド、日根へ。日根が高い位置へ持ち込んで折り返すと、エリア内、經堂が飛び込みますが、林がカバー。
直後にはフロンターレ、関のフィードに、恩田がうまく相手の背後を取り、エリア正面左へ。ここはレイエスの粘り強い対応に遭い、左コーナーキックに。
フロンターレはショートコーナーを選択。恩田からエリア外左、関へつながり、関はミドルシュート。しかし、上にそれていきます。
ともに間に入れて、つないでいく姿勢を見せる中、菊池が中央に顔を出しキープ。林や楠田とかかわっていくフロンターレ。
右サイド、高い位置で小川翔太や平内、林がかかわってボールを動かす時間をつくり、40分には、エリア外右、あまり角度のないところから小川翔太がミドルシュート。しかし、左に。
アディショナルタイムに入り、42分には、レイエス、中央、伊香賀から最終ラインの関藤へ。関藤は持ち上がり、右サイドを突くパス。白旗が高い位置へ抜け出しそうになりますが、関がカバー。
試合はタイムアップとなり、7-1。
レイエスも最後までしっかりボールをつないで前に出てくるなか、うまくいかない時間帯があっても、攻守にしっかりプレーを積み重ねたフロンターレ。決勝への進出を決めました。
前半5-1 後半2-0 計7-1
得点:恩田裕太郎 楠田遥希 奥田悠真3 関德晴 ペイシェンス海翔(フロンターレ) 池松遥(レイエス)
フロンターレの先発:1松澤成音 13柏村涼太 4林駿佑(c) 15ペイシェンス海翔 2関德晴 6藤井漣祐 5楠田遥希 10平塚隼人 8新堀翔 18奥田悠真 9恩田裕太郎
交代:柏村→7平内一聖 藤井→22山川陽平 奥田→17廣瀬寧生 平塚→25小川翔太 新堀→23菊池京
控え:16井澤明己
レイエスの先発:1伊藤周平 2宮澤正虎 4関藤悠天(c) 5徳丸耀太 3村澤隼 13石川馨太郎 10伊香賀仁 11陶山瑠偉 12川口慶人 7三浦瑠恩 9池松遥
交代:川口→6經堂遥飛 三浦→8日根桜深 石川→19田中陽 陶山→16白旗俊輔 池松→15松岡莉空
控え:20菱田郷貴 30デラハンティアキラ 22神村洸生 24臼木琉佳
準決勝のもう1試合は、湘南ベルマーレU-18が横浜FCユースに4-3で勝利。
23日午後1時、保土ケ谷公園サッカー場で行われる決勝で、フロンターレはベルマーレと対戦することが決まりました。
(文中敬称略)
写真はかんちさんからもいただきました。ありがとうございます。
◇かんちさん撮影














































◇だいち撮影
































































































































































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