3月2日のAnker フロンタウン生田。
Nebula Fieldでは、川崎フロンターレU-18が拓殖大との練習試合に臨みました。
この日は川崎フロンターレU-15生田の関東ユース(U-15)サッカーリーグ1部第1節、横浜F・マリノスジュニアユース戦があったため、1本目のみとなりますが、書かせていただきます。
【川崎フロンターレU-18 練習試合 vs 拓殖大】
3月2日(日) 午後0時25分キックオフ Anker フロンタウン生田 Nebula Field 晴れ 40分
フロンターレのメンバーは、GK21岡本栞汰、最終ラインは右から25小川翔太、22山川陽平、3藤田明日翔、20三上瑛大、ボランチは31小田脩人、26木下勝正、右MF11ステンパールカ大翔、左MF23菊池京、トップ下18奥田悠真、前線には17廣瀬寧生。
青空が広がり、羽織るものもいらないような春めいた陽気のAnker フロンタウン生田。
選手の家族らやサポーターらが見守る中、練習試合は始まりました。
立ち上がりは、拓殖大、うまく左サイドでテンポの良いパス回しを見せ、フロンターレの陣内へ。
ラインを高め、中央を経由して右サイドに展開すると、抜け出した8が折り返しますが、藤田がカバー。
さらに前に出てくる拓殖大に対し、廣瀬やステンパーも低い位置に戻り、コンパクトに対応していくフロンターレ。
自分たちでボールをものにすると、藤田、山川が最終ラインで動かし、中央に下りた奥田がボールをおさめますが、拓殖大は厳しい寄せ。
それでも、小田が奪い返し、右サイドに展開。ステンパー、小川翔太の連係から高い位置でプレーする時間をつくっていきます。
拓殖大がボールを奪っても、奥田が戻り、厳しい寄せ。さらにエリア正面へ付けてきたところでは、三上がしぼって対応するなどしていくフロンターレ。
5分には、拓殖大、60が浮き球のパスを中央で出すと、フロンターレが対応したところ、セカンドボールを拾った60が正面へ持ち込んでいきますが、フロンターレは人数をかけて粘り強い守り。最後は岡本がセーブ。
さらに中央で60がカット。エリア正面右へ持ち込んでいきますが、フロンターレは体を張った守り。
そこからフロンターレも、自分たちで組み立てを図り、右サイドでステンパー、小川翔太、下がり目に木下も顔を出しながら、ボールを動かしていきます。
自陣に戻して、左サイドにいったん展開し、中央から組み立てを図っていくと、7分には、スルーパスに奥田がエリア内へ。しかし、GK41が前に出てこれを阻み、最後は奥田のファールに。

8分には拓殖大、フロンターレのエリア前での組み立てを狙い、60がカット。ミドルシュートを打ちますが、岡本がセーブ。
拓殖大の左コーナーキックとなり、セカンドボールを拾った拓殖大は、60がクロス。しかし、エリア内を小田がカバー。
さらに拓殖大が、間にパスを差し入れながら、ボールをつないでいき、フロンターレは廣瀬も下がり目に下り、コンパクトに。
右サイドに展開してきたところでは、菊池、三上が厳しい寄せ。なかなかボールを握ることができない時間でも、じれずに、コンパクトに。
集中してカバーしながら、プレーを重ねていきます。
15分にはフロンターレ、拓殖大の攻勢をしのいで廣瀬がエリア正面へ。そのパスに奥田がエリア左へ抜け出しそうになりますが、GK41がセーブ。
さらに16分には、藤田が右サイド、高い位置を突くフィード。これに廣瀬が抜け出しますが、オフサイド。
拓殖大はさらに高い位置でカット。フロンターレのエリア前に迫っていきますが、山川がカット。山川はフィード。廣瀬が高い位置への動き出し。
守備から攻撃へつなげようとしていきます。

19分には、さらに拓殖大、右サイドに展開。8がクロスを入れると、エリア外左でうまくおさめた32はループシュート。しかし、右に。
フロンターレも、廣瀬のキープから木下がエリア内への飛び出し。しかし、拓殖大もコンパクトに、それに対応していきます。
小田や木下、奥田、三上や菊池もかかわって高い位置で細かくボールを回していく時間をつくるフロンターレ。
それに拓殖大もしっかり対応し、ボールを奪うと、8が右サイド、高い位置へ動き出していきますが、三上が対応。
さらに右サイド、スペースを突くパスを出していきますが、岡本がエリア外に出てカバー。
24分には、中央でボールを奪った拓殖大。19のスルーパスに抜け出した32がエリア正面右へ持ち込みますが、小川翔太がブロック。
25分には、さらに拓殖大、持ち上がった50の縦パスをうまく間で受けた60が左サイド、流れて持ち込んでいき、エリア外左でシュートを打ちますが、これは左に。
直後には右サイドから攻勢に出て、高い位置から折り返し。しかし、山川が対応。山川のパスをおさめた廣瀬が前に持ち込もうとしていきますが、拓殖大は厳しい寄せ。
27分には再び拓殖大、左サイドから正面の69へつながると、69はターンで剝がして、シュート。しかし、左に。
28分にはフロンターレにファールがあり、エリア外右でフリーキックを得た拓殖大。8は遠いサイドに入れていきますが、岡本がセーブ。
フロンターレは三上が奥田に預け、中央を持ち上がっていきますが、拓殖大はそれに対応。そこから右サイドに展開し、エリア外右で8がミドルシュート。
しかし、左に。
フロンターレも、奥田が下がり目で小田とかかわって、そこから左サイド、三上へ。
山川にいったん預けた三上は高い位置で受け直し、小田や菊池とかかわってボールを動かいていきますが、拓殖大はそれに対応。
それでも、奪われたところ、木下がすぐさま奪い返し、最終ラインの山川へ。
山川のフィードに、高い位置へ動き出した小川翔太はおさめることはできませんでしたが、しっかりつないで、守備のところでもすぐさま奪い返して、攻撃へつなげようとしていきます。
31分には、小田が持ち上がり、その縦パスに奥田がエリア外正面へ。ミドルシュートを打ちますが、GK41がセーブ。


一方の拓殖大も33分には、GK41の正確なフィードに、69がエリア正面左へ。しかし、山川が粘り最後は岡本がクリア。
35分にいは、60の浮き球のパスに25が右サイド、高い位置へ。折り返しは藤田がクリア。
右コーナーキックとなり、8がボールを入れると、50が当た前で合わせますが、フロンターレはブロック。
しかし、36分拓殖大は高い位置でボールをカット。シュートを打つとこれが決まり、0-1。拓殖大が先にゴールをものにします。
追いかけるフロンターレは、奥田から右サイド、ステンパーへ。拓殖大は、それに対してしっかりカバー。
しかし、GK41に戻し、つなげようとしたところ、廣瀬がプレスをかけ、フロンターレの右コーナーキックに。
キッカーは小川翔太。右足で入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレは、右サイド、小川翔太から残っていた山川へ。
山川の折り返しは、拓殖大の対応があり、シュートにはつながりませんでしたが、攻撃へ結び付けていきます。

37分には拓殖大、サイドチェンジを右サイドで8がおさめ、前に持ち出そうとしていきますが、岡本がカバー。
さらにピッチの両サイドを使いながら、フロンターレの陣内で動かしていく拓殖大。
40分には、日い出りクロスから67がシュートを打ちますが、岡本がセーブ。
1本目は0-1でタイムアップとなりました。
前日にも早稲田大との練習試合を行うなど、上の年代のチームと多くの試合を重ねながら、新たなシーズンへ向かっているフロンターレ。
強度の高い相手にもまれながら、守備を磨きながら、準備を進めています。
開幕まであと1カ月弱。どんなチームになっていくのか、とても楽しみにしています。
0-1 (1本目のみ)
フロンターレのメンバー:33岡本栞汰 25小川翔太 22山川陽平 3藤田明日翔 20三上瑛大 26木下勝正 31小田脩人 11ステンパールカ大翔 23菊池京 18奥田悠真 17廣瀬寧生
(文中敬称略)
































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