2025年フロンターレU-18を卒団した選手たち。
DF林駿佑とDF関德晴がトップチームに昇格した一方で、多くは大学に進学。新たな環境でのスタートを切りました。
その中で、関東大学サッカーリーグ1部の中央大に進んだのがFW恩田裕太郎。
2月下旬にチームに合流し、現在はトップチームにあたるAのひとつ下のカテゴリー、B1に所属し、練習試合にも出場しゴールも決めるなど、結果を残しつつあります。


3月5日に中央大多摩キャンパスサッカー場で行われた八戸学院大との練習試合では、45分間出場。
前線に入り、何度も動き出しを見せ、ボールが入れば粘り強くキープ。相手に厳しく寄せて、ボールを奪い取るなど、その持ち味も見せながら、プレーを重ねるところが印象に残りました。
練習試合後に、恩田裕太郎に話を聞きました。

〇大学、2月の下旬に合流したとのことですけど、ここまでいかがですか?
もちろん今はBチーム、B1ですし、もっと上を目指さなきゃいけないので。まだまだ全然足りてないので。「もっとやっていかなきゃな」という思いです。
〇これまで練習試合とかは何試合ぐらいやっているんですか?
4とか3とかですかね。
〇やってみてどうですか?
基本、フロンターレと守備とかは一緒なので。やりやすいところもありますし。
みなさんうまいので、ボールが前に運ばれてくるところもありますし。
あとは自分が決めるってところなので。まだゴールが2ゴールぐらいしかできていないので。
もうちょっと点を決められるように、シュートの部分とか、体張る部分とかもっと上げていきたいなと思います。
〇中央大を進路に選んだのは、何かこういうところに惹かれた、というのはありますか?
まずは憲剛さん(フロンターレの中村憲剛デベロップメントコーチ)の母校。憲剛さんがいたっていうところもひとつですし。
練習に行った時の雰囲気とか、自分がサッカーを楽しみたい、楽しみながら本気でやりたいっていうのがあったので。
自由にサッカーができるというか、自分が楽しみながらサッカーができる環境が、中央大学は一番合っていたかなと思って、進学しました。
〇大学でやっていく上で、今自分に足りないなと思うところはありますか?
やっぱり体は大きくしなきゃいけないな、と思います。まだまだ自分より大きい人とか、筋力ある人はいっぱいいるので。
体に負けないところもそうですし、おさめるところとか、やっぱり筋力は必要になるので、もっと筋トレして体を大きくしていかなきゃなと感じます。
〇今やっていて、「こういうところが通用するな」と思うところは?
体も負けてはいないんですけど、勝ててはいないので。
そこと、あとはスピードももっと速くしなきゃな、というところですし。中央大でやる上で技術は大切になってくるので、止める、蹴るのところだったり、ドリブルのところだったり。全体的にレベルアップしなきゃいけないなと感じてます。
〇中央大のサッカーの、フロンターレサポーターの方に「こういうところを見てほしい」という点は?
パスサッカーなので。もちろん個で行くところも必要ですけど、みんなの目がそろった時のパスっていうのは、フロンターレでもなかったぐらいのパスワークというのがあるので。そこはとてもきれいなサッカーをするので、見てほしいなと思います。
〇今年1年、個人としてはどんな1年にしたいですか?
出遅れてしまったっていうのは自分の中であるので。
もっと試合に絡んで、1年生で関東リーグ(関東大学サッカーリーグ)に出られるように頑張っていきたいと思います。
〇Aチームは今、愛知の方に行っていると思うんですけど (中央大のトップチームは愛知県内で行わている大学サッカースプリングカップに出場していた)、そちらの方に行きたかったという思いはありますか?
行きたかったですけど、自分の中でもまだまだ全然足りてないっていうのはわかってるので。
この結果をしっかり受け止めて、もっともっとB1の方で自分の良さを出していきながら、いつかAチームに呼ばれるように頑張っていきたいなと思います。
〇今、寮に入っている?
はい。
〇寮はどうですか?
初めての寮なので。何事も自分でやらなきゃいけないので、お母さんのありがたみを知りました。
〇今年のユースで、「この選手に注目してほしい」という選手はいますか?
9番って求(川村求)ですよね。
求ももちろんですし、寧生(廣瀬寧生)は、自分の中で似ているものとか、「頑張ってほしいな」ってところはあるので。
今もがいてると思うので、もっと自分の良さを出してチームの中心選手になって、求に負けないようにエースになってもらいたいなと思います。
〇フロンターレサポーターの方にメッセージをお願いします。
もちろん、フロンターレのアカデミーの方も応援してもらいたいですけど、自分も大学の中で、もがいて、頑張っているので、ぜひ応援していただけたら幸いです。

◇
大学で通用している部分は感じながらも、トップで活躍するためにはもっと、良さを伸ばさないといけない。
すべてにおいてレベルを上げなければならない。
冷静に何が必要なのかを見つめながら、大学1年目のシーズンに臨もうとしている恩田裕太郎。
日ごろのトレーニングの中から積み上げて、良さを伸ばしながら、足りないものを補いながら、トップチームでも通用するような武器を手にすることができますように。
活躍をとても楽しみにしています。
(文中敬称略)
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