6月7日 Anker フロンタウン生田で行われたJユースカップ2回戦、三菱養和SCユースに4-1で勝利した川崎フロンターレU-18。
試合後に、この試合の指揮をとった梶田隼渡コーチ、MF17 木村風斗選手に話を聞きました。
試合については 川崎フロンターレU-18 – 三菱養和SCユース / Jユースカップ2回戦

● 梶田隼渡コーチ
◯ 4−1という結果でした
そうですね、勝ったこと自体はもちろん良かったんですけど、理想を言えばあと2、3点は取れたかなと思っています。チャンスの数と比べても、決定的な場面をもう少し活かしたかったです。
◯ 前半は思うようにいかず、ピンチもありました
試合前から相手の圧は強くなると共有していましたが、それに対してうまく対応しきれなかったというのが正直なところです。
◯ フロンターレらしいサッカーをやっていく中で、相手が守備的にくることも多いですが、どう崩していくのでしょうか
立ち位置や人数のところは選手も少しずつ理解が進んでいます。後半はいい形でゴールに迫る場面も作れましたし、相手がブロックを作ってきても、技術や後ろの守備の強さで崩していく必要があります。
◯ 前節と比べて改善できた点は?
中と外の使い分けのところは、前節より選手が迷わずスムーズに判断できていたと思います。
◯ 個々の選手の評価を聞かせてください
木村は代表で自信をつけて戻ってきて、今日はハットトリックもしました。河村もプレミアで結果が出ていない中でしっかり活躍してくれました。上の学年に引っ張られつつ、下も引っ張っていく形をもっと作っていきたいです。
◯ 来週からの試合に向けてひとことお願いします
ブレずにやるというのは森監督からも言われています。技術と判断の部分、そしてプレミアでの課題である守備を引き続き改善していきます。
◯ 具体的に、守備の課題とはどういったことでしょう?
全体のオーガナイズは共有できていますが、個人の守備技術、例えば足の出し方など細かい部分ですね。そこを突き詰めないと致命的なところにつながるので、重点的にやっていきます。
◯ 今日は青木馨選手がGKとして先発しました
普段から積極的にプレーできている選手で、期待を込めてスタートで起用しました。アグレッシブな飛び出しや背後のケアでチームを助けてくれたと思います。
◯ カウンターを受ける時間帯のマネジメントについては?
基本的には個人を伸ばす育成の考えがあって、同数でも守ることを求めています。リスク管理は今後も突き詰めますが、まずは1対1でも止めるという経験を積ませている段階です。
◯ 同数で守れるようになると攻撃にも影響しますか?
そうですね。昔のトップチームのように、後ろが数的不利でも守れることで攻撃の自由度が生まれる。そこは監督もこだわっている部分です。
◯ 最後にサポーターへメッセージをお願いします
今日も多くの方に来ていただいてありがとうございます。次は遠方になりますが、引き続き応援していただけるよう頑張ります。ありがとうございました。
◇

● 木村風斗選手
◯ 見事なハットトリックでした。ゴールを振り返ってください
1点目と2点目はクロスが良いボールだったので、自分は信じて入っていれば来ると思って、思い切って打ち込みました。3点目も含めて、常に頭を切らさずにボールに反応できたので、しっかり決め切れたと思います。
◯ プレミアで苦しんでいた部分もあったと思いますが、吹っ切れた?
プレミアでゴールできていなかったので、チャンスをものにする大切さは自分でも分かっていました。今日はしっかり3点取れたので良かったです。
◯ 今年に入ってここまでの間、技術的・精神的に変化はありましたか?
技術面では自主練でケンタコーチ(狩野健太コーチ)とシュート練習を最近やり始めたことが大きいです。メンタル面では、代表に行って「自分がやらなきゃいけない」という気持ちが強くなりました。
◯ 狩野コーチとの練習で得たものは?
シュートまでのタイミングや、ワンタッチのダイレクトパスなど、細かい部分をこだわってやってきました。
◯ チーム全体の連携の手応えは?
みんなの連携は上がってきていると思います。
◯ 代表ではどんなことを学びましたか?
メンタル面や、大事な試合でのモチベーションの保ち方を学びました。それが帰ってきてからの意識につながっています。
◯ 以前より勝負に出る場面が増えました
自分のゴールを決めたい気持ちと、決めなきゃいけないというプレッシャーもありました。プレミアでも通用するために、自分で行けるところは行こうとチャレンジしました。
◯ ゴール前に入っていく動きについては?
クロス練習などもあるので、入るタイミングや場所は意識しています。状況を見て入っていく感じです。
◯ ポジションを越えて中央にいる場面も多かったですね
決まったポジションにいるとプレッシャーも受けるので、動きながら入れ替わることでフリーになれると思っています。
◯ 参考にしている選手などはいますか?
やっぱり三笘(薫)選手ですね。攻守両面で活躍できるところをお手本にしています。
◯ 最後にサポーターへメッセージをお願いします
いつも応援ありがとうございます。来週も試合があるので、また応援よろしくお願いします。
◇
序盤の拮抗した展開を耐え、主導権を握ってからは両ワイドを広く使う展開で得点を重ねた川崎フロンターレU-18。
ハットトリックを決めた木村風斗をはじめ、キャプテンマークを着けた川村求、2アシストを記録した渡部泰地など、着実に力をつけてきている1、2年生。Jヴィレッジシリーズを勝ち上がり、準決勝・決勝が開催されるIAIスタジアム日本平へとつながっていくことを願っています。
(文中敬称略)
写真はまゆげカワウソさんに撮影いただきました。いつもありがとうございます!
This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.