2月18日から3月1日にかけて、大学の各選抜や日本高校選抜が競い合ったデンソーカップチャレンジサッカー刈谷大会。
川崎フロンターレU-18出身、中京大のDF元木湊大が、大学3年目で初めて東海選抜に選出され、多くの試合に出場しました。
中京大のトップチームは、3月3日から6日にかけて愛知県内などで行われた「第26回大学サッカースプリングカップ2026」に出場し、各地の大学と対戦。
3月6日に愛知県蒲郡市の海陽多目的広場で行われた阪南大戦では、元木はAチーム同士が対戦した試合(△2-2)に先発し、フル出場。
昨シーズン途中から3バックにフォーメーションを変更した中京大は、この日は4バックで臨み、元木は右SBとしてプレー。周囲とうまく関わり合いながら、高い位置へ顔を出し折り返しを入れる場面もあれば、サイドに張るだけではなく、中央で受けて、流れの中でエリア前に顔を出す場面も。
また後半には、中京大が相手陣内でプレーをする時間をつくるなかで、攻め上がりを自重して、後ろでバランスを取る場面もあり、自分の武器を見せながら、試合の状況の中でチームに求められているプレーをしている。そんな印象を受けました。








試合後に元木湊大に話を聞きました。

〇まず、今日の試合を振り返ってみてどうでしたか?
そうですね。
まずは今日は、久しぶりに4バックのシステムでやってっていうところで。
(昨年の途中からは)ウイングバックだったんですけど、今日は4バックの右っていうところで。結果というところで、数字を残すっていうところでうまくいかなかったかなっていうのが率直な印象ですね。
〇今日は中に入っていったり、あまり前へ上がらずに後ろで構えていたりと、うまく使い分けていた印象ですが、そのあたりはどうでしたか?
今まではウイングバックだったので、固定のポジションとか多かったんですけど、サイドバックで外にもいるっていう状態で。
もともと自由に動きたい、とかがあったので、内に行ったり外に行ったり、「結構自由にやれたかな」という中で、やっぱり自由にやったぶん、もっとボールに関わりたかったですし。そういうところでは、「もっとボールに関われたらよかったかな」と思っています。
〇今年は中京大はまた4バックに戻りそう、という感じでもない?
(今日は)チャレンジで4バックで、3でも4でもどっちもやるという感じだと思います。
〇デンソー(デンソーカップチャレンジサッカー刈谷大会)に行きましたけど、選抜は初めてでしたよね。
初めてです。
〇どうでした?
デンソーは刺激的だったですね。いろんな人と集まったりとか。関東、関西とか。
東海の中でも、サッカー外の意識も高いかなって。そういうところで意識がすごい。
改めて新しいプレースタイルとか、中京じゃない人との関わりで、選抜というのはレベルが高いなって。
関東とかすごいいろんなところとやって、いい刺激をもらえたかなっていうのはありましたね。
〇同時にピッチに立たなかったけど、尾川丈君(中央大、U-20全日本選抜)ともやったんですよね。(グループリーグ第1節で東海選抜とU-20全日本選抜が対戦、尾川は先発、元木は途中出場、U-20全日本選抜、明治大のGK濱﨑知康は控えだった)
試合はしたんですけど。ジョーが交代して自分が交代(で出場)した時にはおらん、みたいな。
プレーは見たんですけど、実際に一緒に試合はしなかったですね。
〇実際にプレーを見てみて、どんな印象を持ちました?
いろんな、季晋君(FW五木田季晋、日本大、水戸ホーリーホック加入内定、関東選抜B)とかハルト(GK菊池悠斗、東海大、関東選抜B)とか。
自分としては東海ですけど、全日本とか関東とかでやれているっていうところで、改めて「すごいな」と思いました。
〇今年の目標を教えてください。
今年はやっぱり結果を残したい、というところで。
試合に出続けるっていうのはベースになるんですけど、今年は結果っていうところで、常に得点とか、チームの主軸になれるような。
そこで結果とか、数字というところを追い求めたいかなっていうのはあります。
〇ここまでの手応えや、去年から変わったなと思う部分はありますか?
去年のところだったら3バックのときにウイングをやって。自分の足りない部分だったり、今回のデンソーでも足りない部分が明確になったかなっていうところでは。そういうところに気づけた、フォーカスできたかなと思います。
〇チームとしての目標はどう掲げていますか?
チームの目標は、やっぱり去年も東海リーグで上位に食い込めなかったとか。(東海学生サッカーリーグ1部で3位)
全国で結果を残さなかったというところで。(総理大臣杯では2回戦敗退、全日本大学サッカー選手権大会では予選ラウンドで敗れ、強化ラウンドのグループリーグで敗退)
やっぱり結果を残していかないと、外からも、スカウトからも見てもらえる機会が少ないので。
結果を残していきたいですね。去年の順位とかを越していきたいですね。
〇自分自身としては、去年は途中で出られなかった時期もあって、今年はそういう時期をなくして、ポジションをしっかり?
そうですね。
〇最後に、フロンターレのサポーターの方へもメッセージをお願いします。
去年に比べてっていうところで、今年は試合に出続けるっていうところと。
去年は同じ目標だったんですけど、いつ見てもいいようにっていうのは、去年あったんですけど。
今年はやっぱり結果を残して、遠くからでも気づいてもらえるように結果を残したいっていうのが目標で。
ぜひ見に来てもらって。ちょっと遠いんですけど。
応援とか、お願いしたいです。

◇
東海選抜として、デンソーカップチャレンジサッカー刈谷大会で、大学のトップクラスの選手たちと対戦。
その中でも自分のプレーを出せているチームメートたちを目の当たりにし、また、さまざまな選手と触れ合う中で、その意識の高さも印象的だったという元木湊大。
刺激的な、充実した時間を過ごせたことがその表情からもうかがえました。
数字にこだわり、結果を求めて迎える3年目のシーズン。どんな活躍を見せるのか。
とても楽しみにしています。
(文中敬称略)
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