「自分としてもプロという道をまだあきらめていないので。プロを目指して日々やれることをしっかりやっていきたいと思っています」 /FW川口達也


 

4月19日関東学院大金沢八景キャンパスサッカー場で行われた関東大学サッカーリーグ2部第3節、関東学院大 vs 東京国際大。58分から交代でピッチに立ったのは、川崎フロンターレU-18出身、関東学院大のFW川口達也(4年)。

1-0とリードする関東学院大に対し、東京国際大がラインを高め、押し込む時間をつくるなか、ボールを持てばドリブルで仕掛け、エリア前に持ち込むなど、チャンスメークを担い、チームの勝利(〇1-0)に貢献しました。

 

川口達也選手

 

2025年は、2月の神奈川県知事杯争奪戦、専修大戦で先発出場するも、その試合で負ったけがのため、関東大学サッカーリーグ2部など、その後の公式戦には出場することができなかった川口達也。

 

今季は4月5日の関東大学サッカーリーグ2部第1節、明治学院大戦(△1-1)で79分から出場し、1年ぶりに公式戦に復帰。

第2節の立正大戦(●1-2)を含め、3試合連続で交代でピッチに立ち、出場を重ねています。

 

試合後に川口達也に話を聞きました。

 

 

川口達也選手

 

〇よろしくお願いします。

お久しぶりです。

 

〇お久しぶりです。去年の開幕戦(4月6日、法政大戦)以来ですね。改めて去年のけがはどういったけがだったか、話してもらえますか?

右膝の半月板を、去年の最初の公式戦(神奈川県知事杯争奪戦、専修大戦)でやってしまって。

復帰しかけたんですけど、リハビリの途中でまた痛めてしまって。再手術になって、結局1年間離脱、という感じでした。

 

〇確か(去年の法政大戦のときは)夏ぐらいに復帰すると話していましたよね。

そうです。

 

〇また、けがをしてしまったときはどういった気持ちでしたか?

9月、後半戦の開幕に向けて準備していたので。そこで上げていかなきゃいけないときに、痛くなってきちゃって。

「本当にいけるのかな」っていう不安。「サッカーやっていけるのかな」っていう不安があったんですけど。

「今後もやっていくってなったら、手術をした方がいいな」と、いろいろな先生とも、家族とも話して、踏み切りました。

 

〇実際に試合に復帰したのはいつごろですか?

3月頭ぐらいですかね。3月頭にやっと試合に復帰して、徐々に今「コンディション上がってきているな」っていう感じです。

 

〇実際にプレーしてみて、調子が上がってきていると感じるのはどんなところですか?

2週間ぐらい前までは、めちゃめちゃ体がきつくて。1年ぶりだったので、やっぱり色々なところが痛いしきつかったんですけど。

最近やっと慣れてきて、出力も出るようになってきて、やっと「追いついてきたな」と、「動けるようになってきたな」という感じです。

 

〇今日も苦しい場面があったと思うんですけど、その中でもドリブルで仕掛ける場面などもあって、持ち味を出せているように見えました。

ボールを持った時に自分は輝く選手なので。

蹴り合いの試合の中でも、タメをつくったり。ちょっと攻撃で違いを見せたり。そういうところを求められていると思うので。

そこはスタメンでも交代(出場)でもやっていきたいと思っています。

 

〇今シーズン、最後の年になりますけど、目標は?

チームとしてはやっぱり、昇格を目指しているので。そこに向けてみんなで強度高くやっていますし。

自分としても、最後プロという道をまだあきらめていないので。プロを目指して、日々やれることをしっかりやっていきたいと思っています。

 

〇個人として、具体的な数字の目標はありますか?

欲張って、5ゴール5アシストぐらいですかね。

それぐらい数字を残さないとプロの世界は行けないと思うので。こだわっていきたいです。

 

〇現状では途中出場で、より数字が大事になってくるのかなという感じもします。

そうですね。もちろん数字も残したいですけど。チームが勝たないと注目もされないですし。チームの中での役割をしっかり果たして。自分よがりなプレーだけではなくて、チームを鼓舞して戦う部分っていうのは求められるので。そこはしっかりやっていきたいと思います。

 

 

〇復帰戦は明治学院大でしたよね。

そうですね。公式戦では明治学院大戦でした。

 

〇明治学院大には、中村荘太君(フロンターレU-15→桐蔭学園高)がいて。さぎぬまSCで同期でしたよね。(川口達也と中村荘太はさぎぬまSC出身) どうでした?

さぎぬまの時から本当にチームの中心で。セカンドボールを拾ったり、チームにいたら本当に助かる選手で。

ずっとやらしている気がしていたんですけど。「やっぱりさすがだな」と。「さぎぬまの心臓が大学に入っても変わらないな」と思いました。

 

〇季晋君(五木田季晋、日本大、水戸ホーリーホック加入内定)が決まったりとか。思うところはありますか?

やっぱり季晋とか、同期もプロでいっぱい活躍していたりするので。いい刺激になっていますし。

自分もそこの世界を目指しているので。それに刺激を受けながら、そこを目指して、日々満足してはいけないと思っているので。

常に高いところを見て頑張ろうと思っています。

 

〇フロンターレのサポーターの方々へメッセージをお願いします。

1年間プレーを離れてみて、やっぱりサッカーができる幸せというのをすごく感じましたし。

その喜びをプレーで表現できたら、ファンの方にも楽しんでもらえるかな、と。

「久しぶりに川口達也を見たいな」と思ってもらえるように。

覚えてもらえていたらうれしいですけど。

自分らしいプレーを見せたいなと思っているので。ぜひ見に来て応援していただけたらと思います。

 

 

昨年4月の法政大戦では松葉杖姿で試合を見守り、悔しそうにけがをしてしまったことを話してくれた川口達也。

再手術を経て、長いリハビリを経て、戻ってきたピッチの上でドリブルで仕掛ける姿からは、最後のシーズンでの活躍を予感させるものがありました。

そして、「サッカーをできる幸せを感じている」。そう語るその表情からは、充実したものも感じました。

 

大学最後のシーズン。どれだけ、関東学院大の勝利に貢献し、どんな結果を残していくのか。

そして、これからの道をどう切り開いていくのか。とても楽しみにしています。

 

 

 

 

(文中敬称略)

 

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